パッラーディオ のVilla Godi の正面図。中央の玄関部分がロッジアになっていて、左右にも回廊としてのロッジアがある。建物上部にロッジアがある。ローマ のCasa dei Cavalieri di Rodi (15世紀) ロッジア [ 注釈 1] (イタリア語 :loggia )は、イタリア で生まれた建築 意匠の一種を指す言葉で、ファサード に一方の側が外に開かれた廊下を配し、一定間隔の柱 で支持するか、単に壁に開口部を設けた形状のものである。開廊 (かいろう)、涼み廊下 (すずみろうか)とも[ 2] 。地上階にある場合は回廊 とも呼ばれるが、上層階に配する場合もある。
ブルネレスキ がフィレンツェ のオスペダーレ・デッリ・インノチェンティ(捨子保育院) のファサードにロッジアを配したものが有名である。
ルネサンス 期のアーケード 型の多層ロッジア。ポズナン の旧市役所(1550年 - 1555年)ロッジアをポルチコ の代わりに使うこともある。この形態は、単に突出しないポルチコまたは壁面に開口部があって出入り口の役目を果たしているものと見ることができる。
時には、主階(ピアノ・ノービレ )のロッジアの上にさらにロッジアを配することもあり、これを「ダブル・ロッジア (double loggia)」と呼ぶ。ロッジアの上にペディメント を配することで、ファサードにおいてロッジアを強調することもある。
ロッジアとポルチコの主な違いは、建物の機能配置内での役割である。ポルチコは外から中に入ることが可能で、小さな建物でも玄関前に屋根を伸ばして柱で支えればポルチコとなる。ロッジアは基本的に内側からしかアクセスできず、一種の休憩所になっている。従って、主に上流階級の邸宅や公共建築によく見られる。
現代では小さく装飾的な夏の別荘で、涼しい風と眺めを楽しむ場所としてロッジアを配することがある。そのような建物はイタリア建築の典型であり、特に17世紀 に人気を博した。ローマ にはそのような建物が多い。
例えば、ローマのヴィラ・ファルネジーナ があるが、この建物では内部にあるフレスコ画 の損傷や劣化が進みがちなため、柱の間にガラスを入れて保護している[ 3] 。
またロシア では、アパート の突出していないバルコニー をロッジアと呼ぶ[ 4] 。
ヴィラ・ファルネジーナ ロッジア部分はガラスで保護されている。
Curl, James Stevens (paperback). A Dictionary of Architecture and Landscape Architecture (Second ed.). Oxford University Press. p. 880. ISBN 0-19-860678-8 ウィキメディア・コモンズには、
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