アニメソング は、主にアニメ 作品で使用される主題歌 ・挿入歌 ・イメージソング などの歌曲 、楽曲 の総称。アニソン と略される。後述の通り音楽技法による分類ではない。
アニメ (anime) と、歌、曲を意味するソング (song) を組み合わせた新語または造語 の英語圏 で使用されない和製英語 。レコード 、CD の販売や音楽配信 において、主にアニメと分類されるジャンルの曲を指す。
アニメ作品で使用される主題歌・挿入歌・イメージソング以外にも、インスト曲やBGM 、そしてゲーム ・ラジオドラマ ・ドラマCD ・特撮 などの曲、さらには声優 のオリジナル曲もアニメソングと称されることがある。例えば、日本コロムビア の該当カテゴリは「アニメ・特撮」 である。また、特撮に限定した「特撮ソング(特ソン)」という呼称もある[ 注釈 1] 。
個別作品の楽曲に関しては、
を参照。
「アニソン界の帝王」[ 1] と呼ばれる水木一郎 は、自身の公式サイトにおいて、「アニメソングは世界に誇ることのできる日本固有の文化だ」[ 2] と述べている。水木によれば、アニメソングは「色々なジャンルの音楽的要素は含まれているが何かの真似かとわれればそうではない、それでいてアニソン的な音というものが確実にありオリジナルなもの」と解釈している[ 3] 。また、「子供向けの建前があるからこそ、手を抜かず最高に贅沢な音楽であるべき」と主張している[ 3] 。タイアップ などによっては番組内容とは必ずしも関係ない主題歌が増えた事については「たとえ主人公や武器の名前を連呼せずとも、何を訴えたいかが伝わる魂のこもった歌であればアニソンと呼べる」と肯定している[ 1] 。
自由度が高い点も特徴である。音楽ディレクターの甲克裕は「乱暴なことを言ってしまうと、楽曲がアニメ・タイアップになれば、それはもうアニメ・ソングになるわけで、ジャンルは関係ないんですよね」[ 4] 、アニメーション監督の水島精二 は「アニソンはアニメの世界観が共有できていればジャンルは問わないんです」[ 5] 、音楽プロデューサーの福田正夫 は、「アニメーションの音楽は、非常に制約が少ないんです。作品とマッチしていて、監督とかプロデューサーが気に入ってくれるという大きな枠組みさえクリアしてしまえば、あとは好き勝手なことをやっていい、すごく自由度が高い音楽なんです」[ 6] と述べている。
編集者・ミステリー作家の日下三蔵 は、決まった定形が無くその時時の流行が反映され呼名や曲調・歌手も時代毎に変わり「アニメの歌」という一つの共通点で括られているだけのジャンルのため様々な曲の多様性が大きな魅力となっていると述べている[ 7] 。
かつてはアニメソングや特撮ソングを専門に歌う「アニメソング歌手」が表に出ることは少なかったが、「およげ!たいやきくん 」のヒットで同曲を歌う子門真人 が有名になり、子供番組の主題歌を歌う歌手が注目される頃から、少しずつテレビなどの露出も増えていった[ 8] 。
アニメ作品の主役級の担当声優になると、その作品の主題歌・挿入歌・イメージソングも任されることがあり、年々増加傾向にある[ 9] 。
主題歌やサウンドトラックなど音源制作は、大手レコード会社(ポニーキャニオン、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、ブシロードミュージック等)で一括して自前で行っている作品も多いが、他社と分担する作品も増えている。
また、アニプレックス・SACRA MUSIC(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、flying DOG(ビクターエンタテインメント)、エイベックス・ピクチャーズ(エイベックス)、KING AMUSEMENT CREATIVE(キングレコード)、ランティス(バンダイナムコミュージックライブ)などのアニメ専門のレーベルや、ポニーキャニオンなどのレコード会社で制作している。
1929年 、同名の童謡 をアニメ化したレコード・トーキー による実験映画『黒ニャゴ 』(1931年 公開)が製作され、市販のレコードがサウンドトラックとして使用された[ 10] ことが始まりと言われている。
朝日ソノラマ の『まんがソノシート 』のヒット、連続テレビまんが の放映開始、主題歌フォノシート の各社競作発売、日本コロムビア の専用規格での参入から「まんがの歌(=アニメソング)」はほぼ成立し[ 11] [ 12] 、「テレビまんが」「まんが映画」から「アニメ」と呼称の変化を経て、「アニメソング」はジャンルとして確立した。
物品税 の時代は童謡 と判定されれば非課税であったため、アニメソングを『童謡扱い』とするレコード会社もあった。
主題歌 はアニメ映画 でも存在していたが、戦前から東映動画 長編まんが映画 初期の作品では、米国作品のようにアニメソングは主に登場人物によって歌唱される劇中歌の形式をとるものが多かった。
