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サトノレーヴ

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(2024年7月)
この記事は現役競走馬を扱っています。 今後の動向で情報や評価が大きく変動する可能性があります。
サトノレーヴ
欧字表記Satono Reve[1]
香港表記里見夢境[2]
品種サラブレッド[1]
性別[1]
毛色鹿毛[1]
生誕2019年3月22日(6歳)[1]
ロードカナロア[1]
チリエージェ[1]
母の父サクラバクシンオー[1]
生国日本の旗日本北海道日高町[1]
生産者白井牧場[1]
馬主(株)サトミホースカンパニー
里見治[1]
調教師堀宣行美浦[1]
競走成績
生涯成績15戦8勝[1]
中央:12戦8勝
海外:3戦0勝
獲得賞金5億6016万9000円[3]
中央:3億7033万2000円[1]
香港:761万香港ドル[4][5]
(2025年9月28日現在)
WBRRS115 / 2024年[6]
勝ち鞍
GI高松宮記念2025年
GIII函館スプリントS2024年
GIIIキーンランドC2024年
Listed春雷ステークス2024年
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サトノレーヴ(欧字名:Satono Reve:里見夢境2019年3月22日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2025年高松宮記念2024年函館スプリントステークスキーンランドカップ

馬名の意味は、冠名+「)」[3]

経歴

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デビュー前

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2019年3月22日、北海道日高町の白井牧場で誕生。同年のセレクトセール当歳市場にて5400万円(税別)で(株)サトミホースカンパニーにより落札された。

その後、美浦・堀宣行厩舎に入厩した。

3歳(2022年)

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デビューは遅く、3歳となった2022年4月10日中山芝1600mの3歳未勝利に石橋脩鞍上でデビュー。道中2番手追走から直線で先頭に立つと最後は中団から追い上げてきたイワクニの追撃を半馬身差で退けデビュー戦を勝利で飾る。7月2日の長万部特別では中団待機から直線で外から脚を伸ばしたが先に抜け出したラキエータに頭差届かず2着に敗れる。中1週で7月17日函館芝1200mの3歳上1勝クラスでは3番手で脚を溜めると最後の直線で逃げ粘るヒノクニをゴール前で差し切って2勝目を挙げると、10月1日の勝浦特別では2番手追走から直線で抜け出すと後続に2馬身差をつけ3勝目をマークする。

4歳(2023年)~ 5歳(2024年)

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4歳初戦となった2023年4月29日の朱雀ステークスでは好位追走からしぶとく脚を伸ばして先頭に立つと最後は逃げたイルクオーレに半馬身差をつけ4勝目を挙げてオープン入りしたが、その後故障により長期の休養に入った。2024年2月25日のGIII阪急杯で復帰し、道中2・3番手でレースを進めたが直線で伸び切れず4着に敗れる。4月14日の春雷ステークス(L)では中団追走から直線で鋭く脚を伸ばすと最後は好位から脚を伸ばしたサーマルウインドとの競り合いを頭差制してオープン初勝利を飾る[7]。6月9日のGIII函館スプリントステークスでは4・5番手追走から直線でインから抜け出すと最後はウイングレイテストに1馬身1/4差をつけて快勝し重賞初制覇を果たした[8]。8月25日のキーンランドカップでは好位で運び、直線で勢いよく加速して2着エイシンスポッターに1馬身半差をつけ優勝、重賞2連勝とした[9]。GI初挑戦となった9月30日のスプリンターズステークスでは1番人気に支持されたが、出遅れが響き7着に終わる[10]。年内最終戦となった12月8日の香港スプリントでは、道中は中団のインで構えて直線で伸びを見せたが、圧倒的人気のカーインライジングを捉え切れず、最後には外から鋭く伸びたヘリオスエクスプレスに交わされ3着に敗れた[11]

6歳(2025年)

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3月30日の高松宮記念より始動。道中中団追走から直線で馬群を突き抜け、最後は追いすがるナムラクレアを3/4馬身差振り切ってゴール。GI初優勝、並びに父ロードカナロアとの父子制覇を果たした[12][13]。ただし、鞍上のジョアン・モレイラ騎手は最後の直線コースで外側に斜行したことについて、戒告処分が科せられた[14](被害馬:ナムラクレア)。

続いて4月27日の香港・沙田競馬場で行われたチェアマンズスプリントプライズに出走。4コーナーでカーインライジングの直後につけて追い上げを図るも、直線で突き放されて2馬身1/4差の2着となった[15]

