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ポコニャン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポコニャン』は、藤子不二雄の藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)によるSF生活ギャグ漫画作品、および同作の主人公の名前である。本稿では、それを原作としたテレビアニメ作品『ポコニャン!』についても扱う。

沿革

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『きぼうのとも ようじえほん』(以下『ようじえほん』 潮出版社1970年7月号から1974年1月号にかけて前身となる『ぽこにゃん』が巻末のみの短編漫画として連載され、その設定を引き継いだ中編漫画『ポコニャン』が『希望の友』(潮出版社)1975年4月号から1978年5月号まで連載された。不思議な生物ポコニャンが、同居する男の子を不思議な能力と道具で助けるという内容の作品である[1]

1980年から1981年にかけて、一部のエピソードがテレビアニメ『ドラえもん』にて登場人物をドラえもんのキャラクターに差し替えてアニメ化された。

連載終了後15年を経た1993年に『ポコニャン!』のタイトルでテレビアニメ化された(全170話)。テレビアニメ化にあたって、『ドラえもん』という藤子・F・不二雄の看板作品との差別化を図るため、原作からポコニャンの存在と不思議な能力のみが引き継がれ、物語を全面的に作り直した完全なアニメオリジナル作品に仕立てられ[注 1]、視聴者層も『ドラえもん』より低い幼児から小学校低学年を対象としている。同年には田中道明藤子スタジオ出身の元作画スタッフ)によってテレビアニメ版の内容をそのまま漫画化した同名作品が描かれ、『小学一年生』に掲載された。

1994年ゲームボーイスーパーファミコンにて、アニメ版をもとにしたゲームソフトが発売された。

2016年9月3日、藤子・F・不二雄ミュージアムで上映される短編映画として『ポコニャン&ドラえもん「ポンポコニャンでここほれニャンニャン!?」』が公開され、23年ぶりのアニメ化となる。公開記念として、ミュージアム限定販売でアニメイラストが使用されたカバー付きの藤子・F・不二雄大全集『ポコニャン』が発売。

原作

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あらすじ

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太郎の家に住んでいるポコニャンは、ネコともタヌキともつかない奇妙な生き物。不思議な超能力で数々の奇想天外なアイテムを作り出し、太郎と共にゆかいな冒険を繰り広げる。

『ポコニャン』全サブタイトル一覧

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本作は連載時期が約6年半と長く、話数も全80話と多いので雑誌別に折りたたんでおく。

『ぽこにゃん』(『ようじえほん』)副題一覧
掲載年月日サブタイトル
1970年07月号おもちゃのおうち
1970年08月号おへやで水あそび
1970年09月号ひかりのうきわ
1970年10月号でんしゃごっこ
1970年11月号かるくなるくすり
1970年12月号ひこうきごっこ
1971年01月号たのしいおふろ
1971年02月号はるがきた
1971年03月号でんわでただいま
1971年04月号そだてこいのぼり
1971年05月号あめあめふれふれ
1971年06月号たねをまこう
1971年7・8月号こぼれないプール
1971年09月号お月見したいな
1971年10月号えいがに入ろう!
1971年11月号ふしぎなぼうえんきょう
1971年12月号べんりなざぶとん
1972年01月号なんでもたこあげ
1972年02月号小さなスキー場
1972年03月号かげ絵ライト
1972年04月号絵の中のさくらの木
1972年05月号うごくおりがみ
1972年06月号しゃぼん玉でボウリング
1972年07月号ボートにのろう
1972年08月号セミとなかよし
1972年09月号たいふうロケット
1972年10月号クレヨンでやっつけろ
1972年11月号小さなしょうぼうしゃ
1972年12月号トランポリンになるくすり
1973年01月号ゆきパンダ
1973年02月号絵の中にかくれんぼ
1973年03月号めずらしいたまご
1973年04月号やさしいふえのね
1973年05月号じょうずにおどろう
1973年06月号はんにんをさがせ
1973年07月号ぽこにゃんとドライブ
1973年08月号へやの中のうみ
1973年09月号ひとりでおつかい
1973年10月号ふしぎなスケッチブック
1973年11月号おしゃべりするとり
1973年12月号金太郎は力もち
1974年01月号きれいなちょうちょ
『ポコニャン』(『希望の友』)副題一覧
掲載年月日サブタイトル
1975年04月号美人にとれる!
1975年05月号シッチャカメッチャカ
1975年06月号目がさめないよう
1975年07月号ねん土ざいく
1975年08月号山でおよいだよ
1975年09月号ふくろづめ台風
1975年10月号他人のゆめをみる
1975年11月号落ち葉たき
1975年12月号忘れられた贈り物
1976年01月号ししがおどった
1976年02月号ドカ雪
1976年03月号ひろーくします
1976年04月号かあさんっていいな?
1976年05月号ここほれニャンニャン
1976年06月号魔の手がせまる!
1976年07月号黒べえをすくえ!
1976年08月号お空であそぼう!
1976年09月号庭で山のぼり
1976年10月号タイムマシンで早おき
1976年11月号ぼくたちだけの家
1976年12月号けっさく映画をつくる
1977年01月号お年玉作戦
1977年02月号逆もどし
1977年03月号あとがこわい!
1977年04月号パニックがおきた!
1977年05月号雲になって……?
1977年06月号ねがい星花火
1977年07月号やせがまん
1977年08月号ぼくだっておよげる!
1977年09月号台風でこらしめろ!?
1977年10月号受験生に協力!
1977年11月号きおくをたどれ!
1977年12月号マジ・コンてなんだ?
1978年01月号つかなかった年賀状
1978年02月号おへやでスキー!?
1978年03月号ぼくは手品師だ!
1978年04月号ダイナミック模型鉄道
1978年05月号水ぞくかんをつくれ!

単行本

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登場人物

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ポコニャン・太郎とその両親以外のキャラクターは『ようじえほん』時代は未登場。

