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樫山文枝

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(2021年9月)
かしやま ふみえ
樫山 文枝
樫山 文枝
映画情報』1966年10月号より。
本名綿引 文枝(旧姓:樫山)
生年月日 (1941-08-13)1941年8月13日(84歳)
出生地日本の旗日本東京府北多摩郡武蔵野町吉祥寺
(現:東京都武蔵野市吉祥寺)
職業女優
ジャンルテレビドラマ
活動期間1960年代 -
配偶者綿引勝彦
著名な家族樫山欽四郎(父)
事務所劇団民藝
主な作品
テレビドラマ
おはなはん
3年B組金八先生』(第3シリーズ)
映画
男はつらいよ 葛飾立志篇
子どものころ戦争があった
受賞
ゴールデン・アロー賞特別賞(1966年)
文化庁芸術祭賞優秀賞(1973年)
紀伊國屋演劇賞個人賞(2008年)
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樫山 文枝(かしやま ふみえ、1941年昭和16年〉8月13日[1] - )は、日本女優である。劇団民藝所属。本名は綿引 文枝(わたびき ふみえ、旧姓:樫山)。夫は俳優の綿引勝彦[1]

1966年 NHK連続テレビ小説『おはなはん』の演技でゴールデン・アロー賞特別賞、ラジオ・テレビ゙記者会賞個人賞受賞。舞台では2008年に『海霧』の演技で第43回紀伊國屋演劇賞個人賞 受賞。テレビドラマ、映画、舞台などで活躍するほか、ナレーションや朗読の仕事でも知られる。

来歴・人物

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1967年の東京都知事選挙の選挙戦最終日。美濃部亮吉への投票を呼び掛ける樫山[2]

東京府北多摩郡武蔵野町吉祥寺(現:東京都武蔵野市吉祥寺)生まれ[1]。父親は早稲田大学教授・同野球部長を歴任し、ヘーゲルの研究者として著名な樫山欽四郎。両親とも長野県小諸市の出身[3]。大手アパレルメーカーのオンワード樫山(法人としては、現:オンワードホールディングス)創業者・樫山純三伯父にあたる[3]

1960年東京文化高等学校卒業。俳優座養成所第12期、劇団民藝俳優教室入所の後、劇団民藝入団。

1966年4月から1年間放送された連続テレビ小説おはなはん』の主役に抜擢、いわゆる女性の一代記モノで18歳から84歳までを1人で演じきったことで茶の間の人気を得た[4]。『朝日新聞2010年9月25日付の「beランキング 心に残る朝ドラヒロイン」アンケート結果では第1位であった。

1967年4月に行われた東京都知事選挙では社会党・共産党推薦の美濃部亮吉を応援。ポスターのモデルを引き受け[5]、街頭演説も行った。

1971年4月に行われた東京都知事選挙でも美濃部を応援。選挙公報に記された支持者一覧に名を連ねた[6]

出演作品

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テレビドラマ

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映画

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CM

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  • 明治 メイバランス「男はつらいよ」篇(2024年11月 - ) - 映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」(1975年)での、筧礼子(樫山)を取り巻く車一家の談笑シーンが用いられている。

