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ティナ・フェイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティナ・フェイ
Tina Fey
Tina Fey
2014年
本名Elizabeth Stamatina Fey
生年月日 (1970-05-18)1970年5月18日(55歳)
出生地アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国ペンシルベニア州アッパー・ダービー
職業女優脚本家テレビプロデューサーコメディアン
ジャンルテレビ番組映画
活動期間1997年 - 活動中
配偶者ジェフ・リッチモンド2001年 - 現在)
主な作品
映画
ミーン・ガールズ
ベイビーママ
ソウルフル・ワールド
名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊
テレビ番組
サタデー・ナイト・ライブ
30 ROCK/サーティー・ロック
アンブレイカブル・キミー・シュミット
受賞
エミー賞
バラエティ/音楽/コメディ番組脚本賞
2002年サタデー・ナイト・ライブ
(第54回・ヘッド・ライターとして)
コメディ・シリーズ作品賞
2007年30 ROCK/サーティー・ロック
2008年『30 ROCK/サーティー・ロック』
(製作総指揮として)
コメディ・シリーズ主演女優賞
2008年『30 ROCK/サーティー・ロック』(第60回)
コメディ・シリーズ脚本賞
2008年『30 ROCK/サーティー・ロック』
ゴールデングローブ賞
テレビ部門コメディ・シリーズ主演女優賞
2008年『30 ROCK/サーティー・ロック』
全米映画俳優組合賞
女優賞 (コメディシリーズ)
2007年『30 ROCK/サーティー・ロック』
2008年『30 ROCK/サーティー・ロック』
2009年『30 ROCK/サーティー・ロック』
2012年『30 ROCK/サーティー・ロック』
その他の賞
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ティナ・フェイ(Tina Fey, 本名: エリザベス・スタマティナ・フェイ(Elizabeth Stamatina Fey),1970年5月18日 - )は、アメリカ合衆国女優脚本家。主にコメディ分野で活動している。

NBCの『サタデー・ナイト・ライブ』初の女性ヘッドライターとして有名であり、エミー賞5回を始め、数多くの賞を受賞している。2006年から2013年まで『サタデー・ナイト・ライブ』をモチーフにした同局の『30 ROCK/サーティー・ロック』で主演を務め、脚本や製作総指揮も担当している。

来歴

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生い立ち

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ペンシルベニア州アッパー・ダービー・タウンシップ出身。父親のドナルド・フェイはドイツおよびスコットランド系の大学の提案作家、母親のゼノヴィア・“ジーン”(旧姓クセナキス)はギリシャ系の仲買業の従業員。8歳上の兄ピーターがいる。5歳の頃に家に侵入した暴漢に顔を傷つけられたため、今もその傷が薄く残っている。バージニア大学で劇作と演劇を学んだ。

キャリア

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1997年より、『サタデー・ナイト・ライブ』に参加。1999年に女性初のヘッド・ライターとなり、2002年エミー賞で脚本家チームの1人として脚本賞を受賞した。これは同番組にとっては13年ぶりの受賞であった。同年、NBCの75周年を祝した特別番組で脚本家の1人として参加している。

ミーン・ガールズ』では自らで映画化権を獲得し脚本を執筆した。数学教師役で出演もしたこの作品は、旬のリンジー・ローハンを主演に迎えてBox Officeで1位を記録、入れ替わりの激しいサマーシーズンの映画興行で7週連続チャートインした[1]

2006年、『サタデー・ナイト・ライブ』を降板し、秋からの新番組『30 ROCK/サーティー・ロック』に出演する。製作・脚本も担当しているこの作品では主役のリズ・レモン役で出演。人気コメディ番組のヘッド・ライターという役柄から分かるとおり、自分自身をモデルにしている。番組は批評家から絶賛され、第59回プライムタイム・エミー賞のコメディ・シリーズ作品賞を受賞し、フェイも製作者の1人として授与された。フェイはコメディ・シリーズの主演女優賞と脚本賞でも候補になっている。翌年の第60回プライムタイム・エミー賞では、2年連続で作品賞受賞、フェイ個人としても主演女優賞と脚本賞を受賞して3つのトロフィーを得た。他にゲストホストとして出演した『サタデー・ナイト・ライブ』から個人パフォーマンス賞の候補にもなっており、全部で4部門で候補になっていた。

タイム』が毎年行っている「世界で最も影響力のある100人」の2007年版に選ばれている。『ピープル』誌の「最も美しい100人」2008年版にも選ばれた。

2008年、同じく『サタデー・ナイト・ライブ』出身のエイミー・ポーラーと共演した『ベイビーママ』で映画初主演を務め、全米1位を獲得した。また、かねてから似ていると言われていた2008年米大統領選挙共和党副大統領候補サラ・ペイリン氏の物真似を『サタデー・ナイト・ライブ』で披露し、本人からお墨付きを貰うほどの評判だった[2]