ポコニャン
本作の主人公。名前が作品タイトルになっているが本編中で名前の初出は「シッチャカメッチャカ」。
猫と狸を合わせたような外見で超能力を持つ不思議な動物で、様々な発明品や遊び道具を作り出す。超能力を使う際は、「ポコニャン」と叫びつつ対象物に向けて尻尾を振る。初期は「ひとりでおるすばんなんてつまんない。」など人間の言葉を喋っていたが[2]、連載第2話目(おへやで水あそび)で「(家の中で水遊びしたいと言われ)できるよ。」と言ったのを最後に「ポコニャン」としか発音しなくなったが、周りとの意思疎通は普通にできる。太郎と出会った幼い頃は「ミィ」と鳴いている[3]
(「ポンポコニャン」や「ペケニャン」などと発することもある[1]、また一度だけ吹き出しに「ポコニャン。(小鳥の声のカセットテープを流そう)」というセリフの翻訳がされたことがある[4]。)
その一方で字を書くことができ、「ぼくのことはしんぱいしないで ぼくならひとりでも生きていけるから」と置手紙を書いて家出したことがある[5]
常時紺色のパンツを着用している(「忘れられた贈り物」で脱ぐ場面があるので毛の模様ではない)が太郎と出会った時点ですでにこれを履いており、どこで入手したのかは不明。
太郎(たろう)
声 -寺崎裕香(Fシアター上映作「ポコニャン&ドラえもん『ポンポコニャンでここほれニャンニャン!?』)
都内の山川小学校[6]に通う少年。名前の初出は「忘れられた贈り物」で、本編中姓は出てこない。
遅刻の常習者。幼少期(「魔の手がせまる!」の5年前)に山でポコニャンを拾って以来、家族としてともに育ってきた[1]。なお、この5年前の回想シーンでハイキングに行けるほどの年齢になっているため、学年は明記はないものの少なくとも低学年ではない。
運動は野球好きで実力はピッチャーをやらせてもらえる程度だが[7]特筆するほど上手いわけではなく、母と体が入れ替わった際に精神母親の状態の太郎がホームランを連発するとヒヒ山たちに驚かれる描写がある[8]。苦手なのは水泳で海で本人が「およげない」[9]という場面もあるが、これ以前に何度か泳ぐ場面がある(ただしいずれも特殊な水域)[10]
太郎の父
片道2時間の距離の会社に勤めるサラリーマン[11]。だんごが大好物[12]
太郎の母
専業主婦。口うるさい。
太郎が動物を飼おうとすると反対する回が複数あり太郎は動物嫌いと認識しているが[13]が、ポコニャンが家にいることは認めているように本人が動物嫌いというより多頭飼育の負担や近所迷惑を気にしているのが真相。
野球に関しては素人だが、太郎と体が入れ替わった際にはホームランを乱発するなど素質はあるような描写がある[14]
みき子
太郎の同級生の少女でほぼ全部の場面で「みきちゃん」と呼ばれている(初出「他人のゆめをみる」)が、祖父によると「みき子」が本名らしい[15]
名前は同じだがアニメ版主人公のミキとは顔が大きく異なり、横髪が前方にはねた黒いショートヘアである。
手先が器用で工作で見事なものを作る場面がなんどかある[16]
『ようじえほん』時代は彼女とは別にウェーブのかかった髪の少女(『パーマン』のミチ子のような容姿)が準レギュラーで登場しており[17]、『希望の友』時代でも太郎の顔見知りとして登場する[18]が名前は不明。
ヒヒ山(ヒヒやま)
太郎の同級生の大柄な少年。名前の初出は「黒べえをすくえ!」でヒヒ山というのはあだ名ではなく本名の姓である(同話に出てくる彼の家の表札に「ヒヒ山」とある)。
太郎の家の向かいに住んでおり「お前(太郎)の家から落ち葉が飛んできた」と因縁をつけてきたことがあった[19]
ラッキョ
太郎の同級生の少年。名前(あだ名?)の初出は「他人のゆめをみる」。
藤子漫画によくいる「口先がとがった気取り屋な子供」だが他の顔のデザインが安定せず口元にしわがあったりなかったり、髪型も前髪の形状が変わったり横や後の刈り上げ部分が消失することがある。
ヒヒ山の腰巾着だが、太郎よりもヒヒ山に暴力を振るわれることが多く。またヒヒ山とみきが登場しててもラッキョだけ居らず口先のとがった別の少年が登場する回が結構ある[20]ため、この3人の中では一番出番が少ない。
三郎
太郎の同級生の眼鏡の少年。準レギュラー程度の出演[注 2]だが、みき・ヒヒ山・ラッキョ以外で唯一名前が判明している。名前の初出は「雲になって・・・?」より。
紙で家を作る際は間取りの設計を担当[21]、几帳面なのかこの家に移った通知の手紙を友達中に書いてたり、別の回ではおねしょをしたことをしっかり日記に記載していた[22]

道具

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ポコニャンが作ったり、どこからか持ってきたりする、不思議な道具。他にテレキネシス、無生物に命を吹き込む、道具の機能を別の道具の物に変える(電話機を掃除機の代用にするなど)といった超能力が使える。なお、ポコニャンはドラえもんと違い道具名を言わないため、太郎が説明した場合を除き基本的に機能をそのまま表記する。

おしゃれカメラ
オモチャの日光写真機を超能力で変化させた物。なんでもきれいに写る。
こどくガス
首の長い壺から放出されるガスで、このガスに包まれると対象者は周りの人間を認識しなくなり、1人きりになったように感じる。
マジック・コントロール
略称マジ・コン。これをくっつけるとなんでも動かせる。
過去へ手紙を出すポスト
これを使えばずっと前に手紙を出したことになる。
インドア・スノー
絶対にとけないし、つめたくもない。
ミニミニ・スキー
絶対に転ばない。体重のかけ方によって、スピード調節やブレーキも思いどおり。
手品ステッキ
どんな手品でもできる。種も仕掛けもいらない。隠し芸には十分。
メモリーキャップ
記憶を映しだす帽子。
泳げるきかい
どんな泳ぎ方もできる。へそにくっつけてポコン、ペコンと操作する。
エアコンジオラマアルバム
切り抜いて組み立てると、部屋の空気ができあがったジオラマのとおりになる。
トイレットペーパーみたいな紙
鉄板みたいに丈夫。作る前はやわらかい。
強力な瞬間接着剤
紙を貼り合わせるのに使う。
お年玉箱
スイッチを入れると電波が出て、それを受けた人は、箱の持ち主にお金をあげたくなる。
実物時間逆転機
以前にガラクタから製作した映写機能つきビデオカメラを改造した物[1]。任意の対象物にこの道具を向けてスイッチを入れると、映画の逆回しのように対象物の時間が逆戻りする。名称の初出はテレビアニメ『ドラえもん』第2作第1期「逆もどし」(『ポコニャン』「逆もどし」のアニメ化作品。1980年6月2日放送、レンタル用ビデオ『テレビ版ドラえもん』35巻に収録)。同エピソードでの描写は、カートリッジ型逆時計と実物時間逆転機も参照。
パニック機
立体映画と立体音響で、地震や火事や洪水の幻を作り出す。
レール・チューブ
絵の具のチューブようにレールがニュルニュルと出てくる。
引力さえぎりガス
吹き付けると、引力のない状態になる。
もしもしメガホン
このメガホンでしゃべると、昆虫に話しかけ、自分の意思を伝えることができる。虫と友だちになることもできる。名称の初出はテレビアニメ『ドラえもん』第2作第1期「黒べえをすくえ!」(『ポコニャン』「黒べえをすくえ!」のアニメ化作品。1980年4月28日放送、ビデオ『テレビ版ドラえもん』24巻、DVD『テレビ版ドラえもん』12巻に収録)。
人間を煙に変える煙突
円筒の形をした道具。頭に載せると、人体が円筒を通り抜けて煙になる。煙になった状態で円筒の上の穴に入ると、円筒の下から元に戻って出ることができる。
ねがい星花火
この花火を打ち上げ、花火が消える前に願いごとを言うと、その願いごとがかなう。
ドリームねんど
箱庭の山を作ることができる粘土。名称の初出はテレビアニメ『ドラえもん』第2作第1期「庭で山のぼり」(『ポコニャン』「庭で山のぼり」のアニメ化作品。1980年4月21日放送、DVD『テレビ版ドラえもん』34巻に収録)。
『ドラえもん』では、未来の子供たちが庭で山登りをして遊ぶための粘土として登場する。作中ではドラえもんとのび太がこの粘土で山の大まかな形や山道などを作った後に丸木橋や木のミニチュアをつけ、水道からホースを引っ張り川を流しその上、山の風景画を周りに貼りドライアイスで雲まで作り本格的な山のミニチュアを作った。

テレビアニメ

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ポコニャン!』のタイトルで、1993年4月5日から1996年3月30日までNHKで放送。1994年4月1日までは総合テレビで、1994年4月4日からは教育テレビで放送された。全170話。

総合テレビ
1993年4月5日から1994年4月1日まで放送。放送時間は毎週月曜日 - 金曜日 17:50 - 18:00。
第1話「シッポがあるおとうとニャン」から第150話「みんなポコニャンのともだちニャン」までの初回放送と第9話「お留守番は楽しいニャン」の再放送。第116話「シロは名犬だニャン」から第118話「とんだ魔法のランプだニャン」までは、1993年12月31日に教育テレビ『母と子のテレビタイムスペシャル(2)』内で、16:10から16:35に放送した。
教育テレビ
1994年4月4日から1996年3月30日まで放送。1995年3月31日までは毎週月曜日 - 金曜日 8:50 - 9:00および17:25 - 17:35に放送されていたが、同年4月3日からは夕方の放送のみとなった。
第151話「大渋滞は楽しいニャン」から第170話「おじいちゃんの交通安全だニャン」までの初回放送と全170話の再放送をランダムに放送。同一日で午前午後ともに同一作品を放送(午後は午前の再放送扱い)。1994年度および1995年度の初めに第1話、年度末に最終話(第148話「さよならはスタートニャン」)を放送した。

