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三段跳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三段跳(さんだんとび)は、陸上競技跳躍競技に属する種目で、ホップ・ステップ(スキップ)・ジャンプと3回跳び、その距離を競う競技。助走をつける走り三段跳と助走をつけない立ち三段跳があるが単に三段跳といえば通常走り三段跳を指す。

解説

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北京オリンピックにおけるフィリップス・イドウの試技

ホップとステップは同じ脚で連続的にすることになる。例えば、右足で踏み切った選手はさらにステップも右足、ジャンプを左足で行う。なお、ワールドアスレティックスのルールでは「ホップでは、踏み切ったのと同じ足を競技者はまず地面につけなければならない。ステップでは反対側の足をつけなければならず、そこから続いてジャンプが遂行される[1]」となっており、ホップとステップは着地によって定義されている。

多くの世界的・国内の主要な試合では、踏み切り板は砂場の手前の端から13m離れている。ただし、高校においては11m、中学においては9mなど、競技者のレベルに合わせて調節される。

日本の織田幹雄1928年アムステルダムオリンピックで15m21を跳び、日本人初となるオリンピック金メダルをもたらした[2]

また同じく日本の南部忠平 (1904 - 1997) は、1932年に開催されたロサンゼルス五輪の三段跳に出場し、15m72の世界記録(当時)を樹立して金メダルを獲得。さらに、1936年ベルリンオリンピックでは田島直人が16m00の世界記録(当時)で金メダルを獲得し日本人選手で3連覇となり、その後の競技の発展に大きく貢献した。

陸上競技における正しい表記は三段跳であるが、学校教育や新聞記事など陸上競技関係者以外が多く関わる場面では三段跳びと表記されることもある。

女子は1926年から日本記録として公認されてきたが、戦後一旦公認対象種目から外された。その後1986年から再度日本記録として公認されて現在に至っている[3]

歴史

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三段跳の起源は古代アイルランドまで遡り、水溜まりをいかに少ない歩数で渡りきれるか、という遊びが競技化したという説が有力である。

古代オリンピックの歴史的文献には時々、15m以上の跳躍記録が出てくる。スポーツ史研究家たちは、これらは複数段の跳躍の記録に違いなく、三段跳の起源にあたると結論づけている[4]。しかし三段跳が古代オリンピックの種目だった証拠は無く、それらの異常に長い跳躍距離は、正確な記録をつけるというより、勝利を祝う詩人たちの芸術的放埓さによる可能性がある[5]

三段跳は、初の近代オリンピックであるアテネ大会の種目になったが、当時は同じ足で2回ホップを踏んでジャンプするというものだった(踏み切り→同じ足でホップ→またホップにより跳躍)。最初の近代オリンピック金メダリストのジェームズ・コノリーはその三段跳の選手であった[6]。女子の三段跳が種目に加わったのは1996年のアトランタ大会からである[7]

初期の近代オリンピックには助走をつけない立ち三段跳もあったが、第2回(1900年・パリ)[8]第3回(1904年・セントルイス)で種目に採用されたのみで、オリンピック以外を含めても今日行われることは稀である。

日本では1874年(明治7年)に海軍兵学寮で開かれた競闘遊戯会(運動会)の1種目「うさぎのつきみ」が三段跳の始まりであるとされる[9]日本陸上競技選手権大会の種目に加わったのは1918年(大正7年)の第6回大会からで、当時は英語名のhop step and jump をそのままカタカナにした「ホップステップアンドジャンプ」を正式な種目名としていた[10]。これではあまりに長いので、新聞では「ホ・ス・ジャンプ」と略記し、選手の間では「ホスジャン」と呼んでいた[10]1929年(昭和4年)、これに日本語名を付けようと関東学生陸上競技連盟(関東学連)の北沢清が提案し、織田幹雄がドイツ語名のDreisprungフランス語名のTriple saut を参考に「三段跳」と「三回跳」の2案を考案した[10]。関東学連は役員会で、「三段跳の方がしっくりくる」との理由で三段跳の名称を採用し、同年の関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)のプログラムで初めて「三段跳」の文字が登場した[11]。当初、新聞業界は「三段跳」という名称を批判したが、漢字3文字で表記できる便利さからこの名称で定着した[12]

