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タッチラグビー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

タッチラグビー (英語:Touch Rugby) は、ラグビーで用いられるタックルの代わりに、手で相手に軽く触れる(タッチ)ルールを採用し、安全性を高めたラグビーの一形態。主に競技スポーツとしての「タッチ(Touch)」と、レクリエーションやトレーニング用の「タッチラグビー(Touch Rugby)」があり、競技ルールに違いがある。

1960年代オーストラリアラグビーリーグ選手のウォームアップ用として始められたとされ、簡単な競技方法から、次第に競技人口が拡大して行った。現在、オーストラリア(現地では主に「タッチ・フッティ (Touch Footy) 」と呼ばれている)、ニュージーランドを始め、アメリカカナダ欧州各国等で広く競技されている。日本では1989年、口元周策により紹介された。Mixed, Mens, Womens, Over30等のディビジョンに分けられ主に試合が開催される。また、サッカー等と同様に4年に1度World Cupが開催される。2003年のWorld Cupは日本(埼玉県熊谷市)で行なわれ、Mixed openで第3位に輝いた。また全国各地でタッチラグビーの公式試合がある。「JAPANカップ」、「関西大会」、「関東大会」、「学生選手権」など多数開催されている。基本的には社会人チームと学生チームが交ざって試合をしている。

通常のラグビーチームでも、ウォームアップ等の練習の一環としてこのようなルールで行われることも多く、広く親しまれている。

競技方法

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  • 1チームの人数は6人(登録可能なのは1チーム14人)で選手の交代はいつでも何度でも可能。
  • 試合開始は「タップ」による。これは地面に置かれたボールを軽く蹴り、両手で拾う。
  • タックルの代わりにタッチ片手または両手でボールキャリアの体に触れること。最小限の力で行う。強く押したり危険な行為とみなされると、反則になる)を使う。6回タッチされると攻守が交替となる。
  • タッチされた後は、ボールを地面に置き、背後の『アクティングハーフ』、『ダミーハーフ』または単に『ハーフ』と呼ばれるプレイヤー(誰がなってもよい)へ足で転がすか、ボールをまたぐ「ロールボール」で試合を再開する。
  • 相手側スコアライン(ゴールラインに相当)を越えて、タッチダウンゾーンにボールを持ち込むと『タッチダウン』として1点を得る。
  • ハーフ(ロールボールを拾う人)が、タッチをされると、「ハーフタッチ」となり、相手に攻撃権が渡る。なおこのとき、ロールボールの状態から始めなければいけない。
  • ハーフがタッチダウンすることは許されていない。
  • タッチされた地点から前進して、ボールを置く(ロールする)と、「オフ・ザ・マーク」となり、相手に攻撃権が渡る。このとき、「タップ」で始めなければいけない。
  • ボールを地面に落としてしまうと(ノックオンとは異なる)、「ボール・トゥ・グラウンド」となり、相手に攻撃権が渡る。ハーフタッチのときと同様、ロールボールの状態から始める。

詳細ルール

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ジャパンタッチ協会「試合ルール詳細」より

ロールボールによる攻守交替スタートは、以下の場合に行われる。
  1. プレー中にボールを落としてしまった場合
  2. ハーフがタッチダウンゾーンにボールを付けてしまった場合
  3. 6回目のタッチが行われた場合
  4. ボールを持っているプレーヤーがグラウンド外に出たり、サイドラインを踏んだ場合
  5. タップを正確に行わなかった場合
  6. ロールボールを正確に行わなかった場合
タップによる攻守交替スタートは、以下の場合に行われる。
  1. フォワード・パス(前方にボールをパスする)
  2. タッチ・アンド・パス(タッチ成立後に味方チームにパスする)
  3. オフ・ザ・マーク(タッチが行われた位置を越えてロールボールする)
  4. オフサイド(守備側チームのプレーヤーが、ロールボール時に5m以上、タップ時には10m以上後退しないで、攻撃側チームのプレーヤーに働きかける)
  5. 遅滞プレー(ゲームの進行を妨げる行為をする)
  6. 7人以上のプレーヤーが同時にグラウンド内に入る
  7. 交代違反(オフサイド位置で交代したり、ミックスゲームで男女の人数比を間違える、など)
  8. クレーム・タッチ(タッチしていないのにタッチしたと主張)
  9. 力まかせにタッチする
  10. 不品行・不行跡

関連項目

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外部リンク

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