| この項目では、企業について説明しています。その他の用法については「かごめ」をご覧ください。 |
名古屋本社 | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
| 市場情報 | |
| 本社所在地 | 名古屋本社〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号 東京本社〒103-8461 東京都中央区日本橋浜町3丁目21番1号 日本橋浜町Fタワー |
| 本店所在地 | 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号 |
| 設立 | 1949年(昭和24年)8月1日 ※創業:1899年(明治32年) |
| 業種 | 食料品 |
| 法人番号 | 2180001035109 |
| 事業内容 | 調味食品、保存食品、飲料、その他の食品の製造・販売 種苗、青果物の仕入れ・生産・販売 |
| 代表者 | 山口聡(代表取締役社長) |
| 資本金 | 199億8500万円 (2021年12月31日時点)[2] |
| 発行済株式総数 | 9436万6944株 (2022年12月31日時点)[3] |
| 売上高 | 連結:3068億69百万円 単独:1577億24百万円 (2024年12月期) |
| 営業利益 | 連結:362億21百万円 単独:102億37百万円 (2024年12月期) |
| 経常利益 | 連結:125億57百万円 単独:138億73百万円 (2024年12月期) |
| 純利益 | 連結:250億15百万円 単独:103億68百万円 (2024年12月期) |
| 純資産 | 連結:2116億40百万円 単独:1391億12百万円 (2024年12月期) |
| 総資産 | 連結:3624億15百万円 単独:2081億98百万円 (2024年12月期) |
| 従業員数 | 連結:2,822名 単独:1,628名 (2021年12月31日現在)[2] |
| 決算期 | 12月31日 |
| 会計監査人 | PwCあらた有限責任監査法人[1] |
| 主要株主 | 日本マスタートラスト信託銀行 12.49% 日本カストディ銀行 5.05% ダイナパック 4.94% (2021年12月31日現在)[2] |
| 主要子会社 | カゴメアクシス 100%[2] カゴメアグリフレッシュ 100%[2] |
| 関係する人物 | 蟹江一太郎(創業者) 蟹江一忠(元社長) 蟹江英吉(元社長) 蟹江嘉信(元社長) 蟹江幹彦(青林堂社長) 喜岡浩二(元社長) |
| 外部リンク | https://www.kagome.co.jp/ |
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カゴメ株式会社(英:KAGOME CO.,LTD.)は、愛知県名古屋市中区と東京都中央区に本社を置く日本の食品・飲料・調味料の大手総合メーカーである。ブランド・ステートメントは、「自然を、おいしく、楽しく。」。
創業者の蟹江一太郎が1899年に名古屋の農業試験場の佐藤杉右衛門からトマトの種子を譲り受けてトマトの栽培を開始。その数年後、トマトが豊作でダブついた時にトマトの保存を兼ねて国産トマトソースの製造に踏み切る。幾度となく失敗を重ね、1903年に国産トマトソースの製造に成功、1906年に愛知県東海市の自宅の裏に工場を竣工し、本格的トマトソースの製造を開始。その後1909年にはトマトケチャップとウスターソースを製造し、やがて業績を上げるようになる。
トマト加工事業では国内最大手としてその名を知られており[注 1]、1933年に国内初のトマトジュースを発売、同社の根幹を支える製品として、現在に至るまで発売され続けている。1966年にはガラス瓶ではなく合成樹脂製チューブに入れたトマトケチャップを世界で最初に発売した。また野菜ジュースや植物性乳酸菌飲料などの健康系飲料も早くから手がけてきた。かつては自動販売機飲料事業にも参入するも、2000年頃に全面撤退した。
株主を大事にする企業としても知られ、同社では個人株主のことを「ファン株主」と呼んでいる。定期的に工場や直営農園の見学や、健康応援セミナーといった「対話と交流の会」が催されている。
2001年より「株主10万人構想」と銘打ち、個人株主を積極的に募ってきた結果、2011年3月時点での株主総数のうち、その約99.5%が個人株主となっている[4]。
全国8ケ所に直営農園を所有しており、そこで作られたトマトは、スーパーでも販売されるという農産企業の面も持つ[5]。このうち農園と工場がある長野県諏訪郡富士見町には、隣接地にテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見[6]」がある。
名古屋と東京にそれぞれ本社を置く。名古屋の本社には登記上の本店と経理部、情報システム部を残し、商品の企画・開発やマーケティングなど、社内全般の管理業務は東京本社で行われている。
社内にはカゴメのジュースの商品が入った冷蔵庫があり、社員は全て無料で飲むことができる[5]。
過去に静岡県と山梨県を販売エリアに持つペプシコーラのボトリング会社であった。静岡工場は元々ペプシコーラの製造工場で、かつては富士見工場でもペプシ缶製品の製造を行なっていた。
蟹江は大日本帝国陸軍を現役除隊する際に、上官から「農業をやるなら、洋野菜をやりなさい」と助言を受けて、これが当時まだ珍しかったトマト作りを開始するきっかけになった。その恩を忘れないために、陸軍の象徴である五芒星を商標として使おうと考えていたが、イメージが陸軍と直結するために許可されなかった。このため、六角の星に改変したが「星型は認められない」という理由で却下された。そこで、三角形を二つ組み合わせ六芒星にすることで、これが収穫時に使う籠を編んだときの目(籠目)印であるということで商標が認められた[7]。

1963年(昭和38年)4月1日には、社名をカゴメとし、商標は籠目のついたトマトマークとなった。1983年(昭和58年)4月1日に現在のロゴが制定され、商標から籠目とトマトマークは姿を消した。2003年4月1日からのロゴにはトマトが描かれている。黄色は「光・果実」、緑は「自然・野菜・さわやかさ・やすらぎ」、赤は「太陽・トマト・エネルギー」を象徴している。
こども遊びの歌、「かごめかごめ」が由来ではない。しかし、カゴメ製品である野菜ジュースのCMソングに「かごめかごめ」の替え歌が使用されたことがある。この「かごめかごめ」はサウンドロゴに使用されている。


現在、スポットCMなどでTVCMを流している。
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