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ボーフラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、湯沸かし道具の「ボーフラ」について説明しています。蚊の幼虫の「ボウフラ」については「」をご覧ください。

ボーフラは、湯沸かし道具の一つで、土瓶の一種。主に煎茶道の手前で使う。

名称

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流派によって「保夫良」「保宇夫良」の当て字を使ったり、また「湯缶」「湯瓶」「湯沸」とも言う。「ボーブラ」という流派もある。

この名称は、形状がカボチャの実と似ていたために、元々はポルトガル語で「カボチャ」を意味していた単語「abobora」が転用されたという説が有力である。

形状

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見た目は急須に似ているが、胴が張り出しまるまるとしているのが特徴である。また、直接火に掛ける道具のため、材質は素焼きの陶器であり磁器製はない。

大別して

  • 上手式:持ち手が上についている物
  • 横手式:持ち手が横についている物

に分けられる。上手式は大型の物が多く瓶掛(小型火鉢)に、横手式は涼炉に合わせることが多い。

煎茶道とボーフラ

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茶道ではあるいは鉄瓶など、金属製の湯沸かしを使うことがほとんどだが、煎茶道では「金属製の湯沸かしは茶の味が壊れる」として極力避ける傾向があり、土瓶、とくにボーフラを使って沸かした湯を尊重する。起源となった中国茶では現在もっぱら金属製(主にステンレス製)や耐熱ガラスやかんを使うのとは対照的である。

煎茶の他の道具と同様中国伝来の道具であり、現在でも時代に渡来した伝世品は高値で取り引きされ、珍重されている。特に文政年間に輸入された物は「文政渡」と称され、珍品とされる。「文政渡」の物は土質が良いためか、非常に薄く、まるで紙で作ったやかんを持っているかのようであるという。また表面も素焼きと思えないほど艶があるという。

ボーフラも他の煎茶器同様に国産化されたが、土質の関係で分厚く重い物が多く、渡来品に比べて安物とされる。

参考文献

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緑茶
日本茶
茶種
産地
中国茶
白茶
黄茶
烏龍茶(青茶)
紅茶
原茶
着香茶
甘乳茶
(茶飲料)
後発酵茶・黒茶
日本茶
中国茶
塩乳茶
花茶
茶外茶ハーブティ
茶飲料
食茶
各国の茶
喫茶文化
茶具
茶道具
中国茶具
その他
茶の形状
茶を出す店
関連団体
茶文化の顕彰
国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産
  • 中華人民共和国の旗中国:普洱の景邁山古茶園(プーアール茶栽培地)
ユネスコ無形文化遺産
  • 中華人民共和国の旗中国:伝統的な製茶技術と関連する社会的習慣
  • アゼルバイジャンの旗アゼルバイジャン:アイデンティティ、ホスピタリティと社会的交流の象徴であるチャイの文化
  • トルコの旗トルコ:アイデンティティ、ホスピタリティと社会的交流の象徴であるチャイの文化
ユネスコ世界の記憶
  • 中華人民共和国の旗中国:成都老茶館関連アーカイブ
国連食糧農業機関世界農業遺産
  • 日本の旗日本:静岡の伝統的な茶草場農法
  • 東京近郊の武蔵野台地の落ち葉堆肥農法(狭山茶)
  • 高千穂郷・椎葉山の山間地農林業(釜炒り茶=青柳茶)
  • 大韓民国の旗韓国:花開面の伝統的な河東茶栽培システム
  • 中華人民共和国の旗中国:普洱の伝統的茶農業
  • 福州市のジャスミンと茶文化システム
  • 安渓の鉄観音茶文化システム
  • 福鼎の白茶栽培システム
農林水産省日本農業遺産
  • 武蔵野の落ち葉堆肥農法(狭山茶)
文化庁重要無形民俗文化財文化財保護法
  • 阿波晩茶製造技術
  • 石鎚黒茶の製造技術
文化庁重要文化的景観(文化財保護法)
  • 宇治の文化的景観
文化庁登録有形文化財(文化財保護法)
  • 静岡の手揉み製茶
文化庁日本遺産
  • 日本茶800年の歴史散歩(宇治)
その他
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