小杉 イ子(こすぎ イね、1884年(明治17年)11月12日[1] -1964年(昭和39年)1月6日[2][3])は、日本の看護師、助産師、政治家。参議院議員(1期)。
宮崎県[2][4]、のちの都城市で小杉重二の娘として生まれる[5]。1905年、大阪の梅花女学校を卒業[2][3][4][5]。1913年、大阪の緒方病院に就職し会計課に配属され、のち同院産婆看護婦養成所監督を務めた[2][3][4][5]。産婆看護婦試験に合格し、1917年、常盤看護婦会を立ち上げた[5]。その後、大阪梅花女子専門学校評議員、神戸市技手補、市民神戸病院看護婦長・風紀取締、川西航空機補導課教育係寮母などを務めた[2][3][4][5]。
戦後、1947年4月、第1回参議院議員通常選挙に全国区から出馬して当選(任期3年)し、その後、緑風会に所属して参議院議員を1期務め[3]、女性の地位向上に尽力した[4]。
1964年1月6日死去、79歳。死没日をもって勲四等瑞宝章追贈、従五位に叙される[6]。