この記事は古くなっており、今後更新されません。新しい React 日本語ドキュメントであるja.react.dev をご利用ください。
アプリを作成する際のおすすめの方法については、React プロジェクトを始めるを参照してください。
もっとも良いユーザ・開発体験を得るために統合されたツールチェインを使いましょう。
このページではいくつかの人気のある React ツールチェインを説明します。これは次のようなタスクに役立ちます:
このページで推奨されているツールチェインは始めるにあたって設定が不要です。
あなたが上記のような問題を経験していなかったり、まだ JavaScript のツールを利用するのに慣れていない場合、HTML ページに簡単な<script>
タグで React を追加することを検討してください(JSX の利用も検討してみてください)。
これは既存のウェブサイトに React を統合する最も簡単な方法でもあります。あなたが役立つと思えばいつでもより大きなツールチェインを追加できます。
React チームは主に以下のソリューションを推奨します:
Create React App はReact を学習するのに快適な環境であり、React で新しいシングルページアプリケーションを作成するのに最も良い方法です。
開発環境をセットアップして最新の JavaScript の機能を使えるようにし、快適な開発体験を提供し、そして本番環境用の最適化を行います。あなたのマシンにNode >= 14.0.0 及び npm >= 5.6 の環境が必要です。プロジェクトを作成するには次を実行します:
npx create-react-app my-appcd my-appnpm start
補足
最初の行の
npx
は打ち間違いではありません — これはnpm 5.2 から利用できるパッケージランナーツールです。
Create React App はバックエンドのロジックやデータベース接続は扱いません。フロントエンドのビルドパイプラインを構築するだけであり、バックエンドに関しては好きなものを組み合わせて使って構いません。内部ではBabel とwebpack を利用していますが、それらについて知る必要はありません。
本番環境にデプロイする準備ができたら、npm run build
を実行すれば、build
フォルダ内に最適化されたアプリケーションのビルドが生成されます。Create React App の詳細については、該当ツールの README およびユーザガイド を参照してください。
Next.js は React を使って静的なサイトやサーバサイドでレンダーされるアプリケーションを構築する場合に人気のある軽量フレームワークです。すぐに使えるスタイルおよびルーティングのソリューションを含み、サーバ環境としてNode.js を利用することを想定しています。
Next.js のオフィシャルガイドを参照してください。
Gatsby は React で静的なウェブサイトを作成するのに最も良い方法です。React コンポーネントを使用しながらも、事前レンダーされた HTML と CSS を出力することで最速のロード時間を保証します。
Gatsby のオフィシャルガイド およびスターターキットのギャラリーを参照してください。
以下のツールチェインはより大きな柔軟性や選択肢を提供します。経験豊富なユーザにこれらを推奨します。
JavaScript ビルドツールチェインは一般的に次から成ります:
ゼロから独自の JavaScript ツールチェインを設定したい場合、こちらのガイドをチェックすると Create React App の機能の一部を再現できます。
カスタムしたツールチェインは忘れずに本番環境用に正しく設定してください。