登場人物

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ポコニャン
声 -三田ゆう子
本作の主人公。「ポコニャンの国」出身の動物で、へんぽこりんパワーを使うことができる。しかし自分がパワーを使えることは、ミキと幹の介以外には隠している。親友のミキにのみ、語尾に「ニャン」を付けた口調で話すが、普段は「ポコニャン」「ニャン」などとしか言わない。生物的には猫というより狸に近いらしい。性別は雄。最終回でミキ・シゲル・ミドリとニューヨークへ共に旅立とうとしたが一人ぼっちになる幹の介のこともあり、旅客機まで同行した後3人とは別れ、幹の介の所で暮らす事を決めた。
なお原作では青いパンツを穿いているが、このアニメでは青い吊りズボンを穿いたデザインに変更されたほか、原作に比べ若干胴体がスリムで手足が大きめのスタイルになっている。
木の葉 ミキ(このは ミキ)
声 -平松晶子
小学一年生[23]の女の子。ハイキングでポコニャンと出会い、親友となる。ポコニャンの良き相棒的存在。クラスのアイドル的存在で、性格は父親譲りでお調子者で活発なおてんば。勝気で虚栄心が強い一面もある。算数が苦手で字が汚いらしい。カエルを好む。へんぽこりんパワーの助けを借りることが多い。ユウに知られないようにへんぽこりんパワーを一時禁止していたが、ポコニャンがミキの部屋で寝ている際に夢の中でへんぽこりんパワーが暴発し、そのせいで学校で恥をかかされてしまう。帰宅後、目を覚ましたポコニャンを疑ったが部屋に閉じ込められていたハエを喋らせ、ポコニャンのアリバイが証明された。髪は水色のポニーテール。赤いスカートを好む。最終回でシゲルの仕事の都合で、ニューヨークへ転校することになった。
木の葉 ミドリ(このは ミドリ)
声 -向井真理子
ミキの母。専業主婦。旧姓は、いっぽんぎ。趣味はテニス。夫のことを「シゲル」と名前で呼ぶ。
木の葉 シゲル(このは シゲル)
声 -江原正士
ミキの父。会社員。愛妻家でミドリとは今でもラブラブ。幼少期はイタズラ好きで泣き虫[注 3]。魚のいる池に石を沈めようとしたところを現代からへんぽこりんパワーで来たミキに阻止されるが、突き飛ばしずぶ濡れにして笑っていた。歌が下手。サッカーも下手で、会社のサッカーチームではキャプテンを務めているものの、控えである。その他、料理の腕も壊滅的。一見若く見えるが、社内ではすでに中堅らしい。会社では営業を担当。
いっぽんぎ 幹の介(いっぽんぎ みきのすけ)
声 -肝付兼太
ミキの母方の祖父で、ミドリの父であり、シゲルの義父。元警察官。趣味はゴルフ。暑いのが大好き。夫人に先立たれている。ミキの家の近くに在住。へそ曲がりの頑固者の老人で、ポコニャンのことも当初はいぶかしく思っていたが、ポコニャンが土産の大判せんべいを嬉しそうに食べたことから後に和解し可愛がるようになる。ポコニャンがパワーを使うことを知る数少ない人物の1人。入れ歯は1つもない。警察官退職後に川でおぼれた子供を助け、新聞に掲載された。
檜 秀作(ひのき しゅうさく)
声 -柏倉つとむ
ミキの級友の男子。機械好きで、たまに発明をする。眼鏡をかけており、かなりの近眼。自分のパソコンには「コン太」と名づけている。お金持ちのお坊ちゃま。髪は茶髪。頭は良いがイヤミな性格。
檜 ユウ(ひのき ユウ)
声 -小林優子
秀作の妹。幼稚園児。短気でかなり腕白であり、しばしばポコニャンを「ニャンポコ」と呼んでいじめているが本人はむしろポコニャンに愛のムチとして好意を持っており、恐怖で泣きわめくポコニャンを叱咤激励したり身を呈して庇ったこともある他、EDではポコニャンに強引に結婚を迫ったこともある。ただしポコニャンからはいじめられていることから恐れられている。実はポコニャンがパワーを使えることを知っている。髪は金髪。常に幼稚園の赤い園児服を着用。
花田 菊の助(はなだ きくのすけ)
声 -桜井敏治
ミキの級友の男子。花屋の息子。「菊の助、感激〜」「菊の助、納得〜」などが口癖。ミキちゃんには「菊ちゃん」とよばれている(あだ名で呼ばれている唯一の人物)。大柄だが所謂ガキ大将キャラではなく、温厚で優しい少年。ミキちゃんが好き。サボテン栽培が趣味。サスペンダーのついた継ぎはぎのズボンを愛用。
菊の助の母
声 -巴菁子
花屋の店主。典型的なおばさん。よく登場する。
桜 アタリ(さくら アタリ)
声 -白石文子
ミキの級友の女子。占い好きでおっとりとしているが、言うべきことは言うタイプ。三つ編み。後期登場回数は多くない。
楠木 ノボル(くすのき ノボル)
声 -三木眞一郎
ミキの級友の男子。格好良くて凛々しい顔立ちをしている。登場回数は多くないが、ポコニャンスロットにはよく登場する。青色の髪をしている。常に半ズボン。
若葉 モモコ(わかば モモコ)
声 -島本須美
ミキたちの担任の先生。ピンク色の髪をしている。ロングスカートを好む。
ハエさん
声 -梅津秀行
チンプク
声 - 江原正士
野良ネコ。いたずら好き。「チンプクメゲレンコ〜」と鳴く。ポコニャンに意地悪をよくする。
ポン吉(ポンきち)
動物園の演芸タヌキ。動物園を脱走しポコニャンの元へ身を寄せた。
コン太(コンた)
声 -木藤聡子
パワーを使えるキツネ。へんぽこりんパワーのように、「コンコンコンの、コンピラ様の、コーン!」と呪文を唱え、茸集めや、吹雪を起こしたりできる。ポコニャンにのみ、語尾に「コン」を付けて話す。なお、秀作のパソコン「コン太」のことではない。

へんぽこりんパワー

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ポコニャンが持つ不思議なパワー。「ぽんぽこぽんの、へんぽこりんの、ニャン!」と呪文を唱えてからパワーの名前を叫び、パワーを使う。また、一度唱えた始めの呪文は、(各話の中では)再度唱える必要はない。一度使ったパワーは、(各話の中では)「ニャン!」で代用できる。

