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京都市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、日本の都市について説明しています。中国の北京市のかつての名称の京都市については「北平市」をご覧ください。
きょうとし ウィキデータを編集
京都市
京都市旗京都市章
京都市旗京都市章
1960年1月1日制定
日本の旗日本
地方近畿地方
都道府県京都府
市町村コード26100-9
法人番号2000020261009ウィキデータを編集
面積827.83km2
総人口1,431,419[編集]
推計人口、2026年1月1日)
人口密度1,729人/km2
隣接自治体宇治市長岡京市南丹市亀岡市向日市八幡市乙訓郡大山崎町久世郡久御山町
滋賀県大津市高島市
大阪府高槻市三島郡島本町
市の木
市の花
市の歌
自治記念日
京都市歌
10月15日
京都市役所
市長松井孝治
所在地604-8571
京都府京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
北緯35度00分42秒東経135度46分05秒 / 北緯35.01161度 東経135.76811度 /35.01161; 135.76811座標:北緯35度00分42秒東経135度46分05秒 / 北緯35.01161度 東経135.76811度 /35.01161; 135.76811
京都市役所
外部リンク京都市情報館

京都市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

京都市行政区画図
地図
特記事項市章:1960年昭和35年)1月1日制定
略章:1891年明治24年)10月2日制定
ウィキプロジェクト

京都市(きょうとしJa-Kyoto-shi.oga 地元発音)は、京都府南部にある。京都府の府庁所在地および人口が最多の市で、政令指定都市である。市域は11の行政区から成り、人口約143万人で、近畿地方関西)では大阪市神戸市に次ぐ。

京都平安京)は794年延暦13年)の平安遷都から明治初期の東京奠都(1869 - 1872)までの約1080年にわたって日本の首都であった。平安遷都以来、平安時代国風文化を始めとした日本文化の中心地であり続け、東京奠都後戦災を逃れた往時の文化財伝統文化が継承されてきた。現在でも宮内庁所管の京都御所および京都仙洞御所が所在する位置付けから2023年には文化庁が移転された経緯を含め、日本を名実共に代表する悠久の古都として「千年の都」「古都」とも評される[1]

概要

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市域は令制国で言えば山城国葛野郡愛宕郡紀伊郡の全域、山城国宇治郡乙訓郡久世郡綴喜郡丹波国桑田郡の一部に及んでいる[* 1]

京都府で最も人口が多い都市であり、府の人口の57.2%を占める(2026年1月1日)。都市圏としては、京都府・滋賀県などに広がる京都都市圏[2] および京滋の中核であるとともに、大阪市を中心とした京阪神大都市圏(近畿大都市圏)の一角を担う。都市雇用圏の基準では、京都都市圏の人口は280万人で京都府より多く、東京都市圏大阪都市圏名古屋都市圏に次ぐ日本第4位の規模である[* 2]。内陸の市町村としては数少ない政令指定都市であり、北海道札幌市(人口195万人)に次いで人口が多い。

794年延暦13年)に日本の首都になった平安京を基礎とする都市で、1869年明治2年)に明治天皇東京行幸東京奠都)するまでの約1080年にわたって皇室および公家が集住したため「千年の都」との雅称で呼ばれる。現代でも京都市では双京構想を掲げている(首都に関する議論は「日本の首都」を参照)。平安時代室町時代室町幕府期には日本の政治が執り行われた中心地であり、鎌倉時代戦国時代安土桃山時代江戸時代幕末期などにおいても、日本の政治の中心の一つとして大きな役割を果たした。

平安時代から江戸時代前期までは日本最大の都市であり、その市街地は「京中」、鎌倉時代以降は「洛中」と呼ばれ、都市としては「京」「京の都」「京都」と呼ばれた。江戸時代には三都江戸大坂・京)、明治期には三市東京市大阪市・京都市)、大正期以降は六大都市(東京市・横浜市名古屋市・京都市・大阪市・神戸市)の各々の一角を占め、第二次世界大戦後には政令指定都市になった。このような中で都市生活者向けの商工業が発達し、特に国内流通が活発化した江戸時代には、全国に製品を出荷する工業都市となる一方、数々の技術者を各地のの要請に従って派遣した。その伝統は現在も伝統工芸として残っているのみならず、京セラ島津製作所オムロンニデック(旧 日本電産)など先端技術を持つ企業をはじめ、任天堂ワコールなど業界トップクラスの本社が集まるなど、現代産業を支えている地域の一つである。日本初の水力発電所である蹴上発電所を備えた琵琶湖疏水や、日本初の電車営業を行なった京都電気鉄道(後の京都市電、現在は廃止)を開業させるなど、明治以降の近代化にも積極的であった。

第二次世界大戦の戦災被害を免れた神社仏閣、古い史跡、町並みが数多く存在し、宗教貴族武家・庶民などの様々な歴史的文化や祭りが残る。その特徴により地方創生の観点から2023年文化庁が東京から移転され[3]、文化首都を標榜する[4]。国内外の観光客が訪れる観光都市として国際観光文化都市に指定されている。旧市街地を中心に建物の高さ規制や広告表示の制限がなされ、一部の地域では古い街並みが保全されている。さらに、旧帝国大学京都大学をはじめとする多数の大学が集積し、国内外から学生や研究者が集まる日本有数の学生街学園都市ともなっている[* 3]

京都盆地の北部、大文字山より市街地を望む

地名の由来

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「京都」は普通名詞であり、「首府」あるいは「帝都」といった意味しか持たない。藤原京や平城京といったそれ以前の宮都についても同様に「京都」と呼ぶことができる[5]。たとえば、『類聚三代格』においては、「京都」は同様の意味を持つ普通名詞である「京師」と互換可能な語として用いられている。しかし、京都は平安京遷都以来長年にわたり日本の首府として機能したため、特定の地域を指す固有名詞となった。『京都の歴史』によれば、当初平安京は「京」と呼ばれており、院政期に平安京の郊外である鳥羽・白河のような地域が都市化したために広域名称として「京都」の名前が生まれた。明らかに地名として用いられている「京都」の例は、たとえば『中右記』の承徳2年(1098年)の記述などが早い[6]。公称としての「京都」は、鎌倉幕府による京都守護の設置などがその初期の例として見える[7]

京都の雅称として「洛」というものがあるが、定説的には、これはもともと平安京の右京と左京を、唐の東都・西都にあたる長安・洛陽になぞらえて呼んだこと、平安京の都市機能が左京に集中し、右京(東都)が形骸化したことに由来するとされている[5][6][7]。これは『壒嚢鈔』に見える記述であるが、一方で五島邦治によれば平安京の右京・左京を指す呼称として長安・洛陽が区別して用いられた例は確認できず、両者は平安京を指す呼称として互換的に用いられていた[8]

地理

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地勢

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京都府南部、京都盆地の北東部および[9]、周辺の山地を市域とする[10]。京都市は淀川河口までおよそ50 km の準内陸的な都市であり、これは日本の大都市のなかでは珍しい[11]。面積は827.83 km2[12]、東端は伏見区醍醐三ノ切(北緯34度56分51秒東経135度52分43秒 / 北緯34.94750度 東経135.87861度 /34.94750; 135.87861)、西端は右京区京北下宇津町大山(北緯35度08分13秒東経135度33分33秒 / 北緯35.13694度 東経135.55917度 /35.13694; 135.55917)、南端は伏見区淀生津町(北緯34度52分30秒東経135度43分57秒 / 北緯34.87500度 東経135.73250度 /34.87500; 135.73250)、北端は左京区久多上の町(北緯35度19分16秒東経135度47分43秒 / 北緯35.32111度 東経135.79528度 /35.32111; 135.79528[13]。隣接市町村は、京都府亀岡市向日市長岡京市八幡市南丹市久御山町大山崎町滋賀県大津市高島市大阪府高槻市島本町である[14]

地形・地質

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京都市中心部の地形図

京都市周辺の山地は、主に丹波帯に属する古生層(非変成岩)からなり、背斜・向斜構造に伴う断層によって地質構造が複雑化している[15]。京都盆地は新第三紀末から断層の運動に伴って周辺の山地が隆起し、盆地内部が沈降したことによって成立した地形であり[16][17]第四紀に湖沼や海水の侵入が起こった。このため、京都盆地には大阪層群と同時代の堆積層が分布する[15]。京都盆地の盆地床は河川の堆積によって成立した沖積地であり、北部の北白川鷹峯には扇状地が発達している。また、盆地全体でも北から南へとゆるやかな傾斜がある[10]

