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ローム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、電気機器会社について説明しています。土壌については「ローム (土壌)」を、その他の用法については「ローム (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ローム株式会社
ROHM Co., Ltd.
ローム本社
種類株式会社
市場情報
本社所在地日本の旗日本
615-8585
京都府京都市右京区西院溝崎町21
設立1958年9月17日
業種電気機器
法人番号9130001000052ウィキデータを編集
事業内容集積回路、半導体素子、受動部品、ディスプレイ
代表者東克己代表取締役社長兼社長執行役員
資本金869億69百万円
発行済株式総数1億300万株
売上高連結: 4484.66億円
(2025/3月期)
営業利益連結: △400.61億円
(2025/3月期)
純利益連結: △500.65億円
(2025/3月期)
純資産連結: 8896.55億円
(2025/3月期)
総資産連結: 1兆4407億円
(2025/3月期)
従業員数連結:22,608人
単体:4,426人
(2025年3月末現在)
決算期3月31日
会計監査人有限責任監査法人トーマツ
主要子会社ローム・ワコー
ローム・アポロ
ローム浜松
ラピスセミコンダクタ
関係する人物佐藤研一郎(創業者)
外部リンクwww.rohm.co.jpウィキデータを編集
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ローム株式会社:ROHM Co., Ltd.)は、京都府京都市右京区に本社を置く電子部品メーカー。おもな製品はLSIトランジスタダイオードLED抵抗器である。

会社概要

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創業者である佐藤研一郎立命館大学在学時に考案した炭素皮膜抵抗特許を元に創業した。社名のROHM(R:抵抗 Ohm:抵抗を示す単位)はそこに由来する。その後、大規模集積回路の製造を手がけ始め、現在は様々な機能を顧客の要望に応じてLSI上に集積するカスタムLSIが主力となっている。

取引きの主体である大証では一定の出来高を維持しており、技術者よりも投資家の間で有名なメーカーである。日本のカスタムLSI市場を席巻するほどの企業であり、日本の集積回路のトップシェアを誇っているが、ロゴなどは製品上に表示しておらず(一部の技術者の間では製品番号がBD、BU、BHで始まるLSIはローム製である事が知られている)、一般向けのアピール(広告など)をほとんど行っていないため、地元の京都を除くと比較的知名度は低い。最近はバイオ関連にも進出を計っている。旧:大和銀行(現:りそな銀行)の主要取引先企業によって結成された大輪会の会員企業でもある[1]

最近はびわ湖毎日マラソンひろしま男子駅伝のゼッケンスポンサーを務めるようになり、社名の認知度上昇に大きく貢献した。びわ湖毎日マラソンにおいてロームは大会事業費のおよそ半分を担うほどであったが、いずれも2009年の大会を最後に撤退した。

営業を除く京都本社社員はマスタードカラーまたは薄黄色の制服を着用、その他の開発拠点は私服である。

2008年5月8日に、FeRAMの技術を応用してLSI内部のデータ記憶領域に不揮発性ロジック回路を組み込んだLSIの開発に成功したことを発表した。この技術を応用することで、待機電力をゼロにしたカスタムLSIを開発することが可能になるとしている[2]

一般家庭向けの製品として、LED照明(電球・シーリングライト)を子会社のアグレッド(AGLED)が発売していたが、2016年5月末をもってアイリスオーヤマに売却し撤退した。

また、経済産業省によって2018年度から2024年度の健康経営優良法人(ホワイト500)に認定されている[3][4]

沿革

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  • 1954年 - 東洋電具製作所を創業。
  • 1958年 - 株式会社東洋電具製作所を設立。
  • 1981年 - 現社名に変更。
  • 1983年 -大阪証券取引所2部に上場。
  • 1986年 - 大阪証券取引所1部へ指定替え。
  • 1989年 -東京証券取引所1部に上場。
  • 2008年 -沖電気工業より半導体事業(半導体事業を分社した子会社・OKIセミコンダクタ(現・ラピスセミコンダクタ)の株式95%)を買収。創立50周年を機にロゴマークを一新。
  • 2009年 - Kionix,Inc.(加速度センサ会社)の買収(子会社化)完了。
  • 2010年 - ローム京都駅前ビルをリニューアル。自社製LED照明の全面導入をはじめ、高効率空調設備や屋上緑化の導入などによりグリーンビル化を実現。

エピソード

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この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。2023年11月
年末恒例のイルミネーション
  • 健康面にも配慮されており、全社的に禁煙制度が導入されている。そのため、喫煙者は入社時までに禁煙するよう求められる。
  • ロームは経営危機に陥ったヤマハの救済のために1998年に半導体工場を買収した。他に経営危機に陥ったスタインウェイピアノの買収を試みたことがある。

代理店

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上場している代理店

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  • 因幡電機産業[5]
  • ミタチ産業[5]

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^大輪会(だいりんかい)とは”. 泉佐野丘陵緑地公式サイト. 泉佐野丘陵緑地パークセンター. 2025年10月20日閲覧。
  2. ^ローム、不揮発ロジック技術を開発 - 待機時の消費電力をゼロ化”. TECH+(テックプラス) (2008年5月8日). 2023年9月20日閲覧。
  3. ^認定企業一覧”. ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度). 2024年10月26日閲覧。
  4. ^過去の認定企業一覧”. ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度). 2024年10月26日閲覧。
  5. ^ab「ローム」の代理店56社 | メトリー”. metoree.com. 2022年8月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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主幹事
単独加盟企業
三井グループとの重複加盟企業

カネカ(注1)

芙蓉グループとの重複加盟企業

ヨドコウ(注2)

三和グループとの重複加盟企業

大阪瓦斯(注3)-大林組(注3)(注4)-シマノ(注4)-積水ハウス(注3)(注4)-双日(注3)(注4)(注5)(注6)-ダイダン(注4)-非破壊検査(注4)

第一勧銀グループとの重複加盟企業

双日(注3)(注4)(注5)(注6)

最勝会グループとの重複加盟企業

双日(注3)(注4)(注5)(注6)

春光グループとの重複加盟企業

タツタ電線(注7)

旧加盟企業
関連項目

注1:三井文庫にも加盟している。
注2:芙蓉懇談会にも加盟している。
注3:三水会にも加盟している。
注4:みどり会にも加盟している。
注5:三金会にも加盟している。
注6:最勝会にも加盟している。
注7:春光懇話会にも加盟している。

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学術データベース
  1. ^― ローム、19年ぶりとなったTV-CMをこの夏 再放映―』(プレスリリース)2020年8月5日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000062988.html2022年1月3日閲覧 
  2. ^世界を動かす小さな半導体の世界を表現した新CMを公開 | ローム株式会社 - ROHM Semiconductor”. www.rohm.co.jp. 2022年1月2日閲覧。
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