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クレイオー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、ギリシア神話のクレイオについて説明しています。その他の「クレイオ」「クレオ」については「クリオ」をご覧ください。
フェルメールの1666年頃の絵画『絵画芸術』に描かれたクレイオー。ウィーン美術史美術館所蔵。

クレイオー古希:Κλειώ古代ギリシア語ラテン翻字:Kleiṓ)、あるいはクリーオー古希:Κλιώ古代ギリシア語ラテン翻字:Kliṓラテン語:Clio)は、ギリシア神話に登場する女神で、9柱の文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1人である。

日本語では長母音を省略してクレイオクリオとも表記される。

ゼウスムネーモシュネーの娘で、カリオペーエウテルペータレイアメルポメネーテルプシコラーエラトーポリュムニアーウーラニアーと姉妹[1][2][3]。ムーサたちのうち「英雄詩」と「歴史」を司り、表される際の持ち物は巻物あるいは巻物入れなどであるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代もかなり後期になってからである。

アプロディーテーに対して「女神の身であるにもかかわらず、人間アドーニスに恋した」と咎めたため、呪いによりマケドニアのペラ(ピーエリス)王ピーエロスに恋するようになり、その間にヒュアキントスという息子を産んだ[4]

別な伝説では、婚姻の神ヒュメナイオスの母でもあるという。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ヘーシオドス、76行-79行。
  2. ^ヘーシオドス、915行-917行。
  3. ^アポロドーロス、1巻3・1。
  4. ^アポロドーロス、1巻3・2。

参考文献

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関連項目

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