男子

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  • 風速 (m/s) は追い風を+で表記、向かい風を-で表記する。
記録距離風速名前所属日付
世界記録
世界18m29+1.3ジョナサン・エドワーズイギリスの旗イギリス1995年8月7日
U20世界17m87+1.3ジェイドン・ヒバートジャマイカの旗ジャマイカ2023年5月13日
U18世界17m41+1.0ホルダン・ディアス キューバ2018年6月8日
エリア記録
アフリカ18m07±0.0ユーグファブリス・ザンゴブルキナファソの旗ブルキナファソ2021年1月16日
アジア17m68+1.0呉端庭中華人民共和国の旗中国2025年8月4日
ヨーロッパ18m29+1.3ジョナサン・エドワーズイギリスの旗イギリス1995年8月7日
北中米カリブ18m21+0.2クリスチャン・テイラーアメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国2015年8月27日
オセアニア17m46+1.7Ken Lorrawayオーストラリアの旗オーストラリア1982年8月7日
南米17m90+0.4ジャデル・グレゴリオ英語版ブラジルの旗ブラジル2007年5月20日
日本記録
日本17m15+0.9山下訓史日本電気1986年6月1日
U20日本16m38−0.4宮尾真仁東洋大学2023年6月5日
U18日本15m84+0.0渡邉容史愛媛県立松山北高等学校1997年10月28日
学生17m00+1.3伊藤陸近畿大学工業高等専門学校2021年9月19日
高校16m10+0.8山本凌雅長崎県立諫早農業高等学校2013年10月7日
中学14m58+1.8小栗忠浜松市立笠井中学校1992年10月4日

女子

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記録距離風速名前所属日付
世界記録
世界15m67+0.7ユリマール・ロハス英語版ベネズエラの旗ベネズエラ2021年8月1日
U20世界14m62+1.0テレザ・マリノワ ブルガリア1996年8月25日
U18世界14m57+0.2黄秋艶英語版中華人民共和国の旗中国1997年10月19日
エリア記録
アフリカ15m39+0.5フランソワーズ・ムーバンゴカメルーンの旗カメルーン2008年8月17日
アジア15m25+1.7オルガ・リパコワカザフスタンの旗カザフスタン2010年9月4日
ヨーロッパ15m50+0.9イネッサ・クラベッツ ウクライナ1995年8月10日
北中米カリブ15m29+0.3ヤミレ・アルダマ キューバ2003年7月11日
オセアニア14m04+2.0ニコール・ムラデニスオーストラリアの旗オーストラリア2002年3月9日
南米15m67+0.7ユリマール・ロハス英語版ベネズエラの旗ベネズエラ2021年8月1日
日本記録
日本14m16+0.7森本麻里子内田建設AC2023年6月3日
U20日本13m03+1.7山崎りりや鳴門渦潮高等学校2024年10月11日
U18日本12m92+0.2村山梢初芝高等学校1995年11月3日
学生13m81−0.2船田茜理武庫川女子大学2022年8月7日
高校13m03+1.7山崎りりや鳴門渦潮高等学校2024年10月11日
中学12m51+1.2祖父江由佳名古屋市立守山東中学校2025年6月22日

世界歴代10傑

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男子
距離風速名前所属日付
118m29+1.3ジョナサン・エドワーズイギリスの旗イギリス1995年8月7日
218m21+0.2クリスチャン・テイラーアメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国2015年8月27日
318m18−0.3ホルダン・ディアススペインの旗スペイン2024年6月11日
418m14+0.4ウィル・クレイアメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国2019年6月29日
518m09−0.4ケニー・ハリソンアメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国1996年7月27日
618m08+0.0ペドロ・パブロ・ピチャルド英語版 キューバ2015年5月28日
718m07(室内)±0.0ユーグ・ファブリス・ザンゴブルキナファソの旗ブルキナファソ2021年1月16日
818m04+0.3テディ・タムゴーフランスの旗フランス2013年8月18日
917m97+1.5ウィリー・バンクスアメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国1985年6月16日
1017m92+1.6フリスト・マルコフ ブルガリア1987年8月31日
+1.9ジェームス・ベックフォード英語版ジャマイカの旗ジャマイカ1995年5月20日
世界陸連記録参照[13]
女子
距離風速名前所属日付
115m74
(室内)
±0.0ユリマール・ロハス英語版ベネズエラの旗ベネズエラ2022年3月20日
215m50+0.9イネッサ・クラベッツ ウクライナ1995年8月10日
315m39+0.5フランソワーズ・ムバンゴカメルーンの旗カメルーン2008年8月17日
415m34−0.5タチアナ・レベデワロシアの旗ロシア2004年7月4日
515m32+0.9クリソピギ・デベツィギリシャの旗ギリシャ2004年8月21日
615m31+0.0カテリーン・イバルグエン コロンビア2014年7月18日
715m29+0.3ヤミレ・アルダマ キューバ2003年7月11日
815m28+0.9ヤルヘリス・サビヌ キューバ2007年8月31日
915m25+1.7オルガ・リパコワカザフスタンの旗カザフスタン2010年9月4日
1015m20+0.0サルカ・カスパルコワ チェコ1997年8月4日
−0.3テレザ・マリノワ ブルガリア2000年9月24日
世界陸連記録参照[14]

