ミンククジラ (Balaenoptera acutorostrata )は、ナガスクジラ科 ナガスクジラ属に属するヒゲクジラ の一種である。
骨格 陸上動物のミンク との関連は無く、名前 の由来は19世紀 にこの鯨種をシロナガスクジラ と誤認したマインケ(Meincke)というノルウェー 人の鯨取りの名が訛ったものではないかとされており、マインケが誤認を他の鯨取りから冗談 交じりに揶揄 されたことによる命名 だと思われる。
なお、英語 の「minke whale 」は「ミンキー・ホエール」と発音 する。
和名 については、イワシクジラ にちなんだ「コイワシクジラ (小鰯鯨)」とも呼ばれる場合があるが、イワシクジラ と特に近縁という訳ではなく、日本語 でも「ミンククジラ」の方が現在では多用されている。日本列島 において本種を「種」として認識してきたのは和人 よりもアイヌ であるとされ、本種に該当する可能性があるアイヌ語 の呼称が噴火湾 の一帯などに複数存在していた[ 2] 。
本種はかつてはクロミンククジラ と単一の種「Balaenoptera acutorostrata 」とされたうえで、生息する海域によって北半球のオホーツク海 ‐西太平洋 系群などに分けられていた。
現在ではこれらは別種とされ、既存学名を引き継いだ北半球の「B. acutorostrata 」は英名では「Common Minke Whale [ 注釈 1] 」とされる。
また、北半球の「B. acutorostrata 」については、「キタタイセイヨウミンククジラ[ 注釈 2] 」と「キタタイヘイヨウミンククジラ[ 注釈 3] 」の2亜種に分けられることがある。
さらに、南半球に確認された矮小型の「ドワーフ ミンククジラ[ 注釈 4] 」を加えた3亜種[ 注釈 5] とされることもある。
主だった分布(これら以外の海域や淡水域にも到達することもある) ミンククジラは他のヒゲクジラ同様、高緯度海域の摂食域と低緯度海域の繁殖域の間での長距離の回遊 を行うが、一部の個体は北極海 付近や富山湾 や黄海 など、餌が豊富な海域に通年滞在する可能性がある[ 3] 。また、例外的に南極海 で越冬するミンククジラもいるが、これがどの亜種かは不明である[ 4] 。
分布も広く、沿岸部や浅瀬 にもよく見られ、瀬戸内海 やバルト海 の様な陸地に囲まれた海域に入る事も散見され[ 3] 、中には黒海 やモントリオール に到達した事例もそれぞれ複数存在する[ 5] [ 6] 。しかし、本種もドワーフミンククジラもクロミンククジラ も、決して全ての沿岸域に普遍的に見られるわけではなく、たとえば地中海 に入ることは少なく、北半球 と南半球 共に温帯や亜熱帯や熱帯の沿岸域で普遍的に確認される地域は上記のグレートバリアリーフ の様に限定的であるなど、回遊 自体が少ない海域も数多い。概して、比較的に観察が多いのは、極海から亜寒帯 にかけての比較的に寒い海域や温帯 の一部である[ 7] 。
ヒトと比較した大きさ ミンククジラは、現生のヒゲクジラ亜目の中ではコセミクジラ に次いで2番目に小さい鯨種である。
成獣ではオスで平均体長6.9メートル 、メスで7.4メートル、報告された最大の数字はそれぞれ10.7メートルと9.8メートルである。成獣の体重は平均して7トン から8トンの範囲となり、最大で9.2トンに達する。誕生時の体長は2から2.8メートルとされる[ 8] 。
例えばセミクジラ属 やザトウクジラ の様に外見的な要素で個体差が大きいわけではないために個体識別はより困難であるが、明るい日光の下で鮮明に撮影された際には背部の色の違いが明瞭になる事が判明し、調査用の個体識別に利用されている[ 8] 。
ミンククジラ2種は、1960年代の南極海 での試験操業で確認されるまでは同一の種とみなされており[ 9] 、極端な違いはみられない。(ナミ)ミンククジラの手鰭 には白い模様があるが、クロミンククジラの手鰭に模様はなく、それが顕著な外観の違いとされる。遺伝子レベルで(ナミ)ミンククジラに近いとされるドワーフミンククジラは、外見でも手鰭に白い模様がみられる。
