
『お登勢』(おとせ)は、船山馨の小説。これを原作としてテレビドラマ、舞台演劇が制作されている。
庚午事変と、その騒動に巻き込まれた娘・お登勢を描いた長編小説。正編・続編合わせて1,700枚に及ぶ。正編は毎日新聞日曜版(1968年1月7日 -1969年3月30日)にて連載された。また、続編は北海道新聞日曜版(1972年6月18日 - 1973年6月3日)にて連載された。
淡路島の農家の娘・お登勢は16歳になり、洲本の加納家に奉公することになる。途中の船で出合った青年・津田貢に心惹かれるが、彼は勤王の志士であり、加納家の娘・志津の恋人であった。
| お登勢 | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 原作 | 船山馨 |
| 脚本 | ジェームス三木 |
| 出演者 | 音無美紀子 原田大二郎 ほか |
| 製作 | |
| プロデューサー | 山田和也 |
| 制作 | TBS |
| 放送 | |
| 映像形式 | カラー放送 |
| 音声形式 | モノラル放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 1971年3月29日 -9月25日 |
| 放送時間 | 月 - 土 12:40 - 13:00 |
| 放送枠 | ポーラテレビ小説 |
| 放送分 | 20分 |
| 回数 | 全13週、78 |
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1971年3月29日から9月25日に「ポーラテレビ小説」枠の第6作として放送。同枠最初のカラー放送となった。
| お登勢 | |
|---|---|
| ジャンル | 時代劇 |
| 原作 | 船山馨 |
| 脚本 | ジェームス三木 |
| 出演者 | 沢口靖子 森口瑤子 葛山信吾 ほか |
| 製作 | |
| プロデューサー | 吉川幸司(制作統括) |
| 制作 | NHK |
| 放送 | |
| 音声形式 | ステレオ放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 2001年4月6日 -6月22日 |
| 放送時間 | 金曜 20:00 - 20:45 |
| 放送枠 | 土曜時代劇 |
| 放送分 | 45分 |
| 回数 | 12 |
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2001年4月6日から6月22日に、NHK総合の金曜時代劇で放送された。撮影は、ドラマの舞台である淡路島及び徳島県鳴門市・徳島市近郊にて行われた。このドラマに因み、2002年に洲本城「下の城」跡(淡路文化史料館前)にお登勢の銅像が建てられた[1][2]。
劇団前進座の制作・上演で2004年10月に初演[3]、2005年・2007年に再演[4]。各地での巡演も行った[4]。同劇団所属の嵐広也がテレビ版と同じ役で出演、脚本・演出は2度のテレビ版に関わった脚本家ジェームス三木が担当した[5]。
2005年1月2日 -2月28日に東宝が制作し芸術座で上演[6][7]。テレビ版のヒロイン沢口靖子と葛山信吾が同じ役で出演[8]、脚本は飯島早苗、演出は水谷幹夫が担当した[9][7]。
| TBS系ポーラテレビ小説 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
お登勢 (1971年3月29日 - 9月25日) (ここからカラー放送) | ひまわりの道 (1971年9月27日 - 1972年3月25日) | |
| NHK総合金曜時代劇 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
- | お登勢 (2001年4月6日 - 6月22日) | 茂七の事件簿 ふしぎ草紙 (2001年6月29日 - 9月21日) |
| ポーラテレビ小説 (1968年9月 - 1984年3月) |
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| テレビ小説 (1984年4月 - 1986年9月) |
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| 関連項目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 大衆名作座(1965年 - 1966年度) |
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| 金曜時代劇(1966年 - 1978年度) |
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| 水曜時代劇(1978年 - 1983年度) |
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| 金曜時代劇(1991年 - 1999年度) |
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| 時代劇ロマン(2000年度) |
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| 木曜時代劇(2006年 - 2007年度) |
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| 木曜時代劇(2013年 - 2016年度) |
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| 土曜時代ドラマ(2017年度 - 2021年度) |
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| 関連項目 |
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