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佐賀銀行

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画像提供依頼:佐賀銀行の支店、バス広告などの画像提供をお願いします。2012年10月
株式会社佐賀銀行
THE BANK OF SAGA LTD.
佐賀銀行本店(2023年7月)
佐賀銀行本店(2023年7月)
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報
東証プライム8395
1985年10月1日上場
福証8395
1974年10月7日上場
略称佐銀、さぎん
本社所在地日本の旗日本
840-0813
佐賀県佐賀市唐人二丁目7番20号
北緯33度15分36.072秒東経130度17分57.235秒 / 北緯33.26002000度 東経130.29923194度 /33.26002000; 130.29923194座標:北緯33度15分36.072秒東経130度17分57.235秒 / 北緯33.26002000度 東経130.29923194度 /33.26002000; 130.29923194
設立1955年(昭和30年)7月11日
創業1882年(明治15年)3月9日
業種銀行業
法人番号9300001000183ウィキデータを編集
金融機関コード0179
SWIFTコードBKSGJPJT
事業内容預金または定期積金の受入れ、資金の貸付または手形の割引ならびに為替取引 他
代表者代表取締役頭取 坂井秀明
資本金160億6,200万円
(2014年3月31日現在)
発行済株式総数1億7,135万9千株
(2014年3月31日現在)
純利益単体:49億54百万円
連結:49億83百万円
(2014年3月31日現在)
純資産単体:1,010億92百万円
連結:1,060億64百万円
(2014年3月31日現在)
総資産単体:2兆2,228億30百万円
連結:2兆2,233億61百万円
(2014年3月31日現在)
従業員数単体:1,143人
連結:1,294人
(2024年3月31日現在)
決算期3月31日
会計監査人EY新日本有限責任監査法人[2]
主要株主明治安田生命保険相互会社 4.74%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4.46%
佐賀銀行行員持株会 4.14%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 3.22%
株式会社十八銀行[注釈 1] 3.11%
日本生命保険相互会社 2.26%
株式会社肥後銀行 2.07%
株式会社福岡銀行 1.83%
住友生命保険相互会社 1.67%
株式会社西日本シティ銀行 1.66%
(2020年9月30日現在)
主要子会社#関連会社参照
外部リンクhttps://www.sagabank.co.jp/
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佐賀銀行のデータ
法人番号9300001000183ウィキデータを編集
店舗数100
貸出金残高1兆2,887億15百万円
預金残高2兆187億84百万円
特記事項:
(2014年3月31日現在)
テンプレートを表示

株式会社佐賀銀行(さがぎんこう、:THE BANK OF SAGA LTD.[3])は、佐賀県佐賀市唐人二丁目に本店を置く地方銀行。コーポレートスローガンは「このまちで、あなたと」である。

佐賀県と県内主要自治体の指定金融機関である。

テレビコマーシャルについてはどちらかといえば消極的で、「moteca」などのサービス売込みが中心であったが、2011年(平成23年)、酒井田柿右衛門 (14代目)を起用した企業CMは福岡県内の民放にも積極的に出稿している。