なお、ダルマザメ と分布が重複する海域の個体にはダルマザメによる噛跡が体表に見られる場合がある[ 2] 。
ブリーチング (ステルワーゲンバンク国立海洋保護区 )水中のドワーフミンククジラ(グレートバリアリーフ ) 体は小さいが遊泳速度は現生のヒゲクジラ 類でもかなり速い部類であり、時速30km/hに達することもある[ 10] 。頻度は多くないが、ブリーチング・ヘッドスラップ(ジャンプ)やスパイホッピングなどの海面行動(英語版 )を行い、ナガスクジラ科 においてこれらの行動を行う頻度はニタリクジラ やカツオクジラ と共に、ザトウクジラ に次いで多い。ただし、テイルスラッピングやペックスラッピングなどの行動は行わず、潜水時に尾びれを持ち上げる(フルークアップ)事もない。
体が小さくて派手な行動を見せる事も少ないが、沿岸でもよく見られ、好奇心が強く、(捕鯨による影響を受けていない場合は)人間や船舶に近づき、人間を観察しようとする事も少なくないため、ホエールウォッチング の対象とされる事も多く、例えばオーストラリア のグレートバリアリーフ では、ドワーフミンククジラと共に遊泳するツアーが人気である[ 10] 。グレートバリアリーフの他にもセントローレンス湾 やアイスランド 周辺では人懐っこい個体も比較的に多いとされているが、アイスランド周辺ではホエールウォッチング船に接近する人懐っこさを利用した捕殺が行われたり、捕鯨船によってクジラが海域から追い払われたり、ホエールウォッチングの最中に観光客の眼前で捕鯨が行われるなどの軋轢が生じてきた[ 8] 。
通常は単独生活、または一時的に2から3頭ほどの小さな群れ(ポッド )を形成するが、時にはこれよりも大きなグループが見られる事もある[ 8] 。妊娠期間は10か月程度であり[ 10] 、生後5か月ほどは哺乳によって成長する。日本海 や東シナ海 などに分布する絶滅危惧 の「J-Stock 」は、夏に繁殖・出産をするという極めて特異な性質を持つとされている[ 11] 。
自然界における平均的な寿命は50-60年程度と考えられている[ 10] 。
群集性の小魚[ 注釈 6] を主な餌とするが、コダラ やツノザメ などのより大きな魚種を捕食することもある。個体ごとに採餌に応じた回遊 経路などが存在し、採餌のために毎年同じ地域や海域に出現する事も判明している[ 8] 。
発声に関しては、本種を含むザトウクジラ 以外のナガスクジラ科 は100ヘルツ以下の音域 で鳴くが、これはその他のヒゲクジラ類[ 注釈 7] の1500ヘルツ以上という音域と明確に異なる。本種側(「flight species」)はその他(「fight species」)と対照的に、シャチ に襲撃された際に戦って抵抗するのではなく逃走する傾向が強く、両グループの発声音域の差異もシャチへの対策の違いとして生まれた可能性がある[ 12] 。また、少なくともミンククジラ、ザトウクジラ、イワシクジラ は無呼吸下での発声が可能とされている[ 13] 。
主な天敵は(海獣食性の)シャチ 、大型のサメ 、人間 であるが、ザトウクジラ がミンククジラをシャチから救助した事例も存在する[ 14] 。また、ミンククジラもナガスクジラ やイワシクジラ や魚食性のシャチなどの他の鯨種と行動を共にする事例も見られる[ 8] [ 15] 。
ホエールウォッチング 中の人間を観察する個体(スピッツベルゲン島 )ミンククジラの生息数は、国際捕鯨委員会 (IWC)によると、南半球における1985-90年の調査でクロミンククジラ は72万頭程度[ 16] とされていたが、1992年-2003年の調査では51.5万頭程度まで減少している[ 16] 。
北西太平洋とオホーツク海では1989-90年の調査で2.5万頭程度、北大西洋 中部及び北東部については、2002年 から2007年 の調査によると8.1万頭程度と推定されている[ 16] 。IWCのHitter・Fitterプログラムにより北西太平洋のミンククジラの資源量は比較的高位状況にあり近年増加傾向にあると分析されている[ 17] 。ただし、IWCによる北西太平洋とオホーツク海 の生息数推定については、日本の研究機関は過少な推定値と主張している[ 18] 。