化けポコリン
自分の姿を別の姿に変えることができる。ただし、しっぽは付いたままとなる。一番使用頻度の高かったパワー。
変えポコリン
物体を別の姿に変えたり、物体に別の能力を付加することができる。
換えポコリン
人と人の中身を交換することができる。
跳びポコリン
他人の跳び箱の能力を格段に上昇させることができる。ただし、暴発することもある。
飛びポコリン
  1. 物体を自由に飛ばし、操ることができる。
  2. 自分や他人に空を飛ぶ能力を与えることができる。
浮きポコリン
物体を宙に浮かせることができる。
耳ポコリン
自分の耳を操ることができる。耳で背中を掻くことも可能。
聞きポコリン
言語を持たない物体から話を聞くことができる。
口ポコリン
言語を持たない物体に口を与え、話をさせることができる。
しゃべポコリン
言語を持たない物体にしゃべらせることができる。
動きポコリン
自分で動くことのできない物体に、動く能力を与えることができる。
見つけポコリン
自分の生まれたときに、一瞬だけ戻ることができる。
見えポコリン
遠くの様子を見ることができる。
消えポコリン
自分や他人の姿を消すことができる。
出るポコリン
  1. 絵本から物を出すことができる。ただし、関係ないものも出る。
  2. 足跡を出すことができる。(第103話)
入るポコリン
絵本やテレビゲームの中に入ることができる。
ドアポコリン
何もない壁にドアを作ることができる。
穴ポコリン
  1. 光の穴を使い、太古やパラレルワールド、異次元に行くことができる。光の穴は、しっぽで地面などに円を描いて出現させる。
  2. ゴルフの穴(カップ)にボール等を飲み込む意思を持たせる事が出来る。穴は人や物を飲み込むと巨大化する。(第112話)
ミニポコリン
物体を小さくすることができる。
デカポコリン
物体を大きくすることができる。
付きポコリン
人と人を磁石のようにくっつけることができる。
取れポコリン
人と人を磁石のように反発させることができる。
分けポコリン
物体を中心で2分割することができる。
花ポコリン
物体から花を咲かせることができる。
咲きポコリン
玄関マットに花を咲かせる能力を与えることができる。
晴れポコリン
天候を操り、晴れさせることができる。
風ポコリン
天候を操り、風を起こすことができる。
波ポコリン
  1. おもちゃなどを操って、部屋の中で魚のように泳がせることができる。
  2. 海などの波を自在に操ることができる。
  3. 水のない場所に波を起こすことができる。
たまポコリン
  1. ボールに化けることができる。
  2. 物体を透明な玉に閉じ込めることができる。無関係の人には絶対に玉を割ることはできない。
切りポコリン
切り抜いたものを実体化させることができる。ただし、水に触れると元に戻ってしまう。
服ポコリン
他人や自分に服を着せることができる。
缶ポコリン
何でも缶詰(「へんぽこりん缶詰」)にすることができる。物体でも大嵐でも可能。
買うポコリン
他人に商品を買わせることができる。
生えポコリン
他人にフサフサの髪を生やすことができる。
伸びポコリン
滑り台の滑走路や鉄道の線路など、物体を延長させることができる。
迷路ポコリン
町を迷路にすることができる。迷路の出入口は自由に設定可能。
集めポコリン
山に生えている茸を集めることができる。
立ちポコリン
倒れている物体を立たせることができる。
縄ポコリン
縄を操ることができる。人を縛ることも可能。
夢ポコリン
自分の夢に他人を招待したり、他人の夢に自分や他人が入ることができる。
虹ポコリン
虹の橋を架けることができる。大きさは自在。
色ポコリン
ペンキの色をいくつでも増やすことができる。
塗りポコリン
ペンキやハケを操り、壁などに色を塗らせることができる。
カチポコリン
燃えている物体を凍らせることができる。
テレポコリン
ビデオカメラを操って自由に動かしたり、いろいろなテレビにカメラの映像を映すことができる。
ゴミポコリン
ゴミ箱に捨てた書類などをチリにして飛ばすことができる。ただし、地面に落ちたチリからは植物が生え、花が書類の秘密をしゃべり続けてしまう。
ピカポコリン
  1. 汚れている物体をピカピカにすることができる。
  2. 壊れている照明を点灯させることができる。
キラポコリン
あちこちにネオンやカラフルな照明を点灯させることができる。
ミキポコリン
鏡や水面に映ったミキを増殖させることができる。ただし、映るたびにコピーが出てしまう。また、水面からのコピーであれば揺らぐなど増殖したミキは映ったときの姿そのままの性質・状態。
ポコニャンポコリン
雪だるまをポコニャンの姿に整え、自分で動くようにすることができる。ただし、雪だるまにへんぽこりんパワーの能力が移転してしまう。
しっポコリン
しっぽの先をアンテナのように使って目当ての物を探し出す。
ビデポコリン
リモコンでビデオのように早送り、スローで人を動かすことができる。(第102話)
家ポコリン
木にリスの家を造ることができる。(第103話)
包みポコリン
おもちゃを箱に入れ、包装紙とリボンで包む。(第104話)
ギャルポコリン
若い女性に変身することができる。(第106話)
声ポコリン
2人の間で声を替える。人や動物を問わず入れ替えることが出来る。(第109話)
怪力ポコリン
怪力になり、力こぶが出来て、敵にパンチ、チョップ、キック等の技をかけることが出来るようになる。(第114話)
ツリーポコリン
大きなクリスマスツリーを生やすことができる。ツリーには空から無数の小さな光が降り注ぐ。(第115話)
あきポコリン
閉じている車のトランク開ける。(第116話)
チョキポコリン
貯金箱を意思を持たせて、ひたすらお金を集めるよう働いてくれるようになる。(第124話)
風邪ポコリン
人の風邪のバイキンを袋に集める。風邪のバイキンを持っている人の症状は良くなる。(第126話)
雪ポコリン
テレビの中の雪を持ってくることができる。(第129話)
かきポコリン
フォークを孫の手にする。手を使わなくても背中を掻くことができる。(第131話)
壁ポコリン
何もない壁を通り抜けることができる。(第133話)
聞くポコリン
このへんぽこりんパワーをかけたヘルメットを被ると人の言うことを強制的に聞くようになる。(第134話)
ビルポコリン
ビルの鉄筋を組み立てることができる。(第139話)
来るポコリン
指をさした人や物を呼び寄せる事ができる。(第140話)
時間ポコリン
過去に時間をさかのぼることができる。(第144話)
雲ポコリン
雲に乗って空を飛ぶことができる。(第146話)
花ポコリンの耳ポコリン
花を電話の代りに使うことができる。(第148話)
音ポコリン
指揮者のバトンにへんぽこりんパワーをかけると、バトンを持っている人から全体の気持ちを合わせることができる。(第152話)
箱ポコリン
箱にラッピングする。箱のリボンは笛のリズムで結ぶことができる。(第156話)
パパポコリン
シゲルを日曜大工の天才にする。(第160話)
カードポコリン
紙を何でも出てくるへんぽこりんカードにすることができる。カードを使うと物を呼び寄せることができる。(第161話)
呼びポコリン
落とし物を呼び寄せることができる。(第163話)
撮りポコリン
普通のカメラを何でも思ったことを写すカメラにすることができる。(第166話)
すべポコリン
このへんぽこりんパワーをかけたスケートを履くと滑れるようになる。(第168話)
戻りポコリン
他の方向に歩く人の方向を戻すことができる。(第170話)

ポコニャンスロット

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スロットマシンのコーナーが本編とエンディングの間にあり、毎回「今日は誰かニャン」の台詞と共にリールが止まり始める。毎回、2つのリールが揃ったリーチの状態になり、最後のリールが揃うか見所である。6人のキャラクター(ポコニャン、ミキ、秀作、菊の助、ノボル、アタリ)の絵柄があり、揃った場合コインの代りに揃ったキャラクターが出てきて、「〇〇だニャン」と喜ぶ。ポコニャンが出たら「大当りだニャン」と喜ぶ。外れた場合、ユウが出てきて「あかんべえ」をして「はずれだニャン」と落ち込む。出目は、当たりが6種類、外れが30種類の全36種類ある。ポコニャンスロットの全結果は、10分の放送169話分(最終回は放送なし)で、当たりは93回、外れ76回。1993年12月31日放送では、2回放送され当たり1回、外れ1回である(1994年1月1日放送・2日・3日放送分も同様)。また、このポコニャンスロットはカプコンから「ポコニャンフレンド」という名前のプライズゲームとして実現化され、スロットが揃うとポコニャンの鉛筆が景品としてプレゼントされる。後にバージョンアップ版である「ポコニャンジャンボフレンド」が稼働され、1等賞はノートと鉛筆・2等賞は鉛筆2本・3等賞は鉛筆1本がそれぞれ景品としてプレゼントされた。