沿革

  • 1882年明治15年)3月9日 - 伊万里銀行が設立される。
  • 1885年(明治18年)10月23日 - 唐津銀行が設立される。頭取・大島小太郎[4]
  • 1931年昭和6年)8月1日 - 唐津銀行と西海商業銀行が合併し、あらたに株式会社佐賀中央銀行が設立される。
  • 1939年(昭和14年)8月6日 - 伊万里銀行と有田・洪益・武雄の3行が合併し、あらたに株式会社佐賀興業銀行が設立される。
  • 1955年(昭和30年)7月11日 - 佐賀興業銀行と佐賀中央銀行が合併、あらたに株式会社佐賀銀行が設立される。
  • 1961年(昭和36年)3月 - 外為公認銀行の認可を取得。
  • 1965年(昭和40年)4月 - 東京支店を設置。
  • 1969年(昭和44年)1月 - 電子計算機を初導入。
  • 1974年(昭和49年)10月 -福岡証券取引所上場
  • 1975年(昭和50年)10月 - 新本店が完成。
  • 1979年(昭和54年)10月 - 全店総合オンラインシステムが完成。
  • 1980年(昭和55年)4月 -大阪証券取引所市場第二部に上場。翌1981年(昭和56年)9月、同市場第一部に上場。
  • 1985年(昭和60年)10月 -東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1989年平成元年)2月 - 福岡地区本部を福岡本部へ組織変更。
  • 1991年(平成3年)5月 - サンデーバンキング開始。
  • 1994年(平成6年)10月 -松浦信用組合より事業譲渡[5]
  • 1998年(平成10年)3月 - 新国際総合オンラインシステムが稼動開始。
  • 2003年(平成15年)12月25日 - 倒産デマメール(チェーンメール)による取り付け騒ぎが起こる。翌年2月17日、佐賀県警察本部は佐賀県内の20歳代の女を信用棄損容疑で書類送検
  • 2005年(平成17年)
    • 6月17日 - 大阪支店閉鎖(東京支店へ業務を継承)。
    • 7月1日 - 自行発行クレジットカード「さぎんモテカカード」(キャッシュカード兼用)の取り扱い開始。以降バンクカードの新規発行を停止し、自行発行カードへの乗り替えを促している。
    • 7月8日 - 大阪証券取引所での上場廃止。
  • 2008年(平成20年)9月30日 - バンクカード業務終了。
  • 2010年(平成22年)5月5日 - 新基幹システム運用開始。
  • 2017年(平成29年)11月22日 - 株式の追加取得により、持分法適用関連会社だった佐銀リース、連結子会社の佐銀コンピューターサービスと佐銀信用保証、持分法適用非連結子会社だった佐銀キャピタル&コンサルティングの4社を完全子会社化。
  • 2019年(平成31年)3月5日 - この日から磁気の影響を受けにくい新しい通帳(Hi-Co通帳)を取扱開始した[6]
  • 2021年令和3年)1月7日 -ふくおかフィナンシャルグループ傘下のiBankマーケティングが運営する銀行公式アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」のサービスを開始[7]

キャラクター

店舗網

県そのものの経済力が九州他県に比べ小さいこともあって、県外進出が顕著であり、隣り合う福岡長崎両県、特に福岡都市圏と筑後に集中して出店している。また、九州外の店舗は、東京支店のみとなっている。

昭和40年代以降、佐賀市内を中心に店舗網拡大を推し進め、一時は熊本市にも出店していた。しかし、その後業務の電算化などに伴い、合理化の方向に転換。佐賀市内を中心に、窓口店舗を大幅に集約してATMに置き換える動きを進めている。自行設置ATMについても、ゆうちょ銀行との提携、九州ATMネットワーク提携の開始、コンビニエンスストア設置ATMの利用拡大推進などにより、それらへの置き換えが可能なものについてはコスト削減のため統廃合の対象となっている。

2014年9月には、個人顧客専門の3店目となる「鳥栖駅前支店さぎんパーソナルプラザ鳥栖」(鳥栖市)を新設したほか、営業時間を延長したATMを全体の9割に増やし、また、電子看板を全店舗に取り付けなど個人顧客を囲い込み、役務収益を増やしたいとしている[8]

  • 中島川にかかる万橋とその袂にある長崎支店を望む(長崎市)
    中島川にかかる万橋とその袂にある長崎支店を望む(長崎市
  • 西新町支店(福岡市早良区)
    西新町支店(福岡市早良区
  • 地下鉄博多駅博多口出張所(福岡市博多区)
    地下鉄博多駅博多口出張所(福岡市博多区
  • 与賀町支店(佐賀市西田代)
    与賀町支店(佐賀市西田代)
  • 高木瀬支店(佐賀市高木瀬西)
    高木瀬支店(佐賀市高木瀬西)
  • 鍋島支店(佐賀市八戸溝)
    鍋島支店(佐賀市八戸溝)
  • 唐津支店(唐津市米屋町)
    唐津支店(唐津市米屋町)

取り付け騒ぎ

2003年(平成15年)12月25日未明に『佐賀銀行がつぶれるそうです』というチェーンメールが発生し、同日の営業時間より取り付け騒ぎが発生した。この取り付け騒ぎにより、引き出し・解約されたりした預金は約500億円に上る。事件の数か月前に実際に佐賀商工共済協同組合の破綻があったことも、騒ぎを大きくした一因とされている[9]