オープニング主題歌はラジオドラマ ・テレビドラマ で主に使用されていた。日本のテレビアニメにおいては1963年 元旦に放送開始された『鉄腕アトム 』で、本作にて本編前後に主題歌を付けたことをきっかけにオープニング・エンディングからなるアニメソングの基本的なフォーマットが成立した[ 7] 。鉄腕アトムのテーマは手塚治虫 の独断で決まり、当時の子供向け音楽の水準を越えた技法が使用された[ 13] [ 14] 。歌詞 に主人公の活躍やストーリー展開を散りばめて作品イメージを連想させるスタイルは事実上のアニメソングの基本形となり、「トムとジェリー 」など外国アニメの日本版主題歌や、2020年代の現代までの子供向けアニメ や特撮作品 で継承されている。
黎明期のアニメ主題歌は、方法論が確立されていないこともあり作詞では詩人の谷川俊太郎 や放送作家の前田武彦 などの著名な文筆家、作曲では三木鶏郎 ・小林亜星 などの一般に知られる作曲家が手掛け童謡的な作風が中心となっており[ 7] 、児童合唱団 、あるいは成人歌手(コーラス・グループ を含む)や俳優が歌ったものが多かった[ 7] [ 15] 。当時、アニメソング歌手と呼べる活躍をしていた歌手に、石川進 [ 注釈 2] や前川陽子 がいる[ 7] 。またヒーロー・ロボット・スポーツ系アニメでは軍歌調の勇ましい楽曲が中心となった[ 7] 。石川進が歌う「オバケのQ太郎 」[ 16] 、森本英世 が歌う「行け!タイガーマスク 」[ 17] が作品の人気から200万枚以上のレコード売上を達成した。
1960年代 末〜1970年代 に入ると日本コロムビア が東映動画・タツノコプロ・東京ムービー等の主要アニメスタジオと関係を構築しいち早くレコードの制作体制を強化し、水木一郎 、堀江美都子 、大杉久美子 などアニメ主題歌を活動の主体とするアニメソング歌手 が登場[ 7] 。主題歌以外の挿入歌やキャラクターの声優が歌唱したイメージソングを収録したLPアルバムやシングルレコードが企画・発売されるようになる。ささきいさお が歌う「宇宙戦艦ヤマト 」[ 18] が200万枚以上、『アルプスの少女ハイジ 』の主題歌「おしえて (歌:伊集加代)」[ 19] 、「キャンディ・キャンディ (歌:堀江美都子)」[ 19] などがそれぞれ100万枚以上のレコード売上を達成した。1970年代後半以後、ビクターエンタテインメント (タイムボカンシリーズ など)、キングレコード (機動戦士ガンダム など)、キャニオンレコード などの各レコード会社がアニメソングに注力するようになる[ 7] 。
1960年代 から1970年代頃までは、同じ作曲家が主題歌とBGMの作曲をまとめて担当するケースが多く[ 注釈 3] 、BGMには主題歌のアレンジ曲も多く含まれていた。渡辺宙明 によると、作曲家として名前を覚えてもらうためには、歌とBGMの両方を担当し、長年にわたって数作品を担当するのが良いが、近年の作曲家は飛び飛びにやっていると述べている[ 20] 。なお、渡辺の場合、先に書かれた詞に曲を付ける[ 21] が、「バンバラ」「ダンダン」などのスキャットを付加することもある[ 22] [ 注釈 4] 。
製作会社の企画部(企画室)名義[ 注釈 5] 、あるいは原作者か脚本担当者によって書かれたもの[ 注釈 6] も多く、主人公や技・武器の名称を連呼する歌詞が主流であり、番組名やキャラクター名がそのまま歌のタイトルになっていることが一般的だった。渡辺宙明は、特に主題歌は「番組の顔」として慎重に作る[ 21] が、「ハカイダーの歌」(『人造人間キカイダー 』の挿入歌)などのように「キャラクターに助けられた」曲もあるという[ 21] 。
1979年8月に公開されたアニメーション映画 の主題歌であるゴダイゴ 「銀河鉄道999 」は、当時まだ珍しいニューミュージック な曲調やアーティストの人気もあり120万枚[ 19] のレコード売上を達成した。
1980年代からはOVA作品の登場に伴いアニメソングの製作数が一段と増すこととなる[ 7] 。1981年 10月から4年半放送された『うる星やつら 』の主題歌「ラムのラブソング 」は、作品の人気と当時流行していたテクノポップ の曲調が相まってキャニオンレコード のアニメソングで初の50万枚を超えるレコード売上を達成。芸能事務所のキティ グループがアニメーション製作も行い、作曲の小林泉美 、歌手の松谷祐子 ともにキティのアーティストであった。1983年にアニメの制作体制が変更してからはキティ主導で2クールごとにオープニング・エンディング曲と歌手の交代を行った。これによって同作の中心的な視聴者であるティーンエイジャー やおたく 層に向けて、キティが手掛けたアイドルやバンドの認知度向上とレコードの購買につながることを見い出し、後の『みゆき 』や『タッチ 』などでキティレコードとポニーキャニオンが自社所属の新人歌手で踏襲するようになる。
「ラムのラブソング 」以降のハイティーン向けのアニメ作品では、物語やキャラクターを連想させる歌詞はありながら、キャラクターの名前は含まず現代的なニューミュージック調、後にいうJ-POP 志向の楽曲へ変化を遂げていく。この傾向は「愛をとりもどせ!! 」や『シティーハンター 』シリーズなどキティ・ポニーキャニオン以外の作品にも広がっていった。
