| nicola | |
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2003年から使用されている現行ロゴタイプ | |
| ジャンル | ローティーン向けファッション |
| 読者対象 | 女子小中学生 |
| 刊行頻度 | 月刊(毎月1日発売)※1月号と2月号、7月号と8月号は合併号。 |
| 発売国 | 日本 |
| 言語 | 日本語 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 発行人 | 酒井逸史 |
| 編集長 | 宮本和英→山元琢治→松本美帆子→眞部菊実→小島知夏→久保田→馬場すみれ(「ニコ☆プチ」前編集長) |
| 雑誌名コード | 17117 |
| 刊行期間 | 1997年夏号 - |
| 発行部数 | 46,025部(2025年1月 - 2025年3月日本雑誌協会調べ) |
| 姉妹誌 | ニコ☆プチ |
| ウェブサイト | ニコラネット |
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『nicola』(ニコラ)は、新潮社が毎月1日に発行するファッション雑誌。1997年創刊。
小学校高学年から高校生までの女の子を主な読者層としている(ただし、主な読者層は中学生)、ファッションを中心に思春期女子のライフスタイル情報全般を扱う。2000年代にはジュニアファッションブームや「ニコ㋲」と呼ばれる専属モデルの人気を糧に急成長し、読者世代に多大な影響力を持っている。2023年10-2024年9月時点では月間平均6万2681部を発行する、ローティーン向けではトップの女性誌である[1]。
他業種とのタイアップには2002年頃から積極的になり、2003年からは伊藤忠商事と共同で誌名を冠したファッションブランド「Girl is Girl by nicola」を展開、テレビ番組『Parky Party』(2002年、テレビ東京)や『ニコモノ!』(2004年、テレビ大阪)の製作にも関与している。また、2003年には新潮社内に「nicola事業部」が設立され、創刊時からの編集長・宮本和英が事業部長に就任。同じく創刊時からのスタッフで副編集長の山元琢治が2003年5月より編集長に就任、昇格する新体制となった。
その後、2006年に『nicola』の妹誌の『ニコ☆プチ』が発刊され、2007年『nicola』12月号から副編集長であった松本美帆子が編集長に就任し、前編集長の山元琢冶はニコ☆プチの専任の編集長となった。
2012年9月号から、松本美帆子に代わり、副編集長であった眞部菊実が編集長に就任した。2017年7月号より小島知夏となっている。2022年小島知夏が編集長を退任してからは、久保田が代行という形で就任した。2023年8月号から『ニコ☆プチ』の編集長であった馬場すみれが編集長へ就任した。

ニコラに登場するファッションモデルはニコ㋲と呼ばれる。人気女優の登竜門でもあり、ニコ㋲として起用されるための主要ルートである、『nicola』主催のニコラモデルオーディションには毎年一万人程度の応募がある。
ニコ㋲の起用期間は長くても高校1年生3月まで(号としては6月号まで)で、毎年3月(2024年より5月の連休中)には都内で「卒業式」イベントが行われている。
ニコ㋲出身の著名人は栗山千明、蒼井優、沢尻エリカ、新垣結衣、岡本玲、西内まりや、能年玲奈、川口春奈、二階堂ふみ、池田エライザ、飯豊まりえ、藤田ニコル、山本舞香、永野芽郁、久間田琳加、香音、清原果耶、南沙良、林芽亜里などが存在している。
ニコラモデルになるためには3通りの方法がある。1つ目はニコラモデルオーディションに合格すること、2つ目は妹誌である「ニコ☆プチ」から進級すること、3つ目は事務所オーディションに合格することである。
2025年7・8月号現在。(学年は2025年度時点のもの)
二コラガールズとは、2024年度より新設された、専属読者モデルである。2024年度はファイナリストに残ったがグランプリを受賞してニコモになれなかった者のうち、希望者全員が採用され、任期は1年となっている。本誌に数ページ起用される他、WEB連載「二コラガールズBLOG」を担当する。2025年度については、二コラガールズになれる「二コラガールズ賞」が新設されることが誌面にて発表されている。
2025年現在