  • ポコニャンスロットの出目と放送話数(太字は当たり)
スロットの出目放送話
ポコニャン・ポコニャン・ポコニャン第7、26、51、58、61、63、76、81、82、96、99、113、119、132、138、142、165、166話、
1993年12月31日放送2回目、1994年1月1日放送2回目、1994年1月3日放送2回目
ポコニャン・ポコニャン・ミキ第22、126、136話、1993年12月31日放送1回目
ポコニャン・ポコニャン・秀作第30、94、154話
ポコニャン・ポコニャン・菊の助第5、97話、1994年1月3日1回目
ポコニャン・ポコニャン・ノボル第68、162話
ポコニャン・ポコニャン・アタリ第32、79、84、116話、1994年1月1日放送1回目、1994年1月2日放送1回目
ミキ・ミキ・ミキ第1、12、21、28、35、38、46、69、78、91、102、104、121、123、129、131、141、153、169話
ミキ・ミキ・ポコニャン第27、66、147話
ミキ・ミキ・秀作第43、57、70、155話
ミキ・ミキ・菊の助第34、115話
ミキ・ミキ・ノボル第86、130話
ミキ・ミキ・アタリ第50、72、89、98、110、167話
秀作・秀作・秀作第2、11、23、40、49、62、85、88、101、106、127、135、168話
秀作・秀作・ポコニャン第10、48、54、139話
秀作・秀作・ミキ第67、134、137、161話
秀作・秀作・菊の助第80、164話
秀作・秀作・ノボル第55、87、95話
秀作・秀作・アタリ第24、152話
菊の助・菊の助・菊の助第4、9、15、19、31、52、60、75、109、114、128、133、149、156、160、170話
菊の助・菊の助・ポコニャン第25、125話
菊の助・菊の助・ミキ第44、158、159話
菊の助・菊の助・秀作第29話
菊の助・菊の助・ノボル第20、42話
菊の助・菊の助・アタリ第111話
ノボル・ノボル・ノボル第8、17、45、47、56、64、71、74、77、83、108、112、117、120、124、146、157話
ノボル・ノボル・ポコニャン第13、163話
ノボル・ノボル・ミキ第33、65話
ノボル・ノボル・秀作第143、145話
ノボル・ノボル・菊の助第39話
ノボル・ノボル・アタリ第93、150話
アタリ・アタリ・アタリ第6、14、37、41、59、73、86、90、92、100、122、140、148話、1994年1月2日放送2回目
アタリ・アタリ・ポコニャン第16、144話
アタリ・アタリ・ミキ第36、107、118話
アタリ・アタリ・秀作第105話
アタリ・アタリ・菊の助第18、151話
アタリ・アタリ・ノボル第3、53、103話

スタッフ

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  • 原作 -藤子・F・不二雄
  • 総監督 -笹川ひろし
  • 監督 - 原征太郎
  • シリーズ構成 -雪室俊一
  • 音楽 - 相良まさえ、宮原恵太
  • キャラクターデザイン -橋本とよ子
  • 美術監督 - 内田好之
  • 音響監督 -山田悦司
  • 原画 - 宇田川一彦、今川よしみ、谷田陽子、河合静男、石川修、越崎鉄也、野館誠一、小島秀人、西山里枝、桜井木の実、坂元大二郎、小曽根孝夫、飯村一夫、飯飼一幸、浜田勝、原完治、吉田浩、松崎一、田中保、坪川正、白石悟、河野一男、楠田悟、進藤満尾、森利夫、塚本哲哉、昆進之助、浜森理宏、高橋明信、武田政次なかじまちゅうじ、星川信芳、石井明治、西尾彰子、小塚左知子、的場敦、広瀬数子、長谷川仁、矢花馨、小島彰、郷敏治、窪敏、小林之浩、小野ひろみ、長坂寛治、松下純子、木場田実、行武三枝、林和男、諏訪昌夫、井上英二、井尻博之、臼井孝二、杉本功、松井陸容、渡辺和夫、言世高実、中田正彦岩根雅明、玉井公子、長縄宏美、小塚佐知子
  • 動画 - 松崎靖、福崎美香、小川祐子、片寄祐子、駒田壮司、大宮ルミ子、手島典子、沢崎信孝、勝部知子、菅野由美子、本間孝宏、藤本真弓、木口準、水口豊子、星合貴彦、鈴木香里、細木隆浩、大塚岩男、言世高実、今井仁美、田頭しのぶ、花房 明、富田誠司、三浦一世、上野美智子、山田大二朗、降旗昌弘、石井邦俊、上野千夏、堀正二郎、阿武恵子、石黒直美、飯岡真理子、白石悟、上田明美、斉藤美枝子、林あけみ、森重早苗、三木俊明、西岡茂、村上えり子、今井正春、仲野一弘、南雲礼子、山崎真美、伊藤武、根本かおる、高田靖仁、佐藤元朗、進藤満尾、星野浩一、遠藤省二、永井達朗、堀越新太郎、藤田淳也、堀越久美子、鈴木晃子、秋山薫、落合 匡、小林直生、花沢宏樹、鈴木満、佐藤美智子、村上えりこ、瀬上幸雄、須藤千夏、柿原剛、松島純子、村松啓子、佐藤智子、西尾彰子、島崎知美、矢花薫、渡辺信司、槙田一章、大塚岩夫、輿石暁
  • 仕上 - 辛和美、及川教恵、柴田美知子、吉田さよ子、中島淑子、渡辺妙子、大澤孝子、笛吹康二、大須賀隆純、池田和恵、福井薫、須田由美、福間栄子、佐伯歌子、高橋由紀子、天野千秋、栗崎ひろみ、仲神加代子、成田照美、田村三枝子、久保明美、稲葉真、折目絵美子、佐々木三枝子、細田敦子、大谷京子、谷田陽子、細田敏子、開發博美、青柳留美子、五木田幸子、塩谷麗子、羽田佐代子、荒川喜代美、羽田定子、渋谷圭子、青木晴美、外山由美子、渡邊美栄子、沢井里美、伊藤貴子、高山恭代、沼田貴子、箱田明美、山崎美奈子、平賀真紀、熊本ゆか、木村千登世、志田智啓、中村忍、小川幸枝、中島和子、須藤美穂、湯浅麗子、服部洋子、氏家靖子、和田登志子、木村祥子、田中文子、渡辺恵子、前田嶺子、北野恵介、堤雅代、片山りつ子、三徳三枝、久下真由美、山縣知己、山口規子、高山照美
  • 背景 - 森繁、美都宮聖咲、藤原敏晃、本多美紀、下道一範、早川司、源田治行、東條俊寿、内田祥子、亀崎経史、佐藤正行、村石静恵、関口健治、伊藤朱美、水野尾純一、石津節子、中村靖、山田祐子、大江真潮、新井由章、川島むつみ、新井由華、本間薫、本吉幸子、大野美千代、子名木麻起子、菅野博司、加藤納央、越膳滝美、中山恭子、谷口百範
  • 撮影監督 -白井久男
  • 編集 - 高山智江子、坂本雅紀、森田清次、青木正子
  • 効果 -糸川幸良(宮田音響 → グループ&アイ)
  • 制作統括 - 村上憲一、茂手木秀樹
  • アニメーション製作 -アニメーション21小学館日本ヘラルド映画
  • アニメーションプロデューサー - 菅野てつ勇(スタッフ21)
  • 共同制作 -NHKエンタープライズ
  • 制作・著作 -NHK

