| ヴァーリア科 | ||||||||||||||||||||||||
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Vahlia capensis | ||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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| 属 | ||||||||||||||||||||||||
ヴァーリア科(ヴァーリアか、学名:Vahliaceae) は、被子植物のヴァーリア目に属する唯一の科で、ヴァーリア属のみを含む単型科。ヴァーリア属は5種からなり、草本・木本両方を含む。アフリカの北西部を除く地域に分布し、3種がイラクからセイロン島にかけての南アジアでも見られ、1種は更にベトナムのフーコック島にも隔離分布する。草地や林内では見られず、河原のような開けた地形を好み、海水が流れ込む塩分濃度の高い土壌でも生育する[1]。学名はデンマーク・ノルウェーの植物学者マルティン・ヴァール (Martin Vahl) に因む[2]。

対生で単葉、全縁、楕円形から線形で、無毛または軟腺毛で覆われている[1]。
密な集散花序につき、花弁は萼片より長く、白または黄色。子房下位であり、子房に上生する花盤から5本の雄蕊が生じる。雌蕊は2–3心皮が合生する。柱頭は頭状[3]。
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| APG IVにおけるキク類の系統樹 |
従来の分類体系では、ヴァーリア科はユキノシタ目に属していたが、分子系統解析の進展により、キク類に属することが明らかになった[1]。2016年に改訂されたAPG IVでは、ヴァーリア科のみで構成されるヴァーリア目が独立した目として新設され、ナス目やシソ目とともにシソ類の一員とされる[4][5]。
以下の5種を含む[6]。
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