1980年代に入るとアニメファン層の確立に伴い、アニメソングが新人アイドルやロックバンドのプロモーションに使われるケースが目立つようになり、中には『ゴッドマジンガー 』オープニングテーマの「Dreamy My Love」など、歌詞からは作品内容を想像しづらい(と評される)主題歌も登場した[ 23] 。
1990年代頃はアニメソングが「CDを売るためのプロモーション」に位置づけられることも多く、著名アーティストが担当した際に作品内容とリンクしない楽曲も多く見られた[ 24] 。SPE・ビジュアルワークス の肥田光久取締役(当時)は、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 』のオープニングテーマに起用されたJUDY AND MARY の「そばかす 」について、作品内容とのギャップから最初は視聴者のクレームが来たが、やがてそれが関心に変わり、CDを買うことに結びついたと述べている[ 25] 。一方で、GLAY の『ヤマトタケル 』主題歌や田村直美 の『魔法騎士レイアース 』主題歌など、作品のイメージに沿った楽曲もみられた[ 7] 。
2000年代に入るとシングルや関連曲集などCD売上に占めるアニメソングの比重がより増加し、また物語の主題などを反映した曲が求められるようになった[ 26] 。その後、アニメ全体のコンテンツパワーが世界的に高まったことや、アニメ好きを公言するJ-POPアーティストが増加したことも影響し、2010年代から2020年代時点では作品に寄り添った構成の楽曲が増加傾向にある。『チェンソーマン 』オープニングテーマの米津玄師 「KICK BACK 」や『【推しの子】 』第1期オープニングテーマのYOASOBI 「アイドル 」はその好例である[ 24] 。
アニメソングを著名アーティストが担当することが増える一方で、1990年代後半頃からはアニメ・アニメソングファンの間で認知されていたアーティストが、メジャーな場に登場するケースも見られるようになった。冨田明宏 はその特筆すべき例として菅野よう子 を挙げている[ 27] 。
アニメ映画初期の時代はレコードとして発売されることは少なく、ほとんどの曲は未発売であった(東映動画の総天然色長編漫画映画の劇中歌は後にCD-BOX『東映長編アニメ音楽大全集』(1996年発売)に収録された)。
朝日ソノラマの『まんがソノシート』のヒットから、「まんがの歌」の本格的な商品展開が始まり[ 11] 、テレビまんがの登場、アニメブーム、声優ブームなどを経て、その規模を大きく広げている。
朝日ソノラマの『まんがソノシート』の安価で、ドラマや絵物語等の掲載された冊子が充実したフォノシート、音質に勝るが収録内容に劣るレコード、ともに子供たちに支持されて売り上げをのばす[ 12] [ 注釈 7] 。
当初の音源は、本編用・レコード用等に分けて[ 28] 作品の製作会社や朝日ソノラマが製作していたが、やがてレコード会社がオリジナル曲の独占使用を目的として原盤製作を行うようになった[ 11] 。
1977年 に日本コロムビア から『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト 』、1978年 にキングレコード からオムニバス盤『ウルトラマン大百科』が発売され、ヒットした。『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』は以降のアニメ・特撮のサントラ盤『組曲シリーズ』の発売に、『ウルトラマン大百科』は『無敵超人ザンボット3 』(1977年)のサントラ盤発売につながり、それらのヒットから以降の特撮・アニメサントラ盤の発売へと繋がった[ 29] 。『宇宙戦艦ヤマト 』や『銀河鉄道999 』などのヒットにより、購買層は中高生層まで広がり、多くのレコード会社がアニメソングに着目するようになったとされる[ 30] [ 注釈 8] (『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』を作った際に念頭にあったモデルは『子どものための交響詩 ジャングル大帝 』であったといわれる)。木村英俊 によると、1983年 当時、アニメレコードの市場規模はざっと100億円とみられ、既に固定した市場が確立していた[ 32] 。
1980年代 に入ると、第二次声優ブーム、青年層が中心のアニメブーム、レコード会社のタイアップ戦略などの結果、頻繁に交代する主題歌、キャラクター別CD、同人誌のようなセルフパロディCD、声優によるオリジナルCDの発売など、多数のオーディオビジュアルアイテムが発売されるようになった。また、限定盤を除いてレコード盤の製造・販売が終了した。以降、コレクターズアイテムとしてレコード盤は一部の作品のみの数量限定生産となった。
1980年代には、歌謡曲 で活躍する歌手がアニメソングを歌うことも増えていった[ 7] 。特に1983年 に『キャッツ・アイ 』のオープニングテーマを杏里 が歌い、100万枚を超える大ヒットとなった後にはその傾向が強まっていく[ 7] 。
