『ショムニ 』は、安田弘之 による漫画 、およびそれを原作としたテレビドラマ 、映画 。
『モーニング 』(講談社 )において公募最優秀作として読みきり掲載された後、長期連載された。単行本全7巻、文庫本全3巻。
とある大手の商事会社 にある、落ちこぼれ社員が集められた庶務 二課 (略称ショムニ )に勤めるOL たちの人間模様を描いたコメディ。
2013年 現在、版権は講談社からメディアファクトリー に移っている[ 1] 。
塚原佐和子(つかはら さわこ) 本来の主役(22歳)。福島県出身。温和だが地味で人付き合いができず,暗い女という事でショムニへ左遷され、坪井千夏に鍛えられる。踊りの才能があるらしい。 坪井千夏(つぼい ちなつ) ショムニのボス(27歳)。新潟県出身。口が悪くて女王気質で色々な男友達(下僕)がいる。昔は今からは想像出来ない位の大人しい少女だった。社会人二年目の頃にアダルトビデオに出演し、親にバレて勘当されている。佳菜曰く、ショムニに左遷された時点では知世より千夏の方が一番仕事ができたとのこと。 日向知世(ひむかい ちよ) ショムニのメンバー(28歳)。フルネームを一発で読める人は少ない。仕事は出来るが一言多い性格で、上司との衝突でショムニに左遷された。井上課長と共に千夏より古くからショムニにいる為、昔のショムニや来た当時の千夏のことを知っている。キャリア志向が強く、人事部の陰謀でショムニを出るが最終話で人事部長に談判してショムニに戻ってくる。 宮下佳菜(みやした かな) ショムニのメンバー(25歳)。社内での交友関係が問題視されショムニに左遷されている。愛称は「カナさん」(年上の坪井千夏ですらそう呼んでいる)。1年で2回離婚している魔性の女。美人なので人気があり、会社の上司を含め多数の交際関係がある。千夏曰く「女の武器が核兵器級」。癪に障る発言をされたり血を見ると逆上する(千夏曰く「ゴルゴン宮下」)。占いや宝石鑑定もできる。のちに三田村に興味を持ち、ショムニのメンバーに三田村を貶された際は逆上していた。 徳永佳代子(とくなが かよこ) ショムニのメンバー。関西弁でおしゃべりでウソつきで三枚目役。大企業の御曹司(次期総帥)と交際している。ショムニのメンバーからはブス扱いされているが、本人はあまり気にしていない。 丸橋由美子(まるはし ゆみこ) 人事部の陰謀で日向知世の代わりにショムニに左遷される。事務処理能力は優秀だがマイペース型で部署内の連帯感を損ねる発言があるとの評価を受けている。メルヘングッズで机の周りをコーディネートしている(日々変化させている)。後に特務課の穴熊と付き合うことになる。ショムニメンバーの中で最も背が低く、小動物扱いされることも。 井上洸二(いのうえ こうじ) ショムニの課長ではあるが、気が弱くて仕事が出来ないため部下であるはずの千夏や知世らにいつもいじめられている。いつもブッチャを抱っこしている。既婚者で毎日愛妻弁当を食べている他、女子高生の娘がいる。若いころはバンド「満帆スーパーモンキーズ」を組んでおり人気があったとのこと。 ブッチャ 千夏が拾ってきたオスの野良猫。普段は井上課長に抱っこされているが、気に食わない人物に抱かれると爪で引っ掻く癖がある。 右京友弘(うきょう ともひろ) T大学 法学部卒で7か国語をマスターした若手エリート(26歳)。塚原がひそかに思いを寄せる。社会人として使い物にならないとされ、ロサンゼルス支社から海外総合事業特殊業務課(特務課)に左遷される。自意識が過剰なまでに強く、そのプライドが傷付くのを恐れるため、失敗を避けようとする。資産家の母親や満帆商事社長、千夏までが彼のそうした性格を直そうとする。特務課ではメンバーたちから賭け麻雀を教えられてのめり込み、家財を取られたほか、佐和子からも借金しようとするまで落ちぶれる。三田村(みたむら) 特務課のメンバー。既婚者であるが妻子との関係は冷え切っており、佳菜に思いを寄せる。 小堺(こざかい) 特務課のメンバー。大柄な体格をしており絶倫。 穴熊(あなぐま) 特務課のメンバー。小柄で無口な性格をしており、特務課のメンバーですら喋っている所を知らないレベル。のちにショムニの由美子と付き合う。趣味は女装で右京をその道に引きずり込む。 荒木(あらき) 特務課の課長。競馬が趣味。のちに特務課のメンバーから見放され社内を彷徨う。かつて井上たちと共に「満帆スーパーモンキーズ」を組んでいた。 菅井(すがい) 人事部長。千夏や知世をショムニに送り込んだ張本人。かつて井上たちと共に「満帆スーパーモンキーズ」を組んでいた。 