エフエム北海道本社が入居する札幌時計台ビル | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒060-8532 北海道札幌市中央区北1条西2丁目 札幌時計台ビル14階[1] |
| 設立 | 1981年9月25日[1] |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 7430001002623 |
| 事業内容 | 放送法に基づく一般放送事業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 近藤 浩[1] |
| 資本金 | 8000万円(2019年3月31日時点)[2] |
| 売上高 | 91,367万円(25年3月期)[2] |
| 営業利益 | 4,113万円(2025年3月期)[2] |
| 純利益 | 3,733万円(2025年3月期)[2] |
| 純資産 | 7億6189万円 (2025年3月31日時点)[2] |
| 総資産 | 9億7637万円 (2025年3月31日時点)[2] |
| 従業員数 | 27人(2025年4月1日時点)[2] |
| 決算期 | 3月 |
| 主要株主 | 北海道新聞社 31.9% 北海道テレビ放送 14.0% (2020年7月1日時点)[3] |
| 主要子会社 | 株式会社エアジーワークス |
| 外部リンク | https://www.air-g.co.jp/ |
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| エフエム北海道 FM Hokkaido Broadcasting Co., Ltd. | |
|---|---|
| 放送対象地域 | 北海道 |
| 系列 | JFN系 |
| 略称 | - |
| 愛称 | AIR-G' |
| コールサイン | JOFU-FM |
| 開局日 | 1982年9月15日 |
| 本社 | 〒060-8532 北海道札幌市中央区北1条西2丁目 札幌時計台ビル14階 |
| 演奏所 | 本社と同じ |
| 親局 / 出力 | 札幌 80.4MHz / 5kW |
| 主な中継局 | |
| 公式サイト | https://www.air-g.co.jp/ |
| 特記事項:各管内の一部地域で中継局の未整備地域あり | |
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株式会社エフエム北海道(エフエムほっかいどう)は、北海道を放送対象地域として超短波放送(FM放送)を行っている特定地上基幹放送事業者である。愛称はAIR-G'(エアー・ジー)。コールサインはJOFU-FM。JFN系の基幹局。
北海道内初の民放FM局として1982年に開局した。当局の開局以前、北海道新聞(道新)系のラジオ局としては、かつて道新が開局に携わった北海道放送(HBCラジオ)があったが、1972年に道新色の強い北海道文化放送(UHB)が開局して以降、道新とHBCの関係は徐々に希薄化が進んでいった[注 2]。設立時には道新と道新系のUHBが中心的役割を果たし[注 3][4]、大株主として最も道新色の強いラジオ局[注 4]となっていたが、マスメディア集中排除原則違反事例への対応の兼ね合いから道新とブロック紙3社連合を組んでいる中日新聞社との間で傘下ラジオ局同士の保有株式取引を行った結果、一時は中日新聞社が筆頭株主となっていた(詳細は後述)。また、北海道テレビ放送(HTB、テレビ朝日・朝日新聞系)も開局当初からの大株主の一つで、HTBとは編成面等で交流がある(『らぢおHTB』の製作や樋口了一の起用、『水曜どうでしょう』の社内ロケなど)。
愛称(コミュニケーションネーム)の「AIR-G'」は開局10年目の1992年から使用している[5]。「AIR」はラジオ放送をイメージし[5]、airplayで共感の世界を広げていくし、「G'」にはGee Great(なんて素敵・素晴らしいんだろう)とリスナーに歓んでもらいたいという願いが込められており[6]、公募により全国約3500通の応募から当時北星学園大学3年のの女子大生による案が選ばれた[5]。また15周年以降はステーションメッセージを制定。開局15周年の1997年は「Hug Hug Kiss Kiss, Air-G'」、開局20周年を前に2001年からは「アイスルコトダヨ」[7]、開局25周年を迎えた2007年は「ほら、となりにいるよ。」をそれぞれ制定した[8]。
かつては本社スタジオと時計台ビル廊下の境界である壁に大きな防音ガラス窓を取り付け、放送中のスタジオを一般に公開していた。現在は撤去され、一般公開も行っていない。
2013年6月から3年間社長を務めた宇佐美暢子(道新出身)は北海道内の民放では初の女性社長だった。
JFN系列であるが、キー局のTOKYO FM制作の同時ネット番組の比率が平日日中において比較的低く、自社制作の割合が多い。
