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いわき平競輪場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いわき平競輪場
いわき平競輪場
地図
基本情報
所在地福島県いわき市平谷川瀬字西作1
座標北緯37度2分43.2秒東経140度53分29.4秒 / 北緯37.045333度 東経140.891500度 /37.045333; 140.891500座標:北緯37度2分43.2秒東経140度53分29.4秒 / 北緯37.045333度 東経140.891500度 /37.045333; 140.891500
電話投票13#
開設1951年昭和26年)2月5日
走路400m
施行者いわき市
トータリゼータ日本トーター(以前はオムロン
重勝式投票チャリロト(グループB)
マスコット「リュウ君」[1]
公式サイトいわき平競輪
配信サイトYouTube いわき平競輪-空中バンク-
旧称平競輪場
実況
担当中川建治[2]・滝やすし
所属JPF
ナイター競走
愛称エキサイティングナイター
開催期間通年[注 1](一部昼間開催もある)
記念競輪
名称いわき金杯争奪戦
開催月1月(次回は2027年2月)

2024年6月24日 更新
テンプレートを表示
いわき市平市街地に隣接する

いわき平競輪場(いわきたいらけいりんじょう)は、福島県いわき市にある競輪場。施設所有および主催はいわき市。競技実施はJKA東日本地区本部第8競技実施チーム。

概要

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1951年2月5日に開設(第1回開催は2月7日[3])された当初は平競輪場であったが、1991年4月から現在の名称になった[4]。東北地方に位置する競輪場だが、福島県浜通りの最南端に位置するいわき市は東北地方の中でも気温が高く冬季の降雪の影響が少ないため、通年で本場開催されている。なお、かつては地理的に日没が早かったため冬季は最終競走の発走時間を早めに設定していたが、リニューアル工事(後述)により走路の照明設備が充実したため、現在は他場同様の発走時間を設定することが可能になった。

いわき平では、1978年2022年[注 2][5]2024年には日本選手権競輪が、1980年1983年1986年1994年2010年2017年2018年2021年[注 3][6]にはオールスター競輪が、1997年2006年には全日本選抜競輪が、2003年には東王座戦が、2013年2020年[注 4][7]にはサマーナイトフェスティバルといったビッグレースが、それぞれ開催された。今後は、2026年12月28日から30日まで初めて寺内大吉記念杯グランプリシリーズ(初日ヤンググランプリ・2日目ガールズグランプリ・最終日KEIRINグランプリ)が開催される予定である。

記念競輪GIII)として『いわき金杯争奪戦』が開催される。かつては12月や3月開催であったが、2014年からは1月[注 5]に開催されている。また、2027年はナイター開催として行われる。S級シリーズでは現役時代は「3強」時代の一人でもあった阿部道を称え、阿部道杯が開催されている。

2005年9月の記念競輪開催後、施設及びバンクの大幅なリニューアル工事を実施し、一部施設の完成により2006年10月よりプレオープンした。ビルの3階にあたる所までバンクを持ち上げたため、バンクの内側からも観戦可能な構造を持つ数少ない競輪場の一つになっている[8]。全ての施設が完成した2009年3月の記念開催でグランドオープンし、7月17日からはナイター競走「エキサイティングナイター」も開始された(2017年5月以降の一部のFII開催では第1Rを16:30に繰下げて開催していたが、現在はレース数により変動している[9])。なお、ミッドナイト競輪は他場借り上げも含めて開催していなかったが、2023年11月4日より開催されている[10][11]

マスコットキャラクターの「リュウ君」は当地で発見されたフタバスズキリュウをモチーフとしている。トータリゼータシステム日本トーターを採用している(但し、オッズ表示や払い戻し金表示などは、以前まで使用していたオムロンのものを引き継いで利用している)。

2008年12月14日、第10レースのレインボーカップファイナルステージ・A級準決勝において、出走した選手が全員失格という珍事が起こり[12]、車券は全額返還となった。詳細は、競輪全員失格事件を参照。

2011年3月11日に発生した東日本大震災東北地方太平洋沖地震)では施設に大きな損傷がなかったことにより救援物資の搬入拠点となったため、5月まで本場開催および場外発売が中止され、6月20日より本場開催が再開された。

2015年6月中旬から12月まで本場開催は休み、場外販売のみ。バンクを30cm程掘り起こし全面改修した。2011年の東日本大震災の影響かは不明だが、バンクのひび割れやバンク下の駐車場の水漏れがあったという[13][14][15][16]