世界記録の変遷

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  • 水色の背景は世界陸連から世界記録と公認されなかった記録を意味する。
男子
距離風速名前所属日付
15m52ダニエル・アハーン英語版イギリスの旗イギリス1911年5月30日
15m52ニック・ウィンターオーストラリアの旗オーストラリア1924年7月12日
15m58+0.5織田幹雄日本の旗日本1931年10月27日
15m72南部忠平日本の旗日本1932年8月4日
15m75原田正夫日本の旗日本1934年9月16日
15m82大島鎌吉日本の旗日本1934年9月16日
15m78ジャック・メトカーフオーストラリアの旗オーストラリア1935年12月14日
16m00+0.6田島直人日本の旗日本1936年8月6日
16m00+1.6アデマール・ダ・シルバブラジルの旗ブラジル1950年12月3日
16m01+1.21951年9月30日
16m121952年7月23日
16m22+0.71952年7月23日
16m23+1.5レオニード・シチェルバコフソビエト連邦の旗ソビエト連邦1953年7月19日
16m56+0.2アデマール・ダ・シルバブラジルの旗ブラジル1955年3月16日
16m59+1.0Oleg Ryakhovskiyソビエト連邦の旗ソビエト連邦1958年7月28日
16m70+0.0オレグ・フェドセーエフ1959年5月3日
17m03+1.0ヨゼフ・シュミットポーランドの旗ポーランド1960年8月5日
17m10+0.0ジュゼッペ・ジェンティーレイタリアの旗イタリア1968年10月16日
17m22+0.01968年10月17日
17m23+2.0ヴィクトル・サネイエフソビエト連邦の旗ソビエト連邦1968年10月17日
17m27+2.0ネルソン・プルデンシオブラジルの旗ブラジル1968年10月17日
17m39+2.0ヴィクトル・サネイエフソビエト連邦の旗ソビエト連邦1968年10月17日
17m40+0.4ペドロ・ペレス英語版 キューバ1971年8月5日
17m44-0.5ヴィクトル・サネイエフソビエト連邦の旗ソビエト連邦1972年10月17日
17m89+0.0ジョアン・カルロス・ジ・オリヴェイラブラジルの旗ブラジル1975年10月15日
17m97+1.47ウィリー・バンクスアメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国1985年6月16日
17m98+1.8ジョナサン・エドワーズイギリスの旗イギリス1995年7月18日
18m16+1.31995年8月7日
18m29+1.31995年8月7日
世界陸連(IAAF)記録参照[15]
女子
距離風速名前所属日付
14m54+1.1李恵栄英語版中華人民共和国の旗中国1990年8月25日
14m95−0.2イネッサ・クラベッツソビエト連邦の旗ソビエト連邦1991年6月10日
14m97+0.9ヨランダ・チェン英語版ロシア1993年6月18日
15m09+0.5アンナ・ビリュコワ英語版1993年8月21日
15m50+0.9イネッサ・クラベッツ ウクライナ1995年8月10日
15m67+0.7ユリマール・ロハス英語版ベネズエラの旗ベネズエラ2021年8月1日
15m74±0.02022年3月20日
世界陸連(IAAF)記録参照[16]

