| JR横浜タワー | |
|---|---|
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| 情報 | |
| 用途 | 商業施設・事務所・映画館[1] | 
| 設計者 | 東日本旅客鉄道東京工事事務[1] 東日本旅客鉄道東京電気システム開発工事事務所[1] JR東日本建築設計[1] | 
| 施工 | 建築・機械・衛生:竹中工務店[1] 電気:日本電設工業、関電工、リーテック[2] 横浜駅西口開発ビル(仮称)新築電気設備工事共同企業体[1] | 
| 建築主 | 東日本旅客鉄道[1] | 
| 事業主体 | 東日本旅客鉄道[1] | 
| 管理運営 | ルミネ、JR横浜湘南シティクリエイト ティ・ジョイ[3] JR東日本ビルディング[1] | 
| 構造形式 | 主体構造: 鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート構造[1] 杭・基礎:パイルド・ラフト基礎(べた基礎+杭基礎)[1] | 
| 敷地面積 | 8,687.45 m²[1][4] | 
| 建築面積 | 7,488.07 m²[1][4] | 
| 延床面積 | 98,491.53 m²[1][4] | 
| 階数 | 地下3階、地上26階、塔屋2階[1] | 
| 高さ | 最高高: 132,253 mm(高層棟)[1] 軒高:130,903 mm[1] 階高:4,000 mm[1] 天井高:2,800 mm[1] 主なスパン: 14,250×7,200 mm[1] | 
| エレベーター数 | オフィスシャトル: 3台(23人乗り240 m/分)[1] オフィス低層階用: 3台(17人乗り180 m/分)[1] オフィス高層用: 3台(17人乗り210 m/分)[1] 商業用: 9台(27人乗り120 m/分×4、27人乗り105 m/分×2、18人乗り45 m/分×1、11人乗り45 m/分×2)[1] | 
| 駐車台数 | 1台[1] | 
| 着工 | 2015年10月[1] | 
| 竣工 | 2020年3月[1][4] | 
| 開館開所 | 2020年6月18日[注釈 1] オフィスフロアは2020年4月に先行開業。 | 
| 所在地 | 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号[1] | 
| 座標 | 北緯35度28分00秒東経139度37分20秒 / 北緯35.46667度 東経139.62222度 /35.46667; 139.62222 (JR横浜タワー)座標:北緯35度28分00秒東経139度37分20秒 / 北緯35.46667度 東経139.62222度 /35.46667; 139.62222 (JR横浜タワー) | 
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JR横浜タワー(ジェイアールよこはまタワー)は、JR横浜駅の駅ビル。横浜駅西口に直結する複合商業施設で、商業施設「NEWoMan横浜」「CIAL横浜」「T・ジョイ横浜」およびオフィスなどで構成される。横浜市による横浜駅周辺再開発事業「エキサイトよこはま22」の中心的プロジェクトである。
本項では、JR横浜タワーの別館として建設されたJR横浜鶴屋町ビルと、2つのビルを接続する歩行者用デッキ「はまレールウォーク」についても記述する。
2010年にJR東日本と東京急行電鉄(現東急)が発表した「横浜駅西口開発ビル(仮称)」の工事計画は、
という3区画の構想であった[5][6]。その後、東日本大震災の影響などで計画が見直され、線路上空棟は中止になり、駅前棟は地上26階(高さ132m)・地下3階にリサイズされ、2015年10月より工事に着工した[7]。なお、東急電鉄は2013年に撤退し、事業主体はJR東日本に一本化されている。
2018年11月、駅前棟が「JR横浜タワー」、鶴屋町棟が「JR横浜鶴屋町ビル」となる正式名称が決定し、シネマコンプレックスなど出店予定店舗が発表された[8]。
当初の開業予定は2020年5月末だったが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令による影響で一斉開業が見送られ、同年6月18日から順次開業となった[9]。
1階から10階のルミネが展開するファッションビル「NEWoMan横浜」の館内デザインは田根剛が担当し、「GLOBAL PORT CITY」をテーマとして壁や床には階によって異なるデザインのタイル約30万枚が使われている[18]。
電力は、JR東日本信濃川発電所・JR東日本川崎火力発電所で発電した、列車・鉄道設備用の電力(JR電源)を使用している[19]。
フロア構成は開業時点のもの[20]。
| T・ジョイ横浜 T-JOY Yokohama | |
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|  8階インフォメーション | |
| 情報 | |
| 開館 | 2020年6月24日 | 
| 開館公演 | 『ベイビー・ドライバー』(エドガー・ライト監督)[22]他 | 
| 収容人員 | (9スクリーン)計1,230[23]人 | 
| 設備 | ドルビーサラウンド7.1 4Kレーザープロジェクター[24] デジタル3D[25][24] DOLBY CINEMA(シアター4) [23][25][24][26] | 
| 用途 | 映画上映 (シネマコンプレックス) | 
| 運営 | 株式会社ティ・ジョイ | 
| 所在地 | 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号 | 
| 最寄駅 | 横浜駅 | 
| 最寄バス停 | 横浜駅西口停留所 | 
| 最寄IC |  首都高速神奈川2号三ツ沢線 横浜駅西口出入口 | 
| 外部リンク | T・ジョイ横浜 | 
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T・ジョイ横浜(ティ・ジョイよこはま)は、JR横浜タワーの8階から10階に所在する映画館(シネマコンプレックス)。2020年6月24日に開業[23][24][26]。
