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キング&カーター・ジャズ・オーケストラ、1921年1月テキサス州ヒューストンで撮影バンド(英:band)または楽団(がくだん)、楽隊(がくたい)とは、楽曲を演奏する集団のこと。主にロック、ソウル、ジャズ、ポップなどのジャンルで使用される用語である。なお、英語の“band”は音楽バンドのみならず、一まとまりの集団も意味する
大人数のクラシック・オーケストラと、ロック、ソウル、ジャズやなどのポピュラー音楽の相違点としては、オーケストラは階層的で厳粛であるのに対して、ロックのバンドメンバーは関係が平等であり、観衆とフレンドリーに交流している点があげられる。[1]クラシック音楽のオーケストラには、交響楽団、管弦楽団、吹奏楽団などがあり、木管楽器、金管楽器、コントラバスなどのファミリーで構成されている。[2]クラシックの大きな楽団を交響楽団と呼び、国立交響楽団のような楽団の場合、団員数が100人にもおよび、バンドと呼ぶには不適当な規模となる。[3]日本で使用されるユニットは、英語圏ではアルバム・ユニット(album-equivalent unit)のように、ダウンロード数とストリーミング数を合計してアルバム1枚に相当すると数える、新しい集計方法を指している。[4][5][6]
ギター・トリオの代表的バンドであるジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス。ギタリスト(ジミ・ヘンドリックス)、ベーシスト(ノエル・レディング)、ドラマー(ミッチ・ミッチェル)の3人編成。主にポップ・ロックを演奏することを目的としたバンド。一般的には3人から5人、あるいはそれ以上のメンバーで構成されており(2人のこともある)、概ね以下に分類される。ただ、人数はメンバーの脱退や新規加入により変動するため、人数による分類には問題もある。専任ボーカル不在の場合は、メンバーの誰か、あるいは何人かがボーカルを兼任する場合が多い[注 1]。
- 2人組
- 2人組のユニットで、バンドとしての最少編成。最も簡素な編成だが、1980年代のエレクトロやシンセ・ポップの流行以降、この編成をとるバンドが増える傾向が見られた。
- 3人組
- パワー・トリオ[7]
- ギタリスト+ベーシスト+ドラマーの構成。
- 1960年代後半から増加したロックバンドの編成。スリーピースと呼称される場合もある。
- ロック・バンドwithキーボード
- キーボーディスト+ベーシスト+ドラマーの構成。
- ギターでなくキーボードを入れるスリーピース。当然ながら、ギターのロックバンドではなくなる[注 2]。
- ギター2人+ベース
- エレキギター2人とベースだったり、エレキギターとアコースティックギターにベースだったりする。
- 4人組
- ギター、ベース、ドラムス+ボーカル
- スリーピースとボーカルを個別に揃える4人タイプ。担当するパートを個別で専任にすることができる、バンドのもう一つの基本的なタイプ。
- ギター2人、ベース、ドラムス
- ギターを2本入れるタイプ。スリーピースに比べ、ボーカルが派手にステージングしにくくなる代わりに、2本のギターで音に厚みが生まれる。
- ギター2人、ベース、ドラムス、キーボード
- キーボードを入れるタイプ。同様にスリーピースよりも音が厚くなる。
- 5人組
- ギター2人、ボーカル、ベース、ドラムス
- ギターは2本で、かつボーカルを専任とする5人編成。パートが多く、ボーカルも専任の場合が多い。
- ギター2人以上、ボーカル、キーボード、リズム隊
- ギター複数に、さらに専任ボーカルとキーボードを揃える。
- 変則的バンド編成
- 6人組
- ギター・トリオ+リズム隊+ギター+ドラム(パーカッション)+キーボードなど
- 6人編成でドラマーを2人とするタイプ。2人のドラミングで音圧が増すが、ドラム同士のコンビネーションが求められる。
- 7人組
- ツイン・リード・ギター
- ロック・バンド+ホーン・セクション
- ブラス・ロックのシカゴ、チェイス、BS&Tなど。多くのパートが存在する大人数。
- ロック・バンド+ストリングス
- ELOなど
- ブルース・ロック・バンド。
- ロック・バンド+ブルースハープ
- フリートウッド・マック(初期)、ジェスロ・タル(初期)、ポール・バターフィールド、ジョン・メイオールなど
- ジャム・バンド
- ステージにおいて即興演奏を行うことを主体とするバンド。
- グレイトフル・デッド、フィッシュなど
- ファンク・バンド
- クール&ギャング、オハイオ・プレイヤーズ、ジミー・キャスター・バンチ[注 6]、バーケイズ、コンファンクシャン、カメオ、パーラメント、スレイブ、ファットバックなど
- ハウス・バンド
