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Ї

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、キリル文字のЇについて説明しています。ラテン文字については「Ï」をご覧ください。
キリル文字
АБВГҐДЃ
ЂЕЁЀЄЖЗ
ЅИІЇЙЍЈ
КЌЛЉМНЊ
ОПРСТЋУ
ЎФХЦЧЏШ
ЩЪЫЬЭЮЯ
非スラヴ系文字
ӐӒӘӚӔҒӶ
ҔӖӁҖӜҘӞ
ӠӢӤҊҠҚҞ
ӃҜӅӍҢӉӇ
ҤӨӦӪҦҎҪ
ҬҴӲӮҮҰӰ
ҲӾҺҶӋҸӴ
ҨҼҾӸҌӬӀ
初期キリル文字
ҀѸѠѾѺѢ
ѤѦѪѨѬѮѰ
ѲѴѶԀ
キリル文字一覧

Ї,ї は、キリル文字のひとつ。Іトレマないしウムラウトを付した文字で、ラテンアルファベットのÏ と同形。現在はウクライナ語ルシン語でのみ用いられるが、教会スラヴ語ピョートル大帝以前のロシア語でも用いられていた。

呼称

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  • ウクライナ語:イィー;非円唇前舌狭母音
  • ロシア語:イークラートコイェジェシャジェリチノイェ(И десятеричное краткое / І десятеричное краткое、短い10のイー)
  • ブルガリア語:イークラートコデセチチノ(И десетично кратко / І десетично кратко、短い10のイー)

音素

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ウクライナ語では/ji/ を表す。

アルファベット上の位置

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ウクライナ語の第13字母である。

Їに関わる諸事項

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  • ラテン文字への転写では、ji と書かれることが多く、またこの転写が推奨されているようであるが、ijと書かれることもある[要出典]
  • 日本語への転写では、「イィ」やユィ[要出典]、「」と転写される。
  • ґє などと同様、ウクライナ語でしか使用されない文字であるため、ウクライナの独立の象徴とされる事がある[1]

符号位置

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大文字UnicodeJIS X 0213文字参照小文字UnicodeJIS X 0213文字参照備考
ЇU+0407Ї
Ї
їU+0457ї
ї
一部の文字は環境によって表示されないことがある(詳細
АБВГҐДЃЂЕЄЀЁЖЗЅИІЇЙЍЈКЛЉМНЊОӨПРСТ
абвгґдѓђеєѐёжзѕиіїйѝјклљмнњоөпрст
ЋЌѸУҮЎФХѠЦЧЏШЩЪЫЬѢЭЮЯІАѤѦѪѨѬѮѰѲѴѶӾ
ћќѹуүўфхѡцчџшщъыьѣэюяіаѥѧѫѩѭѯѱѳѵѷӿ
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出典

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[脚注の使い方]
  1. ^У Маріуполі літера «Ї» стала символом спротиву - її малюють у різних куточках міста” (ウクライナ語). 2022年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月17日閲覧。

外部リンク

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  • ウィクショナリーには、Їの項目があります。
  • ウィクショナリーには、їの項目があります。
  • Ager, Simon."Ruthenian (Rusyn/Русин)".Omniglot: the online encyclopedia of writing systems & languages. 2012年4月11日閲覧
  • Ager, Simon."Ukrainian (Українська)".Omniglot: the online encyclopedia of writing systems & languages. 2012年4月11日閲覧
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