| この項目では、梶原一騎原作・辻なおき作画のプロレス漫画について説明しています。この漫画を基にして生まれた実際のプロレスラーについては「タイガーマスク (プロレスラー)」をご覧ください。 |
| タイガーマスク | |
|---|---|
| ジャンル | 少年漫画・スポーツ漫画・格闘漫画(プロレス) |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | 梶原一騎 |
| 作画 | 辻なおき |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | ぼくら 週刊ぼくらマガジン 週刊少年マガジン |
| レーベル | 講談社コミックス |
| 発表号 | 1968年1月号 - 1969年10月号 (ぼくら) 1970年1号 -1971年23号 (週刊ぼくらマガジン) 1971年26号 - 53号 (週刊少年マガジン) |
| 発表期間 | 1968年 - 1971年 |
| 話数 | 全125話 |
| アニメ | |
| 原作 | 梶原一騎、辻なおき |
| キャラクターデザイン | 木村圭市郎 |
| 音楽 | 菊池俊輔 |
| アニメーション制作 | 東映動画 |
| 製作 | 東映、よみうりテレビ |
| 放送局 | 日本テレビ系列 |
| 放送期間 | 1969年10月2日 -1971年9月30日 |
| 話数 | 全105話 |
| テンプレート -ノート | |
| プロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ |
『タイガーマスク』は、原作:梶原一騎・作画:辻なおきの1968年の日本の漫画、日本のテレビアニメ。
1968年から1971年にかけて、以下の漫画雑誌に連載された。
知名度も『巨人の星』や『あしたのジョー』とともに高く、梶原一騎の代表作に数えられる。
作品の特徴としては、
などが指摘されている[1]。
孤児院「ちびっこハウス」の伊達直人は子供の頃に動物園の虎の檻の前でケンカをして相手を叩きのめしたのがきっかけで、悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされる。
虎の穴での殺人トレーニングをこなす日々の中で、自分と同じような生い立ちを持つ孤児たちに、同じような苦しみを味わわせたくないという想いを抱くようになり、虎の穴を卒業。悪役覆面レスラー「タイガーマスク」としてプロレスデビューをしてからは、収入の一部を孤児院へ寄付するようになった。当初は虎の穴へのファイトマネーの半額という上納金は支払った上で、自分の手取り分の範囲内での援助を考えていたが、自分の出身施設である孤児院「ちびっこハウス」の窮状を知り、虎の穴へ納める分まで寄付せざるを得なくなる。虎の穴はタイガーを裏切り者とみなし、タイガーを倒すための刺客を次々に送って来る。
同じ裏切り者となるなら、せめて後輩となる「ちびっ子ハウス」の子供たちに恥じない戦いをしたいと、悪役からフェアプレーで戦う正統派スタイルへ転向。当初は、身についた悪役ファイトが抜けきれず、正攻法も大物レスラーに通用せず苦闘の連続だった。レフェリーの目を盗み喉笛へトウキックずるなど隠し技を使うこともあったが、ジャイアント馬場にあっさりこれを見抜かれ、以後封印する。
やがて、ウルトラ・タイガー・ドロップ、フジヤマ・タイガー・ブリーカー(アニメでは「ウルトラ・タイガー・ブリーカー」)、タイガーVなど、独自の必殺技を開発していく。
しかし、虎の穴が次々に送り込んでくる悪役レスラーたちとの死闘の中、反則に反則で応えてしまうこともしばしばあり、「虎の穴」で身についた悪役スタイルと正統派でありたい意識との間でながく葛藤した。直人がこの苦悩から解放されるのは、ミル・マスカラスの弟、エル・サイケデリコから、正統派のイメージにこだわるあまり、ルールで認められた5カウント内の反則まで否定してしまった兄の苦悩を聞かされてからである。
