この項目では、星座について説明しています。占星術でのかに座については「巨蟹宮 」をご覧ください。
かに座 (かにざ、ラテン語 :Cancer )は、現代の88星座 の1つで、プトレマイオスの48星座 の1つ[ 2] 。黄道十二星座 の1つで、カニ をモチーフとしている[ 1] [ 2] 。星座 のほぼ中央にある散開星団 M44 「プレセペ星団 」が有名。ギリシア神話 では、英雄ヘーラクレース に挑んで噛みつくも踏み潰されてしまったカニが星座になったものとされる[ 2] [ 8] [ 9] 。
かに座の全景。画像右上にはふたご座 のカストル とポルックス も写されている。 東をしし座 、北をやまねこ座 、西をふたご座 、南西をこいぬ座 、南をうみへび座 に囲まれている[ 10] 。20時正中は3月下旬頃[ 4] 、北半球では春の星座とされ[ 11] 、厳冬から初夏にかけて観望できる[ 10] 。星座の北端でも赤緯33.14°と南寄りに位置しているため、人類が居住しているほぼ全ての地域 から星座の全域を観望することができる。
最も明るく見えるβ星でも3.52 等と、4等星より暗い星ばかりの目立たない星座だが、しし座とふたご座に東西を挟まれているため容易に見つけることができる。γ・δ・η・θ の4星が形作る四辺形に囲まれた散開星団M44「プレセペ星団 [ 12] (Praesepe Cluster[ 13] )」は、肉眼でぼんやりとした光のもやとして見ることができる[ 14] 。なお、「かに星雲 」の通称で知られる超新星残骸 M1は、かに座ではなくおうし座 にある[ 15] [ 16] 。
英語で北回帰線 を意味するTropic of Cancer は、紀元前 には夏至点 がかに座 (Cancer) 付近にあったことに由来する[ 17] [ 注 1] 。またtropic は、古代ギリシア語 で「向きを変えること」を意味する τροπή に由来する言葉で、太陽の南北方向の動きが変わることを示している[ 18] 。
紀元前1千年紀 の古代バビロニア の占星術 のテキストには、現在のかに座と同じ位置にカニの星座が記されており、現在のかに座はこの古代バビロニアの天文学 (英語版 ) のカニの星座を起源とするものと考えられている[ 19] 。このカニの星座がいつ頃地中海世界に伝わったかは定かではないが、紀元前4世紀 の古代ギリシアの天文学者クニドスのエウドクソス の著書『パイノメナ (古希 :Φαινόμενα )』に記された星座のリストに既にかに座の名前が上がっていたとされる[ 8] 。このエウドクソスの著述を元に詩作されたとされる紀元前3世紀 前半のマケドニア の詩人アラートス の詩篇『パイノメナ (古希 :Φαινόμενα )』では、古代ギリシア語 で「カニ 」という意味のκαρκίνος (Karkinos, カルキノス) という名称で登場する[ 20] 。『パイノメナ』の中でアラートスは、大熊 の胴体の下にあり、太陽が蟹を過ぎて獅子 に入る頃になると夏の盛りとなり麦が残らず刈り取られる、としている[ 20] [ 21] 。
紀元前3世紀 後半の天文学者エラトステネース の天文書『カタステリスモイ (古希 :Καταστερισμοί )』や1世紀 初頭の古代ローマ の著作家ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス の『天文詩 (羅 :De Astronomica )』では、カニそのものよりもこの星座の中に置かれたとされる2頭のロバ とその飼い葉桶 について多くの紙幅を費やして解説されている[ 8] [ 9] 。これらの著作の中でロバとされたのは現在のγ星 とδ星 、飼い葉桶とされたのは散開星団 M44と考えられており[ 8] 、現在のγ星の固有名アセルスボレアリス (羅 :Asellus Borealis 「北のロバ」)、δ星の固有名アセルスアウストラリス (羅 :Asellus Australis 「南のロバ」)、M44の通称「プレセペ星団 (Praesepe Cluster)」は、いずれもその名残である[ 2] 。
