バーバリーのトレンチーコートコート(英:coat)とは、屋外で着用する外衣の種類[1]。またはオーバーコート(英:overcoat)の略語。
コートは沢山の種類があり、その形状によって様々な呼び分けがされる。
- ショートコート(英:short coat)
- 腰丈程度の長さのコート。
- ハーフコート(英:half coat)
- 腿丈程度の長さのコート。
- ロングコート(英:long coat)
- 膝丈程度の長さのコート。
- ミディコート(英:midi coat)
- 膝下丈程度の長さのコート。主に婦人服で使用される。
- マキシコート(英:maxi coat)
- 踝丈程度の長さのコート。主に婦人服で使用される。
膝丈より短かいコートはジャケットと呼ばれることがある。
相対的な長さによる呼び分けとして、ショート丈、ミドル丈、ロング丈がある。例を挙げると、ステンカラーコートは膝丈程度がごく一般的な丈で、それをミドル丈と呼ぶ。その丈より長いものをロング丈、短かいものをショート丈と呼ぶ、といった具合である。
- スプリングコート(英:spring coat)
- 薄手のコート。和製英語で、英語のtopcoatとほぼ同義。
- オーバーコート(英:overcoat)
- 厚手のコート。外套(がいとう)。
- スリーシーズンコート(英:three season coat)
- 断熱材が脱着式になっているコート。
それぞれ狭義にはもっと細かな条件が存在するが、そこまで厳密に呼び分けされることは稀である。例えばオーバーコートは、寒い季節に着用していた昔のインナーウェアが膝丈程度あったため、それをしっかり覆えるよう膝下丈程度が一般的であった。そのため狭義には膝下丈という条件がある。
- アウターコート(英:outer coat)
- 外衣として着用するコート。
- アンダーコート(英:under coat)
- 中衣(ちゅうい)として着用するコート。
日本ではコートというとアウターコートを指し、アンダーコート相当の衣服はジャケットなどと呼ばれるため、一般にこの呼び分けは使われない。
- ベストコート(英:vest coat) -ノースリーブのコート。
- アノラック(英:anorak) -フードのついたコート。パーカ(英:parka)。M-51やM-65が有名であり、特に前者はイギリスのモッズが好んで着用したことからモッズコートとも呼ばれる。
- レインコート(英:raincoat) - 耐水性あるいは防水性のある素材でつくられたコート。
- リバーシブルコート(英:reversible coat) - 表地裏地がなく、どちらの面でも着られるようにつくられたコート。
- ポケッタブルコート(英:pocketable coat) - 畳んだときに嵩張らないよう工夫されているコート。パッカブルコート(英:packable coat)。
- トレンチコート(英:Trench coat) - 冬期用オーバーコートの一種。トレンチは塹壕の意で、元は第一次世界大戦時の軍用コートである。
- Pコート(英:P coat) - 丈の短いダブルボタンのコート。大抵は紺色であり、元は海軍の兵士や漁師が着用していた。
- マント(葡:manto) - 袖ぐりのないコート。クローク(英:cloak)。
- ポンチョ(西:poncho) -プルオーバーのコート。