この助言を受けて、ようやく虎の穴の呪縛から逃れ、テクニックでも反則技でも一流だったルー・テーズの再来を目指すこととなる。ドリー・ファンク・ジュニアとの世界タイトルマッチが実現し、ぎりぎりまで追い詰めるものの、ジュニアはセコンド・シニアの指示でレフェリーの沖識名を殴打、苦し紛れの反則負けにもちこまれタイトル奪取ならず。大阪での再戦当日、直人は車にひかれそうになった子供をかばって死亡した。最後の力を振り絞って所持していた虎の覆面を近くの川へ投げ捨てたため、伊達直人の事故死とタイガーマスクの失踪はむすびつけて考えられることはなかった。
実在するプロレスラーも作品内に登場し、タイガーマスクと戦っている。
この中では、ドン・レオ・ジョナサンは、得意技のハイジャック・バックブリーカーでタイガーマスクに勝利した唯一の実在レスラーである。ただし、このエピソードは、2006年5月の時点で読めるほとんどの版で欠番になっている。全体として、前半よりも後半の方が実在レスラーの扱いが良く、ディック・ザ・ブルーザーなどは、前半ではゴリラマンや「赤き死の仮面」の引き立て役として情けない描かれかたをしていたが、後半、久々の登場では別人のように堂々たる強豪レスラーとしてタイガーを苦しめている。
その他の登場レスラーについては虎の穴を参照のこと。
このほか、講談社以外ではサンケイ出版(現・扶桑社)より1986年にサンケイコミックスで「梶原一騎傑作全集」と銘打ち、全11巻を刊行している。またスポーツニッポンが「MANGA ARCHIVOS WEEKLY」(マンガ・アルチーボ ウィークリー)の第2弾として2015年3月からタブロイド判24ページで連載し[1]、35号で完結した。
漫画版のイメージソングとして製作された楽曲。
東映動画製作でアニメ化され、よみうりテレビ・日本テレビ系列にて1969年10月2日から1971年9月30日まで全105話が放映された。本作は日本のテレビアニメで初めて、原画からセル画へ絵を転写するトレースマシンを導入した作品である。このため線の多い劇画をアニメ化することに成功した。作画も、漫画版とは違ったタッチになっているが、DVDの特典として収録されているパイロット版の作画は漫画版と酷似している。
原作の連載とほぼ同時進行で放送されていたが、中盤でアニメ版の進行が漫画連載に追いついてしまったため、徐々にオリジナルストーリーが目立つようになっていき、終盤では一部原作の要素は取り入れているものの、まったく別の展開となった。
「虎の穴」からの刺客と対決するという大筋は原作と同じ。原作は、派手ではあるが荒唐無稽な「虎の穴」との対決と、リアルだが地味な実在レスラーなどとの対決と、違った要素が混在した内容になっている。これに対し、アニメ版は「虎の穴」との孤独な戦いにほぼ絞った展開となっており、凶器を隠し持つ刺客レスラーばかりか本物の殺し屋による襲撃まで仕組まれることで、直人の危険な立場が鮮明に描かれている。ザ・ピラニアンなど、原作では虎の穴と関係ないレスラーが虎の穴出身レスラーと変更されている件も見られる。一方で、ミスター・カミカゼは原作では虎の穴出身レスラーで空手家あがりだが、アニメ版では嵐虎之介門下の柔道出身の非虎の穴レスラーと設定が異なる。
実在する日本人レスラーは、原作ではジャイアント馬場の見せ場だけが目立っていたが、アニメではそれ以外のアントニオ猪木、大木金太郎などにもスポットが当たっており、中盤には坂口征二も登場した。反面、外国人レスラーは架空のレスラーが多く、原作での実在外人レスラーを、アニメでは架空名に変更した場合もある。例えば、バディ・ロジャースは「ラジャー」、ボボ・ブラジルは「ポポ・アフリカ」に名前が変更されている。
また原作の孤児出身という要素を大幅に発展させ、四日市市の大気汚染公害や交通遺児といった当時の社会問題も正面から取り上げた。