καρκίνος に属する星の数について、『カタステリスモイ』や『天文詩』では13個[ 8] 、帝政ローマ 期2世紀 頃のクラウディオス・プトレマイオス の天文書『ヘー・メガレー・スュンタクスィス・テース・アストロノミアース (古希 :ἡ Μεγάλη Σύνταξις τῆς Ἀστρονομίας )』、いわゆる『アルマゲスト 』ではカニ本体を形作る星が9個[ 8] 、星座を形作らない星が4個あるとされた[ 22] 。10世紀 のペルシア の天文学者アブドゥッラハマーン・スーフィー (アッ=スーフィー)が『アルマゲスト』を元に964年 頃に著した天文書『星座の書 』では、「カニ」を意味するal-Saraṭān と呼ばれ、『アルマゲスト』と同じく星座を形作る星9個とそれ以外の星4個が属するとされた[ 23] 。『星座の書』の中でプレセペ星団は「飼い葉桶」を意味する al-Miʻlaf と呼ばれた[ 23] 。
イスラム世界を経由して『アルマゲスト』が再びヨーロッパにもたらされると、カニの星座 al-Saraṭān はラテン語で「カニ」を意味するCancer として受容されたが、占星術 のテキストや星図 に描かれたカニの描像には混乱が見られた。そのような文献の最初期のものに、1489年 にアウグスブルク のエルハルト・ラートドルト (英語版 ) によって出版された『天文学入門 (羅 :Introductorium in astronomiam Albumasaris Abalachi octo continens libros partiales )』がある。これは、9世紀 バグダード のハディース で占星術師 のアブー=マーシャル (英語版 ) が著した大著『大入門書(The Great Introduction, 原題:Kitab al-Mudkhal al-Kabīr)』を12世紀 ケルンテン公国 生まれの翻訳者カリンティアのヘルマン (英語版 ) が1140年 にラテン語の翻訳したものを原典とするものであった[ 24] 。この『天文学入門』の中では、Cancer はエビ のような額角 を持つ姿で描かれていた[ 25] 。続く16世紀 には、ドイツ の版画家アルブレヒト・デューラー がヨーロッパでは初めて全天の星図を製作した。この1515年 に製作された北天星図の中でカニの星座には Cancer という名称が付けられていたが、その姿は細長い胴体と1対のハサミを持つザリガニ かロブスター かを思わせる形態で描かれていた[ 26] 。このデューラーの星図は、デューラーの芸術的な名声と相まって大きな影響力を持つに至り[ 26] 、このロブスターに似た Cancer の星座絵もまた16世紀 から18世紀 初頭にかけての天球儀 や星図に多く描かれることとなった。そのような例として、オランダ の地図製作者ヨドクス・ホンディウス (英語版 ) の天球儀(1600年)[ 27] やウィレム・ブラウ (英語版 ) の天球儀(1602年、1603年)[ 28] [ 29] 、シレジア の天文学者ヤコブス・バルチウス の天文書『Usus astronomicus planisphaerii stellati』(1633年 )[ 30] 、オランダの地図製作者アンドレアス・セラリウス の『大宇宙の調和 (羅 :Harmonia Macrocosmica )』(1660年 )[ 31] 、ポーランド の天文学者ヨハネス・ヘヴェリウス の天文書『Prodromus Astronomiae』(1690年)[ 32] 、フランス のフィリップ・ド・ラ・イール の『北天図』『南天図』(1705年 )[ 33] などが挙げられる。これらの古星図に Cancer として描かれた甲殻類を実在のザリガニ やロブスター と比較した2019年 の研究では、星座絵の細部には実在の甲殻類とは異なる部分がいくらか見られるものの、体やハサミに棘がないという特徴がロブスターに類似していることから、これらの Cancer の星座絵はヨーロッパザリガニ よりもヨーロピアンロブスター により似ている、と結論付けている[ 34] 。また同研究では、セラリウスの『大宇宙の調和』に描かれた Cancer が赤く着色されていることに着目し、本来濃い青色をしているヨーロピアンロブスターが赤くなるには加熱されてアスタキサンチン が発色する必要があるため、加熱調理された後の個体をモデルとして描かれた可能性を示唆している[ 34] 。
