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チョコの奴隷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「チョコの奴隷」
SKE48シングル
初出アルバム『革命の丘
B面それを青春と呼ぶ日(TYPE-A・B・C)
Darkness(TYPE-A・劇場盤)
バイクとサイドカー(TYPE-B・劇場盤)
冬のかもめ(TYPE-C)
追いかけShadow(TYPE-C)
リリース
規格マキシシングル
ジャンルJ-POP
時間
レーベルavex trax
作詞秋元康
作曲重永亮介
プロデュース秋元康
ゴールドディスク
ダブル・プラチナ(日本レコード協会[1]
チャート最高順位
  • デイリー1位オリコン
  • 週間1位(オリコン)
  • 2013年1月度月間1位(オリコン)
  • 2013年度年間7位(オリコン)
  • 登場回数15回(オリコン)
SKE48 シングル 年表
キスだって左利き
(2012年)
チョコの奴隷
(2013年)
美しい稲妻
(2013年)
テンプレートを表示

チョコの奴隷」(チョコのどれい)は、日本の女性アイドルグループ・SKE48の楽曲。作詞は秋元康、作曲は重永亮介が担当した。2013年1月30日に、SKE48の11作目のシングルとしてavex traxから発売された。楽曲のセンターポジションは松井珠理奈が務めた。

背景とリリース

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前作「キスだって左利き」から4か月ぶりのシングル。TYPE-A、TYPE-B、TYPE-C、劇場盤の4形態[注釈 1]でリリースされた。

「チョコの奴隷」を歌う選抜メンバーは前作から2人が入れ替わった。北原里英がSKE48名義で初選抜入り。石田安奈は「アイシテラブル!」以来約8か月ぶりの選抜復帰。前作の選抜メンバーだった中西優香松村香織は選抜から外れた。

カップリング曲のユニット名義は、前作と同じ「白組」「紅組」に加えて、「Darkness」を歌う7人ユニットの「セブンダンサーズ」、「バイクとサイドカー」を歌う14人ユニットの「14カラット」、「それを青春と呼ぶ日」を歌う9人ユニットの「旅立ち卒業組」の3ユニットが設けられた。「旅立ち卒業組」はシングルの詳細が発表された1月に2013年春卒業予定であることを発表した9人のユニットで、「それを青春と呼ぶ日」は卒業をテーマとした楽曲である。

従来の「選抜」「白組」「紅組」の構図とは異なり、今作では基本的に「選抜」のみ別枠で、参加メンバーは「セブンダンサーズ」「14カラット」「白組」「紅組」「旅立ち卒業組」のいずれかに割り振られている(北原里英・木本花音菅なな子向田茉夏を除く)。このため、当時活動一時休止中だった荻野利沙を除くSKE48のメンバー全員がいずれかの楽曲に参加している。またミュージック・ビデオ(MV)の制作枠も変更されていて、過去7作では白組・紅組の楽曲でMVが制作されていたのに対し、今作では「セブンダンサーズ」「14カラット」「それを青春と呼ぶ日」のMVが制作されている。

キャッチコピーは「義理でもいいから欲しかった」。

CDの封入特典として、初回生産分には全国握手会参加引換券が各1枚と、全16種類あるオリジナルトレーディングカードのうち1枚が付いた。

音楽性と批評

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男の子が、好きな女の子のバレンタインチョコに期待する心境を歌った曲。「CDジャーナル」によれば、バレンタイン・ソングでありながらも、SKEらしいアクティブな曲調のダンス曲である[2]

アートワーク

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ジャケット写真のメンバー
TYPE-A石田安奈大矢真那小木曽汐莉木本花音松井珠理奈
TYPE-B木﨑ゆりあ秦佐和子古川愛李松井玲奈矢神久美
TYPE-C北原里英菅なな子須田亜香里高柳明音向田茉夏矢方美紀
劇場盤『チョコの奴隷』選抜メンバー全16名

ジャケット写真が初回盤と通常盤では異なっている(割り振りは同じ)。CDジャケットに描かれているタイトルロゴは、チームKIIの矢方美紀によるもの[3]

チャート成績

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「チョコの奴隷」のシングルCDは、2013年2月11日付オリコン週間シングルチャートで初登場1位にランクインした。同チャートにおけるSKE48のシングルの1位獲得は7作連続・通算7作目である。初動売上は約53万9000枚となり、前作「キスだって左利き」(約51万1000枚)に続き50万枚を突破した。女性アーティストでシングルの初動売上が2作連続で50万枚を突破するのは、宇多田ヒカル浜崎あゆみAKB48に続く4組目(女性グループに限ると2組目)となった[4]