脚本を担当した辻真先によると、当時は「テレビアニメは滅んだかもしれない」という大変な時期だった。これは1968年のマルサン商店、1969年の今井科学の両社の倒産が影響している。両社はキャラクター玩具で業績を拡大したが、キャラクター玩具の急速な需要の変化に耐えきれず倒産した。このため玩具業界では「キャラクターは危険」という認識が根付いた。『鉄腕アトム』以来、アニメ制作会社は高額なテレビアニメ制作費の赤字を、玩具などの関連商品の商品化収入で補っていたが、玩具業界が商品化してくれないため、制作費が調達できずテレビアニメの制作本数は減っていた。だが本作は約2年間と長期間放映された。これは本作の高視聴率もあるが、中嶋製作所のタイガーマスクのソフト人形がヒットしたためで、本作は当時のアニメではトップレベルの商品化収入を誇った。この成功が『仮面ライダー』に影響を与えた。仮面ライダーは仮面の主人公、悪の組織からの逃亡者であること、環境破壊を訴えること、バンダイから発売された仮面ライダーのソフト人形が中嶋製作所のタイガーマスクのと同じギミック(人形のマスクを外すことができる)を持つ、などの影響を受けた。
原作と最も大きく異なっているのが最終話「去り行く虎」である。アニメ版の最終話は、「虎の穴」のボスが自らマスクを被り、最強最後の悪役レスラー「タイガー・ザ・グレート」として、タイガーマスクの前に現れ、直接対決の試合に挑む。タイガーは、最初はいつものように反則技に耐えてクリーンな試合をするが、タイガー・ザ・グレートは裏切り者であるタイガーを抹殺しようと殺意剥き出しで凶悪な反則技を連発する。そして、タイガーは、グレートの顔面への凶器攻撃を間一髪で避けるが、その時にマスクが完全に脱げてしまい、正体が伊達直人であることが白日の下に晒されてしまう。素顔をさらされた伊達直人は、涙を流しながら高々と笑い、グレートに対し「虎の穴からもらったものをたたき返してやる。それで俺は伊達直人に返るのだ」と宣言し、グレートを上回る容赦ない反則攻撃を繰り出し、ついにはジャイアント馬場、アントニオ猪木の制止すら無視して止めを刺してしまう。だが、試合後に冷静になり、リングにおける自らの行いを恥じた伊達直人は、日本を去るという形で物語は終わる。
「キザにいちゃん・伊達直人としては死亡したが、子供達の心の中にヒーローとして生き続けたタイガーマスク」という原作の最終回に対し、アニメ版は「伊達直人としては生存したが、皆のヒーロー・タイガーマスクとしては死ぬ」という、奇しくも対照的な最終回となった。
この最終回は(当時の)通常の3倍の作画枚数が費やされたという。制作サイドは後半部がかなりオリジナルストーリーになっていた上に、原作とはかけ離れた結末にしたことで、原作者である梶原一騎の反応を非常に気にしていたが、梶原一騎はこのアニメ版の最終回を非常に気に入り、「こういう最終回が書きたかった」と語ったという。また、作画監督を務めた小松原一男はこの最終回の放送当日、新婚旅行で青森に行っており、地元の青森放送で同時放送されていることを新聞のテレビ欄を見るまでは知らなかった為、新婚旅行そっちのけで急遽、タクシーを使って宿泊先の旅館へ駆け込んで最終回を見たと言う。その騒ぎが元で旅館の関係者、宿泊客からのサイン攻めにあったとの事。
最高視聴率は、1970年3月19日放送(第25話「黄金仮面との死闘」)の31.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
| 「タイガーマスク/ みなしごのバラード」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 新田洋、スクールメイツ のシングル | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ポピュラー・ソング アニメソング | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | 朝日ソノラマ 日本コロムビア 東芝レコード(東芝音楽工業) キングレコード テイチクレコード ビクターレコード(日本ビクター、ビクター音楽産業) | |||
| 作詞 | 木谷梨男 | |||
| 作曲 | 菊池俊輔 | |||
| 新田洋、スクールメイツ シングル 年表 | ||||
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曲名はレコード会社によって違っていることがある。 | ||||
| テンプレートを表示 | ||||
曲名はどちらも映像では未紹介、JASRACでの正題。
編曲者はどちらも映像では未紹介、レコードによるもの。