京都盆地は三方で山に囲まれるが、南・西南では比較的平坦な土地が開ける[18]。京都盆地の北には丹波山地の一帯である北山がある。また、北東には花折断層線に沿った比叡山地がそびえ、そこから南に下ると如意ヶ岳東山に接続する[10]。東山を越えたところには山科盆地が立地し、これも京都市に属す[9]。西には愛宕山皆子山がある。南東の醍醐山地によって、山科盆地と大津市との境界をなす[10][19]。京都盆地内部にも北東に吉田山、北に船岡山、北西に双ヶ丘といった残丘が残っている[15]

京都市を流れる水系は、基本的に全て琵琶湖淀川水系に包摂される[5]。主要な河川としては、まず丹波山地を源流とし、亀岡盆地から保津峡を通って流出する桂川がある。次に、北山山地を源流とする高野川・賀茂川があり、出町橋鴨川デルタ)付近で鴨川として合流する。鴨川は下鳥羽付近で桂川と合流し、淀川となって大阪湾に流れる[10][18]。また、南部・伏見区の、桂川に加え、その南を流れる木津川・宇治川が合流する地点には巨椋池があったが[20]、干拓により乾陸化した[5]

自然

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京都市の面積のうち60,953 haが森林であり、これは京都市の面積の73.6%を占める。うち、59,336 haが民有林であり、35717.53 haがスギヒノキマツ林である。人工林は、民有林全体の4割を占める[21]。京都市および乙訓地域・山城地域の森林植生は歴史的に強い人手が加えられている一方、社寺林などの保全も行われた。常緑広葉樹ではウラジロガシアカガシアラカシシリブカガシツクバネガシといった多くの樹種が優占する群落が見られる。また、1960年代以降、アカマツコナラなどからなる二次林が枯死したことにより、下層植生であったシイ林が分布を拡大させた。落葉樹としては、ミズナラ・コナラ・クリイヌブナアカシデイヌシデリョウブカエデなどが見られる[22]針葉樹としては、片波(右京区京北町)に天然スギ林[23]、北山(左京区)にアスナロ群落が見られるほか、ヒメコマツヒノキも優占する。特異な植物群落として、八丁平湿原深泥池の水生植物群落がある[22]

山林部にはツキノワグマニホンジカイノシシニホンザルなどが生息するほか、市街地においても社寺林や庭園などが生物の生息地として機能している[24]。市内の国指定天然記念物として、深泥池生物群集大田ノ沢のカキツバタ群落(北区)、東山洪積世植物遺体包含層清滝川のゲンジボタル及びその生息地(右京区)、遊龍松(西京区)がある[25]

都市景観・都市圏

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四条烏丸。京都市の中心業務地区。

京都市中心部においては、大まかには平安京の区画に由来する街路(京都市内の通り)が縦横に走る[26]。京都の通りは平安時代末期には平安京を越えて左京北部にまで伸長し[27]、豊臣政権時代に天正の地割が成立するなど、その後も変化し続けた[28]。さらに、近代には京都市旧市街の郊外にも北大路通西大路通といった街路が新設され、この周辺地域においても区画整理が行われた[29]。京都市中心部における主要道路は特に明治末期から昭和初期にかけて形成されたものであり、これが中心となって碁盤目状の街区を構成している[30]

京都市の都心は上京区・中京区・下京区・東山区であり[31]四条烏丸交差点を中心とし、東西を河原町通堀川通、南北を五条通御池通で囲んだ「田の字地区」がその中心となる[32]。中心業務地区は四条烏丸周辺、中心商業地区は四条河原町周辺である[31]丸太町通西大路通東大路通九条通に囲まれた区域およびその南郊に位置する油小路通国道1号線沿道地域が立地適正化計画上の都市機能誘導区域に指定されている[33]。また、マスタープラン上は都市機能誘導区域を越えて千本通・堀川通・河原町通の延伸上、今出川通沿道まで断続的に「広範的な商業・業務が中心となる地域」が続くほか、および伏見・山科の中心地域も同様に指定されている[34]。京都市街においては全国的に見ても厳しい景観政策・高度規制が敷かれ(京都市の景観政策[35]、特に市街地郊外の寺社地や市街西部の嵯峨嵐山において指定されている風致地区は観光資源として良好な景観を保ち続けている。一方で京都駅の南郊には企業の本社ビルが密集する。市街東部から南部の伏見・山科には古い住宅地がある一方、市街南郊の幹線道路沿いにはロードサイド店舗ショッピングモールが散財する郊外商業地が形成されている[36]

京都市は京阪神大都市圏の一部であるとともに、京都府南部や滋賀県西部におよぶ京都都市圏を形成する[37]。とはいえ、京都市における郊外住宅地の形成は、その他の大都市と比べると比較的小規模なものにとどまる[38]。周辺の長岡京市・八幡市・向日市・城陽市といった衛星都市は純粋なベッドタウンではなく、その発展は点在する製造業集積を核としたものとなっている。また、1980年代以降、湖西線から東海道線に入る快速電車が運行されるようになってからは滋賀県・琵琶湖西岸部においても住宅開発が進められたが、同地域から阪神方面に通勤する人口も多く、これらの地域も純粋な京都の郊外都市とは言い切れない[39]

気候

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京都
雨温図説明
123456789101112
 
 
53
 
9
2
 
 
65
 
10
2
 
 
106
 
14
4
 
 
117
 
20
9
 
 
151
 
25
15
 
 
200
 
28
19
 
 
224
 
32
24
 
 
154
 
34
25
 
 
179
 
29
21
 
 
143
 
23
14
 
 
74
 
17
8
 
 
57
 
12
4
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁
インペリアル換算
123456789101112
 
 
2.1
 
48
35
 
 
2.6
 
50
35
 
 
4.2
 
57
40
 
 
4.6
 
68
49
 
 
6
 
77
58
 
 
7.9
 
83
67
 
 
8.8
 
90
74
 
 
6.1
 
93
76
 
 
7
 
85
69
 
 
5.6
 
74
58
 
 
2.9
 
63
47
 
 
2.3
 
53
38
気温(°F
総降水量(in)

京都市をふくむ京都府の気候は丹波山地を境にして南北に大別されるが、南部については太平洋型・瀬戸内気候に属する[40]京都地方気象台の観測によれば、1991年から2020年までの年平均気温は16.2度[41]、最高気温は39.8度(2018年7月19日)、最低気温は-11.9度(1891年1月16日)[42]。京都盆地においては寒暖の差が激しく、夏は蒸し暑い一方で冬は底冷えする。とはいえ、京都盆地の気温は上昇の傾向にあり、京都地方気象台において、2010年時点で体感温度が氷点下を下回る日は存在しなかった[43]。また、1991年から2020年までの年平均合計降水量は1522.9 mmである[41]。7月の梅雨および9月の秋霖台風の時期に降水量のピークが達する[44]

市域北部の丹波山地は盆地とは異なる気候的特色を持ち、梅雨期には日300mmの降水量の記録もみられるほどの強雨地帯となっている[5]


