舘川 範雄(たてかわ のりお、1966年9月19日 - )は、日本の放送作家。浅井企画所属。愛称はタッチー、タテノリなど。
高校生の時、『ザ・欽グルスショー』(TBSラジオ)からコサキンの番組にはがき投稿を始める。大学は東洋大学に進学。大学生時代、『スーパーギャング・コサキン無理矢理100%』の1986年頃の当時は7割という高採用率を誇った[1]。そのようなことからスタッフに誘われ、1987年4月に『コサキン無理矢理100%』と『TOKYOベストヒット』(ニッポン放送)の本番に呼ばれる形で作家としてデビューした。しかしすぐにはブースの中には入れてもらえず、台本の書き方もわからないのでまずは『ゴミ箱から拾った先輩の原稿のコピーを真似して書いていた』状態だったという[2]。
その後コサキンのラジオ番組で先輩作家の鶴間政行、舘川と同じくリスナーから放送作家になった有川周一、楠野一郎とあわせて『アタック隊』(4人の名前の頭文字をとった名前)とリスナーから呼ばれていた(楠野は1995年にコサキンから離れた)。現在もその『コサキンDEワァオ!』の他、テレビ、ラジオで多くの番組の構成を担当。ラジオでは奥居香、谷村有美、TM NETWORKらアーティスト、ミュージシャンの番組の担当となった他、テレビでも音楽番組を担当している。
コサキンのラジオ番組では有川、楠野と共に時々リスナーの投稿ネタにもされている[3]。『コサキンコント劇場』のコーナーでは小堺一機、関根勤の二人のコントの台本を手掛ける(関根のユニ、ユニのセリフが印象的な「ユニーク関根のユニークモーニング」など)[4]。挨拶と笑い声以外ではあまり話さず裏方に徹する。二人からファッションセンスが良く、かっこいいと言われることをからかわれている[5]他、過去に女性からひどい扱いをされた事で恋愛に消極的になってしまい、これをネタにされたこともある[6]。
番組の構成だけでなく、『カンコンキンシアター』や、『小堺一機のコミック君』、ホンジャマカ、キャイ〜ン、あさりど、国分太一『地球ゴージャス』の脚本の執筆、または演出も務めている。
2013年4月1日、カンコンキンシアター女優の中村英香と入籍。
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