テレビ静岡 本社社屋(2017年10月2日に使用開始) | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | SUT、テレしず |
| 本社所在地 | 〒422-8525 静岡県静岡市駿河区栗原18-65 |
| 設立 | 1968年2月13日 (静岡ユー・エッチ・エフ・テレビ株式会社) |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 9080001003639 |
| 事業内容 | 放送法に基づくテレビジョン放送事業 |
| 代表者 | 若松 誠(代表取締役社長) |
| 資本金 | 3億円 |
| 売上高 |
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| 営業利益 |
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| 経常利益 |
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| 純利益 |
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| 純資産 |
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| 総資産 |
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| 従業員数 | 151人(2022年3月31日時点) |
| 決算期 | 3月 |
| 主要株主 | 静岡鉄道 - 14.3% フジ・メディア・ホールディングス - 13.6% スズキ - 8.2% 静岡保険総合サービス - 6.2% |
| 主要子会社 | 株式会社富士テレネット テレビ静岡商事株式会社 テレビ静岡システムクリエイツ株式会社 |
| 外部リンク | https://www.sut-tv.com/ |
| 特記事項:1968年11月、株式会社テレビ静岡へ商号変更[3]。 | |
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| テレビ静岡 | |
|---|---|
| 英名 | Shizuoka Telecasting Co., Ltd. |
| 放送対象地域 | 静岡県 |
| ニュース系列 | FNN |
| 番組供給系列 | FNS |
| 略称 | SUT |
| 愛称 | テレしず |
| 呼出符号 | JOQH-DTV |
| 呼出名称 | テレビしずおか デジタルテレビジョン |
| 開局日 | 1968年12月24日 |
| 本社 | 〒422-8525 静岡県静岡市駿河区栗原18-65 |
| 演奏所 | 本社と同じ |
| リモコンキーID | 8 |
| デジタル親局 | 静岡(日本平) 17ch |
| 主なデジタル中継局 | 浜松 22ch 三島 22ch |
| 公式サイト | https://www.sut-tv.com/ |
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株式会社テレビ静岡(テレビしずおか、Shizuoka Telecasting Co., Ltd.)は、静岡県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。フジ・メディア・ホールディングスの持分法適用関連会社[4]。
正式な略称は、設立時の商号「静岡ユー・エッチ・エフテレビ株式会社(ShizuokaUHFTelevision Co., Ltd.)」に由来する『SUT』であるが、主に愛称の『テレしず』が用いられている。フジテレビ系列局(FNS・FNN)。

筆頭株主のフジ・メディア・ホールディングスをはじめ、静岡鉄道や中日新聞社とも関係が深い。フジネットワークの中部地方に於ける基幹局を担っており、静岡県の民放テレビ・ラジオ5社の中では唯一のネットワーク基幹局である[注 1]。
コールサインはJOQH-DTV。リモコンキーIDは「8」で、静岡親局の物理チャンネルは準キー局の関西テレビと同じ17ch(空中線電力 1kW /ERP 6.9kW)。アナログ放送は静岡親局にJOQH-TV、浜松中継局にはJORH-TVが割り当てられていた。
2002年(平成14年)に導入した「テレしず」(テレビ静岡→テレ静)という愛称を使うことが増えている。2018年(平成30年)4月1日から、新聞のテレビ番組欄やテレビ情報誌などでも「テレしず」と表示している。ただしその愛称は静岡県内向けであり、他県ではほとんど使用していないことから、現在でも「テレビ静岡」と表記しており、「テレしず」とは表示されない。同じ理由で「テレしず」ロゴと「テレビ静岡」ロゴはいずれも存在しており、FNNプライムオンラインやYahoo!ニュース(Yahoo! JAPAN)においては後者のロゴが使われている[5][6]。
キャッチコピーは「ハイ!し〜ず テレしず」。
2009年(平成21年)6月、同社代表取締役社長として、元フジ・メディア・ホールディングスおよびフジテレビ取締役で、静岡市清水区(旧清水市)出身の小林豊が就任した。小林は1980年代に『オレたちひょうきん族』や『笑っていいとも!』でディレクターを務め、「ブッチャー小林」の愛称で知られる。