関連会社として、制作プロダクションのエアジーワークスを有する。
また、当局含めたJFN系列38局はACジャパン(旧・公共広告機構)の正会員企業の一つである[9]。
企業・団体は当時の名称。出典:[21][22][23][24][25]
2005年1月19日発表の総務省報道資料「放送事業者への出資状況に関する点検結果」によると、総務省が2004年11月19日付で民間放送事業者に求めた報告で道新が47.5%、HTBが14.0%出資していたことが明らかにされた[26]。道新は放送エリアが同一であるUHBに48.1%の出資を行っており、またHTBは自社と放送エリアが同一のため、いずれも当社に対する10%を超える出資はマスメディア集中排除原則に抵触していた。
このため、道新は同じブロック紙3社連合に属する中日などに保有株を売却し、保有比率を上限いっぱいの10%に抑えた。逆に、道新は中日がやはり制限を超えて保有していた三重エフエム放送株式の19.9%相当分と、ZIP-FM株式の10%相当を受け取っている。
その後、マスメディア集中排除原則の規制緩和により、道新が複数局の大株主となっても問題なくなったことから、2021年末時点では北海道新聞社が31.9%に出資比率を引き上げている。
| 資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
|---|---|---|
| 4億9000円 | 10,000株 | 31 |
| 株主 | 株式数 | 比率 |
|---|---|---|
| 中日新聞社 | 1,700株 | 17.0% |
| 北海道テレビ放送 | 1,400株 | 14.0% |
| 北海道新聞社 | 1,000株 | 10.0% |
| 北海道文化放送 | 0,600株 | 06.0% |
悪天候によるフェージングなどによってキー局のエフエム東京(TOKYO FM)から衛星への通信が出来ない場合には、エフエム北海道から通信衛星へアップリンクしJFN加盟局に配信することになっている。また、多額の回線費用がかかる道内各中継所への中継回線にもコスト削減から同じ衛星が使われている。当初はNTT中継回線が使われていたが、文字多重放送(見えるラジオ)の北海道内全域での開始を機に、1996年頃に衛星回線に移行した。そのため受信の際、札幌地区以外の地域では日本標準時より0.5秒の遅れが発生する。

7つの基幹送信所は整備されているが、中継局が少ないため各地区とも受信困難な地域がある。ただし、これらの地域でもradikoでの聴取は可能。
送信所・中継局の多くは北海道文化放送(UHB)など既存放送局の送信施設を使用している。
| 地区 | 中継局 | 周波数[27] | 空中線電力 | コールサイン /JOFU-FM |
|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 札幌 | 80.4MHz[28] | 5kW | SAPPORO(TEINE) |
| 札幌大通 | 79.2MHz[29] | 15W | SAPPORO(ODORI) | |
| 小樽 | 81.9MHz[30] | 100W | OTARU | |
| 旭川 | 旭川 | 76.4MHz[31] | 500W | ASAHIKAWA |
| 函館 | 函館 | 88.8MHz[32] | 250W | HAKODATE |
| 室蘭 | 室蘭 | 89.4MHz[33] | MURORAN | |
| 洞爺 | 86.5MHz[34] | 100W | TOYA | |
| 帯広 | 帯広 | 78.5MHz[35] | 250W | OBIHIRO |
| 北見 | 網走 | 83.1MHz[36] | ABASHIRI | |
| 北見 | 87.8MHz[37] | 100W | KITAMI | |
| 釧路 | 釧路 | 86.4MHz[38] | 250W | KUSHIRO |
札幌市内と北広島市の一部地域ではケーブルテレビ局J:COM札幌を通じて受信できる他、直接受信が困難な地域では有線放送を契約して聴取することができる。
オープニングではBGMが流れ、高山秀毅アナウンサーの声でコールサイン、放送局名、各地周波数、コールサイン、放送局名が読み上げられる。クロージングについてはクロージング最初のジングルはオープニングと異なるジングルが使用されている。
オープニングは毎週月曜日から金曜日までの4時57分頃、クロージングについては毎週日曜日の26時00分に放送されている。
2024年4月現在[40]。太字は自社制作番組。
| 時 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 5:00MUSIC PATIO PRIME | 5:00MUSIC PATIO | |||
| 5:50あぐりずむ(TOKYO FM) | |||||
| 6 | 6:00Morning Morning!
