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ピドゥルギ号

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(2016年7月)
ピドゥルギ号
各種表記
ハングル비둘기호
漢字비둘기號
発音ピドゥルギ=ホ
英語表記:Bidulgi
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ピドゥルギ号(ピドゥルギごう)は、韓国鉄道庁にかつて存在した列車種別各駅停車に相当。ピドゥルギとは平和象徴ハト鳩/비둘기)の意。1963年の鉄道庁発足からはポトン普通)であったが、1983年に改称された。

トンイル号からの格下げ客車のほか、日本時代からの軽量客車を使用したりと、設備は当初から全体的に老朽化していた。車両の色は白地に灰色と黄色の帯。かつては青地に白帯で、緑一色だった事もある。90年代にはトンイル号への格上げが推し進められた。

末期は江原道旌善線のみでの運行となり、2000年11月14日付けで廃止された[1]

気動車

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ピドゥルギ号に使われた気動車(鉄道博物館保存車両)

1961年からソウル周辺で日本から有償援助されたディーゼル気動車159両を使用した列車を運行した。この車両は、当時日本国有鉄道で最新の一般形気動車であり、増備が続いていた20系気動車の設計が元となっており、その中でも180馬力エンジンを2基搭載した勾配線区用の「キハ52形」の車体寸法と軌間を韓国向けに設計変更したものである。製造も日本の新潟鉄工所(64両)、近畿車輛(51両)、川崎車両(5両)、日本車輌製造(39両)の各社が担当した。

比較的出力に余裕があったことや、当初は動力車が不足していたことから、気動車2両の間に客車3両を付随車として挟む(2M3T)などの運用も行っていた。その後20両はエンジンを撤去され、付随車となった。1974年以降の首都圏電鉄拡充により地方線区へ転属したが、49両という少なくない数が事故廃車となっており、うち8両は火災事故であった。これら日本製気動車は1997年初頭に全廃された。

脚注

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  1. ^비둘기호여 안녕! 2000년 11월 14일 정선선 비둘기호 마지막 운행일! | 옛날티브이 고전영상 옛날영상”. MBC강원영동 2022-04-08. 2022年5月17日閲覧。

関連項目

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現有車両

高速鉄道(KTX)
営業用
事業用
電車
優等列車
首都圏電鉄・広域電鉄
事業用
客車
電気機関車
ディーゼル機関車

過去の車両

電車
気動車
客車
蒸気機関車
ディーゼル機関車
高速鉄道特室 -一般
優等列車特室2 -一般
緩行列車(単一等級)
広域電鉄(単一等級)
首都圏電鉄

1号線特急 /急行 / 一般4) · 3号線4, 5 · 4号線急行 / 一般4) · 京義・中央線急行 / 一般) · 京春線急行 / 一般) · 水仁・盆唐線急行 / 一般) · 京江線5

釜山都市鉄道
廃止

観光号(優等) · トンイル号(優等 / 緩行) · ピドゥルギ号(緩行)

観光列車団体列車に関しては韓国鉄道公社の観光列車を参照のこと。
〇〇 - △△ :運賃計算が異なる列車種別または等級。□□ / ## : 同一の運賃が適用される列車種別。×× : 運休中の列車種別。
1 :SRが運行。 2 : 2018年に運行終了。 3 : 当初から特室の設定無しで運行。 4 :ソウル交通公社と共同運行。 5 :各駅停車のみの運行。
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