| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
| 市場情報 | |
| 略称 | 三菱重工、三菱重、三重、重工、MHI |
| 本社所在地 | 〒100-8332 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 (丸の内二重橋ビル)[注釈 1] 北緯35度40分39.7秒東経139度45分42.5秒 / 北緯35.677694度 東経139.761806度 /35.677694; 139.761806座標:北緯35度40分39.7秒東経139度45分42.5秒 / 北緯35.677694度 東経139.761806度 /35.677694; 139.761806 |
| 設立 | 1950年(昭和25年)1月11日 (中日本重工業株式会社) (創立:1884年(明治17年)7月7日) |
| 業種 | 機械 |
| 法人番号 | 8010401050387 |
| 事業内容 | 機械、建設機械、航空機、船舶、防衛機器の製造・販売 |
| 代表者 | 加口仁 (代表取締役兼副社長執行役員) 小澤壽人 (代表取締役兼常務執行役員兼CFO) |
| 資本金 | 2656億878万1000円 |
| 発行済株式総数 | 33億7364万7810株 (2025年3月31日現在)[2] |
| 売上高 | 連結:5兆271億7600万円 単独:1兆9471億7800万円 (2025年3月期)[2] |
| 営業利益 | 単独:1450億7200万円 (2025年3月期)[2] |
| 経常利益 | 連結:3745億3100万円 単独:1872億5700万円 (2025年3月期)[2] |
| 純利益 | 連結:2454億4700万円 単独:1198億5500万円 (2025年3月期)[2] |
| 純資産 | 連結:2兆4698億2300万円 単独:1兆1795億1900万円 (2025年3月31日現在)[2] |
| 総資産 | 連結:6兆6589億2400万円 単独:4兆541億8400万円 (2025年3月31日現在)[2] |
| 従業員数 | 連結:7万7778名 単独:2万2375名 (2024年9月30日現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
| 主要株主 | 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 15.6 % 日本カストディ銀行(信託口) 5.0 % 明治安田生命保険相互会社 2.3 % STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.8 % 三菱重工持株会 1.6 % THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 1.0 % (2023年3月31日現在) |
| 主要子会社 | MSJ資産管理 64.0 % 三菱ロジスネクスト 64.6% 三菱マヒンドラ農機 66.7 % プライメタルズ テクノロジーズ 65.7 % |
| 関係する人物 | |
| 外部リンク | www |
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三菱重工業株式会社(みつびしじゅうこうぎょう、英:Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.、略称:三菱重工、MHI)は、東京都千代田区丸の内及び東京都港区芝に本社を置く、三菱グループの重工業メーカー。
三菱金曜会[3]及び三菱広報委員会[4]に属する[5][6]。三菱UFJ銀行、三菱商事とともに三菱グループ(旧三菱財閥)の「御三家」と呼ばれる[7]。また、川崎重工業(KHI)、IHI(旧・石川島播磨重工業)とともに日本の三大重工業の一角を成しており、事業内容・規模ともに首位である。日経平均株価および読売株価指数、TOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[8][9][10][11]。
グループスローガン(タグライン)は「Move The World Forward(世界を着実に一歩前へと進めていく)」。
通称は「三菱重工」または「MHI」[12]。三菱グループの源流企業である日本郵船(NYK LINE)の船の修繕・改修のために国が払い下げた長崎造船所(長崎県長崎市)を発祥とする。現在では日本最大の技術開発メーカーであり[13]、事業領域は陸・海・空・宇宙(宇宙航空研究開発機構)と多岐にわたる[14]。総合的な社会インフラ事業を担っている。三菱電機や三菱自動車などは、もともとは同社の一部門が独立して誕生した企業である。
主力製品は、船舶(造船)、エネルギー関連機器、産業機械、航空機、ロケット、兵器(防衛装備品)などである。ほかにも、鉄道車両(リニア・電気機関車・懸垂型モノレール・新交通システム・LRVなど)の製造、さらにエアコンや事業所向け大型冷凍機、ターボチャージャー、ETCシステムの製造でも知られ、過去には「シルバーピジョン」というスクーターも製造していた。なお、エアコンや加湿器は三菱グループ内で三菱電機と競合している[注釈 2]。ETC車載器も過去には競合していたが、部門を古野電気に譲渡したため[15]競合しなくなった。
