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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 08034 Avinguda de Pedralbes, 17,バルセロナ |
設立 | 2003年 (22年前) (2003) |
事業内容 | 高速道路の運営・管理 |
代表者 | Francisco Aljaro Navarro(CEO) |
主要株主 | アトランティア(50%) ACS(30%) ホッホティーフ(20%) |
外部リンク | コーポレートサイト |
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アベルティス(カタルーニャ語:Abertis Infraestructuras, S.A.)は、スペイン・バルセロナに本拠を置く高速道路運営・管理企業。傘下に多数のグループ企業を持ち、ヨーロッパやラテンアメリカ地域を中心に事業を行っている。現在はアトランティア、ACS、ホッホティーフの3社の傘下にある[1]。
1967年にConcesionaria Española S.A.の名称で設立されたAcesa Infraestructuresと、1971年にAutopistas de Mare Nostrumの名称で設立されたAurea Concessiones de Infraestructuresが、2003年4月に合併して設立された[2]。2006年に、フランス北東部でオートルート A4など1700km以上の高速道路網を管理するSociété des Autoroutes du Nord et de l'Est de la France(SANEF)を買収して傘下とした[3]。
通信事業を行うグループ企業として、通信衛星運営企業のHispasat,S.A.があり、イベリア半島とラテンアメリカ地域で事業を行っている。他に通信子会社としてアベルティス・テレコムがあったが、2015年にセルネックス・テレコムとして分離、2018年に同社の全株式を売却した[4]。
2006年4月、イタリアに本拠を置く同業のアトランティアの買収を試みたが、イタリア政府が反対し2008年1月に頓挫した[5]。2017年5月、アトランティアがアベルティスに買収提案を行い[6]、続いて10月に建設会社グループのACSが買収に名乗りを上げ[7]、2018年3月、アトランティアとACSの両社によるアベルティスの共同買収が決定した[8]。以降アベルティスの株式は、アトランティアが5割、ACSが3割、ACS資本下のホッホティーフが2割をそれぞれ保有している[1]。