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| 踊る!さんま御殿!! DANCING SANMA PALACE | |
|---|---|
| ジャンル | トークバラエティ番組 |
| 企画 | 吉川圭三 |
| 構成 | 大岩賞介岩立良作 石塚祐介 坂田康子 鈴木 遼 横張晋司 |
| 総監督 | 菅賢治 |
| 演出 | 宮森宏樹小川通仁伊藤慎一 |
| 司会者 | 明石家さんま |
| ナレーター | 森富美(日本テレビ) 鈴木賢 |
| オープニング | Tommy James & The Shondells「Hanky Panky」 |
| エンディング | Aerosmith「ウォーク・ディス・ウェイ」 |
| 製作 | |
| チーフ・プロデューサー | 原司(日本テレビ) |
| プロデューサー | 宮本誠臣(日本テレビ) |
| 制作 | オフィスぼくらSION |
| 製作 | 日本テレビ |
| 放送 | |
| 音声形式 | ステレオ放送[注 1] |
| 放送国・地域 | |
| 公式サイト | |
| 1997年10月から1998年9月まで | |
| 放送期間 | 1997年10月28日 -1998年9月1日 |
| 放送時間 | 火曜 20:00 - 20:54 |
| 放送分 | 54分 |
| 1998年10月から2009年9月まで | |
| 放送期間 | 1998年10月13日 -2009年9月22日 |
| 放送時間 | 火曜 19:58 - 20:54 |
| 放送分 | 56分 |
| 2009年10月から2022年3月まで | |
| 放送期間 | 2009年10月6日 -2022年3月15日 |
| 放送時間 | 火曜 19:56 - 20:54 |
| 放送分 | 58分 |
| 2022年4月から現在 | |
| 放送期間 | 2022年4月5日 - 現在 |
| 放送時間 | 火曜 20:00 - 21:00 |
| 放送分 | 60分 |
特記事項: 以下、本文中の放送時間はすべて日本標準時(JST)。また特記のない限り、放送時間・放送期間は日本テレビ(制作局、関東広域圏)でのそれに準拠するものとする。 | |
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『踊る!さんま御殿!!』(おどるさんまごてん、英称:DANCING SANMA PALACE)は、日本テレビ系列で1997年10月28日から毎週火曜20:00 - 21:00(JST、以下略)に放送されているトークバラエティ番組。並びに司会を務める明石家さんまの冠番組。
通称は「さんま御殿」「踊る御殿」「御殿」。ハイビジョン放送(2004年10月から)、ステレオ放送[注 1]、文字多重放送[注 2]を実施している。
毎回12人前後のゲストを「さんま御殿」に招き入れ、毎回テーマとなる「ひとこと体験談」に沿った自分の身の回りで起こった出来事や過去の体験談を、主人であるさんまが指名した順に語っていくトーク番組。司会を務めるさんまは、「御殿の主人」という設定。第1回放送のゲストは奥貫薫、キャイーンの天野ひろゆき・ウド鈴木、小西克哉、しりあがり寿、寿美花代、つぶやきシロー、ナインティナインの岡村隆史・矢部浩之、中尾彬、中森友香、濱田マリ、辺見えみり、吉田照美(順不同)の14名。
ゲストの人選について番組開始当初は不特定他世代を集めていたが、2010年代以降は特定のテーマ(「神経質VSガサツ」、「バツイチVS独身」「二世芸能人」「声優特集」「私鉄沿線者vs JR沿線者」など)を基に集められることが多くなっている。
元々は、同局で放送されていた同じくさんま司会の『恋のから騒ぎ』の芸能人版というコンセプトで当番組がスタートした[注 3]。
番組タイトルについて、総監督の菅賢治によれば、立ち上げ時の会議では『踊るさんま』までは決まっていたものの、その後に続く言葉がなかなか決まらなかった。帰宅後、菅が衛星放送をザッピングしていた際、偶然『歌ふ狸御殿』が放映されているのを目にし、これをヒントに翌日の会議で『踊る!さんま御殿!!』という案を提案し、正式に決定したと語っている[1]。