主題歌を作詞した木谷梨男は、東映プロデューサー(当時)の斎藤侑のペンネームである[3]。
「タイガーマスク」「みなしごのバラード」共に、水木一郎が2011年発売のアルバム『THE HERO ~Mr.アニソン~』でカバーしている(曲名は「タイガーマスク・メドレー」)。
| 話数 | 放映日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1969年 10月2日 | 黄色い悪魔 | 辻真先 | 田宮武 | 木村圭市郎 | 浦田又治 |
| 2 | 10月9日 | 嵐を呼ぶ猛虎 | 三芳加也 | 白根徳重 | 村田耕一 | 秦秀信 |
| 3 | 10月16日 | 帰って来た男 | 安藤豊弘 | 矢吹公郎 | 森利夫 | 浦田又治 |
| 4 | 10月23日 | 虎の穴の掟 | 鈴樹三千夫 | 勝間田具治 | 国保誠 | 秦秀信 |
| 5 | 10月30日 | 決死の虎 | 辻真先 | 永樹凡人 | 村田耕一 | |
| 6 | 11月6日 | 恐怖のデス・マッチ | 三芳加也 | 田宮武 | 小松原一男 | |
| 7 | 11月13日 | 血まみれの虎 | 安藤豊弘 | 田中亮三 | 木村圭市郎 | 浦田又治 |
| 8 | 11月20日 | 「虎の穴」の罠 | 三芳加也 | 白根徳重 | 国保誠 | 秦秀信 |
| 9 | 11月27日 | 飢えたゴリラマン | 辻真先 | 矢吹公郎 | 森利夫 | |
| 10 | 12月4日 | 肉弾メガトンおとし | 三芳加也 | 勝間田具治 | 村田耕一 | 浦田又治 |
| 11 | 12月11日 | 世紀のWリーグ戦 | 安藤豊弘 | 新田義方 | 木村圭市郎 | |
| 12 | 12月18日 | 誰のためのファイト | 鈴樹三千夫 | 田宮武 | 羽根章悦 | 秦秀信 |
| 13 | 12月25日 | 恐怖の地獄作戦 | 辻真先 | 岡崎稔 | 小松原一男 | 浦田又治 |
| 14 | 1970年 1月1日 | 秘密特訓「虎の穴」 | 三芳加也 | 田中亮三 | 森利夫 | 秦秀信 |
| 15 | 1月8日 | 傷だらけの勝利 | 安藤豊弘 | 白根徳重 | 窪詔之 | |
| 16 | 1月15日 | 敗北の虎 | 鈴樹三千夫 | 勝間田具治 | 小松原一男 | 浦田又治 |
| 17 | 1月22日 | 目ざめた虎 | 辻真先 | 設楽博 | 国保誠 | 秦秀信 |
| 18 | 1月29日 | 宿命の対決 | 三芳加也 | 黒田昌郎 | 森利夫 | |
| 19 | 2月5日 | 試合開始2時間前 | 辻真先 | 白根徳重 | ||
| 20 | 2月12日 | 「虎の穴」の影 | 安藤豊弘 | 田中亮三 | 藤原万秀 | |
| 21 | 2月19日 | 復讐の赤い牙 | 三芳加也 | 新田義方 | 木村圭市郎 | 浦田又治 |
| 22 | 2月26日 | 明日への挑戦 | 安藤豊弘 | 勝間田具治 | 小松原一男 | |
| 23 | 3月5日 | 命を賭ける虎 | 設楽博 | 森利夫 | 秦秀信 | |
| 24 | 3月12日 | 開幕!!覆面リーグ戦 | 辻真先 | 黒田昌郎 | 国保誠 | 沼井肇 |
| 25 | 3月19日 | 黄金仮面との死闘 | 安藤豊弘 | 白根徳重 | 森利夫 | 秦秀信 |
| 26 | 3月26日 | 栄光の彼方に | 三芳加也 | 田中亮三 | 小松原一男 | 浦田又治 |
| 27 | 4月2日 | 虎よ目をひらけ | 安藤豊弘 | 新田義方 | 木村圭市郎 | 秦秀信 |
| 28 | 4月9日 | 甦える「虎の穴」 | 三芳加也 | 黒田昌郎 | 森利夫 | 浦田又治 |
| 29 | 4月16日 | 挑戦者ストロング | 八木啓 | 勝間田具治 | 我妻宏 | |
| 30 | 4月23日 | 不滅の闘魂「力道山物語」 | 安藤豊弘 | 設楽博 | 窪詔之 | |
| 31 | 4月30日 | 大雪山の猛特訓 | 三芳加也 | 白根徳重 | 小松原一男 | 遠藤重義 |
| 32 | 5月7日 | 必殺技誕生! | 市川久 | 田中亮三 | 国保誠 | 福本智雄 |