明治時代以降、三菱グループ自体が政商として発展を遂げてきた歴史的経緯で、三菱重工業は伝統的に「三菱は国家なり」という意識を持っており、世界へ目を向けた一途な心情からの経営方針としている。三菱重工業の社長、会長を歴任した飯田庸太郎は「防衛産業で日本のお役に立てなければ、三菱が存在する意味はない。もって生まれた宿命と思っています。」と語っている[16]。兵器製造の分野では防衛省への納入実績が第一位の企業であり、世界では21位、日本ではトップの製造開発企業とされ[17]、戦闘機・ヘリコプター・イージス艦を含む護衛艦・潜水艦・戦車・ミサイルなどの製造をしている。事実上、現在においても日本の国防を担っている存在である。
三菱財閥二代目の岩崎弥之助が創業する。1884年(明治17年)に工部省長崎造船局の工場施設を三菱財閥の源流企業である「郵便汽船三菱会社(現在の日本郵船)」が借り受け、長崎造船所として事業継承。1887年(明治20年)に施設一切を買い受ける。1917年(大正6年)に三菱合資会社から独立して三菱造船株式会社(初代、以下省略)となった。造船事業は同社の祖業である。
後に業務多角化に伴い三菱電機、三菱航空機(初代、以下省略)などを分社化するが、いずれも収支不振の連続から、経営合理化のために三菱財閥4代目岩崎小弥太が「造船」と「航空機」の合併を決断し、1934年4月に三菱造船を三菱重工業(初代)と改名すると、6月には三菱航空機を吸収合併した。
「重工業」の語句は英文の「Heavy Industries」から小弥太が発案した造語であると語られている。戦前は日本の軍事力強化に伴い兵器(艦船、航空機)製造の中心として発展し、日本海軍超弩級戦艦武蔵の建造や零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を設計、製造するなどして軍艦建造トン数は10倍以上、戦車の製造台数は200倍以上、資本金は20倍以上に成長する。
1945年の第二次世界大戦終結後、GHQの財閥解体および過度経済力集中排除法の適用により、1949年(昭和24年)6月4日、持株会社整理委員会は三菱重工を三分割する決定を指令[18]。1950年(昭和25年)、東日本重工業(後の三菱日本重工業)、中日本重工業(後の新三菱重工業)、西日本重工業(後の三菱造船〈2代目〉)の3社に分割される。当初は3社が製品で棲み分けるも、線引きが曖昧になり製品群の重複が多数発生した。高度成長にあたり、3社の再統合を計画に際し「財閥の再来」など非難も上がるも、他の三菱グループと協力しながら1964年に3社は再統合し(法手続上の存続会社は新三菱重工業)、社名を再び三菱重工業(2代目)にする。三菱グループは重化学工業関連企業が多く、高度経済成長期に重厚長大産業が大きく発展する中で戦後に中核を担い、日本最大規模の重工業メーカーとして復興する。1970年には同社の自動車部門である三菱自動車工業、2018年には再び造船部門である三菱造船が分離・独立した。

| 氏名 | 在任期間 | |
|---|---|---|
| 1代 | 藤井深造 | 1964年6月 - 1965年5月 |
| 2代 | 河野文彦 | 1965年5月 - 1969年 月 |
| 3代 | 牧田與一郎 | 1969年5月 - 1971年2月 |
| 4代 | 古賀繁一 | 1971年12月 - 1973年5月 |
| 5代 | 守屋学治 | 1973年5月 - 1977年6月 |
| 6代 | 金森政雄 | 1977年6月 - 1981年6月 |
| 7代 | 末永聡一郎 | 1981年6月 - 1985年6月 |
| 8代 | 飯田庸太郎 | 1985年 - 1989年 |
| 9代 | 相川賢太郎 | 1989年 - 1995年 |
| 10代 | 増田信行 | 1995年 - 1999年 |
| 11代 | 西岡喬 | 1999年 - 2003年 |
| 12代 | 佃和夫 | 2003年 - 2008年 |
| 13代 | 大宮英明 | 2008年 - 2013年 |
| 14代 | 宮永俊一 | 2013年 - 2019年 |
| 15代 | 泉澤清次 | 2019年 - 2025年 |
| 16代 | 伊藤栄作 | 2025年 - 現職 |

本社機能は以下のとおり分散されている。
総合研究所は製造品目が多岐にわたるため、複数拠点に立地している[43]。
事業所および工場の一覧[44]は以下のとおり。
(括弧内は略称、太字は三大主力工場を示し、略称の続きに所在地に属する自治体を併記する)
2023年1月1日現在の事業ドメイン・セグメントの一覧[45]。
三菱重工エンジニアリングは2023年04月01日付けで本体に統合されている。その後2024年04月01日付けでGXセグメントを新設し、複数の部門にまたがるエナジートランジション関連部門を再編し、プロジェクトマネジメント機能およびエンジニアリング機能を強化した体制とした。交通システム、化学プラント、環境設備はそれぞれ移管している。
丸の内の旧本社ビルは文部科学省の仮庁舎となっていた。2016年(平成28年)現在は、丸の内地区の再開発事業に伴うテナントの仮移転先になっている。
社内には7つの事業ドメインとセグメント、12の主な生産拠点が存在する。