『海のトリトン 』(1972年 )における南こうせつとかぐや姫 など、歌手のプロモーションとしてアニメとのタイアップ が行われた例は以前からみられたが、1985年 10月から2年間放送された『ハイスクール!奇面組 』ではそれをさらに徹底させ、おニャン子クラブ の内部ユニットであるうしろゆびさされ組 ・うしろ髪ひかれ隊 が主題歌を歌い、新曲の発売と連動してアニメの曲を変えるというスタイルを確立した[ 7] 。
1987年 、「絵の出るCD」としてCDビデオ が発売された。アニメでは、音声トラックに既発売の曲を収録したほか、ビデオトラックにノンテロップOP、EDを収録した『きまぐれオレンジロード 』、新作PVを収録した『バブルガムクライシス 』のほか、ビデオトラックのみにPVと主題歌を収録した『毎日が日曜日』などが発売された。
1980年代まで主題歌の制作は、製作権を有するテレビ局・広告代理店 やアニメ制作会社が懇意のレコード会社や音楽出版 社に番組のイメージなどを共有し、配下のディレクターや作家が書き下ろすスタイルであったが、1993年にテレビ朝日ミュージック がテレビドラマの主題歌と同じ手法で『SLAM DUNK 』の主題歌にビーイング がストックしていた「君が好きだと叫びたい 」のタイアップを提案し採用された[ 33] 結果、アーティストのファンと原作・アニメファン双方で支持されてヒットする。これ以降、放送局系の音楽出版社が番組制作会社とレコード会社を取り持ち、楽曲制作の出資や仲介を積極的に行うようになった。
2000年代 前半頃から、音楽配信 サイトでのダウンロード販売が増え始めた。また、音楽配信サイトだけではなく、一部のアニメ関連サイトでも専用のダウンロードコーナーが設置されるようになった。
2001年 、俗に「限定版商法」または「同梱商法」と呼ばれる販売手法が始まる。初回生産分のみに何らかの特典が付く商品[ 注釈 9] とは違い、何らかの特典が付いた初回限定版と、特典が最初から付いていない通常版がそれぞれ販売される[ 注釈 10] もので、当初は音楽ソフトとは全く関係のないグッズが同梱されていた[ 注釈 11] が、後にミュージッククリップなどが収録されたDVDソフトやボーナスCDが同梱されることが多くなった。DVDソフトの「限定版商法」では、当初はフィギュアなどのグッズを同梱することが多かったが、後に主題歌CD、ドラマCD、サントラCDなどが同梱されることが多くなった[ 注釈 12] 。
2002年 、DVDオーディオ 、DVD music[ 37] 、DVDシングルなどのDVDを利用した音楽ソフトが発売された[ 注釈 13] 。
2004年 秋クールは『魔法少女リリカルなのは 』の水樹奈々 ・田村ゆかり 、『ローゼンメイデン 』のALI PROJECT 、『神無月の巫女 』のKOTOKO らI've 勢といったアーティストのブームのきっかけになり、また『月詠 -MOON PHASE- 』でフランス人のディミトリ・フロム・パリ (英語版 ) の異色起用、『舞-HiME 』でランティス 勢総動員など話題に恵まれた[ 42] [ 43] 。
2000年代後半になると、J-POP の売上低迷に対しアニメソングの躍進が注目された[ 44] 。ニコニコ動画 やYouTube といった動画サイト が登場し、2000年代末以降、インターネット 上で歌ってみた 出身者(いわゆる「歌い手」)やボーカロイド P(ボカロP )として活動する者がアニメソング提供や歌唱の提供に関わることが増えた。
2010年 、一部新番組の宣伝用としてOP/EDのTVサイズとボイスメッセージ等を収録したレンタル専用のサンプラー CDの発売が開始された[ 注釈 14] 。レンタル専用なので一般販売はしていないが、レンタル落ちCDとして入手可能。
2011年 頃から、パッケージ販売化されていない音源の音楽ダウンロードサイトでの販売が始まる[ 注釈 15] 。
2012年 、パッケージ発売に先駆けてTVサイズ音源のダウンロード販売が始まる。
2010年代後半以降、Spotify などの音楽ストリーミングサービスの普及により、収益源が従来のCD販売やダウンロード販売に加え、ストリーミング再生数に基づく収入など、より多様になった。また、デジタル配信の発展によって海外展開が容易になり、アニメソングはJ-POPの主要ジャンルの一つとして世界的に注目を集めるようになった。
著名なアニメソングを(アニメソング以外でも活躍する)アーティストがカバーすることも多い。人気アニメの最新作の楽曲を担当した際にシリーズ旧作の楽曲をカバーするケース、ライブ映像作品のみにカバー曲が収録されるケースもみられる[ 177] 。
2016年のミクシィ の調査によると、高校野球 の定番応援曲としても、著名なアニメソングが多数上位に入っている[ 178] 。
テレビ番組 やラジオ番組 でも、アニメソングを軸にした番組が放送されている。
アニメソングのライブイベント・フェスティバル[ 編集 ] アニメソングのライブイベントとしては、特定の作品のイベントに付随する形でライブパートが設けられていたり、アニメソング歌手や声優によるライブ・コンサートが開催されるのがほとんどで、複数の作品ないし放送局や制作会社、レコードレーベルをまたがった形のイベントはアニメ紅白歌合戦 などわずかに見られる程度であった。