| ||||
| 7 | |||||
| 8 | |||||
| 9 | 9:00スパクル!! 〜Cool Beats & Pop Life〜
| 9:00北川久仁子のbrilliant days×F
| |||
| 10 | |||||
| 11 | |||||
| 11:55道新ヘッドラインニュース | |||||
| 12 | 12:00Be My Radio
| ||||
| 13 | |||||
| 14 | |||||
| 15 | |||||
| 15:55道新ヘッドラインニュース | |||||
| 16 | 16:00Pre pallet~プレパレ~
| ||||
| 17 | |||||
| 17:30AIR-G' POWER PLAY | |||||
| 17:35くにぽん | |||||
| 18 | 18:00IMAREAL | ||||
| 19 | 19:00夜はこれから | 19:00コトダス | 19:00ロイズFMコレクション | 19:00LOVECONSADOLE | |
| 19:30にーはち.スポーツ | 19:30小澤ちひろのMusic in Mind | 19:30REALIVE RADIO | 19:30みんおん JASMINE EXPRESS | ||
| 20 | 20:00MUSIK BARISTA | ||||
| 21 | |||||
| 21:30GLAY RADIO FAN MEETING | 21:30アキオカマサコと月散歩 | 21:30山本紗綺のスクランブルラジオ! | 21:30Far East Disco[注 13] | ||
| 21:55BRAND-NEW SONG | |||||
| 22 | 22:00SCHOOL OF LOCK!(TOKYO FM)
| 22:00 SCHOOL OF LOCK! FRIDAY(TOKYO FM) | |||
| 22:55BRAND-NEW SONG | |||||
| 23 | 23:00 もにゅそで 知らんけどアッパー(TOKYO FM) | ||||
| 23:55AIR-G' POWER PLAY | |||||
| 0 | 0:00JET STREAM(TOKYO FM) | ||||
| 0:55アーティスト・フラッシュ | |||||
| 1 | 1:00わくわくLPランド | 1:00トライプレイン 魂のフライト | 1:00盛合でぇすけのわやわやDooon!![注 14] | 1:00KOTOKOノコト[注 15] | 1:00From INI(JFNC) |
| 1:30MUSIC PLANET presents RADIO★PLANET Hokkaido[注 16] | 1:30風越星名 V*V avenue | 1:30 放課後革命倶楽部 | 1:30 スナックラジオほろろ | ||
| 2 | 2:00MUSIK BARISTA【再放送】 | ||||
| 3 | 3:00やまだひさしのラジアンリミテッドF(JFNC) | ||||
| 3:30MUSIC PATIO | |||||
| 4 | |||||
| 時 | 土曜 | 日曜 |
|---|---|---|
| 5 | 5:00MUSIC PATIO | 5:00朝クラ! ▽5:30 日本製紙クリネックスpresents札響プレイヤーズファイル |
| 5:55BRAND-NEW SONG MORNING | ||
| 6 | 6:00FM FOLK KIDS | 6:00AIR-G'農Lands |
| 6:30MIKAKOマガジン | ||
| 7 | 7:00 小澤俊夫 昔話へのご招待(FM福岡) | 7:00杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより(TOKYO FM) |
| 7:25BRAND-NEW SONG MORNING | ||
| 7:30LEVANGA STATION | 7:30fika | |
| 8 | 8:00&.LOVE(第1部) | 8:00ウポポイラジオ |
| 8:30にこにこぎゅっ | ||
| 9 | 9:00RADIOクルマ図鑑 | |
| 9:30そと遊びRadio[注 17] | ||
| 9:55BRAND-NEW SONG MORNING | ||
| 10 | 10:00SPORTS BEAT Supported by TOYOTA(TOKYO FM) | 10:00ASKA Terminal Melody(TOKYO FM) |
| 10:30YKK AP presents 皆藤愛子の窓Cafe' 〜窓辺でCafe'Time〜(TOKYO FM) | ||
| 10:50コスモ アースコンシャスアクト 未来へのメッセージ(TOKYO FM) | ||
| 10:55AIR-G' ヘッドラインニュース | ||
| 11 | 11:00&.LOVE(第2部) | 11:00Oggi otto Music Shampoo(FM大阪) |
| 11:30木村拓哉 FLOW Supported by GYAO!(TOKYO FM) | ||