ヨーロッパの古星図に描かれたロブスター型のかに座の星座絵。 ドイツ の法律家 ヨハン・バイエル が1603年 に刊行した星図『ウラノメトリア 』では、ラートドルトのカニに似た姿の甲殻類が描かれていた[ 35] 。バイエルはかに座の星に対して α から ω までのギリシャ文字 24文字とラテン文字 4文字の計28文字を用いて34個の星とプレセペ星団に符号を付しており[ 35] [ 36] [ 37] [ 注 2] 、プレセペ星団には ε の符号が充てられた[ 35] [ 36] 。18世紀イギリス の天文学者ジョン・フラムスティード が編纂し、彼の死後の1729年 に刊行された星図『天球図譜 (羅 :Atlas coelestis )』ではカニに似た姿の Cancer が描かれており、これ以降の星図ではカニに近い姿の星座絵が多く描かれている[ 38] [ 39] 。
ヨーロッパの古星図に描かれたカニ型のかに座の星座絵。 1922年 5月にローマ で開催された国際天文学連合 (IAU) の設立総会で現行の88星座が定められた際にそのうちの1つとして選定され、星座名はCancer 、略称はCnc と正式に定められた[ 40] [ 41] 。
古代バビロニア の天文に関する粘土板文書『ムル・アピン (英語版 ) (MUL.APIN)』の中でかに座の星は、「カニ」を表す星座 Mul Al-lul とされた[ 19] [ 42] [ 43] 。ムル・アピンが編纂された紀元前1000年頃[ 42] には、夏至点 はかに座付近にあった[ 19] 。そのため、太陽が黄道の最も高い位置に来るところこそ天空の神アヌ に相応しい場所として「アヌの座」と呼ばれていた[ 19] [ 42] 。
ドイツ人宣教師イグナーツ・ケーグラー (英語版 ) (戴進賢)らが編纂し、清朝 乾隆帝 治世の1752年 に完成・奏進された星表『欽定儀象考成』では、かに座の星は二十八宿 の南方朱雀 七宿の第二宿「鬼宿 」に配されていたとされる[ 44] [ 45] 。θ・η・γ・δ の4星が輿に乗せられた死骸を表す星官 「鬼」に、プレセペ星団の星々が積み重ねられた屍体から立ち上がる薄気味悪い怪しげな妖気を表す星官「積尸」に、ψ・λ・φ1 ・15 の4星が狼煙を表す星官「爟」に配された[ 44] [ 45] 。
紀元前6世紀 後半に製作された黒絵式 アンフォラ 。レルネーのヒュドラー (中央)と戦うヘーラクレース (左)とイオラーオス (右)、ヘーラクレースの足下にカニの姿が描かれている。(ルーヴル美術館 収蔵、CA7318)「ヘーラクレースの十二の功業 」の第2とされるレルネーのヒュドラー退治 の物語に登場するカニがかに座になったとする古代ギリシア・ローマの伝承がよく知られている[ 2] [ 46] 。これらのヘーラクレースの十二の功業のエピソードは、古代メソポタミアの神ニヌルタ と怪物たちとの戦いの神話と顕著な類似点が見られることから、現在ではニヌルタの神話に何らかの影響を受けたものと考えられており、ヘーラクレースの足に噛みつくカニのエピソードも、ニヌルタの足にかじりついた亀のエピソードが原型と見られている[ 19] 。
エラトステネースの『カタステリスモイ』やヒュギーヌスの『天文詩』では、女神ヘーラー によって星々の間に置かれたカニの話が語られている[ 2] [ 8] [ 9] 。エラトステネースはこのカニが天に置かれた理由について、紀元前5世紀 頃のハリカルナッソス の叙事詩人 パニュアッシス の『ヘラクレイア』に書かれた話として以下の話を伝えている[ 8] [ 9] 。ヘーラクレース がヒュドラー を退治しようと闘っている最中に、このカニはヘーラクレースに飛び掛かって彼の足に噛みついた[ 8] [ 9] 。激怒したヘーラクレースは、彼の足でカニを踏み潰した[ 8] [ 9] 。こうしてカニは黄道十二星座に数えられるという栄誉を得たと言われる[ 8] [ 9] 。なお、日本ではこの伝承に登場するカニについて「カルキノス 」という名前があるかのように伝えられることがある[ 47] [ 48] [ 49] [ 50] [ 51] が、カルキノス (古希 :καρκῐ́νος ) はこのカニ固有の名前ではなく、古代ギリシア語 でカニや癌 を表す一般名詞 であり[ 17] [ 52] 、星座にまつわる神話を伝える古代ギリシア・ローマ期の文献では名前は特に示されていない[ 8] [ 9] 。