京都市京都地方気象台、標高41m)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録°C°F19.9
(67.8)
22.9
(73.2)
25.7
(78.3)
30.7
(87.3)
34.9
(94.8)
37.2
(99)
39.8
(103.6)
39.8
(103.6)
38.1
(100.6)
33.6
(92.5)
26.9
(80.4)
22.8
(73)
39.8
(103.6)
平均最高気温°C°F9.1
(48.4)
10.0
(50)
14.1
(57.4)
20.1
(68.2)
25.1
(77.2)
28.1
(82.6)
32.0
(89.6)
33.7
(92.7)
29.2
(84.6)
23.4
(74.1)
17.3
(63.1)
11.6
(52.9)
21.1
(70)
日平均気温°C°F4.8
(40.6)
5.4
(41.7)
8.8
(47.8)
14.4
(57.9)
19.5
(67.1)
23.3
(73.9)
27.3
(81.1)
28.5
(83.3)
24.4
(75.9)
18.4
(65.1)
12.5
(54.5)
7.2
(45)
16.2
(61.2)
平均最低気温°C°F1.5
(34.7)
1.6
(34.9)
4.3
(39.7)
9.2
(48.6)
14.5
(58.1)
19.2
(66.6)
23.6
(74.5)
24.7
(76.5)
20.7
(69.3)
14.4
(57.9)
8.4
(47.1)
3.5
(38.3)
12.1
(53.8)
最低気温記録°C°F−11.9
(10.6)
−11.6
(11.1)
−8.2
(17.2)
−4.4
(24.1)
−0.3
(31.5)
4.9
(40.8)
10.6
(51.1)
11.8
(53.2)
7.8
(46)
0.2
(32.4)
−4.4
(24.1)
−9.4
(15.1)
−11.9
(10.6)
降水量 mm (inch)53.3
(2.098)
65.1
(2.563)
106.2
(4.181)
117.0
(4.606)
151.4
(5.961)
199.7
(7.862)
223.6
(8.803)
153.8
(6.055)
178.5
(7.028)
143.2
(5.638)
73.9
(2.909)
57.3
(2.256)
1,522.9
(59.957)
降雪量 cm (inch)5
(2)
7
(2.8)
1
(0.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
2
(0.8)
15
(5.9)
平均降水日数(≥1.0mm)6.47.39.59.49.711.511.68.39.88.26.36.6104.6
平均降雪日数(≥0cm)16.314.26.80.400000006.944.5
湿度67656159606669666768686865
平均月間日照時間123.5122.2155.4177.3182.4133.1142.7182.7142.7156.0140.7134.41,794.1
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年[45]、極値:1880年 - 現在[46]
京北の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
降水量 mm (inch)102.3
(4.028)
98.8
(3.89)
117.5
(4.626)
107.6
(4.236)
140.8
(5.543)
176.1
(6.933)
218.8
(8.614)
162.6
(6.402)
197.1
(7.76)
147.6
(5.811)
86.1
(3.39)
93.1
(3.665)
1,648.2
(64.89)
平均降水日数(≥1.0 mm)15.314.713.711.510.912.112.69.211.110.210.213.4144.9
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年)[47]


地域

[編集]

行政区

[編集]
→「京都の歴史 § 行政区域の変遷」も参照

京都市は11の行政区から構成される[48]。1929年(昭和4年)にはそれまで上京区下京区から構成されていた京都市より左京区中京区東山区が分区され、1931年(昭和6年)には、周辺1市26町村の合併により、京都市の行政区域は従来の4.1倍に拡大された。これにより、新たに右京区伏見区が新設された[49]。1955年(昭和30年)には北区南区、1976年(昭和51年)には山科区西京区が分立している[50]

京都市の行政区(自治体コード順)
コード地図区名読み人口

(人)

面積

(km2)

人口密度

(人/km2

26102-5上京区かみぎょうく83,1677.0311,830.3
26106-8下京区しもぎょうく83,8476.7812,366.81
26103-3左京区さきょうく162,311246.77657.74
26104-1中京区なかぎょうく111,2517.4115,013.63
26105-0東山区ひがしやまく34,8177.484,654.68
26108-4右京区うきょうく198,090292.07678.23
26109-2伏見区ふしみく268,86361.684,359
26101-7北区きたく113,86194.881,200.05
26107-6南区みなみく102,47815.786,494.17
26110-6山科区やましなく130,26828.704,538.95
26111-4西京区にしきょうく142,46659.242,404.9

町・住所

[編集]
→「京都市北区の町名」、「京都市上京区の町名」、「京都市左京区の町名」、「京都市中京区の町名」、「京都市東山区の町名」、「京都市下京区の町名」、「京都市南区の町名」、「京都市右京区の町名」、「京都市伏見区の町名」、「京都市山科区の町名」、および「京都市西京区の町名」も参照

京都市、特に近世の上京・下京にあたる上京区・中京区・下京区は膨大な町数を擁する[48]。これらの地域においては中世末期以来、通りを挟んで成立した町である両側町が温存されており[51]、地域的活動の面的枠組みとしては番組小学校の学区にもとづく元学区が用いられることも多い[52]。また、街路の交差点を起点として、「上る(北上する)」「下る(南下する)」「西入」「東入」と4方向を案内標示した表記が住所を示すために慣例的に用いられており、これは住民票といった公的な文書にも反映されている[53]。一方で、かつて京都市街であった地域の町名は、合併前の町村名を頭に配し、旧町名をつなげるような形式となっている[54]

歴史

[編集]
→詳細は「京都の歴史」を参照

先史・古代

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平安京の復元模型(京都市平安京創生館

京都市域を含む京都盆地一帯では、旧石器縄文弥生各期の遺物・遺構が確認されている[55][56]。弥生時代には稲作がもたらされ、桂川・鴨川など中小河川に面した湿地周辺を中心に遺跡が分布する[56]。古墳時代には盆地西部の桂川流域と、盆地東部の高野川流域などに古墳が分布した[57][58]。4 - 5世紀にはヤマト王権の影響下で県主が置かれ[59]、屯倉など朝廷直轄地の設営も行われた。古代の京都では秦氏をはじめとする渡来系氏族が勢力を広げ、寺院の建立などにも関与した[5]

桓武天皇はこうした渡来系氏族との関係も背景として、延暦3年(784年)に、当時の宮都であった平城京から京都盆地の長岡京への遷都を進めたが[60]、政情不安や災害などを背景に[61]、延暦13年(794年)には平安京へ再び遷都した[62]。平安京は条坊制にもとづく都城として設計されたが[63]、造営が途中で中止されたこと[64]、右京が低湿地であったことなどから[65]、市街の発展は左京中心の不均衡なものとなった[66]。10世紀にはすでに中心道路の朱雀大路すら形骸化しており[67]院政期には天皇が里内裏にて過ごすことが常態化した[68]。左京においては塀で囲まれていた条坊もほとんど無視されるようになった。人口密集地では条坊を突き抜けた非公式の道路である辻子、官道を耕地や宅地とした巷所などもあらわれた[69]。また、平安時代の中・後期以降は、白河鳥羽など、平安京の郊外にも都市区画が設営された[70]

中世・近世

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洛中洛外図屏風』上杉本より花の御所とその周辺。永禄4年(1561年)ごろ。

鎌倉時代には政治の中心が鎌倉へ移るが、京都は朝廷・寺社の所在地として依然として大都市であり続けた[70]鎌倉幕府京都守護を置いて京都を管理していたが、承久の乱を経た承久3年(1221年)にこれを廃し、六波羅探題を設置した[71]。鎌倉幕府滅亡後、後醍醐天皇による建武の新政は京都を中枢として執り行われ[72]、続く室町幕府もこれに倣った[73]。将軍御所が室町に設置されて以降、左京北端周辺に広がる上京が政治的都市として、その南にある下京が商業地区として発展した[5][70]。室町後期の応仁の乱は市街地、とくに上京に大きな被害を与えた。このころより都市構造は大きく変化し[70]、両地区は惣構をめぐらせて都市を防衛するようになった[5]。また、同時期には住民自治の枠組みとして町組の形成も進んだ[74]

戦国期の永禄11年(1568年)には、織田信長足利義昭を奉じて上洛した。信長の統治は朝廷・公家など既存勢力に配慮した比較的保守的な面をもったが[75]、信長没後に京都を支配した豊臣秀吉関所の撤廃や寺院の集約、町割りの再編など都市改造を進め、自らの居館である聚楽第を中心とする開発を推進した[5][76]。また、天正19年(1591年)には京都全体を囲む土塁である御土居が築かれた[77]

江戸時代には政治の中枢機能は江戸に移るも、京都は江戸・大坂と並ぶ三都のひとつとして、幕藩体制の政治経済において重要な地位を占め続けた[78]。とはいえ京都には江戸・大坂と比較すると水運上の不利があり、17世紀後半以降は大坂への京都商人の進出も進んだ[79]。江戸幕府は京都所司代京都町奉行を通して都市行政を管理したが[80]、一方で幕政の中心地であるところの二条城だけではなく、朝廷の中心地であるところの御所も近世京都の中核として機能した[81]