日本歴代10傑

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男子
距離風速名前所属日付
117m15+0.9山下訓史NEC1986年6月1日
217m02+2.0杉林孝法ミキハウス2000年7月16日
317m00+1.3伊藤陸近畿大学工業高等専門学校2021年9月19日
416m98+1.5石川和義筑波大学2004年10月10日
516m88+1.2小松隆志高知県立高知農業高等学校教員1994年10月14日
516m88+0.2長谷川大悟日立ICT2016年4月29日
716m87+1.8山本凌雅順天堂大学2017年4月29日
816m85−1.1山下航平筑波大学2016年5月22日
916m76+1.8中西正美日本体育大学研究員1981年4月29日
1016m75±0.0池畠旭佳瑠駿河台大学AC2020年7月26日
女子
距離風速名前所属日付
114m16+0.7森本麻里子内田建設AC2023年6月3日
214m04+1.1花岡麻帆三英社1999年10月1日
313m94+1.6髙島真織子九電工2025年8月9日
413m87+0.4船田茜理ニコニコのり2025年8月3日
513m65+0.3河合栞奈大阪成蹊大学2019年9月15日
613m52+0.7宮坂楓ニッパツ2016年10月15日
713m50+0.4吉田文代中央大学2003年6月6日
813m42+1.8剱持早紀長谷川体育施設2019年4月21日
913m40+1.3西内誠子須崎市立上分中学校教員1998年4月29日
1013m39−0.8佐藤友香七十七銀行2004年10月27日

日本記録の変遷

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男子
距離風速名前所属日付
10m96原川五郎日本体育大学1918年11月3日
11m57森田俊彦東京農業大学1919年4月19日
11m86松本兼二郎東京大学1919年4月27日
12m31奥山一三神戸高等商業学校1919年9月7日
12m45佐藤信一東京高等師範学校1919年11月8日
12m48坂東誠吾法政大学1920年4月25日
12m761920年11月3日
13m45佐藤信一東京高等師範学校1922年4月23日
14m27織田幹雄広島高等師範学校1923年5月22日
14m351924年7月12日
14m805早稲田大学1925年9月27日
15m3431927年8月6日
15m3551927年8月29日
15m411928年5月19日
15m451929年5月26日
15m48早稲田大学クラブ1931年6月28日
15m501931年10月11日
15m58+0.51931年10月27日
15m72南部忠平浪速倶楽部1932年8月4日
15m75原田正夫京都大学1934年9月16日
15m82大島鎌吉浪速クラブ
16m00+0.6田島直人三井鉱山株式会社1936年8月6日
16m48小掛照二大昭和製紙1956年10月7日
16m48岡崎高之八幡製鐵1964年4月9日
16m58村木征人東京女子体育大学教員1969年8月3日
16m63東海大学教員1972年4月23日
16m67+0.6井上敏明法政大学1972年10月27日
16m76中西正美日本体育大学研究員1981年4月29日
16m77+1.4山下訓史筑波大学1985年6月2日
16m921985年10月5日
17m15+0.9日本電気1986年6月1日
月刊陸上競技記録参照[17]
女子
距離風速名前所属日付
12m23城戸律子新日本製鐵八幡1986年11月3日
12m30土屋由美子大昭和製紙1987年5月3日
12m30古閑昭美筑波大学1987年10月11日
12m44+1.3土屋由美子大昭和製紙1988年6月17日
12m541988年11月3日
12m60+0.2磯貝美奈子ナイキジャパン1989年6月17日
12m77土屋由美子大昭和製紙1989年8月26日
12m81+1.6前川明子添上クラブ1990年6月9日
12m86森岡洋子大昭和製紙1992年10月25日
13m061993年5月5日
13m23橋岡直美あさひ銀行1993年8月1日
13m23+1.0ゼンリン1995年6月9日
13m31+1.4阿部祥子福岡大学1995年10月19日
13m35+1.9西内誠子高知女子クラブ1996年10月6日
13m35花岡麻帆順天堂大学1998年4月29日
13m40+1.3西内誠子高知女子クラブ
13m69+1.0花岡麻帆順天堂大学1998年5月17日
13m72三英社1999年10月1日
14m04+1.1
14m16+0.7森本麻里子内田建設AC2023年6月3日
月刊陸上競技記録参照[17]