| 33 | 5月14日 | 世紀の対決 | 安藤豊弘 | 勝間田具治 | 村田四郎 | |
| 34 | 5月21日 | 「虎の穴」の熱血児 | 三芳加也 | 黒田昌郎 | 小松原一男 | 遠藤重義 |
| 35 | 5月28日 | チャンピオンへの道−G馬場の苦闘− | 八木啓 | 及部保雄 | 窪詔之 | 秦秀信 |
| 36 | 6月4日 | 開幕 アジア王座決定戦 | 安藤豊弘 | 白根徳重 | 木村圭市郎 | 浦田又治 |
| 37 | 6月11日 | 獣人ヒマラヤの雪男 | 三芳加也 | 新田義方 | 森利夫 | 福本智雄 |
| 38 | 6月18日 | 王座をめざす虎 | 勝間田具治 | 我妻宏 | 浦田又治 | |
| 39 | 6月25日 | 涙の栄冠 | 安藤豊弘 | 設楽博 | 小松原一男 | 福本智雄 |
| 40 | 7月2日 | 凱旋 不死身の虎 | 三芳加也 | 田中亮三 | 国保誠 | 遠藤重義 |
| 41 | 7月9日 | 赤き死の仮面 | 安藤豊弘 | 新田義方 | 森利夫 | 福本智雄 |
| 42 | 7月16日 | 明日なき虎 | 及部保雄 | 浦田又治 | ||
| 43 | 7月23日 | 地上最強の悪役 | 三芳加也 | 勝間田具治 | 我妻宏 | |
| 44 | 7月30日 | カミカゼの挑戦 | 安藤豊弘 | 黒田昌郎 | ||
| 45 | 8月6日 | 望郷の少年 | 柴田夏余 | 白根徳重 | 村田四郎 | 福本智雄 |
| 46 | 8月13日 | 秘密指令「虎の穴」 | 三芳加也 | 設楽博 | 国保誠 | |
| 47 | 8月20日 | 舌戦のリング | 柴田夏余 | 田中亮三 | 小松原一男 | 遠藤重義 |
| 48 | 8月27日 | カミカゼとの対決 | 安藤豊弘 | 新田義方 | 森利夫 | 浦田又治 |
| 49 | 9月3日 | 甦った猛虎 | 三芳加也 | 勝間田具治 | 木村圭市郎 | |
| 50 | 9月10日 | 此の子等へも愛を | 柴田夏余 | 白根徳重 | 我妻宏 | 遠藤重義 |
| 51 | 9月17日 | 若鷲と猛虎 | 安藤豊弘 | 及部保雄 | 木村圭市郎 | 秦秀信 |
| 52 | 9月24日 | 優勝!!Wリーグ戦 | 三芳加也 安藤豊弘 | 勝間田具治 | 小松原一男 | 浦田又治 |
| 53 | 10月1日 | ザ・ミラクルズの謎 | 辻真先 | 田中亮三 蕪木登喜司 | 我妻宏 | |
| 54 | 10月8日 | 新しい仲間 | 柴田夏余 | 設楽博 | 村田四郎 | |
| 55 | 10月15日 | 煤煙の中の太陽 | 市川久 | 勝間田具治 | 我妻宏 | |
| 56 | 10月22日 | 黒い魔神 | 安藤豊弘 | 及部保雄 | 森利夫 | 秦秀信 |
| 57 | 10月29日 | 死を呼ぶVサイン | 蕪木登喜司 | |||
| 58 | 11月5日 | ブラックV | 新田義方 | 木村圭市郎 | ||
| 59 | 11月12日 | 命しらずの挑戦状 | 辻真先 | 田宮武 | 我妻宏 | 浦田又治 |
| 60 | 11月19日 | 虎とへんくつ医者 | 柴田夏余 | 蕪木登喜司 | ||
| 61 | 11月26日 | 王将の道 | 辻真先 | 設楽博 | 森利夫 | 秦秀信 |
| 62 | 12月3日 | 黒い挑戦者 | 八木啓 | 及部保雄 | 我妻宏 | |
| 63 | 12月10日 | めりけんジョー | 辻真先 | 勝間田具治 | 森利夫 | 浦田又治 |
| 64 | 12月17日 | 幸せの鐘が鳴るまで | 安藤豊弘 | 新田義方 | 木村圭市郎 | 沼井肇 |
| 65 | 12月24日 | 死闘 覆面王座戦 | 田宮武 | 小松原一男 | 秦秀信 | |
| 66 | 12月31日 | 「虎の穴」の恐怖 | 飯野皓 | |||
| 67 | 1971年 1月7日 | 黄色い悪魔復活 | 辻真先 | 勝間田具治 | 森利夫 | |
| 68 | 1月14日 | 幻の黄色い悪魔 | 安藤豊弘 | 蕪木登喜司 | 我妻宏 | 浦田又治 |
