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エリク・ラメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エリク・マヌエル・ラメラ
トッテナム・ホットスパーFCでのラメラ(2020年)
名前
本名エリク・マヌエル・ラメラ
Erik Manuel Lamela
愛称Coco
ラテン文字Erik Lamela
基本情報
国籍アルゼンチンの旗アルゼンチン
スペインの旗スペイン
生年月日 (1992-03-04)1992年3月4日(33歳)
出身地ブエノスアイレス
身長183cm
体重73kg
選手情報
ポジションMF (SH, OMF) /FW (WG, ST)
利き足左足
ユース
アルゼンチンの旗リーベル・プレート
クラブ1
クラブ出場(得点)
2008-2011アルゼンチンの旗リーベル・プレート 36(4)
2011-2013イタリアの旗ローマ 62(19)
2013-2021イングランドの旗トッテナム 177(17)
2021-2024スペインの旗セビージャ 65(13)
2024-2025ギリシャの旗AEKアテネ 24(5)
通算364(58)
代表歴
2011-2012 アルゼンチン U-204(3)
2011-2018アルゼンチンの旗アルゼンチン25(3)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート■解説■サッカー選手pj

エリク・マヌエル・ラメラ(Erik Manuel Lamela,1992年3月4日 - )は、アルゼンチンブエノスアイレス出身の元サッカー選手。元アルゼンチン代表。現役時代のポジションはミッドフィールダーフォワード

クラブ経歴

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CAリーベル・プレート

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12歳だった2004年にはスペインのFCバルセロナが獲得に乗り出したが[1]CAリーベル・プレートが両親を説き伏せ引き止めた経緯がある[2]

2009年6月、CAティグレ戦でデビューを果たした。2010年12月4日、CAコロン戦で初ゴールを記録した。

ASローマ

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2010-11シーズンにリーベル・プレートがクラブ史上初となる2部降格となったこともあり、2011年8月6日にASローマへ移籍金1200万ユーロ、5年契約で移籍することが発表された[3][4]。負傷のためデビューが遅れたが、10月23日のUSチッタ・ディ・パレルモ戦で初先発初出場を果たすと、前半7分にこの試合唯一の得点となるセリエA初ゴールを挙げた[5]。2012-13シーズンの第32節トリノFC戦で決勝ゴールを決め、その節のベストイレブンに選出された[6]

トッテナム・ホットスパーFC

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2013年8月28日、ローマはラメラのトッテナム・ホットスパーFC移籍を発表。移籍金は3000万ユーロ(約51億円)[7]に加え成績に応じたボーナス500万ユーロ、背番号11番をレアル・マドリードへ移籍したガレス・ベイルから受け継いだ[8][9][10]。加入1年目の2013-14シーズンは怪我に苦しんだものの、翌2014-15シーズンからは徐々に本領を発揮。UEFAヨーロッパリーグ・グループリーグ第3節アステラス・トリポリスFC戦では見事なラボーナでゴールを決めた[11]。プレミアリーグ第17節のバーンリーFC戦ではペナルティエリア右手前からカットインして巧みなミドルシュートを決め、チームを勝利に導いた[12]

2016-17シーズンは開幕のエヴァートン戦でゴールを決めたが[13]、10月に負傷で欠場すると、そのままシーズンを終えることとなった[14][15]。怪我により1年以上離脱していたが[16]、2017年11月28日のレスター・シティ戦で途中交代による出場で復帰、ケインのゴールをアシストした[17]。最終節のレスター・シティ戦では先発出場から2ゴールを決め、チームのリーグ3位、チャンピオンズリーグストレートインに貢献した[18]

2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージのFCバルセロナ戦で、ラメラがチャンピオンズリーグの大会通算の8000点目となるゴールを決めたとデータサイトの『オプタ』が主張したが、UEFAはアトレティコ・マドリードアントワーヌ・グリーズマンのゴールを8000点目に認定した[19]

2019-20シーズン、リーグ第2節マンチェスター・シティ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、前季王者のホームでシュート30本を浴びた劣勢の試合を引き分けに持ち込んだ。10月にハムストリングの負傷で離脱したが、12月の第20節ノリッジ・シティ戦で復帰を果たし、以後は主に中盤の交代出場要員としてプレーした。主力選手の負傷離脱者が続出したチーム事情もあり、リーグ戦でのプレー時間は2015-16シーズン以来の1000分超を記録した。