またエラトステネースとヒュギーヌスは、かに座の一部の星が「ロバ 」として酒神ディオニューソス によって星に引き上げられたとする伝承も伝えている[ 2] [ 8] [ 9] 。「ギガントマキアー 」と呼ばれる、オリンポスの神々とギガース たちとの大戦の際、ディオニューソス とヘーパイストス 、サテュロス は、ロバに騎乗して出発したと言われる[ 8] [ 9] [ 注 3] 。ディオニューソスたちがギガースらに近づくと、彼らがギガースらに見つかる前にロバたちがいななき始め、その騒音を聞いたギガースらは恐れ慄いた[ 8] [ 9] 。この功により、ロバたちは飼い葉桶とともにカニの西側に置かれる栄誉を与えられた[ 8] [ 9] 。
このロバについてヒュギーヌスは以下の異説を伝えている[ 8] [ 9] 。リーベル [ 注 4] はユーノー [ 注 5] によって狂気に陥った際、どうすれば正気を取り戻せるかを尋ねるために、ドードーナ にあるユーピテル [ 注 6] の神託所にたどり着くべく、狂乱状態でテスプロティア を逃走した[ 8] [ 9] 。道中、リーベルは渡ることのできない巨大な沼地に出くわして難渋していたが、そのとき彼の前に2頭のロバが現れた[ 8] [ 9] 。リーベルは、そのうちの1頭を捕まえて騎乗して沼を渡ったため、少しも濡れることなく沼を渡ることができた[ 8] [ 9] 。ドードーナの神託所にたどり着くや否やすぐさま狂気から解放されたリーベルは、このロバを星々の間に置くことで感謝の意を表した[ 8] [ 9] 。なお、この話にはさらに以下のような異説がある。リーベルは自分を運んでくれたロバに人間の声を与えた[ 8] [ 9] 。このロバは後にプリアーポス と性器 の大きさを競ったが、敗れてプリアーポスに殺されてしまった[ 8] [ 9] 。これを憐れんだリーベルは、自分がユーノーを恐れる臆病な人間ではなく神であることを知らしめるべく、神の行いとしてロバを星々の間に置いた[ 8] [ 9] 。
ラテン語 の学名 Cancer に対応する日本語の学術用語としての星座名は「かに 」と定められている[ 56] 。現代の中国では巨蟹座 [ 57] [ 58] と呼ばれている。
明治初期の1874年 (明治7年)に文部省 より出版された関藤成緒 の天文書『星学捷径』では「カンセル 」という読みと「蟹 」として紹介された[ 59] 。また、1879年 (明治12年)にノーマン・ロッキャー の著書『Elements of Astronomy』を訳して刊行された『洛氏天文学』上巻では「カンセル 」という読みと「大蟹 」という訳が紹介され[ 60] 、下巻では「巨蟹宿 」として解説された[ 61] 。これらから30年ほど時代を下った明治後期には「蟹 」という呼称が使われていたことが日本天文学会 の会報『天文月報』の第1巻1号掲載の「四月の天」と題した記事中の星図で確認できる[ 62] 。この「蟹」という訳名は、東京天文台 の編集により1925年 (大正14年)に初版が刊行された『理科年表 』にも「蟹(かに) 」として引き継がれた[ 63] 。戦中の1944年 (昭和19年)に天文学用語が見直しされた際も「蟹(かに) 」が継続して使われることとなり[ 64] 、戦後の1952年 (昭和27年)7月に日本天文学会が「星座名はひらがなまたはカタカナで表記する」[ 65] とした際に平仮名で「かに 」と定められた[ 66] 。以降、この呼称が継続して用いられている[ 56] 。
日本国内では、かに座の星や星団の古名・地方名は採集されていない[ 67] [ 68] [ 69] 。