なお、2019年(令和元年)6月27日付で同社代表取締役社長に若松誠(元フジテレビ常務)が就任[7]。小林は同日付で同社取締役相談役となった[8]。
1990年代半ばに所有していたメディアシティ静岡の百人劇場に、銀座7丁目劇場のメンバーが「吉本・伝馬町劇場」として出張出演して以来(『くさデカ』の平畠啓史はその当時からの生き残りである)、自社制作のローカル番組では、吉本興業所属のタレントがレギュラー出演する番組が在静局で最も多い[要出典]。
企業・団体は当時の名称。出典:[9][10][11][12]
| 資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
|---|---|---|
| 3億円 | 600,000株 | 25 |
| 株主 | 株式数 | 比率 |
|---|---|---|
| フジ・メディア・ホールディングス | 126,000株 | 21.00% |
| 静岡鉄道 | 86,000株 | 14.33% |
| スズキ | 49,000株 | 08.16% |
| 静岡保険総合サービス | 37,000株 | 06.16% |
| 中日新聞社 | 32,500株 | 05.41% |
| 静岡銀行 | 30,000株 | 05.00% |
| スルガ銀行 | 30,000株 | 05.00% |
| 遠州鉄道 | 30,000株 | 05.00% |
| 東海放送会館 | 21,000株 | 03.50% |
| テレビ静岡役員持ち株会 | 18,500株 | 03.08% |

中部(静岡市、志太・榛原)
西部(中東遠、浜松市・湖西市)
東部(駿東・富士・三島・沼津)
伊豆(田方・熱海・伊東・賀茂)
2011年7月24日終了時点
静岡市
志太・榛原
中東遠
浜松市・西遠
駿東・富士
伊豆
詳細は、公式サイトの番組案内 あるいは番組表 を参照。アニメ番組はテレビ静岡アニメ番組一覧も参照。
プロダクション人力舎の芸人を起用した深夜番組で、キメラ(人力舎系列)との共同制作
製作局の表記のない番組はフジテレビ製作。
ほか多数
ほか多数
製作局の表記のない番組はテレビ東京製作。
以下の番組は放送時間は決まっておらず穴埋め番組として不定期に放送される。
※は静岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)開局まで
●は故人。
スポットID(スポンサーが少ない時間帯などに放送される局名告知を兼ねたCM)として1978年(昭和53年)に開始。昭和50年代にかけて放送された。
1978年(昭和53年)、当社が開局10周年を記念して制定されたイメージソング。スポットIDでこの曲が流れ、翌1979年(昭和54年)にはRVCよりレコードが発売された[注 12]。作詞は当時電通社員だった作家の伊集院静(伊達歩というペンネームを使っていた)、作曲は小森昭宏、歌は藤本房子。
静岡県の市郡名を歌にしており、1番は静岡市より東側、2番は西側の地名が入っている。テレビ放送時点では湖西市が飛ばされていたが、レコード化の際にシャウト風に挿入されている。その他歌詞の最後にある「テレビ静岡 おはなししましょう」が「これが静岡 おはなししましょう」に変更されている。
2015年(平成27年)には平成の大合併による改訂版が発表され、『てっぺん静岡』などで放送された。歌は井上あずみ&ゆーゆ母娘で[38]、出演キャラクターがテレシーズファミリーにに変更されている。基本的に映像はそのまま使用されているが、ロゴの変更によりラスト部分が「おはなししましょう テレビ静岡(旧ロゴ)」から「テレしず(現行ロゴの拡大)」へと差し替えられている。
その他にも合唱バージョンが制作されており、2009年(平成21年)2月4日に同局が発売した「しずおかCD」に収録されている。
1979年(昭和54年)に制作された。ごてんばあさんの事実上の続編で、前回と同じく作詞は伊達歩、作曲は小森昭宏、歌は藤本房子という布陣だった。こちらは静岡県の歴史に関する事柄を歌詞に取り込んでいる。スポットIDではごてんばあさんが引き続き登場している。
1981年(昭和56年)に制作された。作詞は康珍化、作曲は和泉常寛、歌はビックバン。
1982年(昭和57年)に制作された。作詞は柴法子、作曲は井上大輔、歌は19BOX。
1984年(昭和59年)に制作された。スポットIDとしては唯一実写映像を使用。ピンクのレオタードを身にまとった相楽晴子を中心に地元の人々がダンスを展開する。CMソングの作詞はSHOW、作曲は服部清、歌は元フォーリーブスの長田栄二。
静岡地区において年間視聴率で2002年(平成14年)から2011年(平成23年)までは10年連続で、三冠王を獲得していた。2012年(平成24年)・2013年(平成25年)は全日帯の1位を獲得した[39]。 2013年(平成25年)G帯・P帯は静岡朝日テレビが1位を獲得。2014年(平成26年)から2021年(令和3年)は、静岡第一テレビが三冠を獲得した。なお2020年(令和2年)には、月間視聴率で4月から12月の間に全日・G帯・P帯のいずれかで9回も首位に立った[40]。