庶務二課(しょむにか) 正式には総務部庶務二課。通称:ショムニ。佐和子曰く「ハキダメ」。千夏曰く、本来は会社においてトラブルを起こしたり反抗した社員を送り込む「懲罰房」的存在だったとのこと(千夏自身、ショムニ送りとなった際早退や無断欠勤を繰り返した程)。千夏配属後は会社内における空気が変わり、社員の中には千夏に憧れてショムニ行を志願する者までいるとのこと。業務内容自体は雑用だが、作中で特段の業務を行なうシーンは少なく、遊んでいる状態の方が多い。 庶務一課(しょむいっか) 通称:ショムイチ。融通の利かない中高年の事務員が多いとのこと。千夏曰く「現役時代ロクに努力もしないで適当な男を捕まえて結婚した人々」の集まり。 海外事業特殊業務課(かいがいじぎょうとくしゅぎょうむか) 通称:特務課。右京が送り込まれた閑職で男性版ショムニ。業務内容は資料の翻訳や会議時の通訳業務などだが、業務量はさほど多くなく、麻雀等をして遊んでいる状態の方が多い。 漫画では佐和子を主人公とし、彼女の成長が描かれるがドラマでは主人公が千夏に変更 佐和子のショムニへの左遷理由が人付き合いから上司との不倫問題に変更 日向知世の名前が日向リエに変更され、一言多いキャラから無口で無表情なキャラに設定を変更 知世に占い師の副業を持つという設定を追加 徳永佳代子の名前が徳永あずさに変更され、ショムニの最年長として誰が何をするか決める役に変更 佳代子の言葉遣いが関西弁から標準語に変更されている 丸橋由美子の名前が丸橋梅に変更され、、頭脳明晰で、千夏と幼なじみという設定になっている 課長の井上洸二が何の意味も無しに毎日朝8時に出勤しては夜8時に退勤すると言う描写も追加されている 洸二がデスクの上で猫を飼っている描写が追加された ドラマのイメージにも描かれる脚立を持って蛍光灯交換をするシーンは漫画版では1回しかない(漫画では仕事をするシーンは少ない) ドラマと異なり会社の諸問題を解決する要素はない(むしろショムニがトラブルを起こす側となっている) モーニングKC
1996年8月21日発売、ISBN 9784063001693 1996年11月20日発売、 ISBN 9784063001754 1997年2月19日発売、 ISBN 9784063001839 1997年5月21日発売、 ISBN 9784063001877 1997年6月20日発売、 ISBN 9784063001884 1997年7月19日発売、 ISBN 9784063001907 1997年9月19日発売、 ISBN 9784063001921 1998年 より江角マキコ 主演でフジテレビ にてドラマ化された。ドラマ版はストーリー展開や登場人物の役名・キャラクター設定などに大幅な変更が加えられている。また、一話完結形式である。
劇場映画版は1998年 11月28日 に全国松竹 系で公開。テレビドラマ版と関連のない映画オリジナル版であり、内容はむしろ漫画に近く、劇中での時間経過は2日間である。松竹の単独製作であり、テレビドラマ版を制作したフジテレビ は関与していない。
主役の坪井千夏役は、当初はテレビドラマ版と同様に江角マキコ を予定していたが、映画版の製作決定自体が急だったためスケジュール上の折い合いがつかず、高島礼子 が主演となった。
内容は原作に忠実だったものの、ヒットしたテレビドラマ版の要素が無かったため、一般には受けが悪く、この年公開された日本映画の人気投票では、下から数えた方が早い程の低人気で終わり、映画雑誌『キネマ旬報 』の1999年 1月上旬号では同じフジテレビのドラマの映画化でありながら、大ヒットした東宝 系の『踊る大捜査線 THE MOVIE 』に対して、なぜ本作がヒットしなかったかを比較する記事が掲載されたほどであった。
監督 -渡邊孝好 脚本 -一色伸幸 音楽 -ファンキー末吉 EDテーマ - 夜総会BAND「TENJIKUへ行こう〜Trust yourself〜」 撮影 -渡部眞 編集 -冨田功 助監督 - 原正弘、武正晴 、谷口正晃 、橋本光二郎 オープニングタイトル - イクイティエンタテインメント、西村了 合成 -マリンポスト (大屋哲男 、田中貴志) カースタント - アクティブ21(海藤幸広、橋本充吾) プロデューサー - 深澤宏、榎望、椿宜和、渡井敏久 製作者 - 野村芳樹 製作協力 -株式会社大船撮影所 ^ テレビドラマ『ショムニ2013』公式サイトより。 メディア展開 登場人物 楽曲
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