しかし一方で、日本哺乳類学会 は生存数が1,500頭前後と推測される[ 11] 、日本海 ・黄海 ・渤海 ・東シナ海 などに分布する「J-stock 」の保護を提言しており[ 19] 、国際自然保護連合 もJ-stockの商業捕鯨に重大な懸念 を示している[ 11] 。
アイスランド は主要な捕鯨継続国の一つであるにもかかわらず、2007年 に同国の海洋研究所はミンククジラが「2001年 以降に激減した 」という調査結果を発表した[ 20] 。グリーンランド 西方海域については、2007年の調査では1.7万頭と推定されている[ 16] 。
日本列島 において、古来からの鯨類と人間の関係は決して捕鯨に限定されていたわけではなく、クジラを神聖視して捕鯨を禁止する風潮も強かった とされている。
本種およびクロミンククジラ も「ボン条約 」の保護対象種に指定されている[ 21] が、クロミンククジラは近年まで日本による「調査捕鯨」の対象になっており、北半球のミンククジラは現在もいくつかの国々による商業捕鯨 の対象となっている。
小松正之 が2001年に「(本種やクロミンククジラ は)海のゴキブリである」という旨の発言をしたことにより、本種をはじめとする鯨類 による「害獣論 」を支持する風潮が見られる様になるなど捕鯨論争が拡大した[ 22] 。しかし、この「鯨食害論 」の理論的正当性については国内外から様々な批判を受けており [ 注釈 8] 、2009年6月の国際捕鯨委員会 の年次会合にて、当時の日本政府代表代理(森下丈二水産庁 参事官)が鯨類による漁業被害(害獣論)を撤回 している[ 24] 。また、捕鯨を中心とした人間の活動によって大型鯨類の個体数が激減したことが海洋生態系の生産力に悪影響を与えた可能性も指摘されている[ 25] [ 26] 。捕鯨問題#益獣論 も参照。
日本では主に戦後以降に獲られ、1985年の商業捕鯨モラトリアム以降では、ノルウェーによる商業捕鯨 と日本による調査捕鯨 、グリーンランド先住民による生存捕鯨の3形態を中心に捕獲が行われている。IWCの統計によると、2007年には、ノルウェーが商業捕鯨として北大西洋で597頭[ 27] 、日本が調査捕鯨として759頭[ 28] 、アイスランドが北大西洋で商業捕鯨6頭[ 27] と調査捕鯨39頭[ 28] 、デンマーク 領グリーンランドの先住民が169頭(うち西部167頭・東部2頭)を捕獲した[ 29] 。
2019年7月の日本の商業捕鯨再開に際し、水産庁 が設定したミンククジラの年間捕獲枠は171頭となっており[ 30] 、引き続き捕獲対象となる。しかし、上記の通り、「J-Stock 」が捕獲される可能性が重大な懸念要素として挙げられており、これまでも数多くの「J-Stock」由来の個体が捕獲されてきた可能性がある[ 11] [ 19] 。この他にも、アイヌ民族 の一部が提唱してきた生存捕鯨の実現も、日本が2018年に国際捕鯨委員会 を脱退したことで難しくなった可能性も指摘されているが、アイヌ自体は考古学 上の観点から積極的な捕鯨を行ってこなかった可能性もある[ 2] 。
アイスランド では、鯨肉の需要自体の減少、捕鯨業者の減少、アニマルライツ の観点やホエールウォッチング の需要の増加などから、捕鯨自体の撤廃も討議されてきた[ 31] 。2024年12月、独立党 から捕鯨反対の立場を示す野党・社会民主同盟へと政権交代が行われるのに際して、ビャルニ・ベネディクッツォン が退陣直前に急遽ミンクククジラとナガスクジラ の2029年までの捕獲枠を発行し、動物愛護団体 などが(ベネディクッツォンの決定権の有無の観点も含め)この捕獲許可の中止のための署名運動を開始したなど物議を醸している[ 32] 。
ドワーフミンククジラは日本の調査捕鯨 の研究調査により、亜種に分類され、以後捕獲対象から外されている[ 33] 。