さんまの意向により「恋のから騒ぎ」同様、近年のトークバラエティ番組としては珍しく、番組本編中においては出演者の発言をなぞってテロップに表示する演出や突っ込みのテロップを全く使用しておらず(予告や「今週の踊る!ヒット賞!!」に選ばれた出演者の発言、ひとこと体験談のVTR、年内最後のスペシャルでの総集編を除く)[注 4]、ゲストが話し終わった後に「ゲストが話した内容の要約」を表示するのみである。
かつてオープニングでは、その日に招待されたゲストが控え室で談笑し、そこでゲストから他のゲストに対する質問をナレーターが紹介するコーナーが設けられていたが、2007年からは廃止となり、出演者紹介から始まっている。オープニングCGからスタジオに移る際は必ず、「お願いします」と挨拶しながら「主人の部屋」からトークセットに移動するさんまの様子を映しながらその放送回に合わせた決まり文句[注 5]をナレーションして番組が開始。その回のテーマなどについてトークした後、初登場のゲストを一組ずつ紹介しながらプロフィールについてトークし、最初の「ひとこと体験談」に入る。また、「ひとこと体験談」の数は当初は1つのテーマにつき2つであったが、その後4つ→2つ→3つと推移している。エンディングでは、「○○さんのリクエストで○○をご用意しました。皆様どうかごゆっくりとお召し上がり下さい」とのナレーションが流れる中、ゲストのリクエストの料理を食べ、合間にゲストがトークの反省など一言を言う流れになっている。
2009年10月からは当番組の前に放送されている「SUPER SURPRISE」→「火曜サプライズ」が放送時間を2分短縮する関係から、19:56放送開始となった。現在は字幕放送であるが、開始当初はリアルタイム字幕放送を採用し、字幕は音声認識で表示されていた。また、さんまの声のみ黄色の字幕で表示される。2010年4月27日放送分から地上アナログ放送では画角16:9のレターボックス放送に移行した[注 6]。2021年8月10日放送分から1か月間にわたり、20:00開始の回以降と19:56開始の回と20:00開始の回が交互に放送されていていた。20:00開始の場合は制作局の日本テレビでは前番組が19:54に終了し、当番組のクロスプログラムを挟んで、19:54 - 20:00は20:54と入れ替わる形で「もうすぐさんま御殿」というミニ番組が放送される[注 7]。これに伴い後番組の「ザ!世界仰天ニュース」とステブレレス接続となる方式を試験的に導入していた。2022年4月改編で長らく実施してきたフライングスタートを廃止し、実に24年ぶり20:00放送開始に戻った。
1999年頃から人気が安定し始め、視聴率も20%を超える回が出るようになり、現在も12% - 18%で概ね好調をキープしている。2013年2月19日放送の3時間スペシャルでは他局の裏番組を大きく引き離す19.5%の高視聴率を記録した。但し開始当初は巨人戦中継、2000年代後半以降は特別番組(「ものまねグランプリ」を含む単発のほか、同時間帯のレギュラー番組の拡大版)が編成されて休止することも多く、時期によっては月一回程度の放送になることもある[注 8]。
2020年以降は新型コロナウイルス感染症対策として収録体制が変更され、入場口が無くなったため入場時のナレーションも廃止され、開始から板付きの状態となっていた。また、エンディングでゲストが食事を行うパートも廃止された。
その後、前述の2022年4月放送分からは「もうすぐさんま御殿」において入場時の演出が復活することになった。
自身も2度出演したことのある評論家の宮崎哲弥は本番組について、司会のさんまが番組中に行う「ネタふり」に対して出演者[注 9]が過敏に反応し適切な対応ができなければ2度とオファーが来ないため、極めて緊張感の高い現場であると述べている[注 10]。また自身も1度出演したことのある土屋礼央(RAG FAIR)も、司会のさんまにトークを振られた際にある程度ウケたが、後で放送を見てみるとウケたにもかかわらず完全に話した場面が全カットされ、さらっと顔出しと名前テロップだけに編集されており、ほぼ写らない状態にされていてショックだったと述べている[注 11]。その一方、後述するように本番組で結果を残したタレントはブレイクを果たすことが多いから、「オーディション番組」「若手の登竜門」と呼ばれることがある。
