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下二段活用

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(2013年1月)
日本語動詞の活用の種類
文語口語
四段活用
ナ行変格活用
ラ行変格活用
下一段活用
五段活用
下二段活用下一段活用
上一段活用
上二段活用
上一段活用
カ行変格活用
サ行変格活用

下二段活用(しもにだんかつよう)とは、日本語動詞活用語尾に、五十音図のウ・エ段の音が入り、それに「る、れ、よ」が付くという形で変化する。

なお下二段活用には「得(う)」「寝(ぬ)」「経(ふ)」という1音節の語が存在するが、学校文法ではウ・エ段音からを活用語尾、その前を語幹とするため、これらの語は「語幹がない」あるいは「語幹と語尾の区別がない」というように説明される。

口語では下一段活用となる(得る(うる)を除く)。言語学から言えば、下一段活用の動詞は語幹母音で終わる母音語幹動詞である。

下二活用動詞の活用

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文語

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基本形活用形
語幹未然形連用形終止形連体形已然形命令形
ア行得(う)(得)うるうれえよ
カ行受(う)く-け-け-く-くる-くれ-けよ
ガ行告(つ)ぐ-げ-げ-ぐ-ぐる-ぐれ-げよ
サ行失(う)す-せ-せ-す-する-すれ-せよ
ザ行混(ま)ず-ぜ-ぜ-ず-ずる-ずれ-ぜよ
タ行捨(す)つ-て-て-つ-つる-つれ-てよ
ダ行出(い)づ-で-で-づ-づる-づれ-でよ
ナ行尋(たづ)ぬ-ね-ね-ぬ-ぬる-ぬれ-ねよ
寝(ぬ)(寝)ぬるぬれねよ
ハ行答(こた)ふ-へ-へ-ふ-ふる-ふれ-へよ
経(ふ)(経)ふるふれへよ
バ行食(た)ぶ-べ-べ-ぶ-ぶる-ぶれ-べよ
マ行求(もと)む-め-め-む-むる-むれ-めよ
ヤ行見(み)ゆ-え-え-ゆ-ゆる-ゆれ-えよ
ラ行入(い)る-れ-れ-る-るる-るれ-れよ
ワ行[1]植(う)う-ゑ-ゑ-う-うる-うれ-ゑよ

口語

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基本形活用形
語幹未然形連用形終止形連体形仮定形命令形
ア行得(う)る(得)うるうるうれえよ

関連項目

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ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。

脚注

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  1. ^「植う、飢う、据う」の三つがワ行下二段活用となる。また、上代日本語では「蹴う」もワ行下二段活用である。
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