主題歌

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  • オープニング
  • エンディング
    1. おやじと話す - 第1 - 5、13 - 23話(全16回)
      • 作詞・作曲 - 立川俊之/編曲・歌 - 大事MANブラザーズバンド
    2. 幸福(しあわせ)のプレゼント - 第6 - 8、24 - 28、34 - 38、76、83、91、95、99、103、108、115、124、128、131、138、143、144、147、155、162話(全31回)
    3. けっこんしようよ - 第9 - 12、29 - 33、77、80、102、106、114、125、137、149、150、157、160、164、166話(全22回)
      • 作詞・作曲・編曲・歌 - MOONCATS
    4. 湯あがりハッスル - 第39 - 46、60、67、78、82、85 - 87、89、93、94、97、98、100、105、110、116、119 - 122、126、130、133、134、136、159、161、163、167、170話(全37回)
    5. ポコニャラ音頭 - 第47 - 59、61 - 66、68 - 75、79、81、84、88、90、92、96、101、104、107、109、111 - 113、117、118、123、127、129、132、135、139 - 142、145、146、148、151 - 154、156 - 158、165、168、169話、1993年12月31日放送分、1994年1月1日放送分、1994年1月2日放送分、1994年1月3日放送分。(全69回)
  • オープニングテーマ(OP)は1つのみだが、エンディングテーマ(ED)は5種類をランダムに使用している。(1994年1月1日放送分のEDは、3話分を1つのEDにまとめられて放送されたため、第116〜118話の各EDについては再放送から記載)

サブタイトルリスト

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全170話。NHK総合での放送時に年間予定以外の放送(臨時ニュース、高校野球中継、大相撲中継、国会中継など)で休止となることが多かった。また、この度重なる休止によって、当初の放送予定は大幅に変更されて放送された。リストは、初回放送順に準拠したものである。物語としての最終話は第148話。

