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カプシド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カプシド:capsid)は、ウイルスゲノムを取り囲むタンパク質の殻のことを指し、カプソメアによって構成されている。カプシドの構造はウイルスゲノムとカプシドとの立体配列により、立方対称性、ラセン対称性、非対称性のものがある。カプシドの構成単位であるカプソメアは暗黒期に他のタンパク質とともに合成される。その数はウイルスによって一定である。ウイルスによってはカプシドの外側にエンベロープを持つものもある。カプシドはウイルスゲノムを核酸分解酵素などから保護し、細胞のレセプターへの吸着に関与している。カプシドはウイルスが細胞に侵入後、細胞またはウイルス自身の酵素によって取り除かれる。この過程を脱殻と呼ぶ。ウイルスゲノムとカプシドの複合体をヌクレオカプシド (nucleocapsid) と呼ぶ。

参考文献

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  • 大里外誉郎 編著 『医科ウイルス学改訂』(第2版)南江堂、2000年。ISBN 4-524-21448-8
  • 獣医学大辞典編集委員会編 『明解獣医学辞典』 チクサン出版、1991年。ISBN 4-88500-610-4

関連項目

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構成
ライフサイクル
遺伝学
宿主の別
その他
全般
二量体
三量体
四量体
六量体
八量体
微小繊維
複合体
機械
ウイルス
沈殿
分類方法
典拠管理データベース: 国立図書館ウィキデータを編集
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