2005年に始まったAnimelo Summer Live (アニサマ)が開催されると、アニメソングにおけるフェスティバル (アニソンフェス)が定着化、アニサマやそれ以前から開催しているANIME JAPAN FES (AJF)、アニサマ以後に開始したANIMAX MUSIX 、リスアニ! LIVE など、大規模なアニソンフェスが開催されるようになり、中にはランティス祭り やKING SUPER LIVE のようにレコード会社が単独開催するものも出ている。
また、アニメソングやアニメのBGMをオーケストラ 編成に編曲し、実際に管弦楽団や交響楽団 が演奏するコンサートイベントや、Re:animation などのようにクラブ で開催しアニメソングなどをリミックスした形でかけるダンス イベント(アニクラ)なども開催されている。
ウォルト・ディズニー・カンパニー のアニメーション作品で、楽譜 として発売されたオリジナル曲の第一号は、1930年 の「ミニーのユー・フー!(ミニーのヨー・ホー) 」である[ 180] 。この曲はミッキーマウス のテーマソングの一つである。
1931年 にキャブ・キャロウェイ が歌った「ミニー・ザ・ムーチャ (英語版 ) 」は、ラジオ放送によって全米で人気を呼び、さらに翌年の1932年 にフライシャー兄弟 によるベティ・ブープ 主演のアニメーション「ベティの家出 (英語版 ) 」の劇中歌として演奏されたこともあって、異例の大ヒットとなった。
1933年 に公開された『三匹の子ぶた 』の挿入歌「狼なんかこわくない 」は大ヒットとなり[ 181] 、ディズニー初のヒットソング [ 182] として知られる。続いて1934年 公開の『アリとキリギリス 』主題歌の「ザ・ワールド・オウズ・ミー・ア・リビング (The World Owes Me A Living)」も大ヒットした[ 183] 。
1938年 、前年公開の『白雪姫 』のサウンドトラックアルバム『白雪姫 オリジナル・サウンドトラック (英語版 ) 』が発売された。映画用に録音されたサウンドトラックがレコードとして発売されるのはこれが初である[ 184] 。
1940年代 にザ・サティスファイアーズ (英語版 ) が歌ったフェイマス・スタジオ 制作のアニメシリーズ『リトル・ルル 』の同名主題歌は、ビル・エヴァンス が1964年 発売のアルバム『トリオ'64 (英語版 ) 』(旧邦題:『リトル・ルル』[ 185] )でカバーし[ 186] 人気を呼んだ[ 187] 。
1960年代 から放送された『ピーナッツ 』のテレビアニメでは、当時のテレビ番組では珍しいジャズ によるサウンドトラックが使用された[ 188] 。また、1965年 に放送されたテレビスペシャル『スヌーピーのメリークリスマス 』のサウンドトラック盤『スヌーピーのメリークリスマス (英語版 ) 』は、2023年現在までに全米録音資料登録簿 にジャズのジャンルで登録された唯一のクリスマスアルバムであり、アメリカレコード協会 でクインタプル(5×)・プラチナ 認定を獲得している[ 189] 。
『アーチーでなくちゃ! 』のキャラクターによって結成された架空のバンド「アーチーズ 」が、モンキーズ らを手がけたドン・カーシュナー のプロデュースによって現実世界でもデビューし(実際にはスタジオ・ミュージシャン らによる歌唱)、1969年 に「シュガー・シュガー (英語版 ) 」が大ヒットした。
1994年 に発売されたディズニーのアニメ映画『ライオン・キング 』のサウンドトラック盤『ライオン・キング/オリジナルサウンドトラック 』は、最も売れたアニメーション映画のサウンドトラックとしてギネス世界記録に認定されている[ 190] 。
2022年 には『ミラベルと魔法だらけの家 』の挿入歌である「秘密のブルーノ (英語版 ) 」とサウンドトラック盤『ミラベルと魔法だらけの家 オリジナルサウンドトラック 』が同時にそれぞれBillboard Hot 100 ・Billboard 200 で1位を獲得し、アニメーション映画として史上初めてこの2つのチャートで同時に1位を獲得した作品となった[ 191] 。
2025年 には『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ 』の挿入歌であるHUNTR/Xの「Golden (英語版 ) 」が、Billboard Hot 100においてアニメキャラクターとしての最長1位記録を更新した[ 191] 。
韓国のアニメソング(歌詞のある主題歌)の歴史は、1967年 、日韓共同制作のテレビアニメ『黄金バット 』が日本と同じ30分枠で放送され、日本版の主題歌を韓国語訳したものが流されたことが本格的な始まりとされる[ 192] 。それまで韓国で放送されていた『ポパイ 』や『ウッドペッカー 』などのアメリカ製アニメでは、演奏のみのオープニングテーマが使用されていたこともあった[ 193] 。同じく1967年に公開された韓国初の長編アニメーション『洪吉童 』(ホンギルトン、邦題『少年勇者ギルドン』)にも主題歌があった[ 194] 。