話数サブタイトル脚本コンテ演出作画監督放送日VHSDVD
1シッポがあるおとうとニャン雪室俊一池野文雄岩崎良明郷敏治1993年
4月5日
1巻目藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス
セレクション1「ホンワカ編」
2街でゲームをするニャン柳川茂笹川ひろし高木真司岡迫亘弘4月6日1巻目
3ようちえんに行くニャン雪室俊一生頼昭憲高橋昭信4月7日1巻目
4すてきな紙ヒコーキニャン水出弘一福本潔服部一郎4月8日1巻目
5イエーデランドへようこそニャン雪室俊一原征太郎岩崎良明河合静雄4月9日2巻目
6ペットをかいたいニャン桜井正明生頼昭憲高橋昭信4月12日6巻目
7アタリちゃんの占いはすごいニャン柳川茂遠藤克己渡辺健一郎小林勝利4月14日2巻目
8男の子を吸いこむニャン野館誠一4月16日2巻目
9お留守番は楽しいニャン池田眞美子池野文雄岡迫亘弘4月19日2巻目
10へんぽこりんパワーは禁止ニャン柳川茂神戸守古川政美西山里枝4月20日3巻目
11パパの手作り料理だニャン福本潔服部一郎4月22日3巻目
12夢のなかにはいるニャン高木真司岡迫亘弘4月23日3巻目
13ダイエットはほどほどニャン水出弘一奥田誠治高橋幸雄4月26日4巻目
14水ぞくかんをつくるニャン池野みのり岩崎良明河合静男4月27日4巻目藤子・F・不二雄TVシリーズ
8キャラクターズ 名作コレクションDVD
15ミキちゃんの宝物ニャン桜井正明福本潔服部一郎4月28日4巻目
16菊ちゃんは王子様だニャン柳川茂池野文雄進藤満尾4月30日4巻目
17ミキちゃんがいっぱいニャン桜井正明浅田裕二岩根雅明5月6日5巻目
18父ちゃん鳥になるニャン柳川茂牧野行洋岩崎良明野館誠一5月7日5巻目
19パパの歌は最高ニャン池田眞美子生頼昭憲高橋明信5月24日5巻目
20家ごとキャンプするニャン吉田通代福本潔服部一郎5月25日5巻目藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス
セレクション1「ホンワカ編」
21ひとりでおでかけニャン柳川茂生頼昭憲高橋明信5月26日11巻目
22ママに赤ちゃんが…ニャン水出弘一池野文雄岡迫亘弘5月27日6巻目
23ミキちゃんはミカちゃん人形ニャン池田眞美子渡辺健一郎小林勝利5月28日
24ユウちゃんのおとうとになるニャン遠藤克己大町繁5月31日7巻目
25花咲かマットだニャン柳川茂牛草健大地丙太郎畑良子6月1日8巻目
26とび箱をとぶニャン池野みのり福本潔服部一郎6月2日
27へんぽこりん缶詰はめいわくニャン柳川茂6月3日11巻目藤子・F・不二雄アニメキャラクター大集合
第3巻(通常収録)
28おじいちゃんがやって来たニャン雪室俊一生頼昭憲高橋明信6月4日6巻目藤子・F・不二雄TVシリーズ
8キャラクターズ 名作コレクションDVD
29ユウちゃんは迷たんていニャン池野みのり6月7日8巻目
30パパを応援するニャン水出弘一遠藤克巳渡辺健一郎小林勝利6月8日7巻目
31レーテン草が咲いたニャン雪室俊一浅田裕二佐山聖子西山里枝6月9日
32のらネコ三兄弟ニャン池野みのり神戸守6月10日
33さよならミキちゃんニャン雪室俊一遠藤克己岡田宇啓小林勝利6月11日3巻目藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス
セレクション1「ホンワカ編」
34お化けやしきだニャン桜井正明高木真司郷敏治6月14日7巻目
35おそうじぴっかぴかニャン浅田裕二神戸守野館誠一6月15日8巻目
36ユウちゃんのパーティーだニャン池田眞美子奥田誠治岩崎良明岡迫亘弘6月16日
37きれいになるのはたいへんニャン柳川茂福本潔服部一郎6月17日
38カエルはつらいニャン桜井正明6月18日8巻目
39忘れものになったニャン柳川茂6月21日9巻目
40おもちゃのパーティーだニャン池野みのり6月22日7巻目
41ポコニャンはおにいニャン吉田健次郎進藤満尾6月23日
42カラスのかってだニャン桜井正明生頼昭憲石川修6月28日9巻目
43忘れてた大事な日ニャン雪室俊一福本潔服部一郎6月29日10巻目
44とうめい人間だニャン桜井正明大地丙太郎畑良子6月30日9巻目
45海ぞくごっこはたのしいニャン生頼昭憲岡迫亘弘7月1日
46山にかえるポコニャン柳川茂香川豊河合静男7月2日10巻目
47はじめての海だニャン池田眞美子高木真司鈴木満7月20日夏休み編
48ヘソまがりのウサギニャン柳川茂浅田裕二神戸守西山里枝7月21日
49何でも切り抜いちゃうニャン小山真弓香川豊岡迫亘弘7月22日
50お菓子の家の魔女だニャン三宅直子福本潔服部一郎7月23日9巻目
51サボ子ちゃんはかわいいニャン柳川茂大町繁小林勝利7月26日
52パパのプレゼントニャン池田眞美子福本潔服部一郎7月27日14巻目
53スケボーにのった犬だニャン水出弘一7月29日10巻目
54恐竜がうごいたニャン生頼昭憲石川修7月30日6巻目
55夏の雪ダルマだニャン柳川茂福本潔服部一郎8月2日
56アタリちゃんがこわれた?ニャン池野みのり岩崎良明はしもとかつみ8月3日
57パパの時計をさがすニャン三宅直子大町繁小林勝利8月4日
58いいオトコになるニャン雪室俊一福本潔服部一郎8月5日
59夏は寒い?ニャン池野みのり高木真司鈴木満8月13日夏休み編
60アイドルもつらいニャン生頼昭憲石川修8月17日
61ジャングルは楽しいニャン三宅直子神戸守西山里枝8月20日夏休み編
62ウエスタン牧場の決闘だニャン柳川茂生頼昭憲小島彰8月23日15巻目
63でんしゃは楽しいニャン池田眞美子福本潔服部一郎8月24日12巻目
64とべとべヒコーキニャン桜井正明香川豊河合静男8月25日12巻目
65こわ〜い花だニャン柳川茂佐山聖子西山里枝8月26日
66はじめてのお手紙ニャン雪室俊一高木真司郷敏治8月30日15巻目
67ちていたんけんだニャン池田眞美子神戸守西山里枝8月31日
68ポコニャン救助隊だニャン柳川茂福本潔服部一郎9月1日
69飛び出したヒーローだニャン池野みのり大地丙太郎畑良子9月2日10巻目
70サーカスのスターだニャン桜井正明高木真司鈴木満9月6日13巻目
71おえかきはたのしいニャン池田眞美子佐山聖子西山里枝9月7日15巻目
72なかよしになるニャン桜井正明高木真司郷敏治9月8日
73おじいちゃんのガンコパワーだニャン雪室俊一岩崎良明河合静男9月9日
74はなよめさんになりたいニャン池田眞美子神戸守西山里枝9月10日
75ミキちゃんはオルゴールニャン小山真弓山吉康夫西本由紀夫岩根雅明9月27日
76イルカくんとおともだちニャン植村更遠藤克己渡辺健一郎小林勝利9月28日夏休み編
77じてんしゃにのるニャン吉田通代生頼昭憲石川修9月29日12巻目
78ハチさんを守るニャン池野みのり福本潔服部一郎9月30日
79影とあそぶニャン柳川茂生頼昭憲石川修10月5日
80タコのお願いニャン雪室俊一神戸守西山里枝10月6日
81菊ちゃんの運動会ニャン池田眞美子岩根雅明西本由紀夫岩根雅明10月7日
82ふしぎなきのこ山だニャン石原静雄生頼昭憲野館誠一10月12日13巻目
83SLはともだちニャン雪室俊一香川豊郷敏治10月14日12巻目
84ひつじが何びき?ニャン三宅直子高木真司鈴木満10月15日
85ふしぎなタマゴだニャン柳川茂池野文雄岡迫亘弘10月18日13巻目藤子・F・不二雄アニメキャラクター大集合
第3巻(ペイ・パー・ビュー収録)
86チンプクはへんなネコニャン10月20日13巻目藤子・F・不二雄アニメキャラクター大集合
第3巻(ペイ・パー・ビュー収録)
87ヘディングシュートだニャン桜井正明香川豊河合静男10月21日11巻目
88南の島はとおいニャン池田眞美子佐山聖子西山里枝10月22日
89笑顔がいっぱいニャン桜井正明奥田誠治高橋幸雄河合静男10月25日
90レストランは大さわぎニャン柳川茂福本潔服部一郎10月26日15巻目
91お星さまはおいしいニャン桜井正明池野文雄岡迫亘弘10月27日
92ママのかわりは大変ニャン池野みのり神戸守西山里枝10月28日14巻目
93がんばれ!ポンコツ飛行機ニャン小松崎康弘岩崎良明河合静男10月29日
94一発逆転ホームランだニャン池田眞美子神戸守西山里枝11月1日
95本をだいじにするニャン柳川茂岩崎良明郷敏治11月2日クリスマス編
96ナゾの魚をつかまえるニャン小松崎康弘福本潔服部一郎11月4日
97ナミダはかざりじゃないニャン柳川茂渡辺健一郎小林勝利11月5日
98走れ!ポコニャン池田眞美子大町繁11月22日
99うちの車はいちばんニャン小山真弓福本潔服部一郎11月24日
100注射はいやだニャン池野みのり11月25日
101テレビ局はメチャクチャニャン池田眞美子香川豊玉井公子11月26日11巻目
102ビデオみたいだニャン水出弘一福本潔服部一郎11月29日
103リス君のおうち探しニャン植村更池野文雄岡迫亘弘11月30日
104サンタさんをさがすニャン小山真弓井硲清高西本由紀夫岩根雅明12月3日クリスマス編
105ポコニャンがあぶないニャン吉田通代遠藤克己渡辺健一郎小林勝利12月6日
106ママのおてつだいニャン柳川茂高木真司鈴木満12月7日
107おさわがせカメラだニャン吉田通代香川豊玉井公子12月8日
108冬ごもりはコリゴリニャン水出弘一福本潔服部一郎12月10日
109パパの声になったニャン柳川茂12月13日
110ペンキぬりは楽しいニャン水出弘一佐山聖子西山里枝12月14日
111おねしょはつらいニャン池田眞美子池野文雄岡迫亘弘12月15日14巻目
112あなポコリンで大騒ぎニャン柳川茂高木真司郷敏治12月17日
113ニャンポコオーはがんばるニャン水出弘一12月20日
114デパートで遊ぶニャン遠藤克己渡辺健一郎小林勝利12月21日
115あべこべサンタだニャン柳川茂大町繁12月22日クリスマス編
116シロは名犬だニャン池野みのり吉田健次郎進藤満尾12月31日
117お話ランドに行くニャン柳川茂岩崎良明郷敏治
118とんだ魔法のランプだニャン水出弘一高木真司鈴木満
119いい夢を見るニャン桜井正明生頼昭憲石川修1994年
1月4日
120鏡の国にとびこむニャン池田眞美子福本潔服部一郎1月5日
121鏡の国の冒険ニャン1月6日
122たこ上げするニャン池野みのり西本由紀夫岩根雅明1月7日
123空飛ぶペンギンだニャン植村更池野文雄渡辺健一郎小林勝利1月24日
124チョッキン貯金だニャン桜井正明西本由紀夫岩根雅明1月25日
125警察犬はつらいニャン大森俊治1月26日
126カゼをひきたいニャン池田眞美子福本潔服部一郎1月27日
127絵が逃げだした!?ニャン桜井正明1月28日
128双子ちゃんはかわいいニャン池野みのり香川豊高橋明信1月31日
129飛んできたシロクマニャン池野眞美子福本潔服部一郎2月1日
130ビデオカメラにポーズニャン新井令子2月2日
131ヒヨコちゃんをかえすニャン池野みのり大町繁小林勝利2月3日
132ゲームに飛び込むニャン桜井正明古川政美西山里枝2月4日
133飛行機に乗りたいニャン池田眞美子福本潔服部一郎2月7日
134シロの散歩があべこべニャン桜井正明石黒育福本潔2月8日
135ポコニャンの雪まつりニャン吉田通代高木真司郷敏治2月9日クリスマス編
136まぼろしの雪男ニャン池田眞美子福本潔服部一郎2月14日
137引っ越しのお手伝いニャン柳川茂香川豊玉井公子2月15日
138チンチン電車に乗りたいニャン水出弘一高木真司2月17日
139よっぱらいはあぶないニャン池野みのり生頼昭憲石川修2月21日
140やってきた魔女っ子ニャン桜井正明香川豊郷敏治2月25日藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス
セレクション3「ドキドキ編」
141魔人はオモチャどろぼうニャン3月1日藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス
セレクション3「ドキドキ編」
142魔人の国の対決ニャン3月2日藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス
セレクション3「ドキドキ編」
143おばあちゃんの柱時計ニャン水出弘一高木真司河合静男3月3日
144柱時計の秘密ニャン鈴木満3月4日
145学校のユウレイだニャン大森俊治郷敏治3月7日
146雲に乗って遊ぶニャン岩崎良明河合静男3月9日
147赤いトウモロコシはすてきニャン雪室俊一池野文雄岡迫亘弘3月10日
148さよならはスタートニャン笹川ひろし池野文雄渡辺健一郎小林勝利3月11日
149菊ちゃんとおるすばんニャン小山真弓大町繁3月30日
150みんなポコニャンのともだちニャン柳川茂池野文雄岡迫亘弘4月1日
151大渋滞は楽しいニャン5月6日
152ミキちゃんのこてき隊だニャン桜井正明6月15日
153運がいいニャン大町繁小林勝利6月17日
154台風がくるニャン生頼昭憲星川信芳6月21日
155パパと出張するニャン池田眞美子香川豊郷敏治6月22日
156ポコニャンが初恋?ニャン池野みのり生頼昭憲石川修6月23日
157誕生日がほしいニャン桜井正明高木真司郷敏治8月4日14巻目
158ふしぎなスケッチブックニャン笹川ひろし池野文雄岡迫亘弘9月8日
159いじめっこはいいやつニャン池田眞美子高木真司鈴木満9月19日
160パパの日曜大工ニャン池野みのり吉田健次郎進藤満尾9月20日
161何でも出てくるカードだニャン柳川茂9月21日
162パーティは秘密ニャン小松崎康弘福本潔服部一郎9月22日
163ごほうびがほしいニャン水出弘一10月11日
164パパの転勤ニャン池田眞美子吉田健次郎進藤満尾10月12日
165日記をつけるニャン柳川茂福本潔服部一郎10月21日
166モデルは誰だ?ニャン岩崎良明鈴木満11月1日
167ミキちゃんは手品師ニャン水出弘一井硲清高岩根雅明12月12日
168まちはスケートリンクニャン吉田通代神戸守西山里枝1995年
2月2日
169原始時代はコリゴリニャン桜井正明岩崎良明河合静男2月10日
170おじいちゃんの交通安全だニャン池田眞美子吉田健次郎進藤満尾3月17日