東映グループの施設であるため運営をティ・ジョイ、シアター内の内装の開発工事を東映建工がそれぞれ担当している[27][3]。
特徴として、全スクリーンに4Kレーザープロジェクターや3D映画の上映設備が導入されていることが挙げられる[25][24]。シアター4には神奈川県内では初のドルビーシネマが導入されており[23][24][26]、日本初の新設されたドルビーシネマでもある[注釈 2]。
横浜駅からのアクセスは、駅中央通路を西口へ向かい、JR横浜タワー1階アトリウム脇のエレベーターで8階まで上がる(9階と10階は停止しない)。チケット確認は1カ所のゲートではなく、各シアターの入り口でチェックする方式である。シアター1からシアター4は8階から、シアター5からシアター9は10階から入場する。ドルビーシネマ専用に設計されたシアター4は、8階から10階の3フロアを跨ぐような造りとなっている[23][26]。9階はラウンジになっており、上映開始までの待ち時間を無料で利用できる。
なお、当館の最寄り駅である横浜駅の隣駅の桜木町駅にもティ・ジョイが運営するシネマコンプレックス「横浜ブルク13」が存在する。
| スクリーン | 座席数 | 設備 | |
|---|---|---|---|
| 一般席 | 車いす席 | ||
| シアター1 | 63席 | 2席 | - | 
| シアター2 | 79席 | ||
| シアター3 | 94席 | ||
| シアター4 | 325席 | DOLBY CINEMA | |
| シアター5 | 127席 | - | |
| シアター6 | 201席 | ||
| シアター7 | 150席 | ||
| シアター8 | 79席 | ||
| シアター9 | 94席 | ||
| JR横浜鶴屋町ビル (CIAL横浜 ANNEX) | |
|---|---|
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| 地図 | |
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| 店舗概要 | |
| 所在地 | 〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目66番9[1] | 
| 座標 | 北緯35度28分8.5秒東経139度37分28.5秒 / 北緯35.469028度 東経139.624583度 /35.469028; 139.624583 (JR横浜タワー) | 
| 開業日 | 2020年6月16日[注釈 1] | 
| 建物名称 | JR横浜鶴屋町ビル | 
| 土地所有者 | 東日本旅客鉄道[1] | 
| 施設所有者 | 東日本旅客鉄道[1] | 
| 施設管理者 | JR横浜湘南シティクリエイト 日本ホテル JR東日本スポーツ[1] | 
| 設計者 | 東日本旅客鉄道東京工事事務所[1] JR東日本建築設計[1] | 
| 施工者 | 建築:竹中工務店[1] 電気:日本電設工業[1] 設備:九電工[1] 昇降機:フジテック[1] | 
| 敷地面積 | 4,909.16 m²[1][4] | 
| 建築面積 | 3,948.37 m²[1][4] (建蔽率80%) ※建蔽率:80.83%(許容:100%)[28] | 
| 延床面積 | 31,268.97 m²[1][4] ※容積率:497.08%(許容:500%)[28] | 
| 商業施設面積 | 1,302.97 m²[4] | 
| 中核店舗 | CIAL横浜 ANNEX | 
| 店舗数 | 10店舗 | 
| 駐車台数 | 550台[4][28] | 
| 駐輪台数 | 563台[4] ※自転車 510台・バイク 53台 | 
| 最寄駅 | 横浜駅 | 
| 最寄バス停 | 横浜駅西口停留所 | 
| 最寄IC | 首都高速神奈川2号三ツ沢線 横浜駅西口出入口 | 
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JR横浜タワーの別館。通称「CIAL横浜 ANNEX」。当初の計画では、JR横浜タワーの駐車場棟として建設される予定であった。
当地は、かつて国鉄神奈川駅(1872年7月10日(明治5年6月5日)~1928年(昭和3年)10月15日)[29]があった場所である。また2004年に東急東横線横浜駅が地下化されるまで、東急東横線の線路として使用されていた場所でもある。
ビルの北側の道路を挟んだ向かい側には、東急東横線の線路跡地を利用した遊歩道「東横フラワー緑道」が整備されており、当ビル2階の通路は東横フラワー緑道・はまレールウォークとともに「エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)」の歩行者動線計画の一部になっている。
フロア構成は開業時点のもの[20]。

JR横浜タワーとJR横浜鶴屋町ビルを接続する歩行者用連絡デッキ。正式名称は、「鶴屋町連絡デッキ」。
当地はJR鶴屋町ビルと同様に、かつて東急電鉄が線路として使用していた場所である。そのためJRと京急の線路・電車を見ることができるようになっており、床面にはモニュメントとして鉄道のレールが埋め込まれている。また帷子川分水路(派新田間川)を渡る部分は、東横線で使われていた鉄道橋を改修している。
この連絡デッキは「エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)」の歩行者動線計画の一部であり、桜木町駅東横線跡地の遊歩道 - 横浜駅 -東横フラワー緑道を繋ぐ経路の一部である。
はまレールウォークの隣にある横浜駅きた西口鶴屋地区[注釈 3]では、全国初の国家戦略住宅整備事業による「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」が行われ、住宅・商業施設・事務所・ホテル・サービスアパートメントなどが入居する超高層複合施設「THE YOKOHAMA FRONT」が建設されている[31]。
| 全ての座標を示した地図 -OSM | 
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