| 69 | 1月21日 | 掟破りの挑戦者 | 柴田夏余 | 西谷克和 | 中城勉 | |
| 70 | 1月28日 | 未練のマット | 安藤豊弘 | 新田義方 | 森利夫 | 秦秀信 |
| 71 | 2月4日 | 危うし!!猛虎 | 柴田夏余 市川久 | 西谷克和 | 木村圭市郎 | 沼井肇 |
| 72 | 2月11日 | ミスター不動登場 | 辻真先 | 及部保雄 | 我妻宏 | 浦田又治 |
| 73 | 2月18日 | 虎の穴の切札 | 安藤豊弘 | 勝間田具治 | 白土武 | 秦秀信 |
| 74 | 2月25日 | 第三の裏切り者 | 八木啓 | 蕪木登喜司 | 森利夫 | 浦田又治 |
| 75 | 3月4日 | 「虎の穴」大脱走 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 白土武 | 秦秀信 |
| 76 | 3月11日 | 幻のレスラー達 | 柴田夏余 | 新田義方 | 我妻宏 | 浦田又治 |
| 77 | 3月18日 | 死闘のタッグ | 辻真先 | 及部保雄 | 小松原一男 | 秦秀信 |
| 78 | 3月25日 | 猛虎激突 | 安藤豊弘 | 勝間田具治 | 森利夫 | 浦田又治 |
| 79 | 4月1日 | 「虎の穴」の帝王 | 辻真先 | 田宮武 | 白土武 | 秦秀信 |
| 80 | 4月8日 | 新星誕生す | 柴田夏余 | 黒田昌郎 | 小松原一男 | 浦田又治 |
| 81 | 4月15日 | 地獄のプロモーター | 安藤豊弘 | 蕪木登喜司 | 我妻宏 | 秦秀信 |
| 82 | 4月22日 | 金網の中の死闘 | 近藤正 | 白根徳重 | 木村圭市郎 | 浦田又治 |
| 83 | 4月29日 | 幸せはいつ訪れる | 柴田夏余 | 新田義方 | 高倉建夫 | 福本智雄 |
| 84 | 5月6日 | 勝利への誓い | 安藤豊弘 | 及部保雄 | 森利夫 | 秦秀信 |
| 85 | 5月13日 | 死のハンター | 辻真先 | 勝間田具治 | 野田卓雄 | 福本智雄 |
| 86 | 5月20日 | ジキルアンドハイド | 近藤正 | 田宮武 | 白土武 | 浦田又治 |
| 87 | 5月27日 | 虎狩り計画 | 柴田夏余 | 蕪木登喜司 | 小松原一男 | 秦秀信 |
| 88 | 6月3日 | 炎の死刑台 | 辻真先 | 白根徳重 | 我妻宏 | 浦田又治 |
| 89 | 6月10日 | ヨシ坊の幸福 | 安藤豊弘 | 新田義方 | 高倉建夫 | 福本智雄 |
| 90 | 6月17日 | 無冠の王者 | 柴田夏余 | 黒田昌郎 | 国保誠 | 秦秀信 |
| 91 | 6月24日 | 悪魔の蜘蛛の巣 | 近藤正 | 山口康男 | 白土武 | 浦田又治 |
| 92 | 7月1日 | 疑惑の怪人 | 辻真先 | 勝間田具治 | 森利夫 | 秦秀信 |
| 93 | 7月8日 | 今日のいのちを | 安藤豊弘 | 及部保雄 | 小松原一男 | 土田勇 |
| 94 | 7月15日 | 身替りの虎 | 辻真先 | 田宮武 | 高倉建夫 | 福本智雄 |
| 95 | 7月22日 | ザ・ピラニアン | 近藤正 | 新田義方 | 我妻宏 | 秦秀信 |
| 96 | 7月29日 | 虎の正体? | 柴田夏余 | 蕪木登喜司 | 野田卓雄 | 浦田又治 |
| 97 | 8月5日 | 敗北の予感 | 安藤豊弘 | 白根徳重 | 森利夫 | 福本智雄 |
| 98 | 8月12日 | 捨て身の虎 | 辻真先 | 山口康男 | 白土武 | 秦秀信 |
| 99 | 8月19日 | 狼よ血に吠えろ!! | 近藤正 | 勝間田具治 | 小松原一男 | 浦田又治 |
| 100 | 8月26日 | 明日を切り開け | 柴田夏余 | 黒田昌郎 | 国保誠 | 福本智雄 |
| 101 | 9月2日 | 「虎の穴」の処刑 | 安藤豊弘 | 及部保雄 | 我妻宏 | 秦秀信 |
| 102 | 9月9日 | 「虎の穴」の真相 | 柴田夏余 | 田宮武 | 野田卓雄 | 浦田又治 |
| 103 | 9月16日 | あがく「虎の穴」 | 辻真先 | 新田義方 | 森利夫 | 福本智雄 |