当初、韓国で放送される日本製アニメの主題歌は、日本版主題歌に韓国語歌詞を載せることもあれば、韓国独自に作曲した主題歌が使われることもあり様々であったが[ 注釈 29] [ 195] 、1980年代 に入ると多くの作品で韓国独自に作曲した主題歌が使われるようになった。以前日本版主題歌を使用して放送した作品でも、後の再放送では独自の主題歌が使われる場合もあった[ 196] 。
韓国製劇場版アニメーションにおいて、オリジナル・サウンドトラックがレコードとして発売されるのは1976年 公開の『テコンV宇宙作戦 』が初である[ 193] 。
1997年 放送の韓国製テレビアニメ『霊魂騎兵ラジェンカー(ラゼンカ) (朝鮮語版 ) 』ではロックバンドのN.EX.T (朝鮮語版 ) が主題歌を担当した。アニメ自体は興行的に失敗したが、主題歌を収録したサウンドトラック 盤は30万本を売り上げるヒットとなった[ 197] 。この頃になると、日本製アニメの主題歌にも、韓国の人気歌手が歌う独自の主題歌が使われる例が現れる一方で、日本版主題歌に韓国語歌詞を載せたものも存在した。ビデオ販売やケーブルテレビでの放送では日本版主題歌を使用し、地上波の放送では独自の主題歌が使われた例もあった[ 198] 。
2006年 には、OVA『Re:キューティーハニー 』の主題歌として使われた倖田來未 の「キューティーハニー 」[ 注釈 30] が、韓国においてアユミ が日本語原詞に忠実な韓国語訳詞でカバーしヒットする[ 199] [ 注釈 31] 。
フランスで放送される日本製アニメの主題歌は、日本版の主題歌にそのままフランス語歌詞を載せて歌う例が多く、『キャンディ・キャンディ 』や『UFOロボ グレンダイザー 』などが挙げられる。『UFOロボ グレンダイザー』は、後年の再放送では同じ菊池俊輔 のメロディをもとに、シンセサイザーによる独自のアレンジを施した版も使われている。
イタリアではいくつかの日本製アニメにおいて、日本版の主題歌がそのまま使われている。高い視聴率を得て今も多くのイタリア人が知る代表的なものは『鋼鉄ジーグ 』である。一方で多くの主題歌はイタリア独自に作曲したものに差し替えられている。劇中のBGMはほとんどが日本のオリジナルのまま使われているが、『アルプスの少女ハイジ 』は例外的にBGMもドイツ版が用いられており、近年ではアメリカ経由で配信された『スマイルプリキュア! 』がBGMを差し替えている。劇中で流れる挿入歌は、1990年代までの作品は日本語のまま流れることが少なからずある。
『魔法の天使クリィミーマミ 』は、オープニング曲こそ独自の楽曲が使用されているが、挿入歌として日本版の主題歌「デリケートに好きして」(イタリア語 :Dimmi che mi ami teneramente )が、そのままのメロディかつタイトルもほぼそのままの訳で、イタリアのアニメソング歌手クリスティーナ・ダヴェーナ によって歌われている。エンディング曲2種も同様に日本版の楽曲が使用されている。
クリスティーナ・ダヴェーナはイタリアのいわゆる「アニソン女王」であり、500曲以上のアニメ主題歌を歌っている。日本以外で制作されたアニメも若干含まれるが、ほとんどは日本製アニメである。多くはイタリア独自に作曲した主題歌であるが、中には日本版の主題歌をそのまま歌った例もある。『愛してナイト 』でダヴェーナは主役やっこちゃん(リチアと改名)の声優を務め、またイタリアで独自に実写ドラマ化してその主役も演じ、大ブレイクした。これに端を発するダヴェーナの人気の高さから、以前別の主題歌で放送した番組でも、1980年代後半以降ダヴェーナが別の楽曲を歌ってそれに差し替えて再放送する例も多く見られる。(『ベルサイユのばら 』、『おはよう! スパンク 』、『キャプテン翼 』など)。2020年現在55歳のダヴェーナは、1990年代(『美少女戦士セーラームーン 』など)、2000年代(『東京ミュウミュウ 』など)、2010年代(『ドラえもん 』新版など)、現在にかけても多くのアニメソングを担当し、精力的に活動している。
2010年代以降のイタリアでの日本製アニメの放送は、オリジナルを重視して日本版の主題歌をそのままイタリア語訳して歌う傾向に回帰してきた。『美少女戦士セーラームーンCrystal 』では女性歌手ユニット「ラッジ・フォトーニチ」(マジンガーZ の必殺技「光子力ビーム」の意味)によって歌われ、ダヴェーナの次世代であるアニソン専門のユニットが頭角を表してきたことをイタリアのアニメファンに知らしめた。また同作品の「月虹」をはじめとするエンディング曲は全て日本語のままで放送された。他にも『遊戯王 』、『妖怪ウォッチ 』、『イナズマイレブン 』などが、日本版の主題歌をそのままイタリア語訳で歌っている。『魔法少女まどか☆マギカ 』はオープニング、エンディングとも日本語のままで放送された。