高校歴代10傑

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男子
距離風速名前所属日付
116m13+0.6宮尾真仁洛南高等学校2022年11月4日
216m10+0.8山本凌雅長崎県立諫早農業高等学校2013年10月7日
316m05+1.4野﨑千皓洛南高等学校2015年10月17日
416m04+1.9荒木基和歌山北高等学校2018年10月8日
615m84+0.0渡邉容史愛媛県立松山北高等学校1997年10月28日
+0.7廣田麟太郎長崎日本大学高等学校2020年10月24日
715m82+1.3田中宏祐摂津高等学校2019年9月8日
815m81+1.1小松隆志高知県立安芸高等学校1985年10月21日
915m80−0.6井村慧士太成学院大学高等学校2019年5月27日
1015m79+0.8北川凱東海大学付属静岡翔洋高等学校2021年8月22日
女子
距離風速名前所属日付
1※13m10+0.7王迪富山県立富山商業高等学校2001年8月18日
113m03+1.7山崎りりや鳴門渦潮高等学校2024年10月11日
212m96+0.9河添千秋愛媛県立松山北高等学校2018年6月18日
312m92+0.2村山梢初芝高等学校1995年11月3日
+1.6竹田小百合北海道恵庭北高等学校2007年8月19日
512m89+0.8吉田文代成田高等学校1999年8月27日
+0.4前田和香奈良県立添上高等学校2008年11月3日
712m86+1.2中村紗華神奈川県立伊志田高等学校2017年10月8日
812m85+0.2田口侑楽国際学院高等学校2023年8月4日
912m81+0.6岡島奏音皇學館高等学校2025年10月17日
1012m80+1.4三木麗奈兵庫県立姫路商業高等学校2021年7月10日

※王迪の記録は高校国内国際記録(WHR)

五輪・世界選手権における日本人入賞者

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大会開催国選手名成績記録
1924第8回オリンピック競技大会(パリ)フランスの旗フランス織田幹雄6位14m35
1928第9回オリンピック競技大会(アムステルダム)オランダの旗オランダ織田幹雄優勝15m21
南部忠平4位15m01
1932第10回オリンピック競技大会(ロサンゼルス)アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国南部忠平優勝15m72
大島鎌吉3位15m12
1936第11回オリンピック競技大会(ベルリン)ナチス・ドイツの旗ドイツ国田島直人優勝16m00
原田正夫2位15m66
大島鎌吉6位15m07
1952第15回オリンピック競技大会(ヘルシンキ) フィンランド飯室芳男6位14m99
  • 1924年パリオリンピックで織田幹雄が6位入賞し、1928年アムステルダムオリンピックでは織田がこの種目で優勝し金メダルを獲得。1928年の同大会から1936年ベルリンオリンピックまで日本人男子選手が3連覇を達成した。

脚注

[編集]
  1. ^IAAF Competition Rules 2012-2013”. 2016年12月9日閲覧。
  2. ^財団法人 日本オリンピック委員会 監修 1994, p. 113.
  3. ^陸上競技マガジン1999年記録集計号329p
  4. ^Rosenbaum, Mike (2012). An Illustrated History of the Triple Jump. Retrieved fromhttp://trackandfield.about.com/od/triplejump/ss/illustriplejump.htm.
  5. ^Koski, Rissanen & Tahvanainen (2004). Antiikin urheilu. Olympian kentiltä Rooman areenoille. [The Sports of Antiquity. From the Fields of Olympia to Roman Arenas.] Jyväskylä: Atena Kustannus Oy.ISBN 951-796-341-6
  6. ^織田 1972, pp. 188–189.
  7. ^Athletics at the 1996 Atlanta Summer Games: Women's Triple Jump”. Sports-reference.com. 2014年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月18日閲覧。
  8. ^このパリオリンピックでレイ・ユーリーが記録した10m58が立ち三段跳の世界最高記録である。
  9. ^織田 1972, p. 188.
  10. ^abc織田 1972, p. 189.
  11. ^織田 1972, pp. 189–190.
  12. ^織田 1972, p. 190.
  13. ^IAAF (2015年7月11日). “Toplists Triple Jump”. 2015年7月11日閲覧。
  14. ^IAAF (2015年7月11日). “Toplists Triple Jump”. 2015年7月11日閲覧。
  15. ^IAAF (2017年12月11日). “Progression of IAAF World Records - 2015 edition(178-180ページ参照)”. 2017年12月11日閲覧。
  16. ^IAAF (2017年12月11日). “Progression of IAAF World Records - 2015 edition(325ページ参照)”. 2017年12月11日閲覧。
  17. ^ab「日本記録変遷」『月刊陸上競技』第52巻第5号、講談社、2018年4号月別冊付録 エラー: 日付が正しく記入されていません。(説明、149・154。 

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
ウィキメディア・コモンズには、三段跳に関連するカテゴリがあります。
ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。
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