| 物質名 | |
|---|---|
酸化マンガン(II) | |
別名 緑マンガン鉱(鉱物名) | |
| 識別情報 | |
| ECHA InfoCard | 100.014.269 |
| 性質 | |
| MnO | |
| モル質量 | 70.937 g·mol−1 |
| 外観 | 緑色結晶 |
| 密度 | 5.37 g/cm3 |
| 融点 | 1,650 °C (3,000 °F; 1,920 K) |
| 構造 | |
| 塩化ナトリウム型構造(立方晶)、cF8 | |
| Fm3m, No. 225 | |
| 八面体形 (Mn2+) 八面体形 (O2–) | |
| 危険性 | |
| 引火点 | 不燃性 |
| 関連する物質 | |
| その他の 陰イオン | 硫化マンガン(II) セレン化マンガン テルル化マンガン |
| その他の 陽イオン | 酸化テクネチウム(IV) 酸化レニウム(IV) |
| 関連するマンガンの酸化物 | 酸化マンガン(II,III) 酸化マンガン(III) 二酸化マンガン 七酸化二マンガン |
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。 | |
酸化マンガン(II)(さんかマンガン(II)、Manganese(II) oxide)は、化学式 MnO で表されるマンガンと酸素の化合物である。緑マンガン鉱として天然に産出される。
硝酸マンガン(II)六水和物を大気中で300 ℃まで加熱すると、二酸化窒素の発生終了後に β-MnO2 が得られる。これを粉砕し、水素中・1200 ℃以下で還元すると酸化マンガンが得られる。
または炭酸マンガンを減圧下・500 ℃で数十時間、ないし水素中で1000 ℃・20分加熱することでも生成される。
水には溶けないが、塩化アンモニウム水溶液には可溶。単位格子は立方晶で格子定数は4.436Å。空気中でも安定だが、長期間放置すると褐色の二酸化マンガンになる。
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