Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


コンテンツにスキップ
Wikipedia
検索

ヌマコダキガイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヌマコダキガイ
分類
:動物界Animalia
:軟体動物門Mollusca
:二枚貝綱Bivalvia
:オオノガイ目Myida
:クチベニガイ科Corbulidae
:ヌマコダキガイ属Potamocorbula
:ヌマコダキガイP. amurensis
学名
Potamocorbula amurensis (Schrenck, 1862)[1]
和名
沼子抱貝
英名
Amur river clam

ヌマコダキガイ沼子抱貝:Amur river clam学名:Potamocorbula amurensis)は、オオノガイ目に属する二枚貝の一種。環境省レッドリスト(絶滅危惧種)に登録されている反面、国際自然保護連合(IUCN)による世界の侵略的外来種ワースト100に認定されている。ヒラタヌマコダキガイ、コガタヌマコダキガイは同種。

形態

[編集]

殻長:約25ミリメートル。殻高:約18ミリメートル。二枚貝殻の右が大きく、左の小さい貝殻を抱き込む形状。腹縁は歪みがある。雌の産卵は約4万5,000 - 22万個。浮遊幼生期は約18日間。

分布

[編集]

太平洋北西部、極東ロシア、日本、中国南部までの汽水域に生息する[2]

その他

[編集]

日本の在来個体群は数が減少しているとされ、環境省のレッドリストに登録されている。

反面、バラスト水に紛れこんで世界のあちこちへ生息域を延ばし、サンフランシスコ湾では動物プランクトンを食す寡占状態に。赤潮が起きなくなった代わりに大増殖し、発見されてから僅か1年で海底を埋め尽くし、小型の甲殻類や魚を減少させるに至った。

脚注

[編集]
  1. ^Potamocorbula amurensis (Schrenck, 1862)”.World Register of Marine Species. 2022年11月11日閲覧.
  2. ^Potamocorbula amurensis”. 2022年11月11日閲覧。

関連項目

[編集]
Potamocorbula amurensis
典拠管理データベース: 国立図書館ウィキデータを編集
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ヌマコダキガイ&oldid=107580730」から取得
カテゴリ:

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp