| 仙台サンプラザ SENDAI SUNPLAZA | |
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| 情報 | |
| 開館 | 1991年3月 |
| 客席数 | 最大2,710席 通常2,054席 |
| 用途 | ホール・ホテル・会議室 |
| 運営 | 仙台サンプラザ株式会社 |
| 所在地 | 〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡5-11-1 |
| 位置 | 北緯38度15分27.8秒東経140度53分38.5秒 / 北緯38.257722度 東経140.894028度 /38.257722; 140.894028 (仙台サンプラザ)座標:北緯38度15分27.8秒東経140度53分38.5秒 / 北緯38.257722度 東経140.894028度 /38.257722; 140.894028 (仙台サンプラザ) |
| アクセス | JR仙石線・榴ケ岡駅直結 JR仙台駅東口から徒歩11分 |
| 外部リンク | 仙台サンプラザ |
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仙台サンプラザ(せんだいサンプラザ)は、宮城県仙台市宮城野区榴岡にある、ホテルやホールからなる複合施設である[1]。宮城野通に面して建っている。
1991年(平成3年)3月、仙台市立榴岡病院[注 1]跡地に、勤労者の福祉の充実を図ることを目的として、雇用促進事業団と仙台市により設置された。勤労者職業福祉センターとして全国で7番目の施設となった。2004年(平成16年)、同事業団が独立行政法人雇用・能力開発機構となる際、約5000万円で機構分の施設を仙台市が買い取って完全に市の施設となった[2]。
仙台市と宮城県が出資して設立した財団法人仙台勤労者職業福祉センターが運営にあたっているが、施設を無償貸与されているにもかかわらずホール部門が赤字に陥り、2007年度(平成19年度)に約4400万円の運営補助金を市から受けている。このため市は、2009年(平成21年)3月、施設の運営を行う事業者を募集。同年6月、公募型事業提案方式(公募プロポーザル)により契約相手方を決定。同年9月末に同法人を廃止し、同年10月より、仙台市内の企業により出資して設立された仙台サンプラザ株式会社と賃貸契約をする。賃貸期間は、2020年(令和2年)3月までの11年6ヶ月間[2]。
敷地面積は約1ヘクタールで、地下1階、地上12階建てのホテルと地上5階建ての仙台サンプラザホールを有する。
1階、2階、3階、5階、6階はレストランや宴会場となっている。7階から12階が客室である[3]。
地下1階にはフィットネスクラブ「ゴールドジム」、4階には東北こども福祉専門学院が入っている[3]。
併設のホールは、円形の特徴的なデザインで、1階席は可動椅子と可動床となっており、コンピューター制御によって椅子を収納し、段床を一面フラットに変えることができるほか、可動式のステージを備えている[4]。このため、大ホールとしての利用からフラットな展示会場(約1100平方メートル)まで、あらゆる企画に対応可能な多目的ホールとなっている。
座席数は最大で2710席(1階1302席・2階493席・3階915席)だが、「見切れ」を考慮した場合の座席数は2054席である[5]。
仙台市内の固定席・ホール型の屋内施設としては座席数最大であるため、コンサート会場として利用される。また、ホール形状が円形であり、1階席が収納されて平面床化できるため、格闘技の試合会場やコンベンション施設としても利用され、2001年の新世紀・みやぎ国体ではボクシング会場となった。ホールの構造が日本武道館に似ているため、アーティストの間では「ミニ武道館」とも呼ばれている。
仙台サンプラザはJR榴ケ岡駅の2番出入口に直結している。また、仙台駅や仙台市地下鉄東西線の宮城野通駅や連坊駅からも徒歩圏内であり、10分少々の距離である。榴岡公園や、宮城球場(楽天モバイルパーク宮城。宮城野原公園総合運動場内。)からも近い[6]。