近代・現代

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慶応3年(1867年)、徳川慶喜は二条城にて大政奉還を宣言し[82]、翌年の鳥羽・伏見の戦いを経て新政府の権力が確立していく[83]。明治新政府は一時京都で政務を行ったが[84]、明治2年(1869年)には東京奠都が行われ、京都は人口流出など経済的打撃を受けた[5][85]。「京都市」が成立するのは、1888年(明治21年)の市制公布によってである[5]。京都においては殖産興業が模索され、たとえば1904年(明治37年)に2代京都市長となった西郷菊次郎は、第二琵琶湖疎水の開削と発電事業、上水道の設置、道路の拡張と市営電鉄の敷設からなる京都市三大事業を推進した[86]。これらの事業は1910年(明治43年)までに起工され、大正期に完成した[87]

太平洋戦争期には建物疎開が実施されたものの[88]、京都は原子爆弾投下の候補地となっていたこともあって、大規模空襲の被害が比較的少なかった[89][90]。戦後の1956年(昭和31年)、京都市は政令指定都市となった[91]。昭和30年代後半ごろよりスプロール化が激しくなり、住宅街整備のために区画整理が進められたほか[92]、団地の建設も行われた[93]。1994年(平成6年)には、京都市および宇治市、大津市の寺社および二条城が「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された[94]。2023年(令和5年)には、文化庁が京都市内に移転した[95]

政治

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市政

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→「京都市役所」および「京都市会」も参照
京都市庁舎

京都市は、京都市長京都市会二元代表制によって運営される。市長・市会議員はいずれも市民による選挙によって選ばれ[96]、その任期は4年である(地方自治法第163条・93条)[97]。京都市会の議員定数は67人である[98]。京都市長の下には京都市副市長が置かれる[99]。副市長は普通市長が議会の同意を得てこれを選任し(地方自治法第162条)[97]、その定数は3人以内である[99]

京都市長はその権限に属する事務を分掌させるため(地方自治法第158条)[97]、総合企画局・行財政局・文化市民局・産業観光局・環境政策局・保健福祉局・子ども若者はぐくみ局・都市計画局・建設局を置く[100]。市長の下にあるその他の部局として、会計室・消防局・交通局・上下水道局がある。市長および市会から独立した組織として、教育委員会・市選挙管理委員会・人事委員会・監査委員・農業委員会・固定資産評価審査委員会がある[101]。また、京都市は政令指定都市であり[102]、市内の11区それぞれに区役所が置かれる[103]。区役所は市長の権限に属する事務のうち、区に関するまちづくりの推進、社会福祉、社会保険及び保健衛生に関することおよび行政サービスの提供などを分掌される[104]

京都市の政治的特色として、革新勢力の影響力の強さがある。1970年代には保革対立のなかで富井清舩橋求己らによって革新市政を名乗る市政が展開されるが、舩橋は革新勢力から距離を取り、「五色豆」と呼ばれる総与党体制が確立した。その後、今川正彦市政下で日本共産党が総与党体制から外れ、それ以降の京都市政はおおむね共産党を野党・それ以外を与党とする体制で推移している。1980年代以来共産党を中心とする革新勢力が市政を執ったことはないものの、その存在は市長選挙における非共産党系勢力の候補者選定に大きな影響を与えている[105]。しかし、2023年には日本維新の会国民民主党京都党が市長与党の立場から外れ、維新・京都・国民市会議員団を結成した[106]

国・府の機関

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文化庁京都庁舎

京都市は京都府の府庁所在地である[107]京都府議会の定数60人のうち、34人が京都市内の選挙区から選ばれる[108]。また、衆議院の小選挙区のうち、京都府第1区京都府第2区は京都市内の自治体からのみ構成されている[109]

また、国の中央官庁では、2023年より文化庁が京都市内に移転している[110]。中央官庁の東京からの移転は、明治期以来これがはじめてのことであった[95]。また、京都迎賓館が立地する[111]。そのほか、地方支分部局として宮内庁京都事務所[112]京都地方法務局[113]京都保護観察所[114]京都労働局[115]近畿農政局[116]が京都市内に設置されている。その他、自衛隊京都地方協力本部なども京都市内にある[117]

司法・法執行

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京都市の警察署とその管轄区域(2012年)
京都市の消防署とその管轄区域(2012年)

京都市内には京都地方裁判所京都簡易裁判所京都家庭裁判所が設置されている[118]。また、京都地方検察庁も置かれる[119]京都府警察本部以下、以下の警察署が設置されている[120]

消防

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京都市消防局以下、以下の消防署が設置されている[121]

  • 北消防署
  • 上京消防署
  • 左京消防署
  • 中京消防署
  • 東山消防署
  • 山科消防署
  • 下京消防署
  • 南消防署
  • 右京消防署
  • 西京消防署
  • 伏見消防署

対外関係

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関西広域連合[122]全国京都会議[123]イクレイ[124]世界歴史都市連盟[125]といった自治体連携機関に参加している(cf.京都市役所#自治体間連携)。また、京都市内には在京都フランス総領事館が設置される[126]。以下の自治体と交流宣言を結んでいる。このほか、複数の自治体の間で交流を謳った共同宣言に、龍馬の絆で結ぶ都市間交流宣言(2014年)と西郷菊次郎翁を縁とした交流宣言(2018年)がある[127][128]

国内の提携都市
自治体名県名地方名提携日提携名
会津若松市福島県の旗福島県東北地方2012年平成24年)3月20日相互交流宣言[129]
大津市滋賀県の旗滋賀県近畿地方2012年(平成24年)5月28日みやこサミット宣言[130]
奈良市奈良県の旗奈良県近畿地方2012年(平成24年)5月28日みやこサミット宣言[130]
新潟市新潟県の旗新潟県中部地方2013年(平成25年)3月26日観光・文化交流宣言[131]
向日市京都府の旗京都府近畿地方2014年(平成26年)10月15日相互交流宣言[132]
宇治市京都府の旗京都府近畿地方2015年(平成27年)12月22日観光振興と安心安全に関する連携協定[133]
国外の提携都市[134][135]
自治体名国名提携日提携名
パリ市フランスの旗フランス共和国1958年(昭和33年)6月15日友情盟約宣言
ボストン市アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国1959年(昭和34年)6月24日姉妹都市盟約宣言
ケルン市ドイツの旗ドイツ連邦共和国1963年(昭和38年)5月29日姉妹都市盟約宣言
フィレンツェ市イタリアの旗イタリア共和国1965年(昭和40年)9月22日姉妹都市盟約宣言
キーウ市ウクライナの旗ウクライナ国1971年(昭和46年)9月7日姉妹都市宣言
西安市中華人民共和国の旗中華人民共和国1974年(昭和49年)5月10日友好都市
グアダラハラ市メキシコの旗メキシコ合衆国1980年(昭和55年)10月20日姉妹都市盟約
ザグレブ市クロアチアの旗クロアチア共和国1981年(昭和56年)10月22日姉妹都市盟約
プラハ市チェコの旗チェコ共和国1996年(平成8年)4月15日姉妹都市盟約
晋州市大韓民国の旗大韓民国1999年(平成11年)4月27日パートナーシティ(学術、教育)
コンヤ市トルコの旗トルコ共和国2009年(平成21年)12月12日パートナーシティ(文化、芸術)
青島市中華人民共和国の旗中華人民共和国2012年(平成24年)8月26日パートナーシティ(経済、環境、文化、スポーツ、教育)
フエ市ベトナムの旗ベトナム社会主義共和国2013年(平成25年)2月20日パートナーシティ(学術、教育、福祉)
イスタンブール市トルコの旗トルコ共和国2013年(平成25年)6月14日パートナーシティ(学術研究、教育)
ワーラーナシー市インドの旗インド共和国2014年(平成26年)8月30日パートナーシティ(文化、芸術、学術、文化財保護、都市現代化)[136]
ヴィエンチャン市ラオスの旗ラオス人民民主共和国2015年(平成27年)11月3日パートナーシティ(学術研究)
宜蘭市中華民国の旗中華民国台湾2018年(平成30年)8月19日西郷菊次郎翁を縁とした交流宣言[137]
台南市中華民国の旗中華民国台湾2021年(令和3年)6月30日台南市との交流推進協定締結式について[138]

経済

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経済活動別市内総生産(名目値・2022年)[139]
産業分類市内総生産(百万円)
第一次農林水産業5,341
第二次鉱業25
製造業1,570,686
第三次電気・ガス・水道・廃棄物処理業138,197
建設業333,841
卸売・小売業734,576
運輸・郵便業226,069
宿泊・飲食サービス業175,137
情報通信業243,032
金融・保険業339,760
不動産業781,331
専門・科学技術、業務支援サービス業561,678
公務253,083
教育418,364
保健衛生・社会事業636,687
その他のサービス285,637
→「Category:京都市の企業」も参照