ビデオソフト

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  • 1993年から1994年にかけて日本ヘラルド映画から選り抜きでの収録で、VHS全17巻(特別編2巻含む)が発売された。現在は、全巻廃盤となっている。
  • 2010年6月にローソンが行った藤子・F・不二雄キャラクターズフェアとタイアップしたDVD商品である「藤子・F・不二雄アニメキャラクター大集合 第3巻」に選り抜き形式で計3話(ペイ・パー・ビューDVD方式の2話含む)が収録され、初DVD化となった。
  • 2010年9月に藤子・F・不二雄ミュージアム開業記念企画としてTCエンタテインメントから発売された「藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス」シリーズに選り抜き形式で計6話が収録された。
  • 2011年8月に小学館から発売された「藤子・F・不二雄 TVシリーズ 8キャラクターズ 名作コレクションDVD」に選り抜き形式で計2話が収録されている。

シアターアニメ

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タイトルは『ポコニャン&ドラえもん「ポンポコニャンでここほれニャンニャン!?」』。藤子・F・不二雄ミュージアム施設内にあるFシアターで、開館5周年の記念日にあたる2016年9月3日より短編映画として公開。アニメ化としては1993年のテレビアニメ版から23年ぶりであり、前作に引き続き三田ゆう子がポコニャンを演じる。ストーリーは原作の「ここほれニャンニャン」に沿っており、大幅なアレンジが加えられた前作には登場しなかった太郎が初登場するほか、ドラえもんとのび太が登場キャラクターとして加わっている。

スタッフ

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ゲームソフト

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ポコニャン! 夢の大冒険(ゲームボーイ
東宝 /小学館プロダクション、1994年8月5日発売
ポコニャン! へんぽこりんアドベンチャー(スーパーファミコン
東宝 / 小学館プロダクション、1994年12月22日発売

アミューズメント筐体

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ポコニャン! バルーン
カプコン / 藤子・F・不二雄、NHK、NEP、小学館、日本ヘラルド映画、1995年発売 / 気球を模したポコニャン型の揺れる筐体に乗って筐体画面での旅を見るもの。
ポコニャン! ジャンボフレンズ
カプコン / 藤子・F・不二雄、NHK、NEP、小学館、日本ヘラルド映画、1996年発売 / 回転するスロットを押すもの。揃うと景品が出てくる。

注釈

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  1. ^原作をなぞった回は時々存在するが設定が大きく違うためオチなどが変わることが多い。
  2. ^「ぼくたちだけの家」や「受験生に協力!」に出てくる『ドラえもん』の野比のび太に似た少年と紛らわしいが、三郎は眼鏡のフレーム上部が平ら。2人とも登場する「ぼくたちだけの家」でも描き分けられている。
  3. ^一度泣き出すと向こう3日間は泣き止まない。

出典

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  1. ^abc「第3期 第2回配本 ポコニャン」『藤子・F・不二雄大全集 月報26-3(2011年10月)』、小学館、2頁。 
  2. ^「おもちゃのおうち」「おへやで水あそび」(大全集2011)p.307・308
  3. ^「魔の手がせまる!」
  4. ^「庭で山のぼり」より
  5. ^「ここほれニャンニャン」
  6. ^「目がさめないよう!」
  7. ^「ひろーくします」より
  8. ^「かあさんっていいな」より
  9. ^「ぼくだっておよげる!」
  10. ^「こぼれないプール」「山でおよいだよ」など
  11. ^「でんわでただいま」(大全集2011)p.315
  12. ^「他人のゆめをみる」(大全集2011)p.34
  13. ^「ここほれニャンニャン」「きおくをたどれ!」
  14. ^「かあさんっていいな」より
  15. ^「パニックがおきた!」より
  16. ^「ねん土ざいく」「ぼくたちだけの家」など
  17. ^「でんしゃごっこ」、「こぼれないプール」、「絵の中にかくれんぼ」など
  18. ^「台風でこらしめろ?」など
  19. ^「落ち葉たき」
  20. ^「お空であそぼう!」「ぼくだっておよげる!」など
  21. ^「ぼくたちだけの家」
  22. ^「雲になって・・・?」
  23. ^設定画より。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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NHK総合テレビジョン月曜日 - 金曜日17:50枠
前番組番組名次番組
ヤダモン
(1992年8月24日 - 1993年3月31日)
NHK教育テレビジョンでの放送へ移行】
ポコニャン!
(1993年4月5日 - 1994年4月1日)
大草原の小さな家 再放送
(1994年4月4日 - 1995年8月11日)
※17:15 - 17:59
スポット
(1994年4月4日 - 1998年3月27日)
※17:59 - 18:00
NHK教育テレビジョン月曜日 - 金曜日8:50枠
ヤダモン 再々放送
(1993年10月4日 - 1994年4月1日)
ポコニャン!
(1994年4月4日 - 1995年3月31日)
【新作の放送を含む再放送枠】
おばけのホーリー 再放送
(1995年4月4日 - 1996年8月2日)
筆名
連載作品
共作
F
関連人物
先輩・同僚
アシスタント
関連項目
共通
アニメ
伝記
組織
掲載誌他
その他
F
プロジェクト
この表には一部の環境で表示できない文字(丸の中にA)があります(Help:特殊文字
笹川ひろし監督作品
テレビアニメ
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2020年代
OVA
劇場アニメ
1:総監督 2:原作担当 3:エグゼクティブディレクター
 
番組枠
生活指導
人形劇
その他
物語
人形劇
読み聞かせ
自然科学
社会環境
図画工作
数量図形
言葉
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ラジオ番組
 
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その他
育児
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関連項目
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