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ハマダーン州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハマダーン州
استان همدان
位置
イランにおけるハマダーン(塗りつぶし部)。
統計
州都:
 • 測地系:
ハマダーン
 • 北緯34度47分54秒東経48度30分53秒 / 北緯34.7982度 東経48.5146度 /34.7982; 48.5146
面積:19,368 km²
人口(2016年)
 • 人口密度:
1,738,234人
 • 89人/km²
シャフレスターン8
タイムゾーン:UTC+3:30
主な言語:ペルシア語
アゼリー
ロル語
ラキー
クルド語
ISO 3166-2:IR:IR-24
テンプレートを表示

ハマダーン州(ハマダーンしゅう、ペルシア語:استان همدان, ラテン文字転写:Ostān-e Hamadān)は、イラン州(オスターン)。州都はハマダーン。面積19,546km²、人口は1,738,234人(2016年国勢調査)[1]

州都ハマダーンのほかトイセルカーンネハーヴァンドマラーイェルアサダーバードバハールラザンキャボド・ラーハングの諸都市がある。

地理と気候

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ハマダーン州は北西から南西にザーグロス山脈の一部「アルヴァンド」の山々が走り、全体に標高の高い地域にある。

ハマダーンは夏穏やかで、冬はかなり寒く、亜寒帯気候である。州都ハマダンの1月の平均最低気温は-10度を下回る。

ハマダーンの気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
平均最高気温°C°F2.0
(35.6)
4.3
(39.7)
11.5
(52.7)
18.1
(64.6)
23.9
(75)
30.9
(87.6)
34.9
(94.8)
34.2
(93.6)
29.8
(85.6)
21.9
(71.4)
13.7
(56.7)
5.9
(42.6)
19.26
(66.66)
平均最低気温°C°F−10.5
(13.1)
−8.2
(17.2)
−2.1
(28.2)
2.7
(36.9)
6.4
(43.5)
9.8
(49.6)
13.9
(57)
12.8
(55)
7.0
(44.6)
2.5
(36.5)
−2.1
(28.2)
−6.6
(20.1)
2.13
(35.83)
降水量 mm (inch)46.3
(1.823)
43.6
(1.717)
49.4
(1.945)
49.8
(1.961)
37.8
(1.488)
3.7
(0.146)
2.0
(0.079)
1.8
(0.071)
0.8
(0.031)
20.7
(0.815)
26.9
(1.059)
40.9
(1.61)
323.7
(12.745)
平均降水日数11.611.112.412.19.52.01.31.61.05.66.810.185.1
出典:World Meteorological Organisation (UN)[2]

歴史

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ギャンジュ・ナーメ。ダリウスの献詞がある。紀元前5世紀

ハマダーン州はイラン文明で最も古い歴史をもつ地域の一つで、州内の遺跡がこれを物語る。詩人フェルドウスィーによると、神話時代、偉大なる王ジャムシードにより建設されたという伝説をもつ。今日のハマダーンは、古代オリエントのメディア王国の首都エクバタナであった。

ヘロドトスによれば、紀元前8世紀ころ、デイオケスという人物が現れてメディアを統合し、エクバタナに7重の城壁(ハフト・ヘサール)を巡らせて都として成長させたとある。当時はバビロンの塔に劣らぬ偉容を誇ったという。その後も、メディアの歴代王によって、周辺の開発が進み、帝国の巨大な首都へと変貌していったとされる。

メディア滅亡後も、アケメネス朝ペルシアおよびアルサケス朝の夏の都(夏営地)として栄え、サーサーン朝時代にも夏の宮殿が置かれた。

642年ニハーヴァンドの戦いがあり、ハマダーンはアラブの手に落ち、繁栄は衰退にかわった。ブワイフ朝下でも多くの害を被るが、11世紀にはセルジューク朝バグダードから再遷都した。

ハマダーンは支配勢力の権力の盛衰にともない常に襲撃の的となったが、ティムールの侵攻では完全に破壊され、繁栄を取り戻すのはサファヴィー朝の時代である。18世紀には都市はオスマン朝に降伏するが、英傑ナーディル・シャー・アフシャールによって押し返し、オスマン朝との和平によって、再びイランに戻った。

ハマダーンの街は東西交易路、イラン西部の交通の大動脈上に位置し、近代に至るまで交易・商業から大きな利益を得た。

今日のハマダーン

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高等教育機関

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  1. イブン・スィーナー大学
  2. ハマダーン医科大学
  3. イスラーム自由大学ハマダーン
  4. イスラーム自由大学トイセルカーン

旧跡

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州内には歴史的遺産が多く、イラン文化遺産協会には442ヵ所が登録されている。そのうち以下のようなものが有名。

  1. 詩人バーバー・ターヘル廟
  2. ギャンジュ・ナーメ(ダーラヤワウ大王(ダレイオス1世)の献詞)
  3. エステルおよびモルデカイ
  4. アリー・サドル(アルデレス)洞
  5. イブン・スィーナー
  6. ギャンジュ・ナーメの滝

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^Census of the Islamic Republic of Iran, 1395 (2016)” (Excel) (ペルシア語). AMAR. The Statistical Center of Iran. p. 13. 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月19日閲覧。
  2. ^World Weather Information Service – Hamedan”. United Nations. 2011年4月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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全般
国立図書館
地理
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