かに座で最も明るいβ星でも3.520 等、他の星も全て4等星以下の明るさと、全体に暗い星からなる星座である。しかし、γ・δ・η・θ の4星に囲まれた位置に肉眼でも薄ぼんやりと見える散開星団 M44 は「プレセペ星団 」の名前でよく知られている[ 14] 。γ星とδ星は、プレセペ星団 を飼い葉桶 と見なし、そこから飼い葉 を食む2頭のロバであると考えられたため、北にある γ星には「北のロバ」を意味する「アセルスボレアリス」、南にある δ星には「南のロバ」を意味する「アセルスアウストラリス」とセットで固有名が付けられている[ 70] 。
2024年 6月現在、国際天文学連合 (IAU) によって11個の恒星に固有名が認証されている[ 71] 。
α星 太陽系 から約178光年 の距離にある連星系[ 72] 。主星Aは、地球 からは見かけの明るさ 4.249 等、スペクトル型 kA7VmF0/2III/IVSr のAm星 のように見える[ 72] が、掩蔽 観測の結果からほぼ同じ明るさのAa 星とAb 星による近接連星 であると考えられている[ 73] 。10.3″離れた位置に見えるB星もA星とほぼ同じような距離にあり、かつ似た固有運動を持っているが、連星系を成しているか否かは不明[ 73] 。Aa星にはアラビア語 で「爪 」を意味する言葉に由来する[ 70] 「アクベンス [ 10] (Acubens[ 71] )」という固有名が認証されている。β星 太陽系から約323 光年の距離にある、見かけの明るさ3.520 等、スペクトル型 K4IIIBa0.5 の赤色巨星 で、4等星[ 74] 。かに座で最も明るく見える恒星。29.4″離れた位置に見える14.3 等のB星もA星とほぼ同じ距離にあり、かつ似た固有運動を持っているが、連星系を成しているか否か不明[ 75] 。A星には「タルフ [ 10] (Tarf[ 71] )」という固有名が認証されている。 2014年 には視線速度法による観測から、A星を公転する太陽系外惑星b が発見されている[ 76] 。γ星 太陽系から約175 光年の距離にある、見かけの明るさ4.652 等、スペクトル型 A1IV の準巨星 で、5等星[ 77] 。ガイア計画 の第2回公開データを元にした2019年 の研究では、おうし座 のヒアデス星団 のメンバーと考えられている[ 78] 。 Aa星にはラテン語 で「北のロバ 」を意味する言葉に由来する[ 70] 「アセルスボレアリス [ 10] (Asellus Borealis[ 71] )」という固有名が認証されている。 δ星 太陽系から約137 光年の距離にある、見かけの明るさ3.94 等、スペクトル型 K0+IIIb の赤色巨星で、4等星[ 79] 。約41″離れた位置に見える12等星のB星は見かけの二重星 と考えられている[ 80] 。A星自体が分光連星である可能性もあるが、対となるAb星は未だ分離されておらず、存在が疑われている[ 81] 。 Aa星には、ラテン語で「南のロバ」を意味する言葉に由来する[ 70] 「アセルスアウストラリス [ 10] (Asellus Australis[ 71] )」という固有名が認証されている。 ε星 太陽系から約606 光年の距離にある連星系[ 82] 。主星Aは6.6 等のAa と6.8 等のAb からなる分光連星で、プレセペ星団に属している[ 83] 。Aから134″離れた位置に見える伴星B (HD 73711) もプレセペ星団に属しているが、Aと連星系を成しているか否かは不明。 Aa星には「メレフ [ 10] (Meleph[ 71] )」という固有名が認証されている。 ζ星 太陽系から約80 光年の距離にある、少なくとも4つの恒星からなる連星 系[ 84] 。ζ1 星系とζ2 星系は、互いの共通重心を約1150 年の周期で公転している[ 85] 。ζ1 星系は、5.31 等のζ1 A と 6.17 等のζ1 B のペアが59.582 年の周期で互いの共通重心を公転している[ 85] 。ζ2 星系は、ζ2 A とζ2 B のペアが17.32 年の周期で互いの共通重心を公転しており、さらに1個の伴星が存在する可能性がある[ 85] 。 