2004年(平成16年)2月に20歳代の女が信用毀損容疑で書類送検されたが、嫌疑不十分として不起訴に終わっている。この事件に際しては、成り立ちが類似している豊川信用金庫事件が報道等で引き合いに出されるなど局地的に注目を浴びた。

提携関係

福岡銀行筑邦銀行十八親和銀行(旧十八銀行並びに旧親和銀行)・肥後銀行大分銀行宮崎銀行鹿児島銀行西日本シティ銀行とATMの相互開放協定(九州ATMネットワーク)を結んでおり、これらの銀行で平日の時間内に引き出し・振込をする場合には他行利用手数料が徴収されない。

セブン銀行とは2005年(平成17年)に提携を開始され、他行利用手数料が徴収される。

情報処理システム

筑邦銀行とコンピュータシステムを共通化している。基幹システムも2行で共通化され、このうちの勘定系システムBIPROGY製のBankVisionを使用している[10][11]

このシステムには十八銀行も参画していたが、2020年10月1日付で親和銀行と合併して十八親和銀行となり、2021年1月4日のシステム統合により旧親和銀行ベースのシステム(福岡銀行・広島銀行との共同利用型基幹システム)へ移行している。

関連会社

  • 佐銀ビジネスサービス株式会社
  • 佐銀コンピュータサービス株式会社
  • 佐銀信用保証株式会社
  • 株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング
  • 佐銀リース株式会社

歴代頭取

氏名期間備考
1手塚文蔵1955年 (昭和30年)7月 - 1960年(昭和35年)
2土井末夫1960年(昭和35年)5月 - 1973年(昭和48年)5月
3香月義人1973年(昭和48年)5月 - 1980年(昭和55年)5月
4田中稔1980年(昭和55年)5月 - 1994年(平成6年)1月大蔵省出身
5指山弘養1994年(平成6年)1月 - 2003年(平成15年)6月初の「生え抜き」の頭取[12]
6松尾靖彦2003年(平成15年)6月 - 2012年(平成24年)6月大蔵省出身
7陣内芳博2012年(平成24年)6月 - 2018年(平成30年)4月2人目の生え抜き頭取[13]
8坂井秀明2018年(平成30年)4月 -現職3人目の生え抜き頭取

関連項目

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^2020年10月1日付で株式会社親和銀行と合併し、現在は株式会社十八親和銀行

出典

  1. ^コーポレートガバナンス - 株式会社佐賀銀行
  2. ^株主総会招集通知 2021年1月7日閲覧
  3. ^株式会社佐賀銀行 定款 第1章第1条
  4. ^大島小太郎コトバンク
  5. ^銀行変遷史データベース -ウェイバックマシン(2018年3月22日アーカイブ分) - 銀行図書館
  6. ^Hi ‐Co (高抗磁力対応)通帳の取扱いの開始について”. 佐賀銀行. 2024年10月20日閲覧。
  7. ^銀行公式アプリ『Wallet+』佐賀銀行口座利用者向けサービス開始のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社ふくおかフィナンシャルグループ、2020年12月22日https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2020/20201222_wallet.pdf2021年2月9日閲覧 
  8. ^「佐賀銀、個人客向け拡充 専門店舗を増設・ATM延長9割に」 『日本経済新聞電子版』 2014年10月22日
  9. ^『風評被害 そのメカニズムを考える』P.132
  10. ^“佐賀銀が新勘定系の利用開始時期を決定、2010年5月に”. 日経コンピュータ. (2009年10月29日). https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20091029/339674/ 2014年12月11日閲覧。 
  11. ^“日本ユニシス Windows Server®、SQL Server®を基盤とした「新勘定系システム」が佐賀銀行で稼動開始”. BIPROGY. (2010年5月6日). https://pr.biprogy.com/news/nr_100506_bankvision-s.html 2023年7月9日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)
  12. ^指山弘養・佐賀銀行会長が退任へ - 佐賀新聞 2010年05月15日
  13. ^佐銀頭取に陣内氏・松尾氏は退任 - 佐賀新聞 2012年03月29日

参考文献

外部リンク

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関連項目
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