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アフリカイネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アフリカイネ
分類APG IV
:植物界Plantae
階級なし:被子植物Angiosperms
階級なし:単子葉類Monocots
階級なし:ツユクサ類Commelinids
:イネ目Poales
:イネ科Poaceae
亜科:タケ亜科Bambusoideae
:イネ属Oryza
:アフリカイネO. glaberrima
学名
Oryza glaberrima
和名
アフリカイネ

アフリカイネ(グラベリマ種 -Oryza glaberrima)は、主にアフリカ西部で栽培されているイネ属の穀物である。紀元前、現在より3500年前からナイジェリア、ニジェール、マリ、ギニアを流れるニジェール川流域で栽培されている[1]アジアイネサティバ種 -Oryza sativa L.)と比較した場合、籾殻毛が少ないことが特徴である。

アジアイネがオリザ・ルフィボゴン (Oryza rufipogon) から分化したのに対して、アフリカイネはオリザ・バルシー (Oryza barthii) から分化した[2]

一年生の植物で種子のみで繁殖する。一方、近縁のアジアイネ (Oryza sativa) は、多年生で刈り取った後の株からひこばえ(孫生)、および種子で繁殖する[3]

特徴

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アフリカイネは栽培稲の中でも雑草競争力が高く、耐乾燥性、酸性土壌および鉄過剰土壌に対して耐性をもつ。また害虫や病気に対して強いといった特徴を持ち合わせている[4]

原産地

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紀元前3000(4000)~2000年頃、ニジェール川の内陸デルタで栽培化された[4][5]。その後セネガルガンビアギニアビサウの沿岸部およびシエラレオネコートジボワールの中間部の森林地帯へと拡大した[5]

脚注

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  1. ^米のはなし1,横尾政雄,技報堂出版, 1989,ISBN 978-4765543552
  2. ^Q&A ご飯とお米の全疑問,高橋素子,大坪研一, 講談社, 2004, p19-p21,ISBN 978-4062574570
  3. ^長谷川周一(1994)、イネの起源 農業土木学会誌 Vol.62 (1994) No.1 P54
  4. ^ab石井 龍一 2003, p. 335.
  5. ^abOlga F Linares 2002, p. 16360.

参考文献

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関連項目

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  • ネリカ – アジアイネとアフリカイネの種間雑種から育成されたイネ品種の総称。
穀類
イネ科
小麦
ファッロ
アジアイネ
トウモロコシ
擬穀類
タデ科
ヒユ科
アマランサス
ヒユ科 (アカザ科)
シソ科
関連
農業の歴史
新石器革命
緑の革命
品種改良
人為選択
遺伝子工学
カテゴリCategory:穀物
Oryza glaberrima
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