2017年8月15日第60回オールスター競輪最終日)、第6レースのS級一般戦において、堤洋の落車がきっかけで係員が周回板をめくり忘れ、競技が不成立となり、車券は全額返還となった[17][18]。これを教訓として、翌2018年3月24日初日のFIナイターから「電子周回告知板」を導入した(日本の競輪界では初)[19]

2024年より、サイクルスポーツの次世代を担う若い世代の育成・発掘を目的として、いわき市主催による現役高校生よる自転車競技大会『競輪甲子園』を開催している[20]

チャリロト

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2013年12月6日からの開催より、重勝式投票にあたるチャリロトが発売される。なおいわき平は伊東温泉競輪場静岡競輪場千葉競輪場キャリーオーバーを共有する『グループB』としての発売となり、キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3はいわき平単独での発売となる。

施設概要

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設計は日本設計。施設は一層目が駐車スペース、二層目(地上高6mほど)にバンクを設けた構造で、その特徴は、選手たちが空中を疾走しているように見えるバンク(いわゆる「空中バンク」)であるところと、屋外施設ではバンクの中からレースを観戦できるところにある[21]。なお、撮影は個人で楽しむ場合に限り許可されているが、ゴール線前後の区間においては、レース中(敢闘門から選手が出場し、全選手がゴール線を通過するまで)は撮影禁止とされている。また、その特徴を活かしたバンク内側のスペースで催されるビアガーデン(夏季本場開催時限定)などのイベントも特徴の1つである。リニューアル後の施設の概要は次のとおり[22]

  • 収容人員 - 約8,500人
  • メインスタンド - 地上6階地下1階
    • 1階: エントランス、フードコート、有料席指定券販売所、駐車場493台
    • 3・4階: 一般観覧席(3階708席・4階432席)、キッズコーナー(3階)、レストラン(4階)
    • 5階: 特別観覧席92席(指定席券は1階で購入)
    • 6階: ロイヤルルーム5室(1階インフォメーションで購入後、1階から直通エレベーター)
  • バンク(2層式)
    • 1周400m(最大カント32度54分45秒)
    • カーニバルプラザ(観客エリアであり、本場開催時に様々なイベントが催される。非開催時は一般貸出を実施)
    • サイクルコロシアム(観客エリアであり、本場開催時に様々なイベントが催される。非開催時は一般貸出を実施)
  • 選手宿舎
    • 地上5階 最大収容人員170名
  • 地域開放型施設(バックスタンド) - 地上4階地下1階
    • 1階: オープンスペース、投票所・払戻所、公開スタジオ、喫煙コーナー、サイクルハウス(別棟・40席)、ドリンクサービスコーナー、非開催払戻所
    • 3階: サイクルシアター(椅子席200席、枡席3区画)、投票所、払戻所、喫煙コーナー、売店、自動販売機コーナー、ドリンクサービスコーナー
競輪場全景

バンク

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トレーニング中の競輪選手

1周400m。屋外では日本で唯一となる構造物上に設置された空中バンクである。リニューアル工事前の旧バンクはカントがやや緩く、比較的直線が短めだったため、先行タイプの選手に有利とされていたが、新バンクはクセのない標準的なバンクとなり、400mバンクでは3番目に長い直線となった。ややカントがあるせいか捲りが決まりやすく逃げ選手には厳しいが、ギリギリまで仕掛けを渋ると逃げきれることも。バンクが軽くなり走りやすいのか捲りが決まるのは中団からの仕掛けで、7番手あたりに置かれると本命選手でも入着出来ない程のスピードレースが多くなった。ゴール前ではイエローラインのやや内と外に伸びるコースがあり、大外強襲を狙う追い込み選手には有利。

なおバンク全周外側全てがポリカーボネート(透明板)と建物に塞がれているだけでなく、上述通り内側も観客席があるためポリカーボネートで塞がれており、走路に入り込んだ風の逃げ道がないため、選手が風を受ける時の影響が他の競輪場よりも大きい点に注意が必要となる。

大型映像表示装置(大画面モニター)は2センター側に設置されている。

アクセス

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無料送迎バス(約5分)はグレードレースの本場開催時に運行。かつて日立駅からも無料送迎バスを運行していたが2008年3月30日をもって終了となった。

場外車券売場

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ウィキメディア・コモンズには、いわき平競輪場に関連するメディアがあります。
→「競輪場外車券売場」も参照

かつて開設していた場外車券売場

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  • サテライト朝日(山形県朝日町) - 2008年9月30日をもって閉鎖。
  • 平場外(専用場外・いわき駅近くの国道6号沿い) - 東日本大震災の影響で大きな被害を受け、施設倒壊の恐れから再開を断念し廃止[23]
  • サテライト大和(宮城県大和町) - 2023年3月29日をもって閉鎖。