本社は開局当時から現在地であるが、社屋は2度の増築を経ている。南幹線(静岡県道407号静岡草薙清水線)沿いに建つスタジオ(100坪)は、1973年(昭和48年)の最初の増築で生まれたものである。開局当初、敷地奥に現存する「事務棟」(2019年(令和元年)12月時点も一部現存)内に小規模な「簡易スタジオ」(18坪)のみであったが、自社制作番組の拡充と制作力強化の必要性、さらには音響面の問題などから、本格的な制作スタジオ新設要望が出され、それに応える形で現存する「スタジオ」が新設された。次の増築は1984年(昭和59年)12月、敷地奥の事務棟に隣接する場所に「新館」が建設された。主調整室(1985年(昭和60年)2月より稼働)や事務スペースの一部がここに移されたほか、それまでなかった「報道専用スタジオ」が新設された(報道スタジオの副調整室は本館の旧フィルム現像所跡地に新設。報道スタジオと副調整室も1985年(昭和60年)2月より稼働)。また屋上には電波送受信用の新たな鉄塔が大型化され設置された[注 13](のちにお天気カメラも設置された)[41]。
2017年(平成29年)、本社敷地西側の元駐車場だった場所に新社屋が竣工し(工事は2015年(平成27年)7月着工)同年10月2日から新社屋での業務を開始(主調整室は同年10月16日の放送開始より稼働)した。新社屋の本格稼働後、従来の社屋は一部を除き解体し、跡地は駐車場およびイベント広場などとして使用する[注 14]。
新社屋については、産経新聞WEB版での同社社長(当時)、小林豊へのインタビュー記事(2014年(平成26年)10月10日付)によると、「南海トラフ巨大地震が来ても、放送を途切れさせないこと」なども念頭に置いているという[42][43]。
1973年(昭和48年)7月、「浜松本社」を設け、建物内に「浜松スタジオ」も併設した(ただし機材は常設ではなく、使用時には中継車の機材をスタジオに繋げる「中継車ドライブ」方式であった)。ここからは当時放送していた自社制作のワイド番組「ワイドインしずおか」が、木曜日のみ放送されていた。しかし「浜松本社」は組織再編などで後に廃止し、現在は場所を変え「浜松支社」として営業活動や県西部の報道取材拠点となっている。なお、「浜松本社」のあった場所は現在、静岡エフエム放送(K-mix)の本社・スタジオとなっている。
アナログ放送は浜松放送局に静岡放送局と別のコールサイン(JORH-TV)が付与されており、県西部向けに一部のCMを差し替えて放送していた[注 15]。
民放テレビエリア内での一部地域におけるCM差し替えを行っているのは全国的に見てもテレビ静岡、静岡放送[注 16]と札幌テレビ放送(STV)[注 17] の3局のみである[注 18]。
『テレビ静岡55周年「イーちゃんの白い杖」特別編』が2023年日本民間放送連盟賞テレビ・グランプリ、テレビエンターティンメント番組最優秀賞を『イーちゃんの白い杖 25年継続取材と全国発信プロジェクト』で同賞特別表彰部門放送と公共性最優秀賞をそれぞれ受賞した[44][45][46]。同賞を複数受賞することもグランプリ、最優秀賞で受賞することも開局以来初めてだった。又、放送批評懇談会による『第61回ギャラクシー賞』テレビ部門入賞作品に選定された。さらにNYフェスティバル2024金賞[47]、2024年度日本記者クラブ賞特別賞[48]、米・USインターナショナルアワード2024で銀賞を受賞した[49]。
『58年後 その先にー袴田事件と再審法ー』が第62回(2024年)ギャラクシー賞上期テレビ部門奨励賞と2024年7月月間賞(当局初)を受賞[50]した。
『ヨコズナイワシ - 駿河湾 最深部の王者 3つの謎 -』(2022年(令和4年)1月16日放送、出演:田中直樹、鈴木香里武)が優れた科学番組に贈られる2022年度科学放送高柳賞・優秀賞を受賞した[51][52][53]。
過去には、1981年(昭和56年)に『14歳の小径』で優れた教育番組に贈られる第13回日本賞の阿部賞[54]、1992年(平成4年)に『知られざる明治 もう一人のクラーク先生』で第1回FNSドキュメンタリー大賞[55]、1995年(平成7年)に『語り続ける私の手~手話通訳者の頸肩腕障害~』で第4回FNSドキュメンタリー大賞の準大賞、1998年(平成10年)に『イーちゃんの白い杖~100年目の盲学校~』で第8回FNSドキュメンタリー大賞の特別賞[56]、2002年(平成14年)に『こちら用務員室~教育現場の忘れ物~』で第10回FNSドキュメンタリー大賞[57]を、2016年(平成28年)『死刑囚と姉ー袴田事件50年ー』で第12回日本放送文化大賞関東・甲信越・静岡地区最優秀賞(テレビ・グランプリ候補番組)[58]、2021年(令和3年)に”『爆笑問題の深海WANTED』駿河湾 - 水深2500m - 深海定点撮影カメラの開発”で第29回FNSテクニカルフェア「あんたが大賞」で金賞[59]などをそれぞれ受賞した実績がある。
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座標:北緯34度59分24.784秒東経138度25分34.935秒 / 北緯34.99021778度 東経138.42637083度 /34.99021778; 138.42637083