^ #資料・参考文献 節を参照。^ 元々は流行歌 手。 ^ 渡辺宙明、菊池俊輔 、渡辺岳夫 、小川寛興 ほか多数。 ^ 特撮では「秘密戦隊ゴレンジャー 」(『秘密戦隊ゴレンジャー 』の初代エンディングテーマ)が有名。 ^ 東京ムービー 企画部、日本サンライズ 企画室など。^ 石森章太郎 、藤川桂介 、井荻麟 など。^ 1971年 時点において、アニメ・特撮をはじめとした子供向けテレビ番組は、テレビ番組の中でも特に主題歌レコードの売り上げが好調な分野とされている[ 15] 。^ ビクター音楽産業 から発売されヒットした『超時空要塞マクロス 』や『魔法のプリンセス ミンキーモモ 』(第1作)の主題歌のシングル盤は子供ではなく大学生が主な購入層だったという[ 31] 。^ 設定資料集付きでBOX仕様の『新世紀エヴァンゲリオン 』サウンドトラック第一弾『NEON GENESIS EVANGELION 』(1995年12月6日発売)や林原めぐみ の写真集付きアルバム[ 34] などが有名。再生産分(規格番号と価格は同じ)からは特典は付かない。 ^ 別商品のため規格番号と価格はそれぞれ別。 ^ 第一弾は恐らく『NOIR ORIGINAL SOUNDTRACK II』(2001年10月3日発売)。トールケース仕様でマウスパッド付きの限定版の規格番号がVIZL-55(3200円)[ 35] 、特典の付かない通常版の規格番号がVICL-60738(2913円)[ 36] 。ちなみに『NOIR ORIGINAL SOUNDTRACK I』は初回生産分のみトールケース仕様でマウスパッド付き、再生産分からは特典なしのジュエルケースに入った通常仕様CD(規格番号も価格も同じ)だった。 ^ 映像ソフトの初回生産分に特典として音楽ソフトが付くことはビデオカセットの時代からあった。 ^ DVDオーディオの第一弾は『Symphonic SuiteAKIRA 2002』[ 38] [ 39] (2002年3月21日発売[ 40] )、DVD musicの第一弾はChangin' My Life の「ETERNAL SNOW」(『満月をさがして 』エンディング主題歌、2002年11月7日発売)[ 41] 。 ^ 第一弾は恐らく『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 』(2010年7月28日レンタル開始[ 45] ) ^ 例えば東京ムービーが発売元の子門真人版「王者!侍ジャイアンツ」フルサイズ音源など ^ 副題は「ウランちゃんとお茶の水博士」(再版では「ロボット・ランドの巻」)。規格番号は初版がB-61、1965年の再版がM-1。 ^ 副題は「地球防衛隊の巻」。規格番号は初期版がB-67、1965年の再版がM-6。 ^ これ以後もアニメソングのミリオンセラーは多数生まれている。 ^ 『コンフィデンス年鑑』によると受賞者の名義は「アルプスの少女ハイジ 主題歌制作スタッフ」となっている。 ^ 受賞の業績:前者はオリコンLPチャートで6週連続1位(1977年8月29日付〜10月3日付)、シングルもヒットした。後者は1976年12月13日付〜1977年末時点でオリコン「TVまんが・童謡 部門」チャートで56週連続1位(その後も記録更新した)。 ^ 2002年4月から2003年3月までの1年間。 ^ 2006年4月から2007年3月までの1年間。 ^ CMでは寺島拓篤 、かかずゆみ 、小林沙苗 によるカバー版が使用された[ 114] 。 ^ Neko Jumpがタイで発表したミニアルバム『Neko Jump』に収録された既成曲の流用[ 120] 。 ^ ビルボード チャートでは世界初のアニメソングチャートとなる。^ 集計期間は2021年11月29日から2022年11月27日。 ^ 集計期間は2022年11月28日から2023年11月26日。 ^ 集計期間は2023年11月27日から2024年11月24日。 ^ 1969年放送の『海底少年マリン 』は米国版主題歌に韓国語歌詞を載せたものが使われた。 ^ 前川陽子 の「キューティーハニー 」のカバー。^ 韓国ではそれ以前に、1998年放送の『キューティーハニーF 』の主題歌として原曲の「キューティーハニー」に韓国語の歌詞を載せたものが使われているが、こちらは歌詞の内容が原曲と異なっていた。 ^a b アニソン界の帝王・水木一郎、40年間歌ってきたアニソン替え歌に「最初は抵抗がありました」 シネマトゥデイ 2012年3月29日付 ^ アニキ維新はじまる!! 水木一郎 公式ホームページ「魂」^a b ナタリー Power Push 水木一郎 アニソン一筋40年! 「Z」のアニキが語る音楽論 2012年7月5日閲覧(2011年8月末頃の記事だが、日付なし) ^ 『サウンド&レコーディング・マガジン』2020年11月号、33頁。 ^ 『サウンド&レコーディング・マガジン』2020年11月号、55頁。 ^ 特集:秋葉原系と渋谷系の融合!? 今、噂の“アキシブ系”を分析! - CDJournal CDJ PUSH ^a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 日下三蔵 「アニメソング50年史概説」『ドリカンからこむちゃへアニソン黄金伝説!!』、扶桑社、2012年、62-67頁。ISBN 978-4-594-06568-3 。 ^ 「子供番組の主題歌うたう “顔のない歌手”の売れっ子たち」『読売新聞』1976年3月16日付夕刊、7面。 ^ 「新人で歌やイベントがNGなら仕事が難しい」変わりゆく声優の現状をプロが真剣討論 エキサイトレビュー 2015年5月11日、同12月1日閲覧。