2020-21シーズン、リーグ第4節マンチェスター・ユナイテッド戦にて、味方CKの場面でアントニー・マルシャルに肘を当て、報復としてラメラの顔を叩いた同選手を一発退場に追い込んだ[20]。リーグ第28節のアーセナルとのノースロンドンダービーでは、19分に負傷したソン・フンミンとの交代で出場し、33分に見事な左足のラボーナで先制点を挙げたが、76分にイエローカード2枚目でローマ時代以来の退場処分を受け、チームも逆転負けを喫した。2021年6月、前述したアーセナル戦でのラボーナがプレミアリーグ年間最優秀ゴールに選ばれ、2022年1月にはこのゴールでFIFAプスカシュ賞も受賞した[21]

セビージャFC

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2021年7月26日、ブライアン・ヒルとのトレードにより、セビージャFCへの移籍が発表された[22]

2021-22シーズン開幕戦のラージョ・バジェカーノ戦ではパプ・ゴメスのスルーによりボールがラメラの元へ来てシュートを放つと相手に当たりゴールとなり、さらにその後エン=ネシリから受けたパスを滑り込みながら決め2点目を記録し、途中出場ながらドブレーテの活躍を披露した。第2節、ヘタフェ戦では、エン=ネシリのスルーパスに抜け出したラファミルのシュートに詰めて決勝ゴールを挙げた。第9節、マジョルカ戦では、1点ビハインド出迎えた73分にジョアン・ジョルダンからボールを受けるとカットインからの左足でシュートを放ち、同点ゴールを挙げた。レアル・ベティス戦で右肩を負傷し長期離脱をすることになった。復帰後、レアル・マドリードでは、リードを広げるチーム2点目のゴールを挙げたが、試合は2-3で逆転負けした。

AEKアテネ

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2024年7月21日、AEKアテネFCに3年契約で移籍した。

2025年8月14日、現役引退を表明した[23]

代表経歴

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2011年5月25日のパラグアイとの親善試合でアルゼンチン代表デビューを果たした[24]

2011 FIFA U-20ワールドカップでは背番号10番をつけて出場。グループリーグのメキシコ戦で決勝点を挙げると[25]、決勝トーナメント1回戦のエジプト戦では2本のPKを決め、アルゼンチンのベスト8進出に貢献した[26]

2014年9月3日のドイツとの親善試合で、アンヘル・ディ・マリアのクロスをボレーシュートで決め代表初得点を挙げた。コパ・アメリカ2015に臨む代表メンバーに選出された。

個人成績

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クラブでの成績

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年度クラブリーグリーグ戦リーグ杯オープン杯国際大会その他通算
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
アルゼンチンリーグ戦----その他期間通算
2008-09リーベル・プレートプリメーラ10-----10
2009-1010-----10
2010-11344-----344
イタリアリーグ戦コッパ・イタリア-UEFA CLUEFA ELその他期間通算
2011-12ローマセリエA29422----316
2012-13331530----3615
イングランドリーグ戦FLカップFAカップUEFA CLUEFA ELその他期間通算
2013-14トッテナムプレミアリーグ902000-61-171
2014-153321040-82-463
2015-163451000-86-4311
2016-1791002130--141
通算リーグ通算リーグ戦リーグ杯オープン杯UEFA CLUEFA ELその他リーグ通算
アルゼンチンプリメーラ364-----364
イタリアセリエA621952----6721
イングランドプレミアリーグ852000-61-171
総通算183317200-61-12026

代表での出場

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  • 国際Aマッチ(2011年 - 2018年)25試合3得点


アルゼンチン代表国際Aマッチ
出場得点
201110
201200
201350
201441
201550
201682
201820
合計253

代表での得点

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#開催日開催地対戦国スコア結果大会
12014年9月3日ドイツの旗デュッセルドルフエスプリ・アレーナドイツの旗ドイツ2-04-2親善試合
22016年6月14日アメリカ合衆国の旗シアトルセンチュリーリンク・フィールドボリビアの旗ボリビア1-03-0コパ・アメリカ・センテナリオ
32016年6月18日アメリカ合衆国の旗フォックスボロジレット・スタジアムベネズエラの旗ベネズエラ4-14-1