2022年時点で、京都市の市内総生産は6兆7692億円(名目)、6兆5530億円(実質)である[139]。2016年の経済センサスによれば、京都市の従業者数は73万9542人であり、通勤流出入者は80,109人の流入超過である。これは、大阪市名古屋市福岡市に次ぐ4位である。これらの市が経済ブロック圏の中枢を担うのに対して、京都市はそのような性質を持たない[140]。また、京都市には中小企業が多く、従業員数9人以下の事業所が全体の78.2%、4人以下の事業所が58.9%を占める。これは、政令指定都市のなかでは最多である[141]

財政

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→詳細は「京都市役所 § 財政」を参照

京都市は、20世紀末から財政状態の不健全性が指摘されている[142]固定資産税を徴収できるマンションが少ない、固定資産税がかからない寺社仏閣が多い、納税義務のない学生が多いなどの理由で1人当たりの税収が少ないほか、巨額赤字を抱える京都市営地下鉄東西線などの大規模投資や社会福祉・減災などの市独自施策のため[143][144][145]、将来の借金返済に充てるための公債償還基金を計画外に取り崩して財政運営を行っていたことがその要因となっている[146][147]

2008年(平成20年)7月23日には門川大作市長が同市の都市経営戦略会議で2011年度の実質赤字比率が推計で27%に達する見通しを発表し、財政再建団体への転落を示唆した[148]。また、コロナ禍下の2020年、基金が2026年度に払底し2028年度に財政再生団体に指定される財政破綻の恐れがあることを公表した[149]。しかし2022年、税収や国からの地方交付税が大幅に伸びたことから、一般財源の収支均衡を22年ぶりに達成し、市長は財政破綻はしないと言明した[150]。他の自治体との比較では、1人当たりの債務に着目して作成されたランキングで全国の自治体のうち2021年度末にワースト7位とする例などがあり[151]、2024年度でほかの政令市並みに近づいたとの見方もある[152]

第一次産業

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北山杉営林地(北区・2019年)

京都市は市域面積の7割以上を農地ないし森林が占める一方、市内総生産に占める農林業の割合は1%にも満たない[153]。2023年時点で京都市の耕地面積は2,951.5 ha であり、うち2,223.4 haを田地が占める[154]。また、民有人工林は24,060 ha である[21]。京都市内の農業は小規模な耕地面積で営まれていることがもっぱらであり、多様な品種を少量ずつ生産する農家が多い[155]

市街地近くにおいては農地を集約的に利用して伝統野菜をはじめとする野菜が育てられるほか、郊外においては水稲シソゆずたけのこなどが主要な農産物となっている[156]。市域北部においては旧京北町を中心として比較的大規模な農地が営まれているほか[156]北山杉の磨丸太生産をはじめとする林業でも著名である[157]

第二次産業

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任天堂は、京都市内の上場企業の中でもっとも高い株式総額を有する企業である[158]

製造業は、2022年時点で京都市の市内総生産の23%を占め[139]、観光産業とともに京都市の基幹産業となっている[159]。京都市の製造業は軽工業を中心とするものであり[160]、2024年時点で、京都市の製造品出荷額のうち24%を飲料・たばこ・飼料、13%を電子部品・デバイス・電子回路、業務用機械器具、生産用機械器具、電気機械器具がそれぞれ10%を占める[161]。飲料・たばこ・飼料製造業が出荷額の首位を占めるのは、市内に日本たばこ産業の西日本最大の製造拠点が立地しているからである[162]。京都市においては伝統的には繊維工業が重要な地位にあったが、これは伝統産業の衰退とともに出荷額を大きく減らしている[163]

2021年時点で京都市内および京都府南部の周辺都市に本社を持つ上場企業は57社あるが、そのうちのおよそ6割にあたる32社が製造業である[158]。高度経済成長期以降、京都市は任天堂京セラ村田製作所ニデックといった多くのハイテク産業企業を輩出した[164]。とはいえ、これらの主要製造企業は多くの場合市内に生産設備を持たず、本社機能と研究開発拠点のみを残置させている[165]

第三次産業

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→「京都市の観光」も参照
錦市場

卸売・小売業は、2022年時点で京都市の市内総生産の11%を占める[139]。京都市においては伝統的には繊維卸売業が重要な産業であったが、これはバブル崩壊を期に大きく縮小した[166]小売業について、京都市では公設市場を核にした商店街が多く、大型店参入を阻む力が強かったため、近隣商店街で日常の買い物をする生活スタイルが長く残ったが、これについても21世紀以降次第に衰退していった。また、市内中心部には総合スーパーもほとんど進出できないままとなっており、こうした地域ではコンビニエンスストア小規模スーパーが日常の買い物の場として機能している[167]

京都市における観光消費額の年次総計は2024年現在、1兆9075億円である[168]。京都における観光産業は、市内総生産のうち製造業の次に重要な位置を占める[169]。2019年の統計に基づく京都市観光協会の推計によれば、京都市内の観光関連産業従事者は153,000人であり、京都市の人口の5分の1にあたる。また、京都市の経済活動に占める観光関連産業の割合は、12.4%である[170]。また、京都市におけるレストランの人口あたり集積件数は、国内の他地域と比較して際立って突出しており、経済学者の有賀健はこれについて観光キャンペーンの成功や、外国人観光客の増加にともなう現象であろうと論じている[171]


施設

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医療・福祉

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京都医療センター
→「Category:京都市の医療機関」も参照
主な病院

郵便局

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京都中央郵便局
主な郵便局

文化施設

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京都府立図書館
京都国立博物館
図書館
博物館・美術館・資料館
#観光スポット」を参照。

交流施設

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劇場・ホール

運動施設

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→「Category:京都市のスポーツ施設」も参照

インフラ

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電気・ガス

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蹴上発電所(東山区)

2024年度の京都市における需要電力は、81億957万4000kWh である[172]関西電力の営業区域となっており[173]送配電については関西電力送配電が担う[174]。逆潮流量は2億8090万7000 kWh であり、うち1億4396万6000 kWh が太陽光発電、8391万9000 kWh がバイオマス発電、3331万4000 kWh が水力発電によるものである[172]

蹴上発電所は琵琶湖疏水とともに建設された日本最初の事業用水力発電所であり、1891年に運行を開始した[175]。琵琶湖疏水とともに作られた発電所としてはほかに夷川発電所墨染発電所がある[176]。その他、市内の水力発電所としては洛北発電所栂ノ尾発電所墨染発電所清滝発電所がある[177]。これらはいずれも関西電力の所有となっている[178]

また、京都市は延べ床面積 300m2 以上の建築物を新増築する場合に再生可能エネルギー利用設備の設置を義務付けているほか[179]、太陽光発電設備設置について支援を行っている[180]。京都市内の大規模な太陽光発電所としては、2015年に伏見区のゴルフ場跡地にて発電出力 23,000kW の京都・伏見メガソーラー発電所が建設され[181][182]、2017年より稼働している[183]。さらに、京都市内のクリーンセンターでは廃棄物発電が行われており、2023年度には 85.2GWh の余剰電力を売却している[184]。ガスについて、京都市は大阪ガスの供給エリアとなっており、都市ガス網が整備されている[185]

上・下水道

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蹴上浄水場(東山区)

京都市の上下水道事業は、京都市上下水道局の管轄となっている。同局は、2004年に京都市水道局と下水道局の合併によって成立した[186]

京都市の上水道普及率は、2019年度末現在で99.8%である[187]。2016年度時点で、管輅は4,201km、年間給水量は184,666,000 m2[188]浄水場については、1912年に琵琶湖疏水に付随して蹴上浄水場が設立されたのち、人口と供給面積増加に伴い、山科・九条山・伏見・松ヶ崎・新山科・山ノ内にも各浄水場が設置された。しかしその後、蹴上浄水場・松ヶ崎浄水場新山科浄水場の3ヶ所に集約された[189]。その他、山間地域に18ヶ所の浄水場が設立されている[190]。京都市は琵琶湖疏水を通して年間2億トンの琵琶湖の湖水を得ており、京都市は1947年に「疏水感謝金」の契約を滋賀県と結んだ。感謝金額の査定は10年ごとに物価変動を考慮して滋賀県と京都市が相談して決定する。2012年当時の契約は消費税が8%になる予定の2013年度末までの『疏水感謝金』は年間2億2千万円が滋賀県へ支払われていた[191]。2015年度から10年間は年間2億3千万円となった[192]