主に横浜製作所、高砂製作所、長崎造船所、日立工場、呉工場、三菱重工コンプレッサ(広島)、三菱重工マリンマシナリ(長崎)、三菱重工航空エンジン(名古屋、長崎)で生産を行う。なお火力発電事業は、2014年2月1日付で日立製作所との合弁会社「三菱日立パワーシステムズ」(後の「三菱パワー」)に移管、その後日立との合弁解消を経て2021年10月1日より三菱重工業本体に復した。なおブランド保持とグローバル契約窓口のため「三菱パワー」の商号・法人格ともに残している[46]。
産業機械
造船や交通システム、化学プラント、環境設備、製鉄機械事業を行う。主に長崎造船所、神戸造船所、下関造船所、横浜製作所、三原製作所で生産される。造船事業は2018年1月1日付で「三菱造船株式会社」(3代目)へ移管。 製鉄機械事業はプライメタルズテクノロジーズジャパンに。
交通システム
CO2回収プラント
主に神戸造船所内と品川本社で設計開発、神戸造船所で生産、高砂製作所で生産や試験研究を行う。設計部門の技術者は、原子力・化学・機械・電気・建築・土木などの専攻を卒業したエンジニアで構成され、燃料・系統・電気・配置・機器・配管・建物などの設計を行う。
主に三菱重工機械システムが生産を行っている。
主に相模原製作所、名古屋航空宇宙システム製作所、名古屋誘導推進システム製作所、神戸造船所、長崎造船所で生産を行っている。
自衛隊向け特殊車両
艦艇
主に名古屋航空宇宙システム製作所、神戸造船所、広島製作所、下関造船所で生産を行なっている。ボーイングやエアバス向けの航空機部品を生産している。また自社で開発の小型旅客機Mitsubishi SpaceJet(開発中止)の生産も行っていた。
エンジンとターボチャージャーを三菱重工エンジン&ターボチャージャー(相模原)、エアコン冷熱機器を三菱重工サーマルシステム(枇杷島、神戸)、フォークリフトや運搬機器を三菱ロジスネクストが生産している
「ビーバーエアコン」のブランド名で展開[52]
三菱電機は「霧ヶ峰」のブランド名で異なる製品を展開している。
「セゾンエアコン」のブランド名で展開
メッツォペーパーおよびその日本法人のメッツォペーパージャパン株式会社へ譲渡[53]。
工作機械、常温ウェーハ接合装置、精密切削工具、自動車部品は滋賀県栗東市の本工場で、パワートランスミッション製品は愛知県名古屋市の岩塚工場で生産されていた。また、航空機主翼を始めとして社内製品そのものの工作機械も手がけていた。うち、完全子会社であった三菱重工工作機械株式会社は、2021年2月5日付の契約において日本電産(現・ニデック)およびそのグループ会社に譲渡され、2021年8月の株式譲渡完了を待って「日本電産マシンツール株式会社」(現・ニデックマシンツール)となった[54][55]。
※全て株式会社である。
2011年9月19日に、読売新聞が朝刊の一面で、三菱重工の社内のシステムが広範囲にわたってコンピュータウイルスに感染していたことを報道し、同日16時過ぎに三菱重工はこれを認めるプレスリリースを発表した。感染は本社、工場、研究所等の国内11拠点のサーバ45台と職員のパソコン38台で、造船、防衛、航空宇宙、発電プラント、鉄道等の情報が狙われていた[64]。プレスリリースの翌日の9月20日にはIHIと川崎重工も同様の被害を受けていたことを発表した[65]。その後の調査で、川崎重工のコンピューターは三菱重工のコンピューターと同じく、踏み台と見られる送信先(米国のウェブサイト)に情報を送信していたこと、日本航空宇宙工業会 (SJAC)のコンピュータを踏み台にして、SJACやその会員企業を名乗る送信者から「事前資料送付」と題された標的型攻撃メールを受信していたことが判明した[66][67]。
2012年11月30日に三菱重工は、同月27日に名古屋航空宇宙システム製作所の宇宙関連業務に使うコンピューター4台が新型のウイルスの感染していたことが判明したことをプレスリリースで発表した。同30日には宇宙航空研究開発機構もイプシロンロケットの情報が外部に漏洩した可能性があることを発表していた[68]。
長崎造船所で1955年から2014年にかけ下請会社に雇用され勤務してきた元従業員ら(死亡した元従業員の遺族も含む)が、作業所で粉塵を吸入し塵肺になったとして、長崎地方裁判所に約6億3400万円の損害賠償を求め訴訟を提起。2022年11月7日に同地裁は、原告のうち20人には請求を認めたものの、一部の原告に対しては、因果関係が認められないとして棄却。この判決に対し、原告からは「正社員と下請とを差別している」との批判が出ている[69]。
{{cite news}}:|archive-date=と|archive-url=の日付が異なります。(もしかして:2011年10月19日) (説明)⚠| 1884年 - |
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| 1950年 - |
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| 三菱財閥-三菱グループ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 事業拠点 |
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