その後、6月21日にイギリス・アスコット競馬場で行われるクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスへ転戦することとなり、5月3日に香港からドバイ経由でイギリス・ヒースロー空港に到着、滞在先となるニューマーケットのジェームズ・ホートン厩舎へ移動した[16]。引き続きジョアン・モレイラとのタッグで挑むことになった当日のレースでは、大外16番ゲートからのスタートとなったが、勝ち馬ラザットから半馬身差の2着と健闘した。ロイヤルアスコット開催で日本馬が連対したのはアグネスワールド以来25年ぶり2回目となる(但しアグネスワールドが連対したキングスタンドステークスは当時の格付けはG2であり、G1に昇格したのは2008年からである。そのためロイヤルアスコット開催のG1レースの括りに限定すればサトノレーヴが史上初となる)[要出典]

競走成績

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競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上がり3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2022.04.10中山3歳未勝利芝1600m(良)1648002.00(1人)01着R1:34.6(35.3)-0.10石橋脩56(イワクニ)534
0000.07.02函館長万部特別1勝芝1200m(稍)1445003.40(2人)02着R1:09.7(35.0)-0.00浜中俊54ラキエータ534
0000.07.17函館3歳上1勝クラス芝1200m(重)1648002.10(1人)01着R1:12.3(37.0)-0.20浜中俊54(ヒノクニ)538
0000.10.01中山勝浦特別2勝芝1200m(良)1458002.70(1人)01着R1:07.7(34.0)-0.30浜中俊55(モリノドリーム)538
2023.04.29京都朱雀S3勝芝1200m(良)18612002.20(1人)01着R1:07.7(33.4)-0.30浜中俊58(イルクオーレ)538
2024.02.25阪神阪急杯GIII芝1400m(重)1859008.20(4人)04着R1:21.6(36.1)-0.40小崎綾也57ウインマーベル544
0000.04.14中山春雷SL芝1200m(良)16713001.90(1人)01着R1:07.1(33.2)-0.00J.モレイラ57(サーマルウインド)534
0000.06.09函館函館スプリントSGIII芝1200m(良)1624003.60(2人)01着R1:08.4(34.6)-0.20浜中俊57ウイングレイテスト532
0000.08.25札幌キーンランドCGIII芝1200m(良)16510004.30(2人)01着R1:07.9(34.0)-0.30D.レーン57(エイシンスポッター)548
0000.09.29中山スプリンターズSGI芝1200m(良)16612003.00(1人)07着R1:07.4(33.8)-0.40D.レーン58ルガル552
0000.12.08沙田香港スプリントG1芝1200m(良)1449012.50(3人)03着R1:08.27-0.120J.モレイラ57Ka Ying Rising537
2025.03.30中京高松宮記念GI芝1200m(良)18510003.80(2人)01着R1:07.9(33.4)-0.10J.モレイラ58ナムラクレア530
0000.04.27沙田チェアマンズSPG1芝1200m(良)1342012.00(3人)02着R1:08.23-0.350J.モレイラ57Ka Ying Rising531
0000.09.28中山スプリンターズSGI芝1200m(良)1647002.20(1人)04着R1:07.2(33.0)-0.30J.モレイラ58ウインカーネリアン538
  • 競走成績は2025年9月28日現在

血統表

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サトノレーヴ血統(血統表の出典)
父系キングマンボ系/ミスタープロスペクター系

ロードカナロア
2008 鹿毛
父の父
キングカメハメハ
2001 鹿毛
KingmamboMr. Prospector
Miesque
*マンファス*ラストタイクーン
Pilot Bird
父の母
レディブラッサム
1996 鹿毛
Storm CatStorm Bird
Terlingua
*サラトガデューCormorant
Super Luna

チリエージェ
2001 栗毛
サクラバクシンオー
1989 鹿毛
サクラユタカオー*テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ*ノーザンテースト
*クリアアンバー
母の母
メガミゲラン
1992 鹿毛
*シェイディハイツ*Shirley Heights
Vaguely
モガミゲラン*モガミ
ミスゲラン
母系(F-No.)ミスブゼン(NZ)系(FN:18)
5代内の近親交配Northern Dancer 5×5

脚注

[編集]