下水道普及率は、2023年度末現在99.5%である[193]。年間流入下水量は359,913,000m3、うち有収汚水量は182,283,000m3[194]。京都市内には下水処理場として鳥羽水環境保全センター(本部および吉祥院支部)・伏見水環境保全センター石田水環境保全センター京北浄化センターが設置されている[195]。京都市内の下水道網は、ほぼ全域をカバーしているが、初期に造られた下水道を中心に市内40%で雨水と汚水を一緒に流す合流式となっており、大雨になると下水道から河川に雨水を放流する放流口が83ヶ所ある。これを理由とする悪臭や環境汚染が堀川西高瀬川などで問題になり、1980年代より大雨時に水を溜めて下水処理場へ送る貯水幹線が堀川通や五条通の地下に整備された[196]

ごみ処理

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家庭ごみは定期収集される[197]。有料指定袋制を導入しており、ごみの排出には原則として有料の家庭ごみ収集用指定袋を利用する必要がある[198]。また、京都市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例にもとづき、資源ごみ・大型ごみの分別義務がある[197]。京都市の年間受け入れごみ発生量は、2024年度時点で366,400 t である[197]

南部クリーンセンター東北部クリーンセンター北部クリーンセンターの、3ヶ所のごみ処理施設がある。また、最終処分場としてエコランド音羽の杜が設置されている。さらに、4ヶ所に資源ごみの直営リサイクル施設が設置されている[199]

電話

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市外局番は、大部分の地域は「075」(京都MA)。ただし、右京区嵯峨樒原、嵯峨越畑では「0771」(亀岡MA)。京北室谷町では「0771」(園部MA)。伏見区醍醐一ノ切町、二ノ切町および三ノ切町では「077」(大津MA)[200][201]

人口

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人口の推移[202][* 4]
人口(人)増減率
1889年279,165
1890年288,867+3.5%
1900年371,600+28.6%
1910年470,033+26.5%
1920年591,323+25.8%
1930年765,142+29.4%
1940年1,089,726+42.4%
1950年1,101,854+1.1%
1960年1,284,818+16.6%
1970年1,419,165+10.5%
1980年1,473,065+3.8%
1990年1,461,103-0.8%
2000年1,467,785+0.5%
2010年1,474,015+0.4%
2020年1,463,723-0.7%
2021年1,453,956-0.7%
2022年1,448,964-0.3%
2023年1,443,486-0.4%
2024年1,437,377-0.4%

京都市の人口は、国勢調査では1920年の第1回調査で神戸市に次ぐ全国4位になり、三都の一角、東京市・大阪市に次ぐ全国3位という状況は終焉を迎えた。神戸市とは同程度で推移するものの、名古屋市が台頭したため、戦前を通じて全国4位・5位という状況が続いた。1930年の第3回調査の後、1931年に大規模な市域拡張を実施して名古屋市を抜き返し、1932年に3番目の百万都市となったものの、1934年に4番目の百万都市となった名古屋市に1935年の第4回調査で再び抜き返されるという一幕もあった。

戦災被害が六大都市の中で最少だったことから、1945年11月の人口調査および1947年の第6回調査と1950年の第7回調査で全国3位になったが、それは一時的なものに過ぎず、1955年の第8回調査では名古屋市に次ぐ全国4位、1960年の第9回調査では横浜市に次ぐ全国5位になった。

他の大都市や一部の中小都市にみられるような、戦中・戦後における人口の急減・急増がなかったのが京都市の特徴であった。その後も1970年代から2010年代に至るまで、都市部にもかかわらず人口が147万人程度を推移し続け、人口の大きな増減がなかった。この間、1983年に札幌市、2011年に福岡市、2015年に川崎市に抜かれた。また、戦前は同程度で推移し、戦後は甚大な戦災被害による激減から回復してきた神戸市に1990年の第15回調査で抜かれ(翌1995年の第16回調査では、阪神・淡路大震災の影響もあり一時的に再逆転)、2000年代以降は抜き返せない状況にある。結果、全国9位にまで落ちたが、昼間人口では川崎市・神戸市を上回っている。

2015年の第20回調査から2020年の第21回調査の人口増減を見ると、0.8%減の1,463,723人であり、増減率は府下26市町村中7位。区別では最高が2.0%増の南区、最低が6.3%減の東山区。将来推計人口によれば、減少が続き2045年に130万人を割り込むと予測されている[203]。2026年1月1日現在の人口は1,431,419人[204]コロナ禍の2020年と2021年は2年連続で1年間に最も人口が減少した市となった[205][206]

京都市と全国の年齢別人口分布(2005年)京都市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 京都市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
京都市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)1,427,376人
1975年(昭和50年)1,468,833人
1980年(昭和55年)1,480,377人
1985年(昭和60年)1,486,402人
1990年(平成2年)1,468,190人
1995年(平成7年)1,470,902人
2000年(平成12年)1,474,471人
2005年(平成17年)1,474,811人
2010年(平成22年)1,474,015人
2015年(平成27年)1,475,183人
2020年(令和2年)1,463,723人
総務省統計局国勢調査より
健康

教育

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地図
京都市内のキャンパスの分布
京都大学
同志社大学
立命館大学

京都市には40校を超える大学短期大学のキャンパスがあり、多様な高等教育機関が集積する学生のまちとしても知られている[208]。大学相互の結びつきを深め、また、経済界との連携を強めるため設立された日本最大の大学間連携組織、大学コンソーシアム京都があるのも特徴的である。2003年(平成15年)以降、毎年10月上旬に京都学生祭典が開催されている。

(※小学校中学校高等学校特別支援学校専修学校各種学校などは、各区のページを参照)

大学

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国立
公立
私立
外国大学の日本校

短期大学

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私立

学会

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  • 日本内分泌学会 - 中京区に事務局を置いている。
  • 日本生態学会 - 北区に事務局を置いている。
  • 日本臨床分子形態学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • 日本ビタミン学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • 日本血液学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • 人文地理学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • 日本鼻科学会 - 上京区に事務局を置いている。
  • 日本史研究会 - 上京区に事務局を置いている。
  • 日本植物生理学会 - 上京区に事務局を置いている。
  • 日本細胞生物学会 - 上京区に事務局を置いている。
  • 園芸学会 - 上京区に事務局を置いている。
  • 日本人類学会 - 上京区に事務局を置いている。
  • 日本先天異常学会 - 伏見区に事務局を置いている。
  • 日本衛生学会- 左京区に事務局を置いている。
  • 日本妊娠高血圧学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • 史学研究会 - 左京区に事務局を置いている。
  • 日本放射線技術学会 - 下京区に事務局を置いている。
  • 日本呼吸器外科学会 - 中京区に事務局を置いている。
  • 耳鼻咽喉科臨床学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • システム制御情報学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • 日本材料学会 - 左京区に事務局を置いている。
  • エントロピー学会 - 下京区に事務局を置いている。
  • 古代学協会 - 中京区に事務局を置いている。

その他

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この他、アメリカの大学も積極的に京都で活動を行っている。1989年(平成元年)9月に設立された京都アメリカ大学コンソーシアム(Kyoto Consortium for Japanese Studies、略称:KCJS)は、アメリカの13大学[* 5] からなる組織であり、日本研究を志すアメリカの大学生が毎年約40~50名来日している[209]。また、スタンフォード大学は、KCJSに参加すると共にスタンフォード日本センターを同志社大学今出川キャンパスに設置している[210]大学共同利用機関法人として国際日本文化研究センター総合地球環境学研究所がある。また、2015年9月に京都市と公益財団法人大学コンソーシアム京都の協働により京都学生広報部が創設され、京都での学生生活の魅力をPRしている[211]

交通

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京都駅烏丸口

近畿圏各地からは出発地によってJR私鉄各線を使い分けるが、京都駅周辺はJR・近鉄、四条河原町周辺は阪急・京阪のターミナルと、主に二箇所に分散している。また京都市内を発着地とする中長距離バス路線は、多くが京都駅をターミナルとしている。