日本テレビの一部系列では再放送を週末昼間を中心に行っている。
2017年10月以降はスタジオの観客の笑いと拍手が多くなったが、VTR映像のみは通常通りの笑い声のみとなっている。
司会(御殿の主人)
ゲスト
再現VTR出演者
改編期には放送時間を拡大し、「踊る踊る!さんま御殿!!」(2ブロック、2時間スペシャルの場合)、「踊る踊る踊る!さんま御殿!!」(3ブロック、3時間スペシャルの場合)のタイトルで放送される。すなわち、放送時間が1時間拡大するごとに「踊る」の文字が1つ増える。スペシャルではオープニングのBGM「Hanky Panky」のイントロ部分が「踊る」の数だけ繰り返される演出が施される。年末年始に放送される4時間(または4時間半)スペシャルに関しては「超踊る!さんま御殿!!」として放送される。しかし、2019年に入ってからはスペシャルの場合、「踊る」を使用せず「○(季節)の超特大さんま御殿!!」またはタイトル改題せず、通常放送時のタイトルのまま放送される[4]。
視聴者からもテーマに沿った実際にあった出来事の投稿を募集しており、テーマの冒頭で再現ドラマを用いて発表される。採用者には賞金53,000円が贈られる。賞金の金額は番組開始時は30,000円だったが、以後50,000円→53,000円→53,500円→53,000円と変化している。これについては、番組宣伝担当者によると[5]、収録後のある日スタッフ全員で放送を楽しんで見ていると、さんまから「謝礼を少しずつ上げていったらどうなるか」と言われ、2002年1月29日まで5万円だった金額を翌週から3,000円増額、さらに4週間後には500円上乗せしていった。しかし、さすがに中途半端だという思いがあり53,000円に戻った。要するに楽屋トークから出たジョークが生んだ金額である。賞金に「3」と「5」の数字が使われているのは「さんま」と「御殿」に掛かっているとされる。
2004年春頃に放送された視聴者からの投稿の中に「ブロッコリーをサドルの代わりにした」という投稿があったが、このネタはかつて雑誌に掲載されていたことが発覚した。これ以降、番組のエンドテロップの左隅に「投稿はオリジナルのものに限ります。そうでなかった場合採用されても賞金の発送は致しません」というテロップが出るようになり、盗作防止と同時に、オリジナルかつ実際の話でなければ賞金が無効となる旨を記載している。
かつて再現VTRのエキストラとして、当時無名だったボビー・オロゴンが出演したことがあり、ボビーが2013年4月6日放送の「メレンゲの気持ち」に出演した際、「ピンクの箱!」内のコーナーにて、日本テレビに残るアーカイブ映像として放送されている。
視聴者のエピソード募集もテーマに沿ったものが常時行われており、2022年現在では、紹介は2本や不定期に3本になっている。
2020年4月からYouTubeの日テレ公式チャンネルにおいて「さんま御殿 再現VTRコレクション」として、この再現ドラマの公式配信が随時実施されている[6]。同チャンネルでは他の動画はコメント機能をオフにしているが、この再現ドラマについてはコメント機能がオンになっている。2020年3月までの放送分については本放送休止日を中心に配信される「再現VTR傑作選」にて一部が配信されている[注 17]。
その週の出演者の発言の中で、一番面白かったものを番組が選び、その発言をした出演者に「今週の踊る!ヒット賞」が与えられる。第2回放送からスタートし、田嶋陽子が受賞者第1号となった。番組のラストにその発言のリプレイシーンが流され、この時に限りそのセリフにテロップがつけられる。流れた後は「(受賞した)○○さんには何か□□な物を贈っておきます」とナレーションが流れ、その出演者に記念品が贈呈されるが、どんな物が贈られているのかは番組内では明らかにされていない(ただし、一部の出演者は他番組やブログなどにおいて、贈られてきたものを明かしている)。
記念品は基本的に賞状とセットでの贈呈となっており、賞状の内容は以下の通り。
|
| 放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | ネット状況 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 関東広域圏 | 日本テレビ(NTV) | 日本テレビ系列 | 火曜 20:00 - 21:00 | 制作局 | |