ミュージック・ビデオ

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ミュージック・ビデオは、前年12月にリニューアルしたばかりのSKE48劇場でファンの協力により再現された公演シーン、メンバーが新幹線に乗ったりの街路を自転車で走ったりするシーンなど、普段のシーンから構成されている[2]。このほか、愛知県体育館秀英予備校名古屋本部校など、名古屋市内の複数個所が撮影場所となった。

メディアでの使用

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タイアップ情報は公式サイト等では発表されていないが、TBSテレビ関東ローカル)の広報情報トーク番組ツボ娘』の1月度のエンディング・テーマ、CBCテレビプロ野球中継中日ドラゴンズ戦)『燃えよドラゴンズ!2013』のテーマ曲および『CBCドラゴンズナイター』の挿入曲として使用された。これにより2011年の「愛の数」、2012年の「ウイニングボール」(いずれもチームKIIの曲)に続き、SKE48の楽曲がCBCプロ野球中継のテーマ曲に3年連続で使用されることとなった[注釈 2][注釈 3][5]。SKE48の表題曲にタイアップがついたのは、『ツボ娘』の2012年2月度のエンディング・テーマとして使用された「片想いFinally」以来約1年ぶりであるが、ダブルタイアップは初である。

シングル収録トラック

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TYPE-A

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CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「チョコの奴隷」秋元康重永亮介武藤星児
2.「Darkness」(セブンダンサーズ)秋元康KENGOKENGO
3.「それを青春と呼ぶ日」(旅立ち卒業組)秋元康毛塚雄太増田武史
4.「チョコの奴隷off vocal    
5.「Darkness off vocal」    
6.「それを青春と呼ぶ日 off vocal」    
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「チョコの奴隷 music video」  
2.「Darkness music video」  
3.「特典映像 I 「無礼講でお祭り騒ぎの大宴会!」前編」  

TYPE-B

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CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「チョコの奴隷」秋元康重永亮介武藤星児
2.「バイクとサイドカー」(14カラット)秋元康若田部誠若田部誠
3.「それを青春と呼ぶ日」(旅立ち卒業組)秋元康毛塚雄太増田武史
4.「チョコの奴隷 off vocal」    
5.「バイクとサイドカー off vocal」    
6.「それを青春と呼ぶ日 off vocal」    
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「チョコの奴隷 music video」  
2.「バイクとサイドカー music video」  
3.「特典映像 II 「無礼講でお祭り騒ぎの大宴会!」中編」  

TYPE-C

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CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「チョコの奴隷」秋元康重永亮介武藤星児
2.「冬のかもめ」(白組)秋元康中川司板垣祐介
3.「追いかけShadow」(紅組)秋元康若田部誠若田部誠
4.「それを青春と呼ぶ日」(旅立ち卒業組)秋元康毛塚雄太増田武史
5.「チョコの奴隷 off vocal」    
6.「冬のかもめ off vocal」    
7.「追いかけShadow off vocal」    
8.「それを青春と呼ぶ日 off vocal」    
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「チョコの奴隷 music video」  
2.「それを青春と呼ぶ日 music video」  
3.「特典映像 III 「無礼講でお祭り騒ぎの大宴会!」後編」  

劇場盤

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CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「チョコの奴隷」秋元康重永亮介武藤星児
2.「Darkness」(セブンダンサーズ)秋元康KENGOKENGO
3.「バイクとサイドカー」(14カラット)秋元康若田部誠若田部誠
4.「SKE48 11th single medley」    
5.「チョコの奴隷 off vocal」    
6.「Darkness off vocal」    
7.「バイクとサイドカー off vocal」    

選抜メンバー

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→カップリング曲の歌唱メンバーは下記と異なる。詳細については「SKE48の楽曲一覧」を参照