- ブッカーT&MGズ、ファンク・ブラザーズ、MFSBなど
- ヒップホップ・バンド
- ザ・ルーツ
- レゲエ・バンド
- ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ、サード・ワールド
- ジャグ・バンド
- ジム・クウェスキン・ジャグ・バンド
主にジャズを演奏することを目的としたバンド。
- コンボ[8]
- 少人数の編成による音楽集団。[9]厳密にいえば三重奏から八重奏までがコンボにあたり、九人以上がビッグ・バンドとなる。また、従来のジャズバンドは生楽器による編成が基本とされていたが、マイルス・デイヴィス以降は電気/電子楽器の導入も大幅に増えた(ザ・クルセイダーズ、スタッフ、ハービー・ハンコックなど)。
- ビッグバンド
- 大人数編成のバンド。ラロ・シフリン、クインシー・ジョーンズのビッグ・バンドなど
- スウィング・ジャズ・バンド
- 戦前のアメリカで流行したスウィング・ジャズを演奏する大人数のバンド。
- デューク・エリントン、ベニー・グッドマン、カウント・ベイシー、グレン・ミラーなど
- 人数による分類
ジャズ、クラシックなどで使用される用語。またカルテット、クインテットなどは、ソウルやロックでも使用される。
- 二重奏団(デュオ、2ピースバンド)
- 三重奏団(トリオ、3ピースバンド)
- 四重奏団(カルテット、4ピースバンド)
- 五重奏団(クインテット、5ピースバンド)
- 六重奏団(セクステット、6ピースバンド)
- 七重奏団(セプテット、7ピースバンド)
- 八重奏団(オクテット、8ピースバンド)
- 九重奏団(ノネット、9ピースバンド)
- 十重奏団(デクテット、10ピースバンド)
管弦楽団、交響楽団とも呼称される。主にクラシック音楽及び非ポピュラー音楽の演奏を目的とした楽団。ただし「ボストン交響楽団」と「ボストン・ポップス・オーケストラ」の様な形で複数のジャンルを演奏する場合もある。ウィーン・フィルやベルリン・フィルなど、活動拠点を名称にしている場合が多い。
ポップスのオーケストラは、イージー・リスニングとも呼ばれる。主にポピュラー音楽の演奏を目的とした楽団であり、指揮者自身が編曲をつとめる。
- 大体はアコースティックギター2人、アコースティックギター2人にベースが多数を占めるが、アコースティックギター2人にドラムス、アコースティックギター2人にフルートもある。ギター2人にベースとドラムス、ギター2人にキーボード、ベースとドラムスと言う4人組、5人組もある。殆んどがフォークブーム終焉時に解散している。
- 男女混合バンド
- 女性がボーカルを担当する男女混合バンド。スージー・クアトロ、ジョーン・ジェット&ブラックハーツ、LINDBERG、JUDY AND MARY、DREAMS COME TRUEなど。
- ガールズバンド
- 原則として女性だけで編成されたバンド[10]。ゴーゴーズ、バングルス、プリンセス・プリンセス
- バックバンド
- 原則として伴奏を受け持つバンド。ブルーコメッツのように歌手のバックバンドを多くつとめたグループもいる。キング・カーティスのキングピンズなど
- コピーバンド
- 有名なバンドに似せた演奏を行うバンド。演奏内容だけでなく、衣装やステージアクションなどもコピーする例もある。ファンによるリスペクトや、諸事情でオリジナルのバンドを呼べない場合の代替手段など、存在理由は多岐にわたる。
- コミック・バンド
- バンドの名称にもある通り、社会情勢・身内・時事などをネタにした内容の演奏を行うバンド。主な例としてはクレージーキャッツ、ザ・ドリフターズ[注 7]、ラトルズ、一人バンド扱いのギタリスト王様、トリオ・ザ・ミミック、ビジーフォー、ハンダースなどがある。
- アンサンブル
- クラシックの数人から十数人程度の、小編成の演奏団体に対して用いられることが多い。他にもジャズを演奏するバンドに対しても用いられる。
- インディーズ・バンド
- 大手レコード会社(メジャーレーベル)に所属せず、インディーズレーベルを中心に活動しているバンド。
- ^ただし、ロックバンドにボーカルが必須という訳ではなく、ベンチャーズ、フォーカスなど、インストゥルメンタル主体のロックバンドも存在する
- ^ただし、エマーソン・レイク・アンド・パーマーによる「タルカス」の一部や「悪の教典#9 第1印象」で、キーボーディストが演奏の低音部を片手で担当し、ベーシストがギターを担当するという例もある。
- ^黒沢健一を中心としたバンド。黒沢健一は48歳で死去している
- ^「マイ・ジェネレーション」「サマー・タイム・ブルース」などが代表曲
- ^結成からジェフ・ベックの脱退まで。
- ^バーサ・バット・ブギーなど、ファンクの名曲を多くリリースしたバンド
- ^コメディアングループとしての活動が著名だが本来はバンド。