注釈

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出典

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  1. ^abcdefghijklmnoサトノレーヴ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年3月31日閲覧。
  2. ^滂薄無比 - 馬匹資料 - 賽馬資訊 - 香港賽馬會”. 香港ジョッキークラブ. 2024年12月8日閲覧。
  3. ^ab競走馬情報 - サトノレーヴ”. 日本中央競馬会. 2025年3月31日閲覧。
  4. ^2024 香港国際競走の登録要綱(詳細版)”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2024年12月8日閲覧。
  5. ^2025 春の香港国際競走の登録要綱(詳細版)”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2025年4月28日閲覧。
  6. ^The LONGINES World's Best Racehorse Rankings For 3yos and upwards which raced in 2023”. 国際競馬統括機関連盟. 2025年1月24日閲覧。
  7. ^【春雷S】サトノレーヴが人気に応えて差し切りオープン初Vサンケイスポーツ、2024年4月14日配信・閲覧
  8. ^【函館スプリントS】サトノレーヴが直線インから力強く抜け出し重賞初Vサンケイスポーツ、2024年6月9日配信・閲覧
  9. ^【キーンランドC】2頭の王の名を継いで!サトノレーヴが圧巻の走りで重賞連勝 | 競馬ニュース | 競馬ラボ”. 競馬ラボ. 2025年4月28日閲覧。
  10. ^【スプリンターズS】痛恨の出遅れ 1番人気サトノレーヴは7着"一鞍入魂"のレーン「理想の展開に…」”. 東スポ競馬 (2024年9月30日). 2025年4月28日閲覧。
  11. ^【香港スプリント】新怪物カーインライジングGI初挑戦V サトノレーヴは3着惜敗”. 東スポ競馬 (2024年12月8日). 2025年4月28日閲覧。
  12. ^【高松宮記念】サトノレーヴが堂々突き抜けV!スプリント界を制圧し新王者誕生」『サンケイスポーツ』2025年3月30日。2025年3月30日閲覧。
  13. ^【高松宮記念結果】サトノレーヴが差し切り悲願のGI初制覇! ナムラクレアは3年連続の2着」『netkeiba』2025年3月30日。2025年3月30日閲覧。
  14. ^レース結果 JRA”. jra.jp. 2025年4月2日閲覧。
  15. ^「勝ち馬が強過ぎた」"怪物"にモレイラ脱帽…サトノレーヴ2着【香港・チェアマンズスプリントプライズ】”. 東スポ競馬 (2025年4月28日). 2025年4月28日閲覧。
  16. ^香港遠征のサトノレーヴが転戦先の英国に到着!ロイヤルアスコットのQE2世ジュビリーS参戦へ - 日刊スポーツ 2025年5月3日

外部リンク

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国際競走指定前:
01回(1971年)シュンサクオー
02回(1972年)ジョセツ
03回(1973年)タケデンバード
04回(1974年)ハイセイコー
05回(1975年)イットー
06回(1976年)フジノパーシア
07回(1977年)トウショウボーイ
08回(1978年)ヤマニンゴロー
09回(1979年)ネーハイジェット
第10回(1980年)リンドプルバン
第11回(1981年)ハギノトップレディ
第12回(1982年)カズシゲ
第13回(1983年)ハギノカムイオー
第14回(1984年)キョウエイレア
第15回(1985年)メジロモンスニー
第16回(1986年)ラグビーボール
第17回(1987年)ランドヒリュウ
第18回(1988年)オグリキャップ
第19回(1989年)メジロアルダン
第20回(1990年)バンブーメモリー

第21回(1991年)ダイタクヘリオス
第22回(1992年)ミスタースペイン
第23回(1993年)ロンシャンボーイ
第24回(1994年)ナイスネイチャ
第25回(1995年)マチカネタンホイザ
第26回(1996年)フラワーパーク
第27回(1997年)シンコウキング
第28回(1998年)シンコウフォレスト
第29回(1999年)マサラッキ
第30回(2000年)キングヘイロー

国際競走指定後:
第31回(2001年)日本の旗トロットスター
第32回(2002年)日本の旗ショウナンカンプ
第33回(2003年)日本の旗ビリーヴ
第34回(2004年)日本の旗サニングデール
第35回(2005年)日本の旗アドマイヤマックス
第36回(2006年)日本の旗オレハマッテルゼ

国際G1昇格後:
第37回(2007年)日本の旗スズカフェニックス

第38回(2008年)日本の旗ファイングレイン
第39回(2009年)日本の旗ローレルゲレイロ
第40回(2010年)日本の旗キンシャサノキセキ
第41回(2011年)日本の旗キンシャサノキセキ
第42回(2012年)日本の旗カレンチャン
第43回(2013年)日本の旗ロードカナロア
第44回(2014年)日本の旗コパノリチャード
第45回(2015年)香港の旗エアロヴェロシティ
第46回(2016年)日本の旗ビッグアーサー
第47回(2017年)日本の旗セイウンコウセイ
第48回(2018年)日本の旗ファインニードル
第49回(2019年)日本の旗ミスターメロディ
第50回(2020年)日本の旗モズスーパーフレア
第51回(2021年)日本の旗ダノンスマッシュ
第52回(2022年)日本の旗ナランフレグ
第53回(2023年)日本の旗ファストフォース
第54回(2024年)日本の旗マッドクール
第55回(2025年)日本の旗サトノレーヴ

2000年代
2010年代
2020年代
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