モザイク集合(モザイクしゅうごう、英語:mosaic set)とは、モザイク状の図形文字を集めた文字集合である。ビデオテックスや文字多重放送など、文字データにより図形情報の伝達を行うシステムで用いられる。ISO IRの文字集合であるISO-IR-71、ISO-IR-72、ISO-IR-137、ISO-IR-129で定められているほか、ARIB外字で定められている。また、Unicode 13.0以降のSymbols for Legacy Computing(英語版)ブロックにも含まれている。
用途は、
などがある。
これらはCCITT/ITU-Tによって定められたビデオテックスの標準であり、モザイク集合を含んでいる。
ISO IRで定められているため、ISO/IEC 2022の形式でエスケープシーケンスを用いて使用することが可能である。これらはCCITT/ITU-TのT.101をベースとしている。
ARIBの文字集合では定められており、日本のデータ放送や文字放送などで使用が可能である。
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一部の図形文字はブロック要素ブロックとGeometric Shapes(英語版)ブロックに存在していた。足りない図形文字はL2/19-025で提案され、Unicode 13.0のSymbols for Legacy Computing(英語版)ブロックに多くの図形文字が含まれた[1]。その後もUnicode 16.0でSymbols for Legacy Computing Supplement(英語版)が追加されている。
Symbols for Legacy Computing対応のフォントにはBabelStone Shapes[11] (オープンソース)、PragmataPro(英語版)などがある。
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