^a b 神戸映画資料館 古典アニメーション(1960年代初頭まで) フィルムリスト 、神戸映画資料館 、2021年3⽉。 ^a b c 木村英俊『THEアニメ・ソング』を参照。 ^a b 競作発売など当時の音盤事情に関しては「ウルトラマン大全集(講談社・1987年)」の「空想特撮シリーズ音盤目録」の項を参照。 ^ 「鉄腕アトムのテーマ」は、別の曲に差し替えられる予定だった 現代ビジネス 2018.10.28^ “鉄腕アトム主題歌は西武線・富士見台駅から池袋駅間のわずか15分間で作られた! ”. 文化放送 (2023年8月15日). 2023年8月16日閲覧。 ^a b 「売れる売れるレコード 子ども向きのテレビ番組主題歌」『読売新聞 』1971年7月15日付夕刊、7頁。 ^ 「ヒットが出ないテレビ主題歌 内容と離れ独走 絵もつけないと売れず」『読売新聞』1968年12月14日付夕刊、7頁。 ^ 【あの人は今こうしている】ハッピー&ブルーに入り、リードボーカルを務めた森本英世さんの述懐。 森本英世さん 、ゲンダイネット、2010年10月20日。^ 「新宇宙戦艦ヤマト発進 主題歌・佐々木功、作曲・宮川泰らも熱き想い」『産経新聞』2000年10月30日付東京夕刊。 ^a b c 『THEアニメ・ソング』174頁。 ^ 渡辺宙明先生ロングインタビュー - プリキュア挿入歌特集・第五弾 CHUMEI CHRONICLE 2012年7月5日閲覧^a b c CHUMEI CHRONICLE - 渡辺宙明文筆館 インタビュー - メーキング・オブ・東映ヒーロー3 メカニカルヒーローの世界(講談社:1987) - アクション音楽の確立 CHUMEI CHRONICLE 2012年7月5日閲覧 ^ 過去ログ 渡辺宙明コラム 2012年7月5日閲覧^a b c 菊千代「アニソン漂流25年史 主題歌は時代を語る」『EYECOM Files 001 機動戦士ガンダムから新世紀エヴァンゲリオンまで SFアニメがおもしろい』アスペクト、1997年、102-106頁。ISBN 4-89366-643-6 。 ^a b “一流アーティストがアニソンに「全集中」する事情 ”. 東洋経済オンライン (2023年5月24日). 2023年6月10日閲覧。 ^ ヒット曲の仕掛けを見抜く10の法則 、『日経エンタテインメント! 』1998年5月号(インターネットアーカイブ のキャッシュ)^ アニメ主題歌 ヒット 、読売新聞、2004年12月3日。^ 【ぷらちな】冨田明宏氏インタビュー「新世代アニメ音楽シーンの現在」(2/5)/特集:アニメのゆくえ201X→ - 2023年10月27日閲覧。^ 『TVサイズ!メタルヒーロー全主題歌集』(2002年)解説書を参照。 ^ 『アニメ大好き!』(徳間書店)1982年、149頁参照。 ^ 「アニメ・レコード戦線に“異変”あり!!」『アニメージュ』1980年4月号、142-146頁。 ^ ポストメディア編集部(編)『マクロス音楽の全軌跡 1982-2018 ――歴代アーチスト/クリエイター証言集』一迅社 、2018年、244頁。ISBN 978-4-7580-1607-0 。 ^ 「アニメ戦国時代接近──春休み空前大作3本(ニュースの周辺)」『日本経済新聞 』1983年3月31日付夕刊、3頁。 ^ テレビ朝日ミュージック代表取締役CEO 吉田真佐男インタビュー|来たれ、創造的破壊者 音楽業界の革命児が見据える“アフターコロナ” 、音楽ナタリー、2021年3月22日。^ 復刻!レア!幻の名盤!- 第2弾! 、HMV&BOOKS onlineニュース、2005年3月14日。^ NOIR ORIGINAL SOUNDTRACK II | TVサントラ 、ORICON NEWS - 2024年1月3日閲覧。^ 梶浦 由記 | ORIGINAL TV ANIMATION NOIR ORIGINAL SOUNDTRACK II 、フライングドッグ - 2024年1月3日閲覧。^ DVD musicとは 、日本コロムビア - 2024年1月3日閲覧。^ ビクター、DVDオーディオを最新スピーカーで聴くイベント 、AV Watch、2002年3月15日。^ DSD版「交響組曲アキラ」は、音の氾濫を体で感じさせる 、ASCII.jp、2016年8月3日。^ Symphonic Suite AKIRA 2002 | 芸能山城組 、ORICON NEWS - 2024年1月3日閲覧。^ 東芝EMI、静止画入りのシングル音楽DVD―音声は48kHz/24bitで収録 、AV Watch、2002年9月24日。^ 『なのは』水樹奈々、『神無月の巫女』KOTOKO……“現代アニソン黎明期”は2004年秋が起点に? - Real Sound|リアルサウンド ^ アニソン20年の軌跡:シーンの変遷を辿る(1)黎明期から開花期へ レジェンドたちが築いた転換点を追う - Real Sound|リアルサウンド ^ “UHF発のアニメ曲がヒット 「非オタク」も夢中に” . 日経MJ : p. 20. 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