最近の映画出演は『The Office』のリッキー・ジャーヴェイスが監督・脚本・主演を務める『ウソから始まる恋と仕事の成功術(The Invention of Lying)』(当初のタイトルは『This Side of the Truth』だったが変更になった)が2009年10月に公開。スティーヴ・カレルと共演のコメディ『デート & ナイト』が2010年4月に公開されている。また、2010年11月全米公開のアニメ『メガマインド』にも声で出演している。

2009年4月、『パレード』誌が「セレブの年収」を発表し、2008年度の年収が460万ドル(日本円で約4億6,000万円)だったことがわかった[3]

2009年10月、経済誌『フォーブス』が「最も稼いでいる女性セレブ」のランキングを発表し、2008年の収入が700万ドル(日本円で約6億3,000万円)で8位にランクインした[4]

私生活

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2001年6月3日に作曲家のジェフ・リッチモンドと結婚。2005年9月10日に長女(アリス・ゼノビア・リッチモンド)を、2011年8月10日に次女(ペネロペ・アテナ・リッチモンド)を出産した。

フィルモグラフィー

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映画

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邦題/原題役名備考
2004ミーン・ガールズ
Mean Girls
ミス・ノーブリー兼脚本
2006ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…
Man of the Year
本人役
2008ベイビーママ
Baby Mama
ケイト・ホルブルック主演
崖の上のポニョリサ声の出演(英語版)
2009ウソから始まる恋と仕事の成功術
The Invention of Lying
シェリー
2010デート & ナイト
Date Night
クレア・フォスター主演
メガマインド
Megamind
ロクサヌ・リッチ
2013アドミッション -親たちの入学試験-
Admission
ポーティア・ネイサン主演
俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク
Anchorman 2: The Legend Continues
アンカーカメオ出演
2014ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー
Muppets Most Wanted
ナディア
あなたを見送る7日間
This Is Where I Leave You
ウェンディ・アルトマン
2015ディズニーネイチャー サルの王国とその掟
Monkey Kingdom
ナレーター声の出演
シスターズ
Sisters
ケイト・エリス兼制作
2016アメリカン・レポーター
Whiskey Tango Foxtrot
キム・ベイカー主演兼製作
日本劇場未公開
2019ワイン・カントリー
Wine Country
タミー
2020ソウルフル・ワールド
Soul
22番声の出演
兼脚本
2021フリー・ガイ
Free Guy
キースの母声の出演(カメオ出演)
2023名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊
A Haunting in Venice
アリアドニ・オリヴァ
2024Mean Girls: The MusicalMs. Sharon Norbury兼脚本・製作
ポストプロダクション

テレビ

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邦題/原題役名備考
1998-2006サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
複数の役計178話出演
脚本
2006-201330 ROCK/サーティー・ロック
30 Rock
リズ・レモン主演
計138話出演
原案, 脚本, 製作総指揮
2008, 2010
2011, 2013
サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
本人ゲスト司会
2009スポンジ・ボブ
SpongeBob SquarePants
本人計1話声の出演
2011フィニアスとファーブ
Phineas and Ferb
アナベル計1話声の出演
2012ICarly
iCarly
本人役計1話出演
2013第70回ゴールデングローブ賞
70th Golden Globe Awards
本人司会
ザ・シンプソンズ
The Simpsons
ミセス・キャントウェル声の出演
1エピソード
2014第71回ゴールデングローブ賞
71st Golden Globe Awards
本人司会
2015第72回ゴールデングローブ賞
72nd Golden Globe Awards
本人司会
2015-2019アンブレイカブル・キミー・シュミット
Unbreakable Kimmy Scmidit
マルシア、アンドレアリカーリングキャスト
脚本、製作総指揮
2019モダン・ラブ 〜今日もNYの街角で〜
Modern Love
サラアンソロジーシリーズ

脚注

[編集]
[脚注の使い方]
  1. ^Box Office. “MEAN GIRLS”. 2008年11月16日閲覧。
  2. ^eiga.com (2008年9月19日). “共和党副大統領候補ペイリン氏、「ティナ・フェイの物真似はそっくり」”. 2021年12月1日閲覧。
  3. ^https://www.cinematoday.jp/news/N0017682
  4. ^https://www.cinematoday.jp/news/N0020189

関連項目

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外部リンク

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1994-2000
2001-2020
2021-2040
プライムタイム・エミー賞 コメディ・シリーズ 主演女優賞
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
エミー賞 (プライムタイムデイタイム国際)
全般
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その他
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