日本と韓国 は、定置網 で偶然に混獲 されたミンククジラの食用などへの利用も許可しており、日本では年間100頭ほどが水揚げされている。しかし、日本でも韓国でも、「混獲 」という状況を利用して意図的に捕獲する疑似的な捕鯨が横行する懸念が指摘されてきた[ 34] 。上記の「J-Stock」も混獲の犠牲になる可能性が高い[ 19] 。2010年代から韓国政府は本種を対象とした密猟の積極的な摘発を開始し[ 35] 、2021年には鯨類福祉の向上政策の一環[ 注釈 9] としてミンククジラを法的に保護して混獲 も含めた肉の流通の禁止を宣言したが、蔚山広域市 の長生浦の食品業界の関係者など一部の住民が抗議をしている[ 39] 。
アラスカ では本種とザトウクジラ が、原住民による「生存捕鯨」によって無許可で捕獲されていたことも判明している[ 40] 。
なお、ミンククジラに限らず鯨類は概して高次捕食者であるために環境汚染 に由来する汚染物質が体内に蓄積されやすく、地球温暖化 などによる生息環境の悪化による生態への影響も懸念されている。北太平洋のミンククジラにも、20%のオスの精巣 に異常が発生している可能性があるとされており、また汚染物質の影響から一部の皮質が食料に不適切であるために流通されていない[ 19] 。
上記の通り、生息数が多い地域ではホエールウォッチング の対象とされる事も少なくなく、オーストラリア のグレートバリアリーフ はミンククジラ(ドワーフ種)と共に遊泳する事ができる唯一の海域として知られている[ 10] 。日本列島 では、主に北海道 周辺の各地とくに知床半島 や網走 や室蘭 (噴火湾 )で商業的なホエールウォッチングの対象になっており、それら以外でもほぼ全域の沿岸[ 注釈 10] に出現するが、北海道周辺以外の場所ではツアー中に偶発的に観察される場合があるものの主立ったホエールウォッチングの対象にはなっておらず、たとえば津軽海峡 を利用する個体の一部がカマイルカ のウォッチングで知られる陸奥湾 にて観察されたり[ 41] [ 42] 、ウォッチングツアー中に偶発的に目撃される程度である。
なお、日本 やアイスランド の様な捕鯨国では、商業捕鯨によってウォッチング業に支障が出る可能性もあり、すでに室蘭 (噴火湾 )[ 43] [ 44] や陸奥湾 [ 45] や網走 でのツアー中の目撃や捕獲自体も顕著に減少しており[ 46] [ 47] 、目撃の減少は知床半島 のウォッチング業でも発生している[ 48] 。アイスランドでは、上記の通りにホエールウォッチングの需要やアニマルライツ の観点の向上などから捕鯨の撤廃への動きも見られるが[ 31] [ 32] 、ツアーの眼前で捕鯨が行われたり、捕鯨によってクジラが海域から追い払われたり、ホエールウォッチング船に近づく人懐っこさを利用した捕鯨が行われるなどの諸問題が発生し、観光業者などからの多数の苦情がアイスランド政府に寄せられたために政府は沿岸域をホエールウォッチング用に、遠洋域を捕鯨用に指定したが、それ以降も沿岸域や隣接する海域で捕鯨が行われてきた[ 8] 。
ミンククジラとコククジラ とライスクジラ(英語版 )は、ヒゲクジラ類で飼育記録が存在する稀有な種類であり[ 49] 、ミンククジラの場合は、同程度の大きさの鯨種であるシャチ の飼育に使われるような、大型の飼育施設が必要となる。
過去には日本の伊豆・三津シーパラダイス において、1938年、1954年5月、1955年11月に飼育した実績があり、1955年の例では37日間の飼育の後に逃亡されている[ 50] 。伊豆・三津シーパラダイスは1982年にも、保護個体を短期間飼育している[ 51] 。
現在は、ミンククジラを飼育している施設は存在しないが、和歌山県太地町にて『森浦湾くじらの海 』という本種をふくむ飼育展示プロジェクトが企画されたこともある。
ウィキメディア・コモンズには、
ミンククジラ に関連するカテゴリがあります。
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Balaenoptera acutorostrata