ホームバンクとする主な選手

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歴代記念競輪優勝者

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優勝者登録地
2004年高木隆弘神奈川
2005年3月伏見俊昭福島
同年9月
2007年山崎芳仁
2009年伏見俊昭
2010年村上博幸京都
2012年武井大介千葉
2013年山崎芳仁福島
2014年
2015年岩津裕介岡山
2016年稲垣裕之京都
2017年渡邉一成福島
2020年山崎芳仁
2021年鷲田佳史福井
2024年新田祐大福島
2026年脇本雄太福井
2027年
※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^当初は3月または6月-12月だった。
  2. ^COVID-19の影響で、入場制限を行った上で開催された。
  3. ^ナイター開催で開催された。なお、当初は事前に抽選を行った上で入場制限を行って開催される予定だったが、いわき市に蔓延防止等重点措置が発令された影響で急遽無観客での開催に変更された
  4. ^COVID-19の影響で、福島県在住者のみの入場制限を行って開催された。
  5. ^2021年のみ2月に開催された。

出典

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  1. ^いわき平競輪イメージキャラクター いわき平競輪 旧サイト
  2. ^【日本選手権競輪】いわき平競輪実況・中川建治アナウンサーに聞いた「こんな選手は要チェック!」”. netkeirin (2022年4月23日). 2022年8月1日閲覧。
  3. ^いわき平競輪の歴史 いわき平競輪 旧サイト
  4. ^いわきの『今むがし』Vol.126”. いわき市 (2019年9月11日). 2024年6月29日閲覧。
  5. ^重要なお知らせ
  6. ^“G1オールスター競輪は無観客開催に変更 福島県まん延防止措置に対応”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年8月5日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202108050000670.html 2021年8月6日閲覧。 
  7. ^【いわき平競輪】第16回サマーナイトフェスティバル開催について重要なお知らせ”. KEIRIN.JP (2020年6月21日). 2020年6月22日閲覧。
  8. ^小倉競輪場は開催によりバンク内を開放、TIPSTAR DOME CHIBAでもバンク内観戦を実施している
  9. ^【記者コラム】発走時刻、間隔も見直す時期 keirinsponichi.jp 中林陵治 2017年4月20日
  10. ^いわき平競輪場におけるミッドナイト競輪の開催について”. KEIRIN.JP (2023年8月9日). 2023年8月9日閲覧。
  11. ^“【競輪】加藤舞は落車による右鎖骨骨折からの復帰戦「自力自在に頑張ります」/いわき平ミッド”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年11月3日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/mid_cal/news/202311030001346.html 2023年11月3日閲覧。 
  12. ^いわき平競輪で9人全員失格…前代未聞の珍事ナゼ?ZAKZAK 2008年12月15日
  13. ^スポーツ報知、2015年6月11日
  14. ^佐藤龍二が総力戦で大暴れ/いわき平 - 日刊スポーツ、2015年6月11日
  15. ^競輪 平沼 由充 (@hiranumax)、2015年6月17日 - Twitter
  16. ^いわき平競輪公式HP運営スタッフ (@keirin_iwaki_hp)、 2015年6月20日 - Twitter
  17. ^いわき平競輪第6Rで競走不成立…車券は全て返還 周回板表示で間違い サンケイスポーツ 2017年8月15日
  18. ^周回板めくり忘れて2億2000万円すべて返還…いわき平競輪で54年ぶり珍事件 スポーツ報知 2017年8月16日
  19. ^電子周回告知板(電子周回板)の新規導入について - いわき平競輪場
  20. ^次世代の育成・発掘を いわき平競輪場で『競輪甲子園2024』開催”. 月刊競輪WEB. JKA (2024年11月13日). 2025年4月16日閲覧。
  21. ^“史上初!ナイター開催オールスター競輪 いわき平からPDF新聞を初配信”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年8月). https://www.nikkansports.com/public_race/photonews/photonews_nsInc_202108010001133-0.html 2021年8月6日閲覧。 
  22. ^2009年3月19日福島民報朝刊8面
  23. ^Keirin.JP・「平場外車券売場」の廃止について 2011年12月26日

外部リンク

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競輪場
現存
北日本
関東
南関東
中部
近畿
中国
四国
九州

※=改修工事のため長期本場開催休止中

<再開予定>松山 – 2026年2月/高松 – 2027年12月/京都向日町 – 2029年春
廃止
休止
自転車
競技場
現存
撤去
解体
グッドデザイン社会領域 [公共施設・建築、土木環境・都市計画・まちづくりほか](2008 - 2010)
2008
2009
2010
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