| 11:55道新ヘッドラインニュース | ||
| 12 | 12:00SATURDAY FUN | 12:00 津田健次郎 SPEA/KING(TOKYO FM) |
| 12:30CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter#0〜Touch Your Heart〜(TOKYO FM) | ||
| 12:55天気予報 | ||
| 13 | 13:00JA全農 COUNTDOWN JAPAN(TOKYO FM) | 13:00いいこと、聴いた(TOKYO FM) |
| 13:55 JA共済 にほんのたから ちいきのきずな(TOKYO FM) | 13:55AIR-G' EXPRESS | |
| 14 | 14:00福山雅治 福のラジオ(TOKYO FM) | 14:00山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック(TOKYO FM) |
| 14:55AIR-G' ヘッドラインニュース | ||
| 15 | 15:00おと、をかし(TOKYO FM) | 15:00日本郵便 SUNDAY'S POST(TOKYO FM) |
| 15:25 日本住宅ローン GO!GO!家族(TOKYO FM) | ||
| 15:30広瀬すずの「よはくじかん」(TOKYO FM) | ||
| 15:50 ルートインホテルズ presents とっておきここだけの旅~ここ旅~(TOKYO FM) | ||
| 15:55AIR-G' POWER PLAY | ||
| 16 | 16:00リリー・フランキー「スナック ラジオ」(TOKYO FM) | 16:00ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!TOP10(TOKYO FM) |
| 16:55道新ヘッドラインニュース | ||
| 17 | 17:00川島明 そもそもの話(TOKYO FM) | 17:00NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE(TOKYO FM) |
| 17:55天気予報 | ||
| 18 | 18:00SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記(TOKYO FM) | 18:00西山美食話 |
| 18:30世界のあこがれ〜北海道ブランド〜 | ||
| 18:55道新ヘッドラインニュース | ||
| 19 | 19:00 AK-69 HOT69(エフエムナックファイブ) | 19:00 FM SPECIAL WAVE |
| 19:30瀬川あやかの『笑えば委員会』 | ||
| 20 | 20:00まちのミライ RADIO | 20:00G-CUTS ALIVE |
| 20:30 Da-iCEの大野雄大ッス!supported by BOAT RACE(TOKYO FM) | ||
| 20:55AIR-G' POWER PLAY | ||
| 21 | 21:00トッティーのYeah!![注 18] | 21:00YOUとすぐイノベーション |
| 21:30PRECIOUS TIME | 21:30chillax | |
| 21:55 北海道新聞「いずみ」より | 21:55AIR-G' POWER PLAY | |
| 22 | 22:00 ドリームハート(TOKYO FM) | 22:00FM ROCK KIDS |
| 22:30SEKAI NO OWARI “The House”(TOKYO FM) | ||
| 22:55BRAND-NEW SONG | ||
| 23 | 23:00桑田佳祐のやさしい夜遊び(TOKYO FM) | 23:00鈴木敏夫のジブリ汗まみれ(TOKYO FM) |
| 23:30The Classic(TOKYO FM) | ||
| 23:55イッツミー | ||
| 0 | 0:00 Next G'Fields | 0:00Creative Circus powered by AWA |
| 0:30MUSIC PATIO | ||
| 1 | 1:00MUSIC PATIO | |
| 2 | (2:00 - 5:00 放送休止) | |
| 3 | ||
| 4 | ||
など
| 加盟局 | |
|---|---|
| 特別参加局 | |
| 旧加盟局 | |
| 衛星放送 | |
| 加盟局向け 番組配信組織 | |
注釈 | |
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|---|---|
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| FMラジオ局 | |
| 短波ラジオ局 | |
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