

一日署長(いちにちしょちょう)とは、警察署、消防署や税務署など署を称する機関が芸能人・著名人・スポーツ選手・マスコットキャラクター・動物などを一日に限り署長に起用する署のPRイベントである。
警察の一日署長は一般的に特別運動活動の一環として行われ、「防犯」・「交通安全」などをPRする目的で行われる。
ただし、一日警察署長イベントを行う予定があってもその直前に所轄管内で大きな事件が起きると、捜査に集中するため、一日署長イベントを中止することがある。
一日警察署長イベントは基本的に当該署が企画立案を行い、イベント自体も管内で行われるので、地域性が高いイベントになる。しかし、警視庁など警察本部主導で行われることもあり、その場合には警察本部の総務部や警務部が担当する。
類似のものとして、毎年1月10日に「110番の日」として各地の警察本部で110番による通報の処理を担当する通信指令部門の「一日○○(組織の責任者、本部長や室長など)」の任命がある。通信指令部門の場合は110番のPRということになる。また、稀に警察署の上部組織である方面本部で「一日方面本部長」が任命されることもあるが、警察本部レベルでの一日所属長(警視総監・警察本部長)イベントは行なわれていない。
なお、一日警察署長には警察官としての司法警察権は与えられず、警察官ではないので手錠や拳銃も所持できない。任命されている間も本来の署長が解任されずに業務を行っているため、任命された人物が事件対応の指揮を執ったり、被疑者を(私人現行犯逮捕以外の方法で)逮捕するなどの事態は起こりえない。
一日警察署長となる者は署長室で行う一日署長任命式に出席し、任命証を受け取って、正式に一日署長任命される(任命者は本来の署長であることが多い)。
実際の各署の署長人事は上部機関で人選、任命される。警察の場合は警察本部が人選、任命ということになり、警察署の署長室で任命式を行うことはない。
任命後、一日警察署長は礼式(挙手の敬礼の仕方)の指導などを受け、下記のような活動を行う。
一日署長として活動中は基本的に制服を着用しており、公式行事には制服(飾り肩章と飾緒の付いた礼服、周章に細い金線2本付いた上級幹部用制帽)姿で出席する。ただし、力士などのように大柄な人物が一日署長に任命された場合、サイズが合う制服がないので、本人の正装(力士であれば紋付袴に雪駄)で代用する場合がある[注 1]。
基本的には一日署長の名の通り、日中のほとんど、管内各地においてその活動を行うことが多いが、2023年10月11日に上村ひなのが務めた新潟県三条警察署の一日署長においては、市内の公民館で行われた地域安全イベントの壇上において任命式が行われ、またこのイベント以外の活動がなかったことから実質的に2時間ほどで終わった一日署長の例もある。
『罪とか罰とか』(2008年)
『ピュア!〜一日アイドル署長の事件簿〜』(2019年)[84]
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