Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


コンテンツにスキップ
Wikipedia
検索

チャム語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。このテンプレートの使い方
出典検索?"チャム語" – ニュース ·書籍 ·スカラー ·CiNii ·J-STAGE ·NDL ·dlib.jp ·ジャパンサーチ ·TWL
(2016年5月)
チャム語
Cham
話される国 ベトナム
カンボジアの旗カンボジア
地域東南アジア
話者数32万人
言語系統
表記体系チャム文字
アラビア文字
言語コード
ISO 639-3各種:
cja — 西部チャム語
cjm — 東部チャム語
テンプレートを表示

チャム語(チャムご)は、オーストロネシア語族に属する言語カンボジアベトナムに住むチャム族が話す言葉である。オーストロアジア語族に属するベトナム語(越語)やクメール語(棉語)とは語族レベルで異なる。マレー・ポリネシア語派のなかでアチェ語に近いとされ(Thurgood 1999, Sidwel 2005)、回輝語などを含めてチャム諸語に区分される[1][2]

チャム文字(アカン・シャ Akhar Thrah)と呼ばれる、南インドのパッラヴァ・グランタ文字と同系統の文字を持ち、アラビア文字(アカン・ジャヴァー Akhar Jawa)と併用する。近世パーンドゥランガ王朝(ヌガン・チャム Nagar Cam、順城鎮)は17世紀末~19世紀初めまでベトナム帝国(阮朝)の藩屏として自治を維持し、漢文とチャム文による膨大な文献群(Harak Patao Cam, パーンドゥランガ・チャンパー王家文書)が残る(Po Dharma Quang 2005)[3]

呪符体(アカン・リ Akhar Rik)は中世インドパッラヴァ朝パーンディヤ朝)、マレー半島ジャワ島の碑文書体に近く、現代クメール文字のムール体と似た書体である。チャム文字アカン・シャはフィリピンラグナ銅版碑文英語版との関係が指摘され、現存するパッラヴァ系文字の中ではクメール文字のムール書体が比較的似ている。

本来のチャム語は有声無声・有気無気の区別が明確で、声調は無かったと考えられるが、海南島の回輝話とベトナムのチャム語には周辺言語(漢語、越語)からの借用語が多く、それらの借用語は声調つきで正しく発音される。有声音が低声調無声音として、無声音が高声調無声音として発音される傾向がある。ワ行接近音(有声音)はヴァで発音される。

チャム諸語話者はオーストロアジア語族のバナール族との共通語彙が極めて多く、かつてはオーストロアジア語族とされた時期もあった。

関連項目

[編集]

出典

[編集]
  1. ^Thurgood 1999, From Ancient Cham to Modern Dialects:https://www.jstor.org/stable/pdf/20006770.pdf
  2. ^Sidwel 2005, Acehnese and the Aceh-Chamic Language Family:https://www.academia.edu/11344515/Acehnese_and_the_Aceh_Chamic_Language_Family
  3. ^Po Dharma Quang 2005, Harak Patao Cam:https://www.tufs.ac.jp/21coe/area/zaichi/resume20050701_PoDharmaQuang.pdf

外部リンク

[編集]
  • チャム語教程正誤表)、チャム語語彙集 - 2014年の東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所夏季言語講習で使用されたTrương Văn Món Sakaya と新江利彦によるチャム語教材。
祖語
台湾諸語
側系統
アタヤル語群
ツォウ語群
パイワン語群
マレー・
ポリネシア
語派
フィリピン語群
ミナハサ語群英語版
ボルネオ諸語
中核マレー・
ポリネシア
語群
大洋州諸語
西大洋州諸語
中部メラネシア諸語
アドミラルティ諸島諸語
ミクロネシア
諸語
チューク・
ポナペ諸語
中央太平洋
諸語
ポリネシア
諸語
典拠管理データベース: 国立図書館ウィキデータを編集
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=チャム語&oldid=107254820」から取得
カテゴリ:
隠しカテゴリ:

[8]ページ先頭

©2009-2026 Movatter.jp