東海道新幹線山陽新幹線沿線からは、大阪市内や神戸市内と比べて近畿三空港との距離が離れている(最も近い伊丹空港から京都駅までリムジンバスで約50分)。その一方、東海道新幹線で名古屋以西を走る全ての列車(「のぞみ」を含む)が京都駅に停車することから、新幹線航空機に対して圧倒的に優位に立っている。

空港

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京都府内に空港は存在しないが、かつてはIATA都市コードUKY が設定されていたほか、空港外のチェックイン施設(シティエアターミナル、CAT)が設置されていたこともある[212]

最寄りの空港

鉄道

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京都市付近の鉄道路線

京都駅が事実上の中央駅として機能している。なお、京阪および阪急の路線は京都駅を通らず、市内に独自のターミナル駅を設けている。

市域には、事実上の同一駅や近隣に接する駅の場合でも運営社局によって駅名が相違している事例がいくつかある。

ICカード乗車券はJR西日本ではICOCAおよび相互利用カード(ICOCAの項を参照。電子マネー機能はPiTaPaは利用不可)、嵯峨野観光鉄道を除く私鉄・地下鉄各線ではPiTaPa・ICOCAおよび相互利用カードが利用可能(嵐電は専用の「らんでんカード」がある)。また、JR西日本各線および近鉄線ではJスルーカード(現在は自動券売機でのみ対応)、叡電・嵯峨野観光鉄道を除く私鉄・地下鉄各線ではスルッとKANSAIカードに対応している。

鉄道事業者名路線名駅一覧所在地連絡する市町
東海旅客鉄道
JR東海
東海道新幹線京都駅下京区大阪府大阪市・滋賀県米原市
西日本旅客鉄道
JR西日本
東海道本線
JR京都線琵琶湖線
山科駅 - 京都駅 -西大路駅 -桂川駅南区下京区山科区向日市・滋賀県大津市
山陰本線
嵯峨野線
京都駅 -梅小路京都西駅 -丹波口駅 -二条駅 -円町駅 -
花園駅 -太秦駅 -嵯峨嵐山駅 -保津峡駅
下京区中京区右京区西京区亀岡市
湖西線山科駅山科区滋賀県大津市
奈良線桃山駅 -JR藤森駅 -稲荷駅 -東福寺駅 - 京都駅下京区東山区伏見区宇治市
阪急電鉄京都本線洛西口駅 -桂駅 -西京極駅 -西院駅 -大宮駅 -烏丸駅 -京都河原町駅西京区右京区中京区下京区向日市
嵐山線
(全線市内)
桂駅 -上桂駅 -松尾大社駅 -嵐山駅西京区(全線市内)
京阪電気鉄道京阪本線淀駅 -中書島駅 -伏見桃山駅 -丹波橋駅 -墨染駅 -藤森駅 -龍谷大前深草駅 -
伏見稲荷駅 -鳥羽街道駅 - 東福寺駅 -七条駅 -清水五条駅 -祇園四条駅 -三条駅
伏見区東山区八幡市
鴨東線

(全線市内)

三条駅 -神宮丸太町駅 -出町柳駅東山区左京区(全線市内)
宇治線中書島駅 -観月橋駅 -桃山南口駅 -六地蔵駅伏見区宇治市
京津線御陵駅 -京阪山科駅 -四宮駅 -山科区滋賀県大津市
近畿日本鉄道
近鉄
京都線京都駅 -東寺駅 -十条駅 -上鳥羽口駅 -
竹田駅 -伏見駅 -近鉄丹波橋駅 -桃山御陵前駅 -向島駅
下京区南区伏見区宇治市
京都市交通局
京都市営地下鉄
烏丸線
(全線市内)
国際会館駅 -松ヶ崎駅 -北山駅 -北大路駅 -鞍馬口駅 -今出川駅 -丸太町駅 -
烏丸御池駅 -四条駅 -五条駅 - 京都駅 -九条駅 -十条駅 -くいな橋駅 -竹田駅
左京区北区上京区中京区
下京区南区伏見区
(全線市内)
東西線太秦天神川駅 -西大路御池駅 -二条駅 -二条城前駅 - 烏丸御池駅 -京都市役所前駅 -三条京阪駅 -
東山駅 -蹴上駅 -御陵駅 - 山科駅 -東野駅 -椥辻駅 -小野駅 -醍醐駅 -石田駅
右京区中京区東山区
山科区伏見区
宇治市
京福電気鉄道嵐山本線
(全線市内)
四条大宮駅 - 西院駅 -西大路三条駅 -山ノ内駅-嵐電天神川駅 -蚕ノ社駅 -太秦広隆寺駅 -
帷子ノ辻駅 -有栖川駅 -車折神社駅 -鹿王院駅 -嵐電嵯峨駅 -嵐山駅
中京区右京区(全線市内)
北野線
(全線市内)
帷子ノ辻駅 -撮影所前駅 -常盤駅 -鳴滝駅 -宇多野駅 -
御室仁和寺駅 -妙心寺駅 -龍安寺駅 -等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅 -北野白梅町駅
右京区北区(全線市内)
叡山電鉄叡山本線
(全線市内)
出町柳駅 -元田中駅 -茶山・京都芸術大学駅 -一乗寺駅 -
修学院駅 -宝ケ池駅 -三宅八幡駅 -八瀬比叡山口駅
左京区(全線市内)
鞍馬線
(全線市内)
宝ケ池駅 -八幡前駅 -岩倉駅 -木野駅 -京都精華大前駅 -
二軒茶屋駅 -市原駅 -二ノ瀬駅 -貴船口駅 -鞍馬駅
左京区(全線市内)
嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線トロッコ嵯峨駅 -トロッコ嵐山駅 -トロッコ保津峡駅右京区西京区亀岡市

バス

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市内を行き交う京都市バス

路線バス

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市内の移動は路線バスがメインとなる。観光シーズンになると積み残しが続出する状況のルートもあり、渋滞が悪化して所要時間が読めなくなることから、鉄道各社線との乗り継ぎ利用でそれらのリスクを最小限に抑える利用方法が推奨されている[213]

京都市交通局(市バス)・京阪グループ・阪急バス・西日本ジェイアールバスなどとの間では、従来より回数券の共通化を行っており、地下鉄割引券込みの物も販売されていた。現在では、ICカードなどで市バス・京都バス・地下鉄の乗継割引が行われる。市バス・京都バス(それぞれ一部路線除く)および地下鉄全線が乗り放題の「地下鉄・バス一日(二日)券」が発売されている(他にも市バス・京都バスの均一区間専用の「バス一日券」、市外発の市内各線フリーきっぷ込みの割引きっぷ類などもあり)。

運行地域は、市バスが旧市街地中心で、京阪京都交通は西京区、および西京区・亀岡方面から旧市街地への乗り入れ、京都バスが右京区嵯峨地区と左京区岩倉鞍馬大原地区および両方面から旧市街地への乗り入れ、京阪バスが山科区と伏見区醍醐および両方面から旧市街地への乗り入れと比叡山方面、阪急バスが西京区(洛西ニュータウン)、西日本JRバスが旧京北町および北区小野郷・中川地区、右京区梅ケ畑地区から旧市街地への乗り入れとなっているが、一部競合区間が存在する。

この他に、伏見区向島地区を運行する近鉄バス、西京区(桂坂ニュータウン洛西ニュータウン)を運行するヤサカバス、京都女子大学と京都駅八条口・四条河原町を結ぶプリンセスラインバス、旧京北町を中心に運行する京北ふるさとバス、京都駅とらくなん進都内を巡回する京都らくなんエクスプレス、旧京北町と南丹市を結ぶ南丹市営バス、北大路駅と北区雲ケ畑地区を結ぶ雲ケ畑バスなどがある。

乗車方法は主に後乗り前降り後払いで、運賃は旧市街地周辺は均一制(主に230円)。均一区間外は整理券による区間制となっている。

#は京都市域バス共通回数券が使用可能なバス
●は交通系ICカード全国相互利用サービスが使用可能なバス
※はトラフィカ京カードが使用可能なバス

都市間バス

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高速バス

京都駅と名古屋駅を結ぶ名神ハイウェイバスや、首都圏などと京都を含む京阪神地区を結ぶ多くの高速路線バス、ツアー形式の貸切バスツアーバス)が運行されている。京都市内を発着地とする高速バス路線の多くは京都駅をターミナルとしている。詳しくは京都駅の高速バス欄を参照。