ζ1 A星には、ラテン語 で甲殻類の殻を意味する言葉に由来する[ 70] 「テグミネ [ 10] (Tegmine[ 71] )」という固有名が認証されている。 λ星 太陽系から約586 光年の距離にある、見かけの明るさ5.930 等、スペクトル型 B9.5V のB型主系列星で、6等星[ 86] 。A星には「ピアウトス [ 10] Piautos[ 71] 」という固有名が認証されている。 ξ星 太陽系から約407 光年の距離にある、見かけの明るさ5.149 等、スペクトル型 G8.5IIIFe-0.5CH-1 の分光連星[ 87] 。5.7 等のA星と6.2 等のB星が互いの共通重心を約1,700 日という長い周期で公転していると考えられている[ 88] [ 89] 。A星には「ナーン [ 10] Nahn[ 71] 」という固有名が認証されている。 55番星 太陽系から約41 光年の距離にある、見かけの明るさ5.95 等、スペクトル型 K0IV-V の6等星[ 90] 。バイエル符号 ではρ1 星。G型主系列星の主星と赤色矮星の伴星からなる連星系と考えられている[ 91] 。 2015年 に開催されたIAUの太陽系外惑星命名キャンペーン「NameExoWorlds 」で55番星A星系が命名対象とされ、オランダのアマチュア天文家団体 Royel Netherlands Association for Meteorology and Astronomy からの提案が採用された結果、主星の55番星Aには「コペルニクス [ 10] (Copernicus[ 71] )」という固有名が、5つの惑星には、bにガリレオ (Galileo)、cにブラーエ (Brahe)、dにリッペルハイ (Lipperhey)[ 注 7] 、e にヤンセン (Janssen)、f にハリオット (Harriot) という名称がそれぞれ認証された[ 92] 。HD 73534 太陽系から約273 光年の距離にある、見かけの明るさ8.24 等、スペクトル型 G5 の8等星[ 93] 。IAUの100周年記念行事「IAU100 NameExoworlds」でブータン王国 に命名権が与えられ、主星はGakyid 、太陽系外惑星は Drukyul と命名された[ 94] 。 GJ 3470 太陽系から約96 光年の距離にある、見かけの明るさ12.3 等の12等星[ 95] [ 96] 。2022年 に開催されたIAUの太陽系外惑星命名キャンペーン「NameExoWorlds 2022」でタイ王国 のグループからの提案が採用され、主星はKaewkosin 、太陽系外惑星は Phailinsiam と命名された[ 97] 。 このほかに以下の恒星が知られている。
ι星 太陽系から約347 光年の距離にある、見かけの明るさ4.018 等、スペクトル型 G8IIIaBa0.2 の黄色巨星で、4等星[ 98] 。約30.6″離れた位置に見える5.99 等のB星からなる二重星 [ 99] で、双眼鏡や小型の天体望遠鏡でも分離して見ることができる[ 14] 。A星とB星は誤差の範囲内でほぼ同じ距離にあり、固有運動も似通っていることから連星である可能性が強い[ 99] 。 18世紀 フランス の天文学者シャルル・メシエ が編纂した『メシエカタログ 』に挙げられた天体が2つ位置している[ 6] 。また、パトリック・ムーア (英語版 ) がアマチュア天文家の観測対象に相応しい星団・星雲・銀河を選んだ「コールドウェルカタログ 」に1つの天体が選ばれている[ 100] 。
