| この項目では、コンピューターゲームについて説明しています。ゲームに登場するキャラクターについては「ドンキーコングJr. (ゲームキャラクター)」をご覧ください。 |
| 「ドンキーコング2」はこの項目へ転送されています。スーパードンキーコングシリーズ2作目のアクションゲームについては「スーパードンキーコング2」をご覧ください。 |
| ジャンル | 固定画面アクション |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード (AC) 対応機種一覧
|
| 開発元 | 任天堂開発第一部、岩崎技研工業 (AC)[1] 任天堂開発第二部、SRD (FC) |
| 運営元 | 任天堂レジャーシステム |
| プロデューサー | 横井軍平、岡田智 (AC) 上村雅之 (FC) |
| デザイナー | 宮本茂 |
| プログラマー | 緒方旗生 (AC) 中郷俊彦 (FC) |
| 音楽 | 兼岡行男 |
| 美術 | 宮本茂、坂本賀勇 (AC) 杉山直 (FC) |
| シリーズ | ドンキーコングシリーズ |
| 人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
| メディア | 業務用基板 (44.75キロバイト) |
| 稼働時期 | 発売日一覧
|
| 対象年齢 | |
| デバイス | 4方向レバー 1ボタン |
| CPU | Z80 (@ 3.072 MHz) |
| サウンド | I8035 (@ 400 kHz) DAC ディスクリート |
| ディスプレイ | ラスタースキャン 縦モニター 256×224ピクセル 60.61Hz パレット521色 |
| テンプレートを表示 | |
『ドンキーコングJR.』(ドンキーコングジュニア、DONKEY KONG JR.)は、1982年に稼働した任天堂のアーケードゲーム。アーケード版と一部の日本国外版では『DONKEY KONG JUNIOR』と表記されている。
マリオによって檻に幽閉されたドンキーコング[注釈 1]を、息子のドンキーコングジュニア[注釈 2]が助けに向かう、一画面固定アクションゲーム。
4面を1周として構成されており、4面をクリアすると難易度が上がった1面からまた始まるループ制。
ジャンプがメインの前作と異なり、ツルを上り下りするアクションが特徴的。ツルを上るときは2本のツルを両手でつかむことで速く上昇し、下りるときは1本のツルにしがみつくことで一気に下降することができる。ジュニアの唯一の武器となるステージの各所に配置されている果物を、上手く使って攻略していく。4面は鍵を押し上げてパパコングの閉じ込められた檻を開けるステージになっている。
ミスになると、目玉が左右交互に大きくなり、両手をバタバタさせながら絶叫する。その後、左目のみ大きくなり両手を平行にしたまま画面下へ落下しフェードアウトする(落下しない場合がある)。
前作と同様にレベル22はボーナスポイントが400(4カウント分)減っただけでミスとなる。
| No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | DONKEY KONG JUNIOR | Atari 2600 | コレコ | コレコ | ロムカセット | - | - | ||
| 2 | DONKEY KONG JUNIOR | インテレビジョン コレコビジョン | コレコ | コレコ | ロムカセット | - | - | ||
| 3 | ドンキーコングJR. | ファミリーコンピュータ | 任天堂開発第二部 SRD | 任天堂 | 192キロビットロムカセット[2] | ||||
| 4 | DONKEY KONG JUNIOR | BBC Micro | - | - | - | - | - | ||
| 5 | ドンキーコングJR. | ディスクシステム | 任天堂 SRD | 任天堂 | ディスクカード | FMC-JRD | - | ||
| 6 | Donkey Kong Classics | NES | 任天堂 SRD | 任天堂 | ロムカセット | NES-DJ-EEC | - | ||
| 7 | DONKEY KONG JUNIOR | カードe | - | 任天堂 | カード | - | - | ||
| 8 | ドンキーコングJR. | Wii | - | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) | - | ファミリーコンピュータ版の移植 | ||
| 9 | ドンキーコングJR. | ニンテンドー3DS | - | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) | - | ファミリーコンピュータ版の移植 | ||
| 10 | ドンキーコングJR. | Wii U | - | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) | - | ファミリーコンピュータ版の移植 | ||
| 11 | ドンキーコングJR. | Nintendo Switch | - | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) | - | - | アーケード版の移植 | |
| 12 | ファミリーコンピュータ Nintendo Classics | Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | - | ファミリーコンピュータ版の移植 |
シャープより発売されていたファミコン内蔵テレビC1の同梱ソフト(非売品)。ロムのラベルには、
と表記されている。
ドンキーコングJR.(1面と4面だけの2ステージ構成で難易度選択は無い)とドンキーコングJR.の算数遊びの一部(「+-×÷EXERCISE」に相当)が収録されている。

本作は、ゲーム&ウオッチにも何度か移植されている。
ゲーム&ウオッチ版『ドンキーコングJR.』はアーケード版の1・2面をモチーフに、『ドンキーコング2』は3・4面をモチーフにしている。
以上のほかに、日本国外ではミニクラシックスでも発売された。
また、『ゲームボーイギャラリー3』には『JR.』と『2』が、『ゲームボーイギャラリー4』(GBA版は日本未発売、後にVC配信)には『JR.』がそれぞれ収録されている。
2009年8月19日よりニンテンドーDSiウェアとしてニューワイドスクリーンの移植版が配信されている。
前作『ドンキーコング』のクローンである『クレイジーコング』を製造した株式会社ファルコンは任天堂から許諾を得ていたが、契約違反をしていたことから任天堂より訴訟を起こされていた[4]。
任天堂はコピー品が氾濫している現状を考え、本作においては他社への製造許諾をせず、また基板販売もせず、本体販売のみを進める方針を採用していた[5]。しかし、ファルコンは本作に関してもコピー品を製造していた[6]。この製造にあたっては、1982年9月に任天堂から他のコピーヤーによる案件を含めて刑事告訴され、捜査の末に1983年1月に当時の社長を含む2人が著作権法違反容疑で逮捕される事態となった[6]。ビデオゲームの無断コピーによる逮捕者は日本では初の事例であった[6]。これらの事件については1983年5月から公判が開かれ、1990年3月に大阪地裁において有罪判決が言い渡されている[7][8]。
| マリオシリーズ |
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| その他のシリーズ |
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| キャラクター |
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| コラボレーション | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 関連作品 |
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| 関連項目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ゲーム |
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