今井 了介(いまい りょうすけ、1971年11月20日 - )は、日本の音楽プロデューサー、ソングライター、編曲家。ごちめし・さきめし・びずめし を運営するGigi株式会社代表取締役。
1990年代後半よりヒップホップ・ミュージック、リズム・アンド・ブルースのトラックメイカー、リミキサーとして活動を開始。1999年にプロデュースを手がけたDOUBLEの4枚目のシングル「Shake」のヒットでプロデューサーとして注目を集め、以降安室奈美恵、HOME MADE 家族、BENNIE K、MINMI、FUNKY MONKEY BΛBY'S、Full Of Harmony、三浦大知、伊藤由奈、w-inds.などの楽曲を手がける[1]。
2002年には安室の転機となる「SUITE CHIC」を企画・発案。2003年にはチャリティープロジェクト「VOICE OF LOVE POSSE」を主宰、Foster Planを介してフィリピン、ガーナへの学校建設や楽器のプレゼント、2011年には国境なき医師団への音楽を通じたサポート、東北地方太平洋沖地震の際はSNSを通じNGOへの義援金支援など、音楽を通しての社会貢献活動も行う。
ZEEBRA、DJ KEN-BOによるプロジェクト「FIRSTKLAS」としてもプロデュースやアーティスト活動を行い、2004年には、MTVジャパンによるオーディション番組「STAR TOUR」企画・出演、同MTVのビデオミュージックアワードではプレゼンターも務めた。
2005年より自身のプロジェクトであった「TinyVoice,Production」を法人化し若手トラックメイカーの育成にも注力、UTA・MANABOONなど新進プロデューサーを世に送り出している。同年、TinyVoice初となるスタジオ 「Studio Vision」を開設。
その後TEEへ提供した楽曲「ベイビー・アイラブユー」は、シェネルや海外を含む数々のアーティストによる多数のカバーも含め総計1000万ダウンロードを超える大ヒット。
2016年リオデジャネイロオリンピックNHK公式テーマソング安室奈美恵「Hero」の作詞・作曲・プロデュース。同曲は2019年日本音楽著作権協会賞金賞を受賞。
2019年、Little Glee Monsterによるラグビーワールドカップ2019NHK公式テーマソング「ECHO」を作詞・作曲・プロデュース[2]。同曲は同年の第61回日本レコード大賞・優秀作品賞を受賞[3]、第70回NHK紅白歌合戦でも歌唱された[4]。
マスタリング・スタジオ「ARTISANS MASTERING STUDIO」を中目黒に開設。初の書籍となる「さよなら、ヒット曲」(ぴあ)を上梓。アーティストの発掘・育成、コライトセッション、海外作家の発掘など、グローバルな視点での音楽制作を軸に更に活動の幅を広げている。
2019年10月、フードテック企業Gigi株式会社にて、飲食店の食事をギフト化できるweb / ITサービス「ごちめし」をスタート。2020年、ごちめしのプラットフォームを使ったコロナ禍における飲食店支援「さきめし」が、日本ギフト大賞・グッドデザイン賞BEST100及び新ビジネスデザイングッドフォーカス賞・ACC銅賞を受賞、創業役員が2021年ForbesアジアU30アントレプレナーに選出。2021年、法人向け福利厚生サービス「びずめし」を運営開始。2023年7月、内閣府のSDGs 官民連携プラットフォーム優秀賞を受賞したこども食堂支援事業「こどもごちめし」を運営開始[5]。
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