タイトル・受賞

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個人

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映像外部リンク
FIFAプスカシュ賞を受賞した、2021年3月14日のアーセナル戦のゴール(FIFAによる動画)
  • プレミアリーグ月間最優秀ゴール:2021年3月
  • プレミアリーグ年間最優秀ゴール:2020-21
  • FIFAプスカシュ賞:2021

脚注

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  1. ^バルサ、12歳のアルゼンチン人FWと契約livedoorスポーツ、2004年10月8日
  2. ^リーベルの会長、エリック・ラメラはバルサには行かないと伝えるlivedoorスポーツ、2004年10月10日
  3. ^ローマ、アルゼンチンの新星ラメラを獲得UEFA.com、2011年8月6日
  4. ^ローマ、ラメラ獲得を正式発表Goal.com 2011年8月7日
  5. ^Lamela segna, la Roma resiste Il Palermo si sveglia tardila Gazetta dello Sort.it 2011年10月23日
  6. ^セリエA第32節ベストイレブン:ビダル、ラメラなど選出 | Goal.com”. Goal.com (2013年4月17日). 2021年7月26日閲覧。
  7. ^ICID=OP 「ラメラを探して」。今度はトッテナムファンがお騒がせ。負傷した選手に捜索願いlivedoor 2014年
  8. ^リャイッチがローマへ、ラメラはトッテナムへGoal 2013年8月29日
  9. ^今シーズンの背番号spurs japan 2013年9月
  10. ^ベイルの後継者 ラメラsoccer king
  11. ^[1]goalcom. 2014年
  12. ^[2]AFP 2014年12月
  13. ^Everton 1–1 Tottenham Hotspur”. BBC Sport (2016年8月13日). 2016年8月13日閲覧。
  14. ^“Tottenham’s Érik Lamela returns to Roma for treatment on hip injury”. The Guardian. (2017年1月6日). https://www.theguardian.com/football/2017/jan/06/tottenham-erik-lamela-return-roma-hip-injury 2017年1月7日閲覧。 
  15. ^“Erik Lamela: Tottenham midfielder out for the season”. BBC. (2017年3月29日). http://www.bbc.co.uk/sport/football/39437112 2017年3月31日閲覧。 
  16. ^Tottenham’s Érik Lamela admits he feared he would never play again-theguardian.com 2017年11月29日
  17. ^Leicester 2 Tottenham 1 Jamie Vardy strikes 100th league goal as hosts extinguish Spurs-telegraph.co.uk 2017年11月28日
  18. ^Tottenham 5-4 Leicester: Harry Kane double not enough for Golden Boot in topsy-turvy clash-Skysports 2018年5月13日(2018年5月14日閲覧)
  19. ^ネイマールが圧巻ハット! 親子で“偉業達成”も…CL第2節で起こったトピックス”. サッカーキング (2018年10月4日). 2019年6月8日閲覧。
  20. ^10人のマンチェスター・Uは屈辱の6失点…トッテナムが完勝、ソン&ケインそろって2発”. サッカーキング (2020年10月5日). 2021年7月26日閲覧。
  21. ^年間最優秀ゴール“FIFAプスカシュ賞”にラメラが輝く!ノースロンドンダービーでラボーナから得点”. ゴールコム (2022年1月18日). 2022年2月7日閲覧。
  22. ^スパーズとセビージャのトレード完了! ブライアン・ヒルがロンドン、ラメラがアンダルシアへ”. 超ワールドサッカー (2021年7月26日). 2021年7月26日閲覧。
  23. ^Lamela Retires and Joins Almeyda's Coaching Staff in Sevilla” (2025年8月14日). 2025年8月19日閲覧。
  24. ^Argentina-Paraguay 4-2. Esordio Lamela, in gol Fernandezcalciomercato.it 2011年5月25日
  25. ^Lamela fa sognare la Roma Super gol al Mondiale U20la Gazetta dello Sort.it 2011年7月30日
  26. ^Doppietta Lamela, l'Argentina volaLASTAMPA.it 2011年8月10日

外部リンク

[編集]
 
アルゼンチン代表 - 出場大会
2000年代
2010年代
2020年代
選手賞(男子,女子) - 監督賞(男子,女子) -プスカシュ賞 -マルタ賞 -FIFA 100
プレミアリーグ・年間最優秀ゴール賞
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