| 北海道 | 札幌テレビ(STV) | 同時ネット | |||
| 青森県 | 青森放送(RAB) | ||||
| 岩手県 | テレビ岩手(TVI) | ||||
| 宮城県 | ミヤギテレビ(MMT) | ||||
| 秋田県 | 秋田放送(ABS) | ||||
| 山形県 | 山形放送(YBC) | ||||
| 福島県 | 福島中央テレビ(FCT) | ||||
| 山梨県 | 山梨放送(YBS) | ||||
| 新潟県 | テレビ新潟(TeNY) | ||||
| 長野県 | テレビ信州(TSB) | ||||
| 静岡県 | 静岡第一テレビ(SDT) | ||||
| 富山県 | 北日本放送(KNB) | ||||
| 石川県 | テレビ金沢(KTK) | ||||
| 福井県 | 福井放送(FBC)[注 31] | ||||
| 中京広域圏 | 中京テレビ(CTV) | ||||
| 近畿広域圏 | 読売テレビ(ytv) | ||||
| 鳥取県・島根県 | 日本海テレビ(NKT) | ||||
| 広島県 | 広島テレビ(HTV) | ||||
| 山口県 | 山口放送(KRY) | ||||
| 徳島県 | 四国放送(JRT) | ||||
| 香川県・岡山県 | 西日本放送(RNC) | ||||
| 愛媛県 | 南海放送(RNB) | ||||
| 高知県 | 高知放送(RKC) | ||||
| 福岡県 | 福岡放送(FBS) | ||||
| 長崎県 | 長崎国際テレビ(NIB) | ||||
| 熊本県 | くまもと県民テレビ(KKT) | ||||
| 鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ(KYT) | ||||
| 大分県 | テレビ大分(TOS) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | 日曜 13:55 - 14:55 | 遅れネット | [注 32] |
| 沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) | フジテレビ系列 | 土曜 13:00 - 14:00 | [注 33] | |
| 宮古テレビ(MTV) | ケーブルテレビ | 木曜 20:00 - 21:00 | [注 34] | ||
| 期間 | 放送時間(JST) | |
|---|---|---|
| 1997.10 | 1998.9 | 火曜 20:00 - 20:54(54分) |
| 1998.10 | 2009.9 | 火曜 19:58 - 20:54(56分) |
| 2009.10 | 2022.3 | 火曜 19:56 - 20:54(58分) |
| 2022.4 | 現在 | 火曜 20:00 - 21:00(60分) |
| 日本テレビ火曜 19:54 - 19:56 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
日テレ+・まもなく御殿 [ここから日本テレビ制作] [ここからローカルセールス枠] | - | |
| 日本テレビ火曜 19:56 - 19:58 | ||
踊る!さんま御殿!! [ここまでネットワークセールス枠] ↓ 日テレ+・まもなく御殿 [ここからローカルセールス枠] | - | |
| 日本テレビ火曜 19:58 - 20:00 | ||
踊る!さんま御殿!! [ここまでネットワークセールス枠] ↓ 日テレ+・まもなく御殿 [ここからローカルセールス枠] | - | |
| 日本テレビ火曜20時台 | ||
火曜デラックス'97 ※19:00 - 20:54 | 踊る!さんま御殿!! | - |
| 日本テレビ火曜 20:54 - 21:00 | ||
ZERO MINUTE (後期) | 日テレ+・まだまだ踊る!さんま御殿!! ↓ 踊る!さんま御殿!! | - |
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