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^TYPE-A、TYPE-B、TYPE-Cは初回盤と通常盤とでジャケットが異なるが、内容は同じ。
  2. ^CBCテレビ制作であっても、『侍プロ野球2013』名義で放送された対巨人戦のTBSとの地上波2局ネット・TBS系地上波全国ネット・BS-TBS及びTBSチャンネルへの裏送り(地上波と別の実況で放送)時のテーマ曲は、『日本人』(氣志團)を使用した。その一方でCBCテレビが中日のビジターゲーム(毎日放送制作の対阪神戦、TBSテレビ制作衛星波向けのDeNA戦など)を独自の実況に差し替えて放送した際には、主催試合同様「チョコの奴隷」に差し替えられた。
  3. ^TBS以外のビジター側地元系列局(番組名は、中国放送『RCCカープデーゲーム中継/RCCカープナイター』対広島戦・北海道放送『Bravo!ファイターズ』対日本ハム戦・RKB毎日放送『侍プロ野球 Hawks Live 2013』対ソフトバンク戦、等当該地域の番組名に変更の上、オープニングを差し替え)に同時ネットされる場合も、中継本編では「チョコの奴隷」がそのまま使用された。ただし、ビジター地元局が実況を独自に差し替える場合は、当該各局のテーマ曲(北海道放送・RKB毎日放送は全国中継と同じ『日本人』を、中国放送はオープニングのみ『覇王の剣』〔JAM Project〕を、中継本編は『日本人』を使用)に差し替えられていた(特に2013年の中国放送では、複数回のネット受けと自社実況への差し替え1回〈この時はクライマックスシリーズ出場決定試合だった〉を実施したため両方に該当した)。

出典

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  1. ^一般社団法人 日本レコード協会|各種統計”. RIAJ. 2013年2月8日閲覧。
  2. ^abSKE48、ニュー・シングル「チョコの奴隷」MV公開!」CDジャーナル、2013年1月15日付、2014年1月2日閲覧
  3. ^東海ラジオ宮地佑紀生の聞いてみや〜ち』にゲスト出演時(2013年1月30日放送分)に発言。
  4. ^“【オリコン】SKE48新曲が自己最高初動53.9万枚 おニャン子超え7作連続1位”. ORICON STYLE (オリコン). (2013年2月5日). https://www.oricon.co.jp/news/2021295/full/ 2013年2月5日閲覧。 
  5. ^SKEが竜にパワー送る!! 3年連続中日戦テレビ中継のテーマ曲中日スポーツ 2013年2月17日付

参考文献

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  • SKE48「チョコの奴隷<初回盤A>」のブックレット、avex trax、2013年 JAN 4988064486526 / AVCD-48652/B
  • SKE48「チョコの奴隷<初回盤B>」のブックレット、avex trax、2013年 JAN 4988064486533 / AVCD-48653/B
  • SKE48「チョコの奴隷<初回盤C>」のブックレット、avex trax、2013年 JAN 4988064486540 / AVCD-48654/B
  • SKE48「チョコの奴隷<通常盤A>」のブックレット、avex trax、2013年 JAN 4988064486557 / AVCD-48655/B
  • SKE48「チョコの奴隷<通常盤B>」のブックレット、avex trax、2013年 JAN 4988064486564 / AVCD-48656/B
  • SKE48「チョコの奴隷<通常盤C>」のブックレット、avex trax、2013年 JAN 4988064486571 / AVCD-48657/B
  • SKE48「チョコの奴隷<劇場盤>」のブックレット、avex trax、2013年 JAN 4988064486588 / AVC1-48658

外部リンク

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現役メンバー
チームS
チームKII
  • 荒野姫楓
  • 池田楓
  • 伊藤実希
    • リーダー
  • 井上瑠夏
  • 奥野心羽
  • 鎌田菜月
    • 副リーダー
  • 北川愛乃
  • 雲井紗菜
  • 倉本羽菜
  • 近藤海琴
  • 佐藤佳穂
  • 篠原京香
  • 松本慈子
    • キャプテン
チームE
  • 青海ひな乃
  • 青木莉樺
    • 副リーダー
  • 赤堀君江
    • リーダー
  • 浅井裕華
  • 井田玲音名
  • 太田彩夏
  • 太田愛恵
  • 大村杏
  • 河村優愛
  • 鈴木愛菜
  • 中坂美祐
  • 仲村和泉
  • 西井美桜
  • 長谷川雅
  • 森本くるみ
研究生
12期
  • 高村紗弥
13期
  • 川村昇子
  • 久保田怜
  • 桜井愛莉咲
  • 佐々木希美
  • 立花菖
  • 田村真悠
  • 聖遥花
  • 福原心春
  • 宮本倫花
  • 横井志穂
 
元メンバー
チームS
チームKII
チームE
研究生
 
作品
シングル
ユニットシングル
アルバム
参加作品
シングル
アルバム
 
メディア出演(○は放送中、△は番組継続中だが、SKE48メンバーの出演は終了)
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テレビ
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ゲーム
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カテゴリカテゴリ
オリコン月間シングルチャート第1位(2013年1月度)
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
オリコン週間シングルチャート第1位(2013年2月11日付)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月


Billboard JAPANシングル・チャート「Billboard Japan Hot 100」第1位(2013年2月11日付)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月


Billboard JAPANシングル・セールス・チャート「Hot Singles Sales」第1位(2013年2月11日付)
1月
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11月
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