M44 太陽系から約600 光年の距離にある散開星団 で、「プレセペ星団 (Praesepe Cluster[ 13] )」の通称で知られる。英語では「ハチの巣」という意味のBeehive とも呼ばれる[ 13] [ 14] 。アラートスの『パイノメナ』に「小さな霧」と表現されるように、少なくとも紀元前3世紀以前からその存在が知られていた[ 101] 。ふたご座β星ポルックス としし座α星レグルス の中間あたり[ 12] 、γ・δ・η・θの作る四辺形の中に位置している。肉眼でも霧のように見えるが、双眼鏡で見るのが最適であるとされる[ 14] 。 M67 太陽系から約2,870 光年の距離にある散開星団[ 102] 。ヨハン・ボーデ によると、1779年 以前にヨハン・ゴットフリート・ケーラー (英語版 ) が発見していたとされるが、ケーラーの観測機器は非常に性能が劣っており、星団の星を分解できていたか疑わしい[ 103] 。一方、メシエは独立してM67を発見し、1780年 4月6日 にカタログに載せている[ 103] 。星団が生まれてから35億-48億年が経過していると考えられており[ 104] 、これはメシエカタログの散開星団の中では群を抜いて年老いている[ 103] 。また、星団の年齢が太陽と近く、化学組成もまた太陽と似ていることから、太陽型星の研究に適した観測対象とされている[ 103] 。 NGC 2775 天の川銀河から約7270万 光年の距離にある渦巻銀河 [ 105] で、コールドウェルカタログの48番に選ばれている[ 100] 。うみへび座との境界線近くに位置している。はっきりとした渦状腕 を持つ「グランドデザイン渦巻銀河 」とは異なり、羊毛や羽毛に喩えられるようなぶつぶつと途切れた構造の渦状腕を持つ[ 106] 。このような渦状腕は「フラキュラント (flocculent) な渦状腕」と称されている[ 107] 。銀河中央部の巨大なバルジ ではほとんど星形成 されていない[ 106] 。 かに座の名前を冠した流星群 で、IAUの流星データセンター (IAU Meteor Data Center) で確定された流星群 (Established meteor showers) とされているものは、かに座δ北流星群 (Northern delta Cancrids, NCC)、かに座δ南流星群 (Southern delta Cancrids, SCC)、かに座ζ昼間流星群 (Daytime zeta Cancrids, ZCA) の3つ[ 7] 。いずれも2012年以降に確定流星群に加えられた群である[ 7] 。
^ 地球の歳差運動 の影響によって夏至点は天球 上を西へ移動しており、かに座からふたご座 へ、さらに1989年 にはおうし座 の領域に位置を変えている[ 17] 。 ^ バイエルは複数の星をまとめて1つの文字で表すことがあったため、星の数は使われた文字の数よりも多い[ 36] [ 37] 。 ^ ヒュギーヌスはシーレーノス も同行したとしている[ 8] [ 9] 。サテュロスとシーレーノスは、いずれもディオニューソス(ローマ神話ではリーベル )の従者のような存在とされていた[ 9] 。またヘーパイストスは足が不自由でロバに騎乗していると考えられていた[ 9] 。 ^ ギリシャ神話のディオニューソスに相当する豊穣神[ 53] 。 ^ ギリシャ神話のヘーラーに相当する女神[ 54] 。 ^ ギリシャ神話のゼウスに相当する神[ 55] 。 ^ 当初「リッペルスハイ (Lippershey)」と命名されたが、この「s」を含む綴りが1831年 に誤植されたものが広まった誤りであったため、2016年1月15日に本来の綴りであるリッペルハイ (Lipperhey) に変更された[ 92] 。 ^a b “The Constellations ”. 国際天文学連合 . 2024年6月24日閲覧。 ^a b c d e f g h Ridpath, Ian . “Cancer ”. Star Tales . 2024年6月24日閲覧。 ^a b “Constellation boundary ”. 国際天文学連合 . 2024年9月1日閲覧。 ^a b 山田陽志郎「星座」『天文年鑑2024年版』誠文堂新光社 、2023年11月30日、328-331頁。ISBN 978-4-416-11545-9 。 ^ “星座名・星座略符一覧(面積順) ”. 国立天文台(NAOJ) . 2023年1月1日閲覧。 ^a b Frommert, Hartmut (2013年4月26日). “Messier Index ”. 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