1997年7月号(創刊号)から1999年12月号までの表紙に描かれていた「nicola」の題字は、ヘルベチカ系の太いサンセリフ書体(日本でいう角太ゴシック、右記はイメージ)を横にやや引き伸ばしただけのシンプルなものだったが、2000年2月号では引き伸ばしがなくなり、よりロゴタイプらしいデザインへと修正が加えられている。この変更後は「i」の上部の点や「O」の中央の穴を気まぐれに★(星)や♥(ハート)マークなどに差し替えるなどの遊びも行われるようになった。月刊化一号の2000年4月号からはカタカナを図案化した「nicola」ロゴが小さく併記されるようになった。
nicola編集部が事業部として独立するなど新潮社内での位置づけが格上げされた2003年には紙面もリニューアルされ、9月号から筆記体調の新しいロゴマークとなった。創刊期から存在した『nicola』のオリジナルキャラクター「ミュン2」(ミュンミュン)もこのときに実質消滅した。このキャラクターは読者と同じ女子中学生という設定で、表紙にもたびたび(2000年以降は全号)描かれてきたニコラの顔であった。
新しいロゴマークになってからロゴがデコレーションをされることもある。
2006年11月号以降、ロゴマークの上に「みんなのおかげで♥中学生雑誌ナンバーワン!」という文が記載されている[5]。その後、2018年〜2019年は「すべての中学生をかわいくする♡No.1ティーン雑誌!」→2020年は「すべての女のコをかわいくする♡中学生雑誌No.1!」→現在は「すべての女の子をかわいくする♡ティーン雑誌No.1!」という文が記載されている。
価格は最初期が450円で、1999年の終わりからは長い間390円であった。これは付録の内容にかかわらず一定だったが、2006年2月号だけ特例として420円になり、その後2006年9月号からは420円均一になった。420円になったばかりの9月号から12月号までは「特別定価」と書いてあったが、2007年からは「定価」表示に戻った。そうして420円が定着した。しかし2008年7月号からは、初期と同価格の450円が定価となった。時期によって数十円程度の価格の変動があり、夏休みや冬休みにかかる9月号・2月号などが高くなっている。2012年3月号時点の定価は480円だが、時々500円になることもある。2014年4月の消費税増税後は、500円が基本となっている。だが、2019年11月号から520円が定価となった。その後定価は2020年11月号から560円、2023年4月号から570円、2024年9月号から690円となっているが、2024年以降の特別定価の継続的な設定により実際の価格は2024年1・2月合併号から690円、2025年1・2月合併号より790円、2025年9月号より860円となっている。
新潮社が参加する日本雑誌協会(JMPA)によって公表されている月間発行部数(年間平均)で、2024年度(算出期間2023年10月-2024年9月平均)は6万2681部である。
2004年版以降のものは9月を開始月とする年度割りの平均発行部数だが、印刷証明付の算出であるため、基本的にはより信頼性の高い情報である。

| 編集長 | 宮本和英→山元琢治→松本美帆子→眞部菊美→小島知夏→馬場すみれ | ||||||||
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| 増刊号・姉妹誌 | |||||||||
| 関連企画 | Girl is Girl(2002) - Parky Party(2002 - 2003) - ニコモノ!(2004) - オシャレのウワサ(2005) - ソーランはっぴぃず(2006) - ファイテンション☆テレビ (merry merry Boo) (2008 - 2009) - nicola©(2009 - 2010) - ネクストプリンセス(2009 - 2010) - ニコ☆モコ(2010 - 2011) - nicola監修 モデル☆おしゃれオーディション(2010/2011/2012) - F-06D Girls'(2012) - MODEL Debut #nicola(2019) - MODEL Debut2 #nicola(2021) - MODEL Debut3#nicola(2023) - リコリリ(2025 - ) - Model Debut4#nicola(2025予定) | ||||||||
| モデル | ニコモ(一覧 - カテゴリ) - ニコラモデルオーディション - ニコモノ | ||||||||
| ニコモ ※☆は 部長経験者 ※★は 副部長経験者 ※○は 生徒会長経験者 ※●は 副会長経験者 |
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| メンモ | |||||||||
| 発行元:新潮社 - 公式サイト:ニコラネット - Category:ニコラ | |||||||||
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