| 臨床データ | |
|---|---|
| 投与経路 | 点滴静注 |
| ATCコード | |
| 薬物動態データ | |
| 生体利用率 | NA |
| タンパク結合 | >98% |
| 代謝 | 肝臓 |
| 消失半減期 | 86 hours |
| 排泄 | 胆汁排泄 |
| 識別子 | |
| |
| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| DrugBank | |
| KEGG | |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.129.246 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C43H53NO14 |
| 分子量 | 807.890 g·mol−1 |
| テンプレートを表示 | |
ドセタキセル(docetaxel、略称:DTX、TXT)は、タキサン系の抗がん剤の一つである。重合した微小管に結合して細胞の有糸分裂を阻害(英語版)する。商品名はタキソテール (taxotere、サノフィ社)。
先行して開発されたパクリタキセル(商品名:タキソール、taxol)と名称が非常に似ていて、作用機序も同じだが、抗腫瘍効果や溶解性の点で改良がなされており、重篤な副作用の発症率が低いという報告がある[1]。
上述のように、タキソテールはタキソール(パクリタキセル:1日の投与量上限が210mg/m2)よりも少ない用量となるため、名称を間違わないように注意が必要となる。
2011年7月、タキソテール(従来は粘調性のある液状。バイアル入り)の溶解済み製剤が発売され、名称が「ワンタキソテール点滴静注」とされたが、「タキソテール点滴静注用」も引き続き販売されている。
パクリタキセルと同様に水に難溶なため、無水エタノールに溶かして使用される[3]。タキソテール注はタキソール注(パクリタキセル)と異なり、添付溶解液として13%エタノール溶液が添付されており、これに用時溶解して使用する。ただし、エタノールに過敏な患者に用いる場合は、生理食塩水または5%ブドウ糖液を用いることもできる。
一方、ワンタキソテールは溶解済みの1バイアル製剤であるが、溶液に39.5%のエタノールが含まれており[4]、エタノールに過敏な患者に用いることが難しかった[5]。2008年にタキソテールの再審査が終了[6]すると、後発品が一斉に発売され、その中には「エタノールフリー」を謳う製品が複数存在した。2015年5月になって、ワンタキソテールの組成を変更してアルコールを含まない製剤とする旨の変更承認申請が提出された[7]が、2016年11月現在では変更承認されていない。
なお、ワンタキソテール点滴静注のドセタキセル濃度は、添付文書に従ってタキソテール点滴静注用を溶解した場合の2倍となっている。
パクリタキセルと同様、微小管に結合して安定化させ脱重合を阻害することで、腫瘍細胞の分裂を阻害する。
重大な副作用として添付文書に記載されているものは[2]、
である。(頻度未記載は頻度不明)
パクリタキセルに比べ骨髄抑制(白血球減少など)の発現頻度は高いが、神経毒性が少ないので神経障害(麻痺、しびれ、難聴など)は少ない[1]。累積投与量が増すと、浮腫や爪の変性が見られる。
パクリタキセル製剤と同様に、ドセタキセル製剤にも無水エタノールが含まれるため、投与後に急性アルコール中毒を呈する患者がいることについて米国FDAは警告した。なお、パクリタキセルに比べ、ドセタキセルの方がアルコール量は少ない[8][3]。
| 紡錘体毒/ 分裂抑制剤(M期) |
| ||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DNA複製阻害剤 |
| ||||||||||||||||||||||||||||
| 光増感剤/PDT | |||||||||||||||||||||||||||||
| その他 |
| ||||||||||||||||||||||||||||
| #WHO必須医薬品モデル・リスト‡市場から撤退した医薬品一覧(英語版)治験:†第III相§第II相以下 | |||||||||||||||||||||||||||||
この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:医学/Portal:医学と医療)。 |