イメージキャラクター

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ナレーション・朗読

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舞台

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  • かもめ
  • 帰れ、いとしのシーバ
  • 冬の花 ヒロシマのこころ
  • きぬという道連れ
  • かの子かんのん
  • 放浪記(2003年) - 日夏京子 役
ほか「劇団民藝」の舞台を中心に多数。
民藝の舞台[10]
  • うちのお姉さん(1967年) - リーダ 役
  • ヴェニスの商人1968年) - ポーシャ 役
  • 斬られの仙太(1968年) - お妙 役
  • かもめ(1969年) - ニーナ・ミハーイロヴナ・ザレーチナヤ 役
  • もう一人のヒト(1970年) - 彰子女王 役
  • アンネの日記1970年) - アンネ・フランク 役
  • 銀河鉄道の恋人たち(1971年) - とし江 役
  • 三人姉妹1972年) - イリーナ 役 ※ 1973年文化庁芸術祭賞優秀賞
  • きぬという道連れ(1974年) - きぬ 役
  • 才能とパトロン(1974年) - アレクサンドラ・ニコラエヴナ・ネギナ 役
  • リリオム1976年) - ユリ 役
  • ジェイン・エア1977年) - ジェイン・エア 役
  • 山脈(1978年) - とし子 役
  • 夜明け前 第一部(1980年)・第二部(1981年) - お民 役
  • わたしは生きたい ラインの監視(1983年) - サラ・ミューラー 役
  • 白夜(1984年) - 彼女 役
  • 人形の家1986年) - ノーラ・ヘルメル 役
  • 夏・南方のローマンス 神と人のあいだII(1987年) - 女A 役
  • クラクションを吹きならせ!(1987年) - ローザ・ベラルディ 役
  • 雨(1988年) - サディ・トムソン 役
  • 天使との二〇分(1989年) - マリーナ 役
  • エマ 自由よ、アメリカに咲いた赤い花(1990年) - エマ・ゴールドマン 役
  • どん底1990年) - ナースチャ 役
  • ルナサの祭りの日に(1993年) - マギー 役
  • おはなはん1994年) - はな 役
  • 私を忘れないで(1995年) - 原田富美子 役
  • 研師源六(1995年) - おせん 役
  • 帯に短し…くちなし幻想(1996年) - 千代 役
  • 根岸庵律女(1998年) - 衣川登代 役
  • 二人だけの舞踏会(1999年) - 利加 役
  • かの子かんのん(2000年) - 岡本かの子 役
  • 静かな落日ー広津家三代ー(2001年) - 広津桃子 役
  • 海の夫人(2002年) - エリーダ 役
  • モンゴル帰りの翁(2003年) - 須藤香苗 役
  • マツモト・シスターズ(2004年) - グレース 役
  • スポイルズ・オブ・ウォー そして得たもの(2004年) - エリーズ 役
  • 火山灰地 第一部・第二部(2005年) - 雨宮照子 役
  • 待てば海路の…(2006年) - 鈴屋登美 役
  • 喜劇の殿さん(2006年) - 遠野まよ 役
  • 林の中のナポリ(2007年) - 小野寺直子 役
  • 坐漁荘の人びと(2007年) - 矢祭ぎん 役
  • 海霧(2008年) - さよ 役
  • 来年こそは(2009年) - ヘレン・パービス 役
  • 十二月 下宿屋「四丁目ハウス」(2010年) - 朽木夫人 役
  • 帰れ、いとしのシーバ(2011年) - ローラ 役
  • 冬の花 ヒロシマのこころ(2012年) - 公枝 役
  • 集金旅行(2013年・2016年) - 七番さん 役
  • ミツバチとさくら(2024年) - 松永邦子 役[11]
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音楽作品

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脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^公式サイトでは「ナレーター」表記[9]

出典

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  1. ^abc樫山文枝KINENOTE
  2. ^前衛』1967年6月号、日本共産党中央委員会。
  3. ^ab木村隆『この母ありて』91頁、青蛙房、2010年
  4. ^世相風俗観察会『現代世相風俗史年表:1945-2008』河出書房新社、2009年3月、139頁。ISBN 9784309225043 
  5. ^『朝日新聞』1967年4月10日付朝刊、14頁、「政治づく文化・芸能人 候補なみに多忙」。
  6. ^地方選挙の記録 昭和46年4月執行』東京都選挙管理委員会、1971年11月30日、153–155頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12250345 
  7. ^長崎発 地域ドラマ かんざらしに恋して”. NHKオンライン. NHK. 2019年2月9日閲覧。
  8. ^岸井ゆきの、松山ケンイチのドラマ「お別れホスピタル」新キャストが明らかに療養病棟が舞台の「お別れホスピタル」ドラマ化、岸井ゆきの・松山ケンイチが出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年1月15日). 2024年1月15日閲覧。
  9. ^abフランダースの犬〜ぼくのパトラッシュ〜”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月17日閲覧。
  10. ^劇団民藝『劇団民藝の記録 1950-2000』2002年
  11. ^母の老後を心配する4人の娘たちは…劇団民藝がふたくちつよしの家族劇「ミツバチとさくら」上演”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年9月6日). 2024年9月7日閲覧。

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