また大阪市内を発着地として名神高速道路を経由するバス路線のうち、京都駅に発着しない路線では、伏見区の深草バスストップ京都深草)を京都の玄関口と位置づけているものがある。詳しくは当該項目を参照。

道路

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第二京阪道路(旧京都高速道路阪神高速京都線
先斗町通
御池通

駐輪スペースを確保できれば、自転車原付含む自動二輪の方が柔軟な移動ができる。

近年、地球温暖化防止の観点から見直されたこともあってレンタサイクルが急増しており、宿泊客に対してこれらの便宜をはかる宿泊施設も増加している。また、ベロタクシーの日本発祥の地でもある。

高速道路

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その他の有料道路
かつて有料だった道路

国道

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府道

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主要地方道の越境路線のみ記載。

港湾

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地方港湾
  • 伏見港 - かつて存在した、宇治川河川港である。港湾機能は喪失しているが、法制上は引き続き地方港湾としての港格が残っている[214][215]


文化・名物

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祭事・催事

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主な祭事

名産・特産

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伝統産業

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74品目を京都市は伝統産業として指定し[216]、そのうち経済産業大臣指定伝統的工芸品と17品目が重複、その他から京の手しごと工芸品を選んでいる。

文化財

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古くは京都が日本の政治・文化の中心となっていて、第二次世界大戦の戦災から免れたことから、国宝の約20%、重要文化財の約14%が京都市内に存在する。

世界遺産

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→詳細は「古都京都の文化財」を参照

1994年(平成6年)に、近隣の宇治市内と滋賀県大津市内に所在するものを含め、17件の文化財が世界遺産に登録された。

「古都京都の文化財」

その他の史跡

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音楽

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→「Category:京都市の音楽」も参照

スポーツ

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例年行われるイベントには、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会全国高等学校駅伝競走大会京都マラソンなどがあり、ロードレースの陸上競技の人気が比較的高い[217]。日本初の駅伝の記念碑がある。

→「Category:京都市のスポーツ」も参照

また、トップアスリートや優秀な指導者などのスポーツ関係者に対して、京都市スポーツ賞や京都スポーツの殿堂による表彰が行われている。殿堂入りの人数では野球やラグビー関係者が多い[218]

→詳細は「京都スポーツの殿堂」を参照

スポーツに関する神社もあり、白峯神宮下鴨神社の雑太社などが挙げられる。

スポーツチーム

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サンガスタジアム by KYOCERA(スタジアムは亀岡市に所在)
わかさスタジアム京都
京都市体育館
→「Category:京都市のスポーツチーム」も参照
名称競技種目所属リーグ本拠地運営会社・団体設立
京都サンガF.C.サッカーJリーグJ1リーグサンガスタジアム by KYOCERA亀岡市京都パープルサンガ1922年
日本新薬硬式野球部野球JABA社会人野球京都市横大路運動公園野球場
わかさスタジアム京都
日本新薬1955年
三菱自動車京都レッドエボリューションズラグビートップウェスト京都市宝が池公園運動施設球技場
など
三菱自動車工業京都1957年
SGホールディングスギャラクシースターズソフトボールJDリーグわかさスタジアム京都
など
SGホールディングス1986年
AS.Laranja Kyotoサッカー関西サッカーリーグ西京極スタジアム
京都市西京極総合運動公園補助競技場
AS.Laranja Kyoto1987年
島津製作所Breakersラグビートップウェスト京都市宝が池公園運動施設球技場
など
島津製作所1988年
おこしやす京都ACサッカー関西サッカーリーグ京都府立山城総合運動公園
など
おこしやす京都AC2005年
三菱自動車京都ダイヤフェニックス野球JABA社会人野球三菱自動車グラウンド
など
三菱自動車工業京都2008年
京都ハンナリーズバスケットボールBリーグ京都市体育館
島津アリーナ京都など
スポーツコミュニケーションKYOTO2009年
京都カグヤライズ卓球Tリーグ京都市体育館
島津アリーナ京都など
株式会社京都卓球クラブ2022年

著名な出身者

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出身著名人

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→「京都市出身の人物一覧」を参照

作品

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→「Category:京都市を舞台とした作品」も参照

文学・小説

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映画

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テレビドラマ

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ゲーム

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-作品の舞台である「穂織」のモデル。花見小路通産寧坂などが登場。

音楽

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歌謡曲

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唱歌

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  • 鉄道唱歌 第一集東海道編(作詞:大和田建樹、作曲:多梅稚上眞行)-1900年(明治33年)5月発表のこの曲では、全66番のうち京都には1/8弱に当たる8番(山科を含めれば9番)を割り当てており、鎌倉の4番、近江八景の6番よりも長い。作詞者である建樹が相当の興味を抱いていたからとされ、名所は多く詠われている。
    • 45. 大石良雄が山科の その隠家はあともなし 赤き鳥居の神さびて 立つは伏見の稲荷山 (大石良雄伏見稲荷
    • 46. 東寺の塔を左にて とまれば七條ステーション 京都京都と呼びたつる 駅夫の声も勇ましや (京都駅
    • 47. ここは桓武のみかどより 千有余年の都の地 今も雲井の空たかく あおぐ清涼紫宸殿 (京都御所
    • 48. 東に立てる東山 西に聳ゆる嵐山 かれとこれとの麓ゆく 水は加茂川桂川 (山川の地理)
    • 49. 祇園清水知恩院 吉田黒谷真如堂 ながれも清き水上に 君がよまもる加茂の宮 (京都東部の名所)
    • 50. 夏は納涼(すずみ)の四條橋 冬は雪見の銀閣寺 桜は春の嵯峨御室 紅葉は秋の高雄山 (四季の名所)
    • 51. 琵琶湖を引きて通したる 疏水の工事は南禅寺 岩切り抜きて舟をやる 知識の進歩もみられたり (琵琶湖疏水
    • 52. 神社仏閣山水の ほかに京都の物産は 西陣織の綾錦 友禅染の花もみじ (京都の名産品)
    • 53. 扇おしろい京都紅 また加茂川の鷺しらず 土産を提げていざ立たん あとに名残は残れども (西への出発)

漫画

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ライトノベル・アニメ

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脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^山科区と伏見区東部が山城国宇治郡、西京区大枝・大原野と南区久世(くぜ)・伏見区の一部が乙訓郡、伏見区淀が久世郡、淀のうち美豆が綴喜郡である。左京区広河原・花脊と右京区京北が丹波国桑田郡。
  2. ^2015年(平成27年)国勢調査を基準とした都市雇用圏
  3. ^市内に本部を置く大学は27にのぼり、また大学生・大学院生の人口に対する割合は約10%で、いずれも政令指定都市では最も高い(2015年国勢調査・学校基本調査)。
  4. ^1910年以前は戸籍簿及び寄留簿による各年12月末日時点の人口、1920年〜2020年は国勢調査による各年10月1日時点の人口、2021年以降は各年10月1日時点の推計人口
  5. ^ボストン大学ブラウン大学シカゴ大学コロンビア大学バーナード・カレッジコーネル大学エモリー大学ハーバード大学ペンシルベニア大学プリンストン大学スタンフォード大学ワシントン大学セントルイスイェール大学バージニア大学の13大学。
  6. ^向島線向島駅-大川原間
  7. ^空谷橋停留所が西京区にある。

出典

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  1. ^京都市中京区役所:区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(伝統産業)”. 京都市情報館. 2024年5月6日閲覧。
  2. ^京都都市圏自治体ネットワーク”. 2023年4月9日閲覧。
  3. ^文化庁及び文化関係独立行政法人京都移転の提案” (2016年1月). 2023年4月9日閲覧。[1][2]
  4. ^【始動 文化庁 京都へ】<中>「文化首都」発信へ期待…茶道・華道・食が集積 連携カギ」『読売新聞オンライン』2023年3月17日。オリジナルの2023年3月21日時点におけるアーカイブ。
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  7. ^ab林屋 1984.
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  10. ^abcde京都」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E4%BA%AC%E9%83%BDコトバンクより2024年1月4日閲覧 
  11. ^京都市 1970, p. 16.
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参考文献

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関連項目

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