| 104 | 9月23日 | 血戦!!「虎の穴」 | 近藤正 | 蕪木登喜司 | 白土武 | 浦田又治 |
| 105 | 9月30日 | 去りゆく虎 | 安藤豊弘 | 勝間田具治 | 小松原一男 |
この節の加筆が望まれています。 |
テレビアニメの内、第1作が3本『東映まんがまつり』内で上映されている。
| 読売テレビ制作・日本テレビ系列木曜 19:00 - 19:30 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
トニーの外人歌合戦 (1971年10月7日 - 12月30日) | ||
| タイガーマスク | |
|---|---|
| TIGERMASK | |
| 監督 | 落合賢 |
| 脚本 | 伊藤秀裕 江良至 落合賢 マイケル・ウェルス・ショック |
| 原作 | 梶原一騎 辻なおき |
| 製作 | 遠谷信幸 吉岡富夫 平城隆司 |
| 出演者 | ウエンツ瑛士 夏菜 哀川翔 |
| 音楽 | 遠藤浩二 |
| 主題歌 | AAA「MASK」 |
| 制作会社 | エクセレントフィルムズ |
| 製作会社 | 2013「タイガーマスク」製作委員会 |
| 配給 | アークエンタテインメント |
| 公開 | |
| 上映時間 | 91分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| テンプレートを表示 | |
日本映画として2013年11月9日に公開された。『タイガーマスク』としては、初の実写作品となる。
2011年2月、原作者・梶原一騎の実弟である真樹日佐夫が、実写版を製作すると発表した[26](この時点で配役や主な詳細は未定)。同年11月に主要な配役がマスコミを通して発表され[27]、2013年6月にビジュアルが公開されたと同時に、公開時期を2013年11月にすることが発表された[28]。
作品の全体的なテイストは原作の基本設定を踏襲しつつ現代の感覚に合わせたものに洗練化されており、タイガーマスクのデザインも特撮の変身ヒーロー然とした全身を覆うアーマー風スーツにリ・アレンジされている。また、『虎の穴』はプロレスではなく地下格闘技(原作で言う所のカミカゼ編)での戦いを主な収入源としているが、会員制の動画配信サービスなども行っている模様。ニューヨーク・エイジアン映画祭出展作品。
全国39館で公開されたが、多くは1日1回~2回上映という寂しい状況だった。39館のうち13館は1週間で公開を終了。残りの館も2週間でほぼ上映終了となった。
この映画にミスターX役で出演した哀川翔は映画公開前の2011年2月23日、都内で行われたau「アニメ王決定戦」発表イベントでタイガーマスクやバカボンのパパのかぶり物を手にして登場した際に「20代のころまでタイガーマスクに“なるんだ”と思っていた」という一面を告白、昨今の“伊達直人現象”について、「いい方向に続くのは良いと思う。義理人情は、日本人にとって大事なことだと思う」とコメントし、「(伊達直人より)タイガーマスクになりたかった。マスクをかぶりたかった」とあくまで伊達直人ではなく、タイガーマスクに興味があったことを明かしていた[29]。
天涯孤独の放浪少年・伊達直人はナゾの男・ミスターXに格闘の資質を見出され、秘密道場・虎の穴で苛烈なトレーニングに身を投じる。
虎の穴に入ってから10年後、直人は同期のダンとジョーと共に虎の穴最強の戦士“ タイガーマスク “の候補生に選ばれる。タイガーマスクになれば地下格闘技界で華々しい活躍を約束されたも同然であり、三人は我こそがタイガーだと今まで以上に切磋琢磨しあうのだった。
そんな折、直人は偶然にも放浪前に過ごしていた孤児院・ちびっこハウスの幼なじみである少女ルリ子と出会う。彼女との出会いを期に久しく忘れていた温もりを覚える直人であったが、ソレは「自分以外は全て敵」という虎の穴のポリシーに反するものであった。非情か愛か、ブラックマネーが飛び交